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7年目の誘惑(31)

 『ぅぅぅ・・』
 「これが最後・・・中だしOK?」
 『・・・・・』
 香織は答えない。
 『・・・・』
 『・・・・・・』
 『・・・・・・・・』
 時間にすればほんの数分の逡巡だったが、香織には長いためらいの時間だった。
 しかし、火照ったカラダ、小さなアクメを何度も味わったカラダは、香織の意思を無視しようとしている。
 必死になだめていた意思も一郎が一転して、膣中深く挿入した事によって崩れた。
 『あぁぁああぁああぁ』
 長い呻き声の後、ついに堕ちた。
 『・・・・して・・・だして・・・ください・・あなたの精子・・ください。』
 おもむろに膣口まで引かれた男根が最深部まで抽送され、スピードを上げる。
 きざしきっていた香織はたまらず、数度の抽送でアクメを迎えた。
 これまでよりも大きな波に翻弄され、カラダが宙に浮いたような感覚が支配する。
 何も見えず何も聞こえず、ただカラダだけが揺さぶられていた。
 『あぁぁ・・・』 
 もはや逝くと言う言葉さえ発することが出来ない。
 ただ女の生臭い呻きだけが、喉から搾り出されただけだった。
 
 香織が意識を取り戻したのは、股間にドロッとした粘液が滴り落ちる気色の悪い感触と、ドクッドクッっと膣壁が鼓動する度に何かを押し出している感覚だった。
 (・・・生理?・・・経血?・・違う!・・あぁ・・一郎の・・精液・・・わたし・・中だしされちゃったんだ・・・今日は・・・きっと・・赤ちゃんできちゃう・・どうしよう・・こんな事になるなんて・・・健一さん、ゴメン・・ごめんネ・・)
 香織は女の勘で一番受精しやすい日が今日だと悟った。

 旅行前ピルを処方してもらっていたが、副作用で吐き気が続いていた。
 低用量ピルであっても副作用が完全に無くなる訳でもなく、初めて服用する香織は服用開始から吐き気が続いていたので、3週間我慢できなかった。
 ピルの使い方は3週間服用を続けて、止めてから3~4日で生理になり、生理が来たらその5日後にまた服用を開始すると言うサイクルで避妊する。医師の説明ではそう言う物であった。
 服用中は妊娠している時と同じ状態になるので、妊娠しないそうだ。
 ところが途中で止めてしまったため、生理の周期が狂い、今日が一番妊娠しやすい日になってしまったのだ。
 (どうしよう・・・取り返しの付かない事をしてしまった。・・・夫以外の子種で・・どうしよう・・)
 香織は泣き出してしまった。
 今更ながら自分がしたことに後悔し、怯え絶望し、泣いていた。


7年目の誘惑(30)

 一郎の上半身が背中に覆い被さってきた。そして両手で後ろから乳房を鷲摑みにされた。
 右乳は手のひらと指で揉まれ、左乳は乳首を親指と人差し指でコリコリされる。
 時に優しく時にキツク弄くられた。乳首は硬くしこり、乳房はひしゃげるほど嬲られる。
 『いっあぁ・・あぅ・・』
 『あぁあ、そこは・・・ゆるして・・・ぅうむ・・・』
 肛門に指が挿し込まれた。さほど抵抗が無かったようだが香織にはきつかった。
 『あぁん、イイ・・クリ・・・イ・・ィ、あぁ・・強すぎるぅ・・・』
 クリトリスも反対の指で摘まれ、包皮の上から淫核が潰された。
 抽送は益々激しくなり、グチュツ、グチュツっと卑猥な音を香織の耳に届かせる。
 もうすぐ、もう直ぐ、直ぐそこまで・・・香織がそう思ったとき、またしても抽送が止められる。
 『いゃああああ、なんでまたぁ・・・ヒドイィ・・・』
 一郎は聞き流すと男根を完全に引き抜いた、そして亀頭をクリトリスに押し付けグリグリ動かす。
 『ヒッ・・・ひゃぁ・・・入れて・・そこじゃない・・・いれてぇ・・』
 一郎は亀頭を滑らせ、淫裂に竿の部分を擦り付けるようにし、前後に動かす。
 香織は自分から受け入れようと腰を動かそうとしたが、一瞬早くガッシリ腰を押さえつけられて身動きが取れない。
 『ひどい・・・ひどいよぉ・・一郎さん・・・入れてください。』
 「さっきの約束・・・どっちにする?」
 中だしかアナルバージンか・・・香織には答えられない。
 アナルバージンは夫に捧げるから、一郎にアナル調教をお願いしても良いかと、さっき許可を貰ったのに、それを奪われるのは夫への裏切りになる。
 まして、今まで夫以外の男の精液を受け入れたことが無い香織は、決定的に夫を裏切るような気がして絶対に受け入れることが出来ないと思っている。
 『ぅうう・・・』
 快感に堪えきれず、欲しくて、欲しくて狂いそうな香織から呻き声がもれる。
 『おま○こ・・・オマ○コにいれてっ・・・嵌めて下さい・・おねがい!』
 「じゃぁ・・膣・・なかOKだね。」
 『だめなのぉ・・妊娠しちゃう・・・赤ちゃん出来ちゃう・・・』
 後ろからの素股が続き、きざしきったカラダを追い込んでいくが決して逝かせては貰えない。


7年目の誘惑(29)

  腰の芯が重く痺れ、身体を動かすのが億劫で、ベッドにうつ伏せになったまま頭を上げた。
 目の前に、胡坐をかいた一郎の下半身が目に付いた。
 傍には先程香織を失神に追い込んだ玩具が無造作に置かれていた。
 香織はその電マを物憂げに見つめ、自分の狂態を思い出していた。
 (あんな・・・ことを言ってしまうなんて。・・・でも、アレは私じゃない。私の本心じゃない事、判ってくれるよね。)
 股間に当たるシーツがグッショリ冷たく濡れている。
 まるで、おねしょをした子供に戻った恥ずかしさが込み上げてくる。
 自分が潮を噴くなどありえない事だと思っていた。アレはAVだけの話で実際にあんな風になるはずが無い。
 裏切られた・・・いや、秘められた己の女体の神秘に気付かされた。
 今朝から、ずっと自覚さえしていない自分に直面させられている。
 夫とは一度も到達出来なかった世界。
 香織の頭の中を徐々に一郎の存在が支配していくような気分になっていた。
 (あぁ・・・わたし・・どうなっちゃうんだろう。・・・夫を愛している、一郎さんの事は別に何とも思っていない。今回だけのパートナー・・・それ以上でもそれ以下でもない。)
 そう言い聞かせている自分にまだ気付いていない香織。
 いきなりお尻を平手打ちにされた。
 『い、痛い!』
 「ほら、奥さんまだ続きが有るだろう。シャンとしなさい。」
 腰を抱かかえられ、後ろから犬のように挿入された。
 『あぅう・・・お願い・・・もう少し休ませて・・・』
 「若いんだから、もう出来るだろう。それにおま○こは物欲しそうに開いてるぞ。」
 『あぁ、そんな・・・こと・・ありません。』
 深く挿入された亀頭が子宮口を押し上げ、そのまま動かなくなった。
 お腹が圧迫される感覚に香織は呻き声を上げる。
 『うぅう、深い・・・どうして・・・』
 夫のものより小さいのに最深部まで届いている。
 香織の子宮が降りて来ている事にさえ思い至らない・
 香織の子宮は牝の本能に従い受精しやすいように、雄の器官を迎え入れようとしていた。
 スッーッと圧迫が引いていくと、カリの部分が膣壁の襞を外へ引きずり出すよう引っ掛かる。
 膣口まで引かれた亀頭がそこでまた止まり旋回運動を始める。
 腰を回す一郎の動きが止まると、一気に最深部目掛け突き出される。
 同じ動きが何度も繰り返されると、香織の声も切羽詰まったものに変わる。
 『あっあ、ぁあっ、・・ああぁ、ぅううぁあ・・あっ、あっ、くぅっ・・ィイッ』
 『あぅうん、あぁ・・イィ・・もっと・・・うごいて・・あぁ・・』
 一郎の腰の動きが激しくなり、香織の尻にぶつかる肉音も大きく響いた。
 『あっ、あっ、あっ、あぁぁ・・すごい・・・あたる・・あぁ、あああ、あっ』
 何度も軽いアクメが香織を襲う。
 最後の大きな絶頂が訪れる予感に、カラダがどうしようもなく震えだす。
 ここで、さっきのように止められたら狂ってしまうだろう。香織は思考能力が低下した頭でふと思ってしまった。


7年目の誘惑(28)

  いきなり、振動が強く淫核に襲ってきた。
 一郎がスイッチを切り替え強にしたのだった。
 『ヒッイィ・・・あぁ・・ヒヤァ・・・ぅぅうぅ・・アヒィ・・・ホォォォン・・』
 『あぅぅぅ・・・ハゥ・・アアン・・ィィィッ・・・ア、クゥ~ン・・』
 腰で爆発が起きたような強烈な響きが全身に拡がる。
 真っ白な霧が頭の中を覆い隠そうとしていた。
 もうすぐ絶頂を極めてしまう、アクメの予感にこれ以上の思考は停止してしまう。
 (アァ・・・くる・・来ちゃう。・・・玩具で逝かされるなんて・・・・もう、考えられない。・・・アッ・・イイ・・・)
 『イヤァ~・・どうして・・・やめちゃいやぁ・・・意地悪・・イカセテ・・お願いだから・・・止めないで・・・もう・・嫌がりませんからぁ・・・ゆるして・・逝きたいの、一郎・・・イカセテよぉ』
 またしても寸止めの責めだった。
 一郎の意図が判っていても、どうする事も出来ない。
 焦らされるのが苦しくて、何でも言われた通りにしてしまいそうで自分を叱り付ける。
 (幾ら一郎さんに言われても、主人と約束したこと、主人を裏切るような事はしちゃ駄目よ、香織!)
 「続けたいの?」
 『アァ・・・続けて、イカせて・・・』
 「交換条件がある。香織の膣中に出す許可か、やっぱりアナルバージンくれないか?」
 『そんな・・・どっちもイヤァ・・・一郎さんがそんな人だとは、思わなかった。』
 『アッ・・あっあ・・そう・・狂っちゃう・・イイ・・』
 またスイッチが入れられ昂ぶりが、返ってきた。
 繰り返し、絶頂寸前まで押し上げられ、寸止めされる。
 香織はさっきの決心が音を立てて崩れそうな予感に打ち震えた。
 『ア~・・・狂う・・狂っちゃう・・・ヤメテ・・・イヤァ、止めないで・・・お願いよぉ・・香織を助けて・・イヤァ・・・逝かせて・・・何でも言う事聞くから・・』
 「なんでも?」
 『ヒィ・・・そうよぉ~・・な・なんでも・・・聞くからぁ・・・』
 涙と涎で濡れた唇から屈服の言葉が漏れる。
 『一郎さまの好きにしてぇ・・・香織、おかしくなっちゃう・・』
 一際強くクリトリスに電マが押し付けられた。
 『ヒャぁ・・・いくぅ・・逝っちゃう・・・いく・・イク・・イクッ!』
 ビシャッっという音と共に大量の液体が淫裂から噴出し、一郎の手を水浸しにした。
 香織は絶頂を迎え、失神した。

7年目の誘惑(27)

「コレは初めてなんだよね、ローターの大きいのだと思っても構わないよ。」
 『なんか肩こりに効きそう。』
 「ははっ、本来の目的はそうだからね。でも、別の用途のほうが有名になったよ、電マってAVで良く使われるの知らない?」
 そんなに大きな器具ではなく、携帯用のマッサージ器みたいな物だった。
 振動を与えるものだとは理解できたし、ローターなら使ったことがあるから、そんなに違和感は無かった。
 『一郎さんが使いたいなら・・・』
 と了承してしまった。
 「じゃ、立ったまま少しだけ足を開いて・・・そう、肩幅くらいで良いぞ。」
 立ったままはちょっと恥ずかしかったが、それよりも電マへの興味が勝っていた。
 恥丘のちょっと下、縦溝が始まる陰唇に押し付けるように電マの頭が付けられる。
 ドキドキしながらその瞬間を待った。
 ギクッ・・・カラダが痺れる。
 大陰唇を震わせ、振動が恥丘全体を襲う。
 『うっ・・・アヒィ・・・』
 『オォン・・・んぅん・・ひゃ・・ひゃめて・・・・』
 スイッチが切られた。
 『なんなの・・・・これ、ヤバイッ・・・ローターと違う。』
 「さ、続けるよ。」
 『いや、ダメッ。・・・おかしくなるから、止めて。』
 一郎は構わずにスイッチを入れなおす。強さは弱のままだ。
 『あひゃあ・・・だめぇ・・・駄目っていったのに。ゆるして・・・しないで。』
 腰から力が抜け膝が崩れそうに、ガクガク笑っている。
 振動は恥骨を通過し、肉の隅々まで振るわせた。
 香織は腰から下が痺れ、何より秘唇が涎を垂らしている事にも気付かず、身体を揺すって逃れようとしていた。
 一旦離れた隙に一郎を睨み付けようとした。睨み付けてから思い出した。
 【本当に奥さんが嫌がっている事はしません。でも、どこまで拒否しているのか、判断がつかない時も有るでしょう。だから、3回まで確認し、それでも嫌がっていたら止める。これをルールにしましょう。もし、ルールを破ったら・・・】
 まだ2回だった。
 



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プロフィール

HIRO(S)

Author:HIRO(S)
HN:HIRO(S)
年齢:秘密
性別:秘密
地域:関東地方
動機:gooで削除されたので。
一応フィクションとしてますが、ナイショ
写真は・・・・いけないんだぁ

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