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【ドルチェ・アマービレ】(4)

 「綾歌くん。今日のレッスンは何?」
 声を掛けてきたのは、千夏先輩だった。
 『あの~・・ピアノレッスンです。千夏先輩は?』
 千夏先輩は、オケのコンダクターを目指している。すでに定期演奏会でタクトを振っていた。
 入学した時から、先輩に憧れていた。先輩のタクトに合わせ独唱をするのが目下の目標なのだ。
 と言う事は定期演奏会のオーディションに受からなければならない。
 その前に・・・先輩と親しくならなければ・・・
 『あのぉ・・先輩、練習を見て欲しいんですけど・・・』
 おお、自分でも大胆な事言っている。と思う。
 教授の影響かな?
 『シュトレーゼマンが、お休みなんです。何でも夕べ合コンで飲みすぎたそうなんです。ふざけてますよね、私達には節制しろ、とか、規則正しい生活を求めるくせに。』
 「ははは・・教授らしい。所で何を?」
 『はい、モーツァルト。フィガロの結婚K.492 第2幕です。』
「ふ~ん、“恋とはどんなものかしら”か、・・綾歌くんは恋を知っている?」
『いえ・・・知りません。千夏先輩は知っているんですか?』
ドキドキ胸の鼓動が、先輩に聞かれてしまう、そんな気がして恥ずかしい。
「いま目の前の人にね、恋をしたから。」
 『え?』 今ので破裂した。
 「と言うのは冗談だけど。」
 そうだった、千夏先輩は涼しい顔をして女の子を苛めるのが趣味だった。
 でも・・・一瞬でも夢見れて嬉しいなぁ・・・言うか!馬鹿千夏。
 乙女心をもて遊んで。教授より酷いかも。
 どうして、男の人って女の子苛めるの?
 小学校の時、スカート捲りされ、中学校でブラのホック外し。
 高校は女子高だったから大丈夫だったけど、大学でまた。
 あ~王子様はどこに居るの?・・・・そこまで純じゃないけど。
 『先輩・・教えてくれるんですか?からかうだけですか?』
 「ふん、急にキャラ変えないでくれる。判った、教えるよ、行こう。」

 「まず声だしをしなよ。“Vergin tutto amor”が良いだろう。伴奏する。歌ったら意味を訳してみな。」


『          慈悲深き 清きおとめよ
           恵み深き み母よ
             ききませよ マリア

               ああ 罪のこのわれの祈りを
                わが悲しみを あわれと思いたまえ
                 このあわれなる われの祈りを
                  ききたまえ あわれみをかけたまえ
                   あわれめ み恵み深くましませる

                    ああ わがみ母

                     清きおとめよ あわれみたまえ           』


 「綾歌くんは“処女”と訳すかと思っていたけど・・・良く出来たね。」
 ふ~んだ、1年の時友達が同じ様に聞かれて、そんなはしたない事言ってはダメとニコニコ
顔の教授に言われていたもん。ヴァージンは聖母マリアの事でしょ。

 「そろそろ、課題曲に取り掛かろうか、僕が伴奏とタクトを同時に振る。僕の練習も兼ねているからな。じゃ行くよ。」
 千夏先輩は右手でピアノ左手でタクトを振っている。
 指揮棒を振るスタイルには色々ある。
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の2代目指揮者としてる有名なトゥール・ニキシュやカール・ベーム等は、指揮棒の先が常に目の高さに来るように指揮し、奏者達の注視する先に己の目が来るようにしていた。
 シカゴ交響楽団の基礎を築いたフィリッ・ライナーは指揮棒をわざと小さくしかも下の見難い位置で振ることにより逆に団員の注意をひいたそうである。カラヤンも短い指揮棒で小澤征爾に影響を与えたが、現在の小澤は ニコラウス・アーノンクールやワレリー・ゲルギエフ、ピエール・ブーレーズらと同様 棒なしで指揮をしている。
 普通右手で指揮するのに千夏先輩は何故左手で振っているのだろうか?
 カラヤンも合唱おんがく野の時には指揮棒を使わなかった。
「カッ~ン!」
 指揮棒がピアノに当たり、木製の棒の先が私の手に当たり血が流れた。
 『いたぁ~い・・』
 「綾歌くん、大丈夫か、ごめん。」
 千夏先輩が椅子から腰を浮かせ、私の方に来ようとした。
 その時室内にさっと入って来た人が居た。
 シュトレーゼマンだ。
 【千夏・・医務室から薬箱借りて来なさい。】
 有無を言わせぬ教授の迫力に千夏先輩も慌てて部屋を出て行く。
 教授が片膝を付き立っている私の手を取り、傷ついた手を見る。
 右手の親指と人差し指の間の柔らかい部分から血が出ていた。
 『教授大丈夫です。血は出ていますけど・・』
 【綾歌君の大切な手だ。】
 『な・・・教授!』
 教授は傷口に唇をあて血を啜り唾液で血止めをしようとしている。
 『教授ぅ・・もう、大丈夫です。放して・・』
 唇をはずした教授が私をしたから見上げている。
 【綾歌君、私の・綾歌君・・・千夏が来るまで血止めをしなければ。】
 教授の唇がまた私の手に押し付けられる。
 『あぁ・・』
 教授の舌が傷口をチロチロ舐めている。初めての感触。
 口唇の動きも加わる。こ、これは、フランス映画のワンシーンのようなKISS?
 『あぁん・・き、教授ぅ・・あん。』
 カラダが痺れる、頬が燃えるように火照る。どうして?
 腰が崩れそうに力が入らない。唇が少しづつ腕を這い上がって来た。
 『はぁん・・あぁ・・・あん・』
 拒否できない、振りほどけば良いのに出来ない。いいえ、その甘美な感触が消えるのが嫌だった。
 教授・・・そんなに、私の綾歌・・・・教授・・ねえ、教授私可笑しいの。
 教授に口付されても嫌じゃないの。これもエッチレッスンなの?
 教授の唇が首筋を這う。舌が這う。
 だめ・・教授・・・それ以上しないで・・・・お願い・・教授・・唇に下さい。
 『教授ぅ』
 私は目を瞑った。あぁ・・意外と柔らかい・・男の人の唇・・
 んん・・舌が入り込んできた。大人のKISS。
 舌をオズオズと絡めて見る。あぁ・・気持ちいの。
 腰が引かれ教授のカラダと密着する。二人の熱が交換される。
 『はぁ~ぁ・・教授・・』
 私は大人のKISSに酔ってしまった。薄っすらと目を開ける、離れて行く教授の顔。
 『あぁ・・教授・・・もっと!。』
 思わず叫んでいた。
 でも教授は、意地悪するように顔の前で人差し指を立て左右に振る。
 【綾歌君、今日は君が心配で思わずしてしまった。千夏がもうすぐ来る。見られたら嫌だろう、君は千夏に恋心を抱いているらしい、さっき庭で見かけた。私は来るべきではなかった。】
 教授は見ていたの?でも・・憧れは憧れです。恋心では無いわ。
 あの時飛び込んできてくれた人。
 (もっと教えて、もつと教えて下さい。教授)
 私は下着を汚していた。KISSで濡らしてしまうなんて・・





 追気に参考資料が有ります。綾歌の世界を垣間見て下さい。

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【プリムローズ】(4)

 【オジサンには妻が居る。詩織君を抱けない。】
 『どうして?・・・オジサンのおちん○ん大きくなっているわ。オジサンも興奮しているんでしょう。』
 【でも・・妻を裏切るわけには・・】
 オジサンの言葉とは裏腹に、おちん○んは硬く勃起し、張り裂けそうになっている。
 それでもオジサンは何回も断る。
 なんだか、自分の女の魅力を否定された気がして意地になる。
 このままオジサンを解放する気になれない。さっきはオジサンの迫力にちょっとビビッたが、オジサンのカラダの反応に気を良くして責めてみる。
 『オジサン、我慢はカラダに良くないわよ。ねえ、私が欲しいって、お願いしているの。オジサンに迷惑掛けないから、抱いて下さい。』
 どう?オジサン、これでも拒める?
 【それでも・・・出来ない。】
 ふ~ん、若い子にこれだけ言われても出来ないの?
 ほら、こうやっておちん○ん擦ってあげたらどう?・・ほら、先っぽから、お汁がこんなに出ているよ。
 【だめだ・・駄目なんだ。頼むから・・妻を裏切らせないでくれ。】
 どうしてそんなに依怙地なの? 奥さんを愛しているから? 奥さんが怖いから?
 ね、黙っていたら判らないよきっと。・・・オジサン・・私さっきから・・本気で、濡らしちゃっているの。陣笠に比べてオジサン素敵だもの。こんなに我慢できるなんて。
 どうしても、オジサンに抱いてもらわないと気が済まない。なんて言えばいいの?
 私・・我慢できない。オジサン、さっきから私が股と股擦り合わせているの知っているでしょう。膝の方まで蜜が流れているよ。ねえったら、ねえ。
 『オジサン・・、何で駄目なの、理由を教えてよ。』
 聞きたい。聞きたい。
 【詩織君は素敵だよ、別の時だったらオジサンも我慢出来ないよ。だけど駄目なんだ。
 妻が・・・妻が・・乳癌かもしれない。明日検査結果が判る。そんな時に、詩織君を抱くなんて・・・出来るわけが無い。妻の傍に居てあげたい。だから離してくれ。】
 そ・・そんな。
 『乳ガン?』
 【マンモグラフィーにエコー,半年毎に検査している。前は1年に1回で済んだのに。】
 『今回は、細胞を取った検査もしている。』
 これ以上オジサンを責めたら、自分を嫌いになる。女性にとって乳癌の怖さは特別だ。最新の医学によって、早期発見早期治療をすれば治る。と言われていても、乳房が無くなるかもしれない恐怖は、頭に焼き付いている。
 『オジサン、ごめんね。・・・』
 私はオジサンから離れて、床に座り込んだ。自分が嫌で嫌で堪らなかった。オジサンに助けられて、オジサンを困らせて、ド~ンと落ち込んでしまう。涙を浮かべていたのかもしれない。
 【詩織君・・・今日は家に帰らない方が安全だろう?明日警察に行くまでオジサンの家で休むと良い。妻の手料理でも食べて元気出してくれるかな?】
 どこまで人がいいんだろう?オジサンの行為に甘えてしまう。
 オジサンの家のドアの前で、さすがに緊張してしまう。
 誘惑した人の奥さんに会うのだも、緊張するのも当然よ、エッチしていないから堂々と逢えばいい、頭では判っていても膝が震える。
 【ただいま、お客さんだよ。お~い、かあさん。】
 『お帰りなさい。お父さん遅かったですね。あら、お客様?』
 【ああ、かあさん、説明すると長い話だから、とにかく中で。】
 『まあまあ、ごめんなさい。私とした事が・・どうぞお上がり下さい。お父さんお食事は?』
 【二人ともまだだ。かあさん何か頼むよ。】
 目の前のテーブルに料理が並び、湯気の出ている御飯茶碗が手渡される。
 遠慮すりのも失礼だしぃ・・・『イタダキま~す。わぁ!美味しい!』
 思わず出た歓声に、奥様がニコニコしている。オジサンの頬に付いたゴハン粒をさりげなく取って自分の口へ持って行くのも見ていて微笑ましい。
 あ~良いなぁ・・・・こう言う夫婦になりたいなぁ。
 【と、云う訳なんだよ。だから、かあさん。泊めてあげたいんだけど。】
 『はいはい、詩織さんと仰ったかしら、大変な目に有ったのね。無事でよかったわ。うちの人とホテルにいて、よく無事で・・・』
 【おい、かあさん!】
 『ははは・・・』
 私は苦笑いをするだけだったが、奥様の屈託のない笑いにつられて大笑いしてしまった。
 でも、オジサンがラブホの事まで話すとは正直思わなかったので,焦った。
 普通言わないわよ、どんな誤解受けるかもしれないのに・・
 このご夫婦には隠し事が無いのね。

 『詩織さん、
ちょっと良いかしら?」
 オジサンがお風呂に入りにいった後、奥様に呼ばれた。
 いよいよ来たか・・・私は、身構えた。いくら信頼していても、疑うわよねぇ。
 『主人と昼食仲間だと聞いていました。初めて会った気がしないわ。あなたにお願いが有るんです。』
 「はい・・・何でしょうか。」会うなと言う事だろうなぁ・・・
 『うちの人から、私の病気の事来ていますよね』
 「はい、今日教えて頂きました。明日結果が判るそうですね。何でも無ければ良いのですが。」
 『詣でているの。』 「え?」
 驚いている詩織に。
 「うちの人には黙っていてね。ガンは初期だそうです。適切に処置すれば治るそうなの。」
 「わー、良かった。」
 『でもね、私の場合乳房温存法でレーザー治療と抗癌剤を併用するの。その間詩織さんにあの人の事をお願いしたいの。初めて会った方にお願いする事ではないと思うけど、あなたなら・・・』
 『詩織さん、あなたうちの人をどう思っているのかしら。』
 奥様の目は笑っていなかった。縋るような眼で私を見ている、どうして?
 『あなたの目を見ていると女の勘が働くの。あなたあの人のこと憎くは思っていない、そうでしょう。』
 どうしよう・・・奥様の目をじっと見てしまう。正直に答えて、と目が言う。
 「オジサンの事・・・奥様に会うまでは、好意は持っていました。でも、奥様とオジサンの会話を聴いていると、オジサンの事・・・欲しくなりました。私もこんな夫婦になりたい、憧れます。オジサンとなら私もなれる気がします。それまで好意ではあっても、好き。ではなかったのに、今判りました、私はオジサンが好きです。」
 大胆な告白、奥様に話していた。
 『ありがとう、うちの人も喜ぶわ。詩織さんにお願いするのは、私にもしもの事が有ったらあの人の事を頼みたいと思って、あの人と・・・男女の仲になって下さいね。』
 「え、え~?」
 『深い仲になって、なんて妻が言う事じゃないわよね。でも、あの人に幸せになって欲しいの。できれば直ぐにでも、あの人のお女になって。・・・』
 「奥様???・・・」
 『非常識だと重々思っています、。でもあの人がさっき教えてくれました。お前の病気が無ければ、あのまま詩織さんを抱きしめて、自分の女にしたかったよって、妬けるわ。』
 あっちゃ~・・そこまで話していたの?
 『詩織さんん。私はあの人を今でも愛しています。愛しているから、こんな事頼むのです。私をずっと見てもらいたい、ずっと抱いていてほしい。その気持ちは若い頃から変わらずにいます。でも、あの人も男・・・オスなの、若く健康的な女・・メスを欲しがるオスなの。意味がわかるかしら?』
 「ええ、奥様・・・私もメスです。強く逞しいオス、優しいオスの遺伝子を残したい、たとえ奥様が居ても、オジサンに抱かれたい。そう思います。でも、それは思うだけで実行に移す気はありません。奥様のような伴侶がいらっしゃるんですもの、横から奪う気にはなりません。」
 正直に話した。二人の会話は世間の常識から外れている。自覚している。
 『詩織さんにその気が有れば妻公認の・・私が認めるミストレス・・いずれ本当の妻に成って欲しいの。』
 「女王様?」
 『いいえ違うわ、女主人と言う意味の方が相応しいかしら。自立した女性・・男に依存しない女性・・自分の意志で男に抱かれ・・気が乗らなければ男を気にも留めずにいられる。口に出して言うのは難しいかも。英語にも女言葉として有る位だから、貴族の女性が
裕福な階級の女性に付けられた称号だったのかも知れないわ。ね、詩織さん。私本当はあの人に別の女性を愛して欲しくはないわ。でもね、あの人の欲求に応えられないかもしれない。夫婦はそれだけでは無いけど、セックスも大事よ。だから、私がセックスに応えられない場合、詩織さんにお願いしたいの。そして私が居なくなったら、あの人の妻になって頂きたいの。虫が良すぎると思うでしょう、でも今のうちに、私が納得できる女性に話しておきたかったの。嫌なら嫌でいいの。』
 『オジサンを好きになっても良いのね。オジサンに抱かれても。オジサンの子を生むかもしれない。それでも奥様は耐えられますか?奥様のいる部屋の隣で私が抱かれる事が有っても、いいえ、目の前で抱かれても、耐えられますか?』
 奥様の事が好きになりかけている、その奥様を悲しませる事は出来ない。だからわざと辛い事を云うの、ね、否定して奥様。
 『大丈夫よ、あの人のためですもの。あの人が喜んでくれるなら私はそれで満足なの。』
 奥様の愛情は私には理解出来ないところが有る。
 こう言うのも面白いかも・・・男に依存しない生活、それでも愛する男に抱かれる。
 夫婦とは違う、妾ともちがう、愛人ほど影のない関係。
 「判りました、奥様の申し出受けます。」


リクエストを頂きました。

 XXX様、お久しぶりです、コメント有難うございます。
 綾歌君の設定をヴァージンのままで、エッチにしていくことが出来るか?
との、コメントですが、これは一種の挑戦状ですかwww?

 う~ん、難しいお題ですね。ですが教授の楽しみを奪うのも一興です。
 やってみましょう。
 え~と、前がヴァージンなら良いのですよね?
 仕方が無い、綾歌君には・・・アナルの味でも覚えてもらいましょうか?
 前はヴァージンで後ろは一杯開発されている・・なんてね。

 後ろも守りたい時には今月中にコメント下さいね。
 そのままですと12月には綾歌君のアナルが・・・・以下拡張w

 う~ん、久しぶりに女性を苛めたなぁ・・・XXX様オケツ墓穴掘りましたね。
 

【ドルチェ・アマービレ】(3)

 教授と私の関係は公に出来ない関係になったが、実はアレから何の進展も無い。
 相変わらず大学での講義と教授の自宅でのレッスンは続けられたが、教授は1度もこの間の
ような、イヤらしい真似はしない・・どころか以前より指導が厳しくなった。ピアノレッスンも声楽の
レッスンも一切の妥協を許して貰えず、課題を完全にマスターするまで何回でも同じレッスンを
行うようになった。今までなら多少目を瞑ってくれるミスも容赦なく指摘されてしまう。
 今日は午前中に声楽のレッスンがあった。声は午前中のほうが疲労が少なくて鳴りがいいと
言われているらしいのだけれど、朝の寝起きの悪い私は、早朝練習がなかなか出来ない。
 練習の前は最低10分は軽い発声練習を行うようにしている。はじめは囁き声くらい、中くらいの
音程で慎重に声帯を鳴らしてから、少しずつ音量を大きく、音域を広く発声してみる。それで「どう
も今日は声がのらない」と感じた場合は、思い切って練習を止めてしまいなさいと、教授に言われ
ている。
 水分補給についても、1日の摂取量1.5~2.0リットル程度を毎日取る習慣を義務付けられた。
これまでは、水分補給にペットボトルのお茶も平気で飲んでいたが、コップに注いで光に当てる
と濁って見えるものは経験上良くないと教授が言われるため本番前は控えるようになった。
 その他にも、本番前の食事でトロッとしたソース系をからめて食べるもの。例えば「お好み焼き」
「タコ焼き」「焼そば」「ハンバーガー」はソースのトロミや粘々が声帯にからむので教授には止め
た方がよいと言われている。
 聞いたことも歌ったこともない歌を初めて練習で歌ってみるときは、得意な歌の発声法もまるで
通用しないことを意識するべきだ。とも言われる。
個人差があるから一概に「喉スプレーは発声上声帯にあまりよろしくない」とは言えないが教授
の場合は喉スプレーを使ってダメだった。使うと翌日以降必ず声のコンディションが悪くなる。声
帯が余計に腫れたような状態となり正しい発声の練習に差し障りが出ることがあった。何度も経
験しているので、よほどのことがない限りは喉スプレーなどは使わないことを勧められる。
 また教授は以前、衣服が汗で少しぬれたとき、消臭と滅菌の意味を含めて、服を着たままファブ
リーズを軽く吹き付けたことがあり、この薬品の蒸発ガスを日中吸っていると声帯に触れ、声帯を
荒らしてしまうことがあったそうで、4日間、声が荒れっぱなしでまともに発声ができなくなった。
 などなど、日常の生活の細かいことまで指導されていた。
 【綾歌君、譜面台の後ろに来てくれたまえ.】
 あと少しで今日のレッスンが終了すると言う時に教授が声を呼び掛ける。
 教授はピアノから離れ防音ドアの前に背中を向けて立った。
防音硝子は教授の背中にその殆どが隠れてしまう。
【綾歌君、その場で下着姿になりなさい。】
 『教授・・いきなり下着だなんて・・誰かに見られます。』
 私は顔を赤らめながら、やんわりと拒絶する。とうとう始まった。
【さあ、時間が無い早くしたまえ。】
有無を言わせぬ言い方、でも不思議と囁くように小さい声だった。それなのにずっと耳に付いて
離れない。
 【さあ、綾歌君。】
 教授の言葉は逆らい難い、私はノロノロとブラウスのボタンを一つづつ外していく。
 ボタンは外したが、ブラウスを脱ぐのは躊躇ってしまう。
 教授が手拍子を始める。
 【アニマート。】
 教授ぅ・・元気に動いてって・・・無理です。恥ずかしくって。
 【ヴィヴァーチェ・・・ヴィーヴォ!】
 そんなぁ・・活発に、活発に・・ああ~どうしよう。 こんな使い方有るの?
 負けた。
 教授の拍と速度記号の読み上げに私は負けた。
 胸と股間を手で蔽い隠しながら、下着姿になった。
 【クルッと回って・・・・メノ・モッソ・・・レント】
 あ~ん、もう教授・・・それまでより遅く・・のろく?
 後姿が教授の目に曝された。
 お尻が見えてしまう。大きいお尻が悩みの種の私は、小さい胸を見られるよりも恥ずかしい。
 【そのまま。綾歌君、ブラジャーのホックをはずして。】
 ここまでしていたから、言う通りにする。
 【ふむ。・・・綾歌くんの下着は全てこう言う物かね?】
 そうですよ、教授。大人しいデザインと色の物しか持っていないですよ。がっかりなさったの?
【出掛ける、綾歌君も来なさい。服を着て。】
やっぱり教授、がっかりしたんだわ。興が削がれたのね。
 恥ずかしくて嫌なはずなのに、教授に無視されると、なぜか悔しい。
 トボトボと教授の後について街を歩く。
 ここら辺は高級店が多い通りだ。
 【綾歌君、ここだ。】
 そこは・・・女性下着専門店。しかも高級・・なぜ?
 教授がオーナーらしき女性に何か耳打ちする。
 フィッティングルームに連れて行かれ、採寸される。次々に運び込まれる下着類に圧倒される。
 大人の女性が付ける下着で、学生には手が届かない値段の物ばかり。
 あれよあれよと言う間に、目の前に包装された箱が置かれた。
 【これで良い。いくらだね?】
 きょ、教授・・ゼロの桁多くないですか?・・出ましょうよ。言いかけて止めた。
ッ領収書が渡され教授が箱を持ってドアの所で振り向いていた。
【さあ、綾歌君帰るよ。今から自宅レッスンだ。】
強引な教授に逆らえない。
テーブルにはコーヒーとケーキがサーブされている。
【教授?レッスン前に飲んだり食べたりするのは・・】
【今日は特別です。さ、食べなさい。】
美味しい、シフォンケーキ。
【では今日の特別レッスン。】
私は一気に緊張した。特別レッスン・・別名、アダルトレッスン。私はエッチレッスンと名付けている。
 【その箱を開けて。】
 この箱は・・下着の箱ですよ、教授。
 【さあ、今まで君が持っている下着は全部捨てなさい。これを付けること。足りなければまた注文
しなさい。】
 教授?あれですか?男が女の下着に口出しするのは、お前は俺好みの下着を穿けという、事
ですか?
 【綾歌君、君は下着のサイズを間違っていた。脇から背中のブラの跡、多分胸の方もそうだね。】
 はい、よくお判りで・・ワイヤーの跡が赤く食い込んだ跡が有ります。
 【胸を締め付けるのは良くない。横隔膜の動きを阻害する。発声が弱いのはそのせいも有る。】
 【これで少しは楽に発声出来るだろう。】
 『教授・・エッチ・・アダルトレッスンじゃないんですか?・・・覚悟していたのに・・』
 【おや?綾歌君。期待していたのかな?】
 ばかばかばか・・私はそんなエッチな子じゃ有りません。
 【任せておきなさい。きっと君を淫乱にして清楚、可憐にして妖艶な女性に変えてあげる。ふむ?
期待していたなら、フルートをレッスンするか?】
 『ふ、フルートですか?・・・・え?・・・あっ、いやぁ・・』
 教授がズボンのチャックを下している。
 そっちですか・・・私したこと無いのに・・・・・・・・・・・・2回しか。
 『出来ません。』
 【あん?どうした?・・・着替えるだけだけど。綾歌君・・・スケベ!】
 う~~~~教授ぅ・・・言葉で苛めるんだもの。私は夕日より顔が赤くなった。


クロウエア・エクサラダ【24】

 『あなた、大丈夫かしら?』
 【さっき連絡があった。今頃話し合いの最中だろう。】
 『あなたがイケないのよ。』【判っている。責任は取る。】
 『どうするの?私はどうなるの?この子は?』
 早智子は目立つようになったお腹を擦りながら一郎に聞く。
 一郎は早智子の隣に座り、マタニティウェアの上から、そっと掌を当てた。
 『あなたと言い健一さんと言い、どうして男は女を哀しませるの?』
 【愛しているから。では答えになっていないかな。】
 『勝手ねぇ。・・あなた・・先生がねぇ、激しくしなければ大丈夫ですって。ねぇ、きて。』
 早智子はゆっくりとした動作で立ち上がると、一郎の手を引いて、寝室に誘う。
 ベッドに寝ると、自ら裸になる。
 『カラダ崩れていて恥ずかしい。でも・・久し振りに会えたんですもの、抱いて。』
 一郎は体重を掛けないように早智子に覆い被さると、一度お腹の膨らみをみてから、早智子に
キスした。
 『んん~。ハァ~』
 一郎は早智子の胸を弄る。少し大きくなったような気がした。妊娠すると胸も大きくなる。何より
乳首が大きい。
 舌で転がすのも、以前より簡単に行えた。以前は穿るような舌捌きを人用としたが、今は必要
なかった。充分立ち上がっている。興奮したからと言うより、赤子が母乳を飲みやすいように、
カラダを作り変えたのだろう。
 母になりかけている早智子に戸惑い、新たな欲望に目覚める。
 妊娠期の女性に今まで欲望を感じた事が無かった。大きなお腹を抱え、散歩する姿に、微笑
ましいと思う事が有っても、性的な欲望など感じていなかった。
 それなのに、早智子を抱きしめキスし、カラダを触ると、この膨らんだお腹にしたのは自分なんだ。
自分だけがこの母性を穢せる唯一の存在、そんな気が沸き起こる。
 既に子を宿した子宮に、精を注げるのは自分だけだと思うと、堪らなく興奮した。
 お腹に負担が掛からないように横向きになった早智子の背後からカラダを寄せる。
 一層丸みを帯びた尻を掴み左右に押し広げる。肉のあわいから早智子のおま○こが見えた。
ゆっくりと膣にペニスを挿して行く。
 【熱い、早智子のおま○こ、燃えているなぁ。】
 『あぁん、あなた恥ずかしい。こんな体になっても、欲しくて。』
 【違う、嬉しいのだよ。早智子を早智子のカラダを抱ける。妊娠しているのに私を求めてくれる。
それが嬉しい。】
 妊娠すると、夜の営みを避ける妻や夫がいると聞く。医者に大丈夫だと聞かされていてもね。
妻はお腹の子に障るから、もっと言うと雑菌が入ると困るから等と言うし、夫は妊娠前の体つき
と可也変わった姿に、勿論お腹の子への影響も考えて、控えてしまうらしい。
 妊婦だから性欲は無いと決め付けている事もあるらしい。自分では風俗でも、浮気でもして
処理する夫が世の中に沢山いるが、あれは女性への冒涜、妻への裏切りだと一郎は思っている。
自分が欲しい時妻も欲しいかもしれないと考えないのが可笑しい。妻を誘って、j断られたら潔く
我慢するか、手や口で愛してもらえばよい。それも出来ない悪阻や体調不良の時には、我慢する。
それが妻への愛だと思っている。どうしようもない時は自慰すればよい。
 そんな、一郎が何故香織と不倫したのか?
 『あなた・・・気持ちイイです。動けなくてごめんなさい。でも、遠慮せず中で逝って下さい、
赤ちゃんが驚くかもしれないけど、大丈夫だから。』
 【今回は私だけがいい思いをしてしまった。】
 『いいのです。あなたが悪いのではありません。私が頼んだ事ですもの。』
 【健一君がだろう。・・健一君も良く思い切ったものだ、私なら出来ない。】
 『あなたから連絡があった時、偶々私、携帯を新しいのに変えたでしょう。その時番号お預かり
サービスのデーターに健一さんの番号とアドレスが残っていたの、忘れていたのね。それであな
たに言われて連絡したら・・』
 【ビックリしたさ。健一君があんな事を頼むなんて。】
 『そうですけど。でもまさか私も、いいえあなたも知らなかった事ですけど、健一さんは香織さん
の了解を受けていなかった。』
 【途中で可笑しいと思って、君に問い合わせて良かったよ。健一君私とは直接話をしたくないらしい、電話に出ないんだ。】
 『なんか、健一さんなりの拘りがあるらしいわ。それより、香織さん一人蚊帳の外だったでしょう、
心配だわ。きっと怒ってしまう。健一さんと別れたりしたら申し訳ないわ。』
 【しかし・・健一君の精癖にも驚いたよ。スワップしてから彼、それに気付いたそうだが、私には
理解できない。片棒を担いでいて言うのもなんだけど。】
 『あら、あなた。私が妊娠していなかったらどうする気だったの?』
 【断った。私の知らないところで早智子を抱かせる気は無い。一緒に居ていつでも見守れなけれ
ば嫌だ。】
 『上手く行くといいけど・・・』 二人は同じ方向を見ていた。


クロウエア・エクサラダ【23】

 『ハァハァハァ、あなた・・たすけて。』
 低周波治療器の電源が切れ、乳房の痛みも治まりつつある。
 香織は健一に助けを求めるが、健一の電話はまだ終わらない。
 上半身の痛みに紛れ、下半身の悦楽から逃れていた香織に、次々に悦虐の波が襲い掛かる。
 不意に動けない脚がシーツからほんの僅か持ち上がり、突っ張る。そして弛緩した。
 香織の肛門部は麻縄の瘤が食い込み菊門を犯そうとしている。その上方では電マが香織の女
を揺さぶっている。
 電マから伸びるコードを恨めし気に見やった香織だが、淫核を襲う痺れに絶頂を極めさせられる。
 規則正しい振動、機械的なその振動が香織を狂わせる。
 暖かみの無い動き、その器具への恐怖が、香織の矜持を奪い去っていく。
 『あぁぁぁぁああああ、いいいいいい、やああああああ』
 『ひぃぃぃぃぃぃぃ、ぁぁぁぁぁあああ、ぅぅうううう、ぁがぁがぁがぐぐぐぅ』
 もはや意味を成さない言葉だけが空しく響く。
 香織の意識は混濁し、自分がどこに居るのか、誰と居るのか、今なにをされているのか
 どうして自分は耐えていたのか、何もかもどうでも良い事のように、抜け落ちていく。
 香織を支配しているのは肉体に与えられる快楽を貪る事、ひたすら貪りつくす事しか無い。
 『あん、あんあんんん。イイ、イイ、イイ、イイ、いいいいいい』
 『ひっひっひっぃいいいい。いくいくいくいくいぐぅ・』
 香織の姿を傍から見れば、機械の虜になり下がったと見えるだろう。
 ただ香織の目から流れる一条の涙がそれを微かに否定していた。
 別室で香織の様子を、痛ましげに窺いながら、健一の長い待機は終わりを告げていた。
 健一は香織の傍らに立ち、顔にへばり付いている、乱れた髪の毛を優しく整えながら口を開いた。
 【さあ、話してごらん。】

 香織は、健一の顔を見られず顔を背ける。
 健一は電マスイッチを切り、拘束していた麻縄を解こうとした。
 汗に濡れた麻縄は容易に解けそうも無く硬く固縛されている。健一はバッグから大型のカッター
ナイフを取り出し、香織を傷付けないように、縄を切り出した。
縛られた跡は鬱血し、紅い疵を香織に焼き付ける。
 香織は痛む手首を擦り、足首、太股、腰、乳房と順番に擦り血の巡りを良くしようとした。
 最後にヒリヒリする肛門と、紅く充血し伸びきった花弁と、香織の小指の先くらいに膨れ上がった
クリトリスにそっと触り、状態を確かめた。
 余りに淫らに代わった自分の性器に戦き、涙する。
 よろよろと、ベッドの上で正座をする香織。
 決して健一と目を合わせず俯いている。
 しばしの沈黙、香織も、健一さえ何も喋らない。
 重苦しい空気に耐え切れず、香織はまた泣いた。
 手放しで泣くのではなく、搾り出すような嗚咽。
 やがて、身動ぎした香織は、頤を上げ健一の目を正面から見た。
 ただ一点健一の目を見据え話始める。
 『あなた・・・健一さん。お話しする前に一つだけ言わせて下さい。私は・・あなたをずっと愛して
いました、そして今もあなたを愛しています、これだけは信じてください。』
 『・・赴任した日、私は思いがけない人と・・鈴木さんと会社の入っているこのビルで、再会しま
した。
 あなたに直ぐにお話すれば良かったと今では思っていますが、あの時は、二度と会わないよう
に連絡先を破棄しあった人と、再会した等と、あなたに話してよいことなのかどうか悩み結局その
まま黙ってしまいました。

 そして・・・そうです、あなたがお疑いの通りです。私は・・鈴木さんと身体の関係になってしまい
ました。』
 『寂しかったんです。一人で毎日毎日残業し誰も居ない部屋に帰る。一人で食事し、一人で眠
る。絶えられなくてあなたに夜中電話しました。でもあなたは留守でした。
 社の歓迎会の隣で鈴木さんも歓迎会をされていて、少しお話したんです。鈴木さんも単身赴任
で私と同じ様な期間赴任される事が分かって、偶然に驚き、知らない間柄でもなかったので、二
人で食事をする事に。・・・鈴木さん、一郎さんも慣れない単身赴任で食事が大変だろうと、別の
日に夕食を誘いました。一郎さんの社宅が偶然にも同じマンションだったので、お酒を用意し・・
気がついたら私から一郎さんに抱きついていました。』
 夫は一言も口を挟みません。それがかえって夫の怒りを物語っているようで、怖かったが、止
める訳に行かず続けた。
 『あなたに申し訳ないと、思いながらも寂しさと身体の欲求に・・負けて抱かれ続けてしまいま
した。もう止めなくてはといつも思っていました。何よりあなたを裏切っている事に胸が痛みまし
た。でも・・正直に言います。あなたへの愛とは違いますが、一郎さんの事も愛してしまい
ました。』
 『早智子さんが妊娠されたとこの間聞かされ、今度こそ本当に別れようとしました。あなたが
来る事を私本当に嬉しいんです。でも同時にあなたに、いつか気付かれると言う恐怖に襲われ
ています。知られれば離婚される。仕出かしたことを考えれば当然です。でもあなたと別れたく
ない私が居ます。だから、黙っていようと思いました。でも、悪い事は出来ないのですね。』
 話し終えた香織は哀しみより、むしろさっぱりした顔を健一に向けていた。
【で、香織はどうしたいのだ。】
 思った以上に冷静な夫の対応。殴られ罵られる、そう覚悟していたのに・・夫は私の事等もう
どうでも良いのか?怒る価値も無い女と思われているのだろうか?
 幾ら愛していると言っても、自分の妻が内緒で他の男に抱かれていたと聞かされれば、愛も
醒めるのかもしれない。自分で撒いた種、仕方がないと・・涙は止まらない。
 『私から申し上げる事は・・あなたが決めて下さい。何でも従います。』
 泣いて縋るのは夫を困らせるだけだろう。別れたくは無い、許して貰いたい。
 でも、それは私から言ってはならない。二重に夫を苦しめるだけ。
 (いや、いや、許して、別れないで、もう一度愛して、香織を許して。)


体調が少し良いので、投稿します。

 3本まとめてUPします。お待ち頂いている皆様、どうぞお楽しみください。
書き溜めていたものを、この後、時間差でUPします、何れも0時台です。

先ほど帰宅しました。

女性読者の皆様&野郎様、こんばんは。
  どうも済みません、先ほどの告知、説明不足でした。小説は更新お休みさせて頂き
ますが、コメントに対するお返事等は出来ますので。

 実は午後から地元の自治会の、役員選考会に出席していて、先ほど帰ってきたところです。
 私の住んでいる所では、毎年自治会の役員が変わります。今の時期から選考・説得に
歩く事になるのです。
 一家の長としての責任も果たさなくてはならず、自分の時間が少ないのが悩みと言えば
悩みなのです。
 その時、いつも妻に言われるのが『あなたは、その気がなくてもキツイ事を言ってしまうから
黙っていた方が良いですよ。』子供にも『お父さんの言い方は平気で人を傷付ける言い方だ。
言われた人に同情するなぁ。』と言うんです。
 自分では大した言い方していない積りなんでしょうが、受け取る人の取り方には色々有る。
 あなたはそこまで考えていない。と、あなたは典型的なB型ね、と呆れられる事も。
「血液型占いを信じるなんて、馬鹿じゃない、4つの型で人の性格決めつけるなんて。」と
言う私への妻の答えです。

 プライベートを書くのも、メールフォームを通じて来たメールの中に、ちょっとおちゃらけ
過ぎていないか、文章で苛めてないか? と言うものがあったからです。
 どうも、色々な方からのコメントに嬉しさの余り、舞い上がっていたし、悪乗りしすぎ
ていた書き方の時も有ったようで、所謂苛め・・文章による苛め・・キツイ言葉
が有ったと、気付かされました。S嗜好が出すぎていたようです。
 まったく自分では、苛める気もないのにしていた。これは妻や子が言っている事と
変わらない事です。
 と、書いてみても、受け取る側の方には言い訳と映るでしょうし、又これも誤解の元に
なるかも知れません。読者を大切に思う気持ちをどう表現すれば良いのか?
 Aさんは笑った、Bさんは悲しんだ、。Cさんは怒った。書く文章にも取り方が有ります。
 アマチュアの物書きには大いに、多分プロの方も少々、読者の反応を探りながら書いて
います。
 そして作者の真意が伝わらないのは己の力量不足だと思うしかない。伝えたければ
もっと精進しろ。と言い聞かせながら。
 公開の場と言うものは難しいものです。
 特定の人や団体に向けてメッセージを送ろうと思っても、制限制約が有ります。
 ストレートに表現すれば済む事も、ぼかし、比喩を使い例をあげ何とか伝えようとしますが、
正直、伝えるのは難しい。 小説を愛好して頂くと贔屓が出来て、彼・彼女はこんな事は
しない。作者の馬鹿。・・・別のブログで見た事が有ります。作者自身の事もこう言う書き方を
する作者はアホ。・・それだけ、小説を、作者を愛し、信頼してくれている証しだと思います。
 そう言われるようになって、物書きは、小説家となって行くんでしょうね。
 私もそうありたいと思います。m(_ _)m

続きを読む

お詫びですぅ。

 読者の皆様には大変申し訳ありませんが、来週(12月第1週)の目の検査に備え
しばらく更新を控えさせて頂きます。続きをお待ち頂いている皆様には本当に申し訳ありません。
 私は、前にも書きましたが、家族が寝静まってから、小説の執筆をしております。
 昼は本職をこなし、夜は執筆と言う生活が目に良いとは申せませんので、どうかご理解
下さい。m(_ _)m


 検査結果が良好なら、スグに執筆に取り掛かります。悪ければ・・・考えないようにしています。

 今年の4月から本格的に書き始めて7カ月余、楽しい日々でした。
 いろいろ失礼な事を書いたかもしれませんが、病人の戯言だと、ご容赦願います。
 これ書くの2度目なんですが・・検査日が近づくと不安で・・・・・・・・なんてねw
 殊勝な事を書いたら、笑われます。
 大丈夫です。どうしても続きが書きたいので再開するつもりです。
 待っている人がいると思うと、書きたくなる性分ですから・・だから少し早いですが
、目を休めます。

【プリムローズ】(3)

 【し、詩織君。やめるんだ、本当にヤメテくれ。】
 詩織の手はオジサンのお尻の割れ目に差し込まれた。
 (オジサンのお尻ピクピク動いて、面白い。男の人のお尻を触るのも、偶には良いなぁ。いつも触られて、ばっかりだから。)
 詩織は、自分の思いに囚われて、オジサンの顔から余裕がなくなった事に気が付いていなかった。
 『オジサン、気持ちいい?』
 そして突然オジサンの逆襲が始まった。
 ペニスを掴んでいた手を無理やり外され、頭からシャワーが掛けられた。頭を振ってもノズルが追いかけて来る。
 息する暇もなく、お湯が頭から滴る。髪の毛は顔に張り付き、唇に纏わり付いて気色が悪い。
 【詩織さん。君は酷い人だ。落込んでいた僕の話し相手になってくれたことは感謝している。 一人ベンチで食べるお弁当は、本当に寂しかった。】

【君が声を掛けてくれた時は、これからの事を考えていて絶望が僕を包んでいた時なんだ。】
【目の前が真っ暗で、家族の事、自分の事。色々考えていた。君はそんな僕に栄養ドリンクをくれた。どれだけ嬉しかったか。それから君とあそこで話が出来る事に喜び、毎日会いに行った、若い子の話題がどうなのか分からなかったが、自分なりに考えたり調べて答えた。】
 【楽しかった、君に抱きつかれた時にドギマギして年甲斐もなくトキメいたかもしれない。】
 【君が追われている姿を見て、助けたいと、それだけを思っていたよ。手を引かれて・・イケないと思いつつ部屋まで来てしまった。僕だって男だ。ここが何処だか知っている。知らない振りもワザとらしいかなと思いつつしていた。でも君はどんどん思わせぶりに僕を追い込んでくる。僕は最初に会った時と変わらない。目の前が暗く崖の上に立っているのと同じなんだ。状況は少ししか変わっていないんだ、君と話せて少しは不安を取り除いて貰っていたが、明日がどうなるか自分でも判らない。】
 【その僕が君の悪戯に・・君はそんな気じゃなかったのかも知れないが、スイッチが入ってしまう。これから起こる事に君が『こんなはずじゃなかった。』と後で言われても、僕は弁解なんかしない。】
 オジサンはシャワーのお湯を止めると、私の顔をじっと見つめ呟く。
 【・・そうさ・・僕は・・なんだ。】
 (よく聞き取れなかった。でもオジサンの苦悩は少し伝わる。オジサンは喜んでも居たが毎日不安で一杯だったんだ。余り次の日の事を考えずにいた自分と違い、オジサンは不安で不安で、自分に自信が無かった。目の前が暗くなる程の不安・・オジサンには愛する家族がいる。その家族を守りたい気持と話せない苦悩。その気持ちを紛らわせられたのは、あの場所だったのね。私と話す事がオジサンの癒しになっていた。それを・・思わせ振りな事をして、心を乱してしまったのね。きっとオジサンにはリストラ以外の別の不安もあるんだわ。リストラなら就職先を何とか探せば解決する。難しい事でも何とかなる。でもどうにもならない事も抱えているのね。・・・オジサン・・ごめんね。私・・少しオジサンをからかっていた。自分の周りにいないタイプだから・・物珍しくて。多分オジサンとは全然違う世界で生きてきた。知らない世界を垣間見る・・好奇心で話していたんだわ。自分の事ばかり考えていて、オジサンの事は心配はしていたけど、オジサンの振る舞いに幻惑されていた。そう・・なんだわ・・最初に見かけたあの体を丸めて、ため息をつきながらベンチに座っていた姿が、本当のオジサンなのね。・・・ごめんね。ごめんなさい。)
 詩織は涙を流しオジサンを見つめ返す。オジサン・・本当の名前も知らないオジサン。今詩織は無性にオジサンを抱きしめたくなった。キスしたかった。オジサンの心の中を知りたくなった。オジサンの闇に迫りたかった。
 それには、オジサンの元へ飛び込んで行くしかない。でも・・オジサンを好きな訳じゃない。同情でも無い。そう、やっぱり好奇心。今はそれでも良い。
 『オジサン・・・抱いて。』


感想有難うございます。

 匿名様、さっそくの感想有難うございます。m(_ _)m

 濃厚でリアルな描写と仰って頂き有難うございます。
 と、言う事は・・匿名様・・使って貰ったことあるんですかぁ?
  ↑ 女性読者と思いん込みますよw

 夜眠れなくなっちゃう。と言うコメントも嬉しいコメントです。濡れたと言う事ですよね?
 そうですかぁ・・責任取らなくては・・・でも離れていますから・・

 こう言うのはどうでしょう? 私の名の頭文字【H】をオナニーに使う指の爪に小さく書くんです。
 そうすると、私にされている気になれるんじゃないかと思います。
 これは想像力の力を借りた一種の【調教】に使ったことが有るんです。
 
 昔の話ですが、ネットで知り合い、後にリアルでも逢った女性にチャットで指示してみたんです。
 そうしたら、最初はただの文字でしかなかった名前が気になりだして、いつしか私そのもの
 だと感じたそうです。小指に書かれた私の名にkissすると凄く感じ、オマ○コに当てると
 本当に触られている気分になって逝ってしまったそうです。
 その女性はM女性でしたが、その女性から、書いた私の名が【刻印】みたいだと聞かされました。

 勿論匿名様が、そのようなM女性だとは思いませんが、物は試しやってみませんか?

 もしそれで想像が膨らみ、貴女を鎮めることが出来たら最高ですが、多分、結局お遊びだった。
と感じるかもしれません。実は私もその効果をもう一度確かめたいのです。
 匿名様ぁ・・ご協力頂けませんかぁ??
 で、結果を教えて頂ければ幸いですぅ。OX


 




クロウエア・エクサラダ【22】

 夫が取り出したのは、肩凝りをほぐす道具、マッサージ器の小型のものだった。
 器具の肩にあたる部分は丸い形をしている。男性のひげそりクリームのふたのような形、マッシュルームにもちょっと似ている。
 マッサージ機からコードが伸びている。
 ベッドの枕元のコンセントに接続され、スイッチが入れられた。
 ブーン、と低い振動音が聞こえる。
 健一は肩が凝ったのだろうか?そんな・・この火照ったカラダを放っておいて、マッサージなんかするの?
 『いやぁ。』
 こんな事に・・使うなんて・・
 丸い頭が香織の股間に当てられていた。
 普通のバイブやローターとは比較にならない振動。
 その器具が香織のクリトリスに押し付けられている。
 肩の凝りを解すための振動が香織の一番敏感な陰核を襲う。包皮の上からでも凄い。
 足を閉じて振動を抑えようとした。しかし直ぐ夫に強引に足を拡げさせらる。
 『ヤメテ。あなたっ!』
 少し力を入れて電動マッサージ器を押し付けられる。
 『ひぃ・・あぁあ。いやぁ。」
 この振動は堪らなかった。震動が肉の隅々、骨の隅々に広がる。
 足を突っ張り、腰を振り逃れようとする。
  健一はバッグの底から麻縄を取り出し、両足首に巻きつけ、大きく足を広げた格好でベッドの下に麻縄を通し、それぞれの足を固定してしまう。
 それから後ろ手に縛った縄を一度解き、今度はバンザイをする格好でベッドに固定される。
 手足を固定された香織は、 体を捩って抵抗するが、また同じように、胸の位置に2本、腰にも1本の麻縄でベッドに括り付けられてしまう。
 こうして何分も掛からないうちに、香織は全身を拘束されてしまった。
 『何するの・・あなた・・あんまりだわ。いくらあなたでもこれは酷い。放して。』
 夫は無視し、腰に巻いた縄を用い、股縄をする。股縄には、一定の間隔で、瘤が作られている。
 何のためか?香織はすぐに判った。
 おまん〇ことアナルにその瘤が当てられ、きつく縄を絞られ、大事な部分に食い込んできた。
 『いやぁ・・いやぁ。』
 さらに電動マッサージ器・・電マが股縄を利用して、オマ○コに固定された。
 足も閉じられず、体を逃す事も出来ない状態で、電マのスイッチが入れられた。レベルは「弱」。
 しかし香織は、電マの振動に悶え、涙を流し苦悶する。
 健一は、これも健康器具の、小型低周波治療器を取り出し、その器具から延びる二本のコード先にあるパッドを、2か所少し離して左の乳房に張り付けた。
 単4電池2本で動作するそれは、本体には電源スイッチを兼ねた「強さダイヤル」というボリュームつまみと、パルスモードを選択する4つのボタンがついていた。
この製品の動作モードは「もみ」「たたき」「振動」および「肩」となっている。
 「たたきを」を選択すると、筋肉の動きは、流れる電流のパルス周期により、ビクン、ビクンと収縮・弛緩し、丁度叩かれたような感じがする。
 「震動は」電流の働きにより、パルス周波の間隔が更に狭まり、ビク、ビク、ビクと収縮と弛緩を繰り返す。
 「もみ」はさらに間隔が狭まり、パルスが連続的になり、弛緩する暇が無く約1秒程継続する。
 説明書には繰り返し、心臓の近く、頭部、顔、口中や陰部には用いるなと書いてあるが、健一は今はそれを無視した。
 『怖い・・ヤメテ・・』
 ここでやっと健一が口を開く。
 【香織。なぜ僕がこんな事をするのか本当に判らないのか?】
 質問の意味は取り違えようがない。香織は抗議の声を上げられなくなった。
 夫は感づいている。
 しかし、香織には答えられない。
 【返事が無いのだね。】
 夫は1つのボタンを押し、ダイヤルのツマミをゆっくり上げて行く。
 引っ張られる間隔が、左の乳房に起こる。
 ダイアルつまみが、「強」近くまで回される。
 『ヒッ、ヒィイ。』
 香織が悲鳴を上げる。乳房の中で肉が収縮し、ギュッと縮こまる。1秒程で肉が解放され、弛緩する。この動きが繰り返される。
 『お願い・・あなたやめて下さい。』
 夫の手が下腹部に延びる。電マが「強」にセットされる。
 『あぁああああ、あひぃ・・クヒィィ・・』
 クリトリスが振動で震える。乳首が強制的に勃たされる。
 香織は2種の刺激に全身を刺激され啼く。 口から涎を垂れ流し、息も絶え絶えに喘ぐ。
 【低周波は何もしなくても、15分で自動的にスイッチが切られる。電マは・・停電すればスイッチが切れる。・・香織が話す気になるまで、しばらくこのままにしておく。僕は用事で電話を掛けるから、その間楽しんでおいで。】
 (し、死んでしまうわ。・・この刺激・・耐えられない。たすけて、あなた・・いかないで・・)
 しかし香織は健一を引き留めることが出来ない。引き止めれば、話さなければならない。それが出来なかった。
 夫を裏切り一郎と・・・ただならぬ関係になっていたことを告白しなければならない。
 夫を裏切った罰は、快楽地獄だった。電マの刺激により香織のGスポットまで震動が届き、今までにない快感が襲っている。
 何かが、何かが出そうな感覚・・それはオシッコが出るような感覚が沸き起こっていた。
 (あぁ、いや。出ちゃう・・漏れちゃう・・もう駄目。。出ちゃうよぉ)
 ピユッピユッとオマ○コから何かが噴き出した感覚。
 香織はオシッコを漏らしてしまったと思った。
 それは断続的に、噴き出す。
 (・・違う・・オシッコじゃない・・?)
 女の構造上、オシッコを漏らしたら止められないはず。・・香織は思う。
 長い時間が経っていると思っていた香織は、夫が傍を離れてから数分しか経過していない事に、愕然とした。
 乳房が引き攣る。徐々に耐えがたい引き攣りに変わる。肩や背中や腰なら程よい刺激でも乳房には強烈に効いた。
 (たすけて・・あなた・・)


私なら文末はOXOXと書きますぅ!

アヤカ君こんばんは。
 う~ん困りましたね。どうご質問に答えたら良いんでしょう。
 私は下の意味だと思うのですが、あのように表記されると。 
 二つの意味が有る事は、ご存じ無いのかもと思いまして、答えを躊躇していました。

ひとつ目、多分アヤカ君が思っているのは、下の意味でしょう。
 【 Io penso che il significato della domanda sia un bacio di bacio di bacio 】

 ↑が、間違っていかもしれませんので英語で再度。(これも間違っていたりして(T_T))

 【I think that the meaning of the question both a kiss of kiss of kiss】

  もう一つ目は、ズバリ『セックス』を意味するんです。
   一つだけなら、こうは言いませんけど、続けて書くと上の意味にもなるんです。
 何しろ、ここはアダルト・ブログですから。

  ただ文末ですから、違うと思っています。OXOX

 

頭の回転の速い女性って、好きです。

 XXX様こんばんは。
 さっそくのお返事有難うございました。
 いや~~~~見事なお答!パチ・パチ・パチ

 3サイズの質問に身長・体重・足のサイズでお答えになるとは・・
 オジサン1本取られたなぁw
 普通の女性は胸・腰・尻だと思うのに(>_<)

 頭の回転の速い女性・・好きです。
 私のいる世界(SMですけど)は、体だけではダメなんです。精神面も
伴わないと・・想像・・イマジネーションがない女性には無理なんです。
 パートナーが何を望んでこんな事をするのか?次はどうされるのか?
 そんな事を想像し、それに対応できる。
パートナーがどうしたら悦ぶか、自分がどうしたら相手が感じるか、その事を思い
それだけでも己の快感と出来る女性と、自分の快楽のみに貪欲な女性では、
違いは想像力なんです。

 説明は難しいですが、「言葉責め」と言う行為をご存じでしょう。あれは正しく
想像力を刺激し、掻き立てて相手の快感を引き出す行為なのですが、これは
頭の回転の良い悪いで得られる快感の量が違い、速い遅いで、タイミングが合うか
どうかが決まるのです。私はそう思っています。
 
 当意即妙に受け答えが出来る人が、私は好きなのです。
 XXX様・・呼びにくいですね、HNですから仕方がないですけど・・そうだ!
 今からXXX様を【アヤカ】と呼ばせて貰いますね。(^。^)y-.。o○
 『綾歌』ではなくて【アヤカ】ですが、よろしいでしょうね? 多分私の方がずっと
年上でしょうから(T_T)
 でも、様は堅いからこう呼ぶときは君付けですよw
 御不快なら仰って下さい。 ね、アヤカ君w

 でもぉ・・警察の取り調べでわぁ・・任意はほぼ強制だしぃ・・3サイズは
バスト・ウエスト・ヒップだしぃ・・← 以上強調w

 今後もよろしくね(^_-) アヤカ君



待っていて下さったんですね。

 XXX様、遅い返信にも係わらず、スグにコメント下さり有難うございます。
 そのうえ、労いのお言葉を頂き、疲れも飛んで行くきます。

 そうですか・・次回の綾歌のモデル引き受けて下さいますか、感謝します。
 勿論XXX様に『女』を感じ、この女性を思うがまま、私の色に染めたい。
 そう思わなければ、お声をかけませんよ。(*^_^*)
 
 小説のヒロインはある意味、私の欲望をぶつけそれを受け止められる存在だと、
思います。
 時々お話していると思いますが、私はノーマルな性癖じゃありません。
 女性を苛め、辱しめ、(-_-)/~~~ピシー!ピシー! するのが好きな男です。
 
 そんな私にコメントをしてくれる、XXX様はその女性の立場や状況に嫌悪を持たない。
そんな男と、コメントを交わす事に嫌悪しない(リアルでは無いですから当然と言えば
当然ですけど・・)、余りハードな描写はしていない、ソフトな小説ですが、それでもその
様なMの心が判らない女性は二度と訪問してくれないでしょう。しかし、XXX様は
一杯コメントをしてくれる・・・(多分ちょっぴりでしょうが。)マゾの性癖をお持ちだと、
推察いたしました。
 そのような女性だと思うと、俄然意識してしまいよけいに『女』を感じるのです。
 それに・・・コメントの文面を拝読すると、その真面目さに感嘆いたします。

 真面目な女性を墜とす。・・・Sの醍醐味です(^。^)y-.。o○

 私の勝手な思い込みですが、想うだけなら許していただけますよね。
 そして小説の中なら、あ~んな事やこ~んな事をしても良いですよね。
 あっでも、もう許可頂いちゃったから、取り消しは利きませんよ。w

 許可ついでに、小説の参考に3サイズ教えて、教えて、教えて、教えてくれなくちゃ、
オジサン拗ねちゃうもんww  ↑ あ・く・ま・で・も・任意ですぅ。  

 コメントお待ちしますぅ・・・(^_-)

   


連休・・仕事ですぅ(T_T)

 音楽家様、XXX様コメンと有難うございました。
 本日、休日出勤となりコメントを返すのが遅れました。申し訳ありません。

 そんな訳で、音楽家様に教えて頂いた番組は見れませんでした。
 土曜 TV欄NHK教育・・12時30分 ピアノと3語書いてあるのが、そうなのですか?
 スーパー~とはどのj時間帯にも書いてありませんので、これだと思うのですが・・

 小説はどうやら今回も及第点を頂いたようで、嬉しく思います。
 本当にありそうだと仰って頂けて有難う御座います。

 種明かしをしますと、教えて頂いたレッスンのさわりだけを、繋ぎ合せただけです。
 まあ、音楽家様にはバレバレでしょう。
 教授との件は、全て私の願望です。もし、もしも音楽家様が綾歌で私が教授なら
 どのように切っ掛けを作り話を持って行くか想像しながら書いてみました。
 誰かをヒロインに擬して書くとより興が乗り筆が進むのです。
 あ、音楽家様はご自分が綾歌に見立てられ、イヤラシイ事を書かれるのは御不快
ですか?もしそうなら、仰って下さい。

 XXXさま、ドラマや映画のワンシーンの様になりそだと言って下さり有難うございます。
 ビジュアルが読者に伝わるのが物書きの、喜びでも有ります。
 今度は綾歌に感情移入して頂けるように、頑張りますのでまたコメントお願い致します。
 今度の回は、XXXさまに私が施したいと思う事を、書きますので、読んで興奮して頂け
たら、成功です。でも、感じてしまっても、ご自分で自慰に耽っては駄目ですよ。やはり
ご主人?か、彼氏?か、に、抱かれて下さいね。←言われなくても、と叱られそう。
 ↑ ってか、この位じゃ興奮しないと(T_T)

 が、頑張りま~~~~す。m(_ _)m


 

【ドルチェ・アマービレ】(2)

 「あやか~!こっち、こっち!」
 「お久!あやか」
 『エリ、エッちゃん。久しぶり~』
 こっちに来ている、高校時代の友達と数ヶ月ぶりに居酒屋で会った。
 大学に入った頃は3人でよく遊び歩いたが、この所私が忙しくて仲間から外れる事が殆どで、エリが短大を卒業する為、そのお祝いをしようと待ち合わせをしたのだった。
 エリは卒業後地元に帰ると言う。春から念願の幼稚園の先生になる。
 エッちゃんは美容師専門学校を出て、見習いとして働く。2人ともそれぞれ夢に向かって歩き始める。
 なのに・・
 「遅いよぉ、あやかぁ。またバイト?」
 『うん、ごめんね。でも今夜中途で休んだわ。』
 個人レッスンの費用も馬鹿にならない。授業だけではオーディションに受からない。
 毎年行われる秋の定期演奏会が当面の目標だが、今の夢は卒業演奏会に出演する事。その先は・・・な~んも考えられねぇ・・今のキタジマ?
 音大に入学するまで、一通りやってきた積もりだった。
 それが・・みんなとのレベルの違いにやけを起こしかけ、エリたちと遊び歩いた。
 その私を叱りつけ、宥め空かし、何とか3年に進級させてくれたのは、シュトレーゼマン(渾名です。)のお陰だ。
 そのシュトレーゼマンの個人レッスン費用を捻出する為に夜のバイトをしていた。
 「あやか・・地元に帰る前に一度レッスンを見せてくれない?だめ?」
 『エリ・・どうしたの?』
 「ウン実は・・小母さんが・・・ちゃんとやっているか見に行って欲しいって。夕べ電話して来たの。」
 『え~、お母さんが。そうかぁ、お正月も帰らなかったからなぁ。そう言う事なら仕方ないかぁ。分かったわ。教授に聞いてみる、返事はそれからでも良いでしょう。』
 「一度帰ってやれば、しなくても済むのに。」
 『だめだよ。バイト休むとレッスン料払えない。』
 「仕送りあるでしょう?」と、エッちゃんが口を挟む。
 『ダメダメ、授業料と生活費で精一杯。その他の個人レッスン代、勉強の為聞きに行くコンサート代、楽譜代まで頼めないもの。』
 騒がしくなって来た店内につい声が大きくなる。
 「そうなんだ。あとお洋服代、お化粧代、エステにネイルサロン・・クラブも最近奢ってくれるオジサン達が少ないしね。」
 『エリ・・・クラブって・・・幼稚園の先生になる人が、良いのかよ~。?』
 笑いを堪えながら聞く。
 「いいのいいの。私は食事代に飲み代、遊び代が助かる。オジサンは性欲処理に助かる.。一石二鳥って、カンジ・・」
 私とエッちゃんは身体をエリから離し指でエンガチョした。
 「冗談だって!・・乙女がそんな事をする訳無いでしょう。エッちゃんなんか、この間ヤリコンに行ったって聞いたけど、どうなの?」
 『何それ?合コンじゃないの?』
 エリが疑わしそうな目で私を見る。
 「エッチ目的の合コン」
 (うっそ~・・・初めて会った人とエッチするの?エッちゃんが?)
 エッちゃんは地元でも目立つ、美人で派手な性格をしているが、そんな子には思えなかった。
 「ちょっと、エリ。・・・ネンネのあやかになに教えているの。まだ3回しか行ってないよ。」
 (と言う事は・・・エッちゃん・・・)
 顔が赤らむ。お酒のせいではない。
 「真面目な綾歌には刺激が強いから、その話はヤメ。あやか、夜のバイト何をやっているの?」
 『え、ああ、あの・・その・・クラブで弾語り。』
 クラブ・・高級なお店だが、男の人が女の人目宛に来るお店。BGMにピアノでクラッシックを弾いているが、お客さんの要望で歌いながら弾く事もある。
 大抵はジャズナンバー。
 弾いていない時にはお酒の相手もする。チップはこの方が沢山貰える。
 でもこのバイトは内緒。弾語りは大丈夫だがお酒の相手はちょっとヤバイ。学部長や学長が許してくれても、理事達が堅物のなのだ。去年、キャバクラでバイトしていた子が定期演奏会のオーディションでバイトを理由に落ちた。と噂が流れてから、同期は皆止めた。理事は審査に関係ないと思うけど、リスクは犯せない。
  
 「んじゃ、二次会行こう、カラオケだよ。」
 カラオケは高校の時以来だから本当に久しぶり。
 「ね、あやか・・これ歌って。」
 知らない歌、最近のJ-POPなんて聞いた事が無いから、1度音だけ流してもらった。
 『じゃ歌うよ、掛けて。』
 「流石だね、一度聞いただけで歌えるなんて。」エリが感心する。
 「この子、音聞いただけで楽譜が書けるんだって。」とエッちゃん。
 そうなのだ。
 でも、これは半分当たっているけど半分間違っている。
 音を聴いて楽譜にするのは大学受験の時に有ったし、年に5、6回有る「ソルフェージュ」の試験にも出る。初めて聴いた音を楽譜に書き留めるのである。
今の様に色々な音が混じり合っている曲を楽譜に落とすのは私には、まだまだ無理だけど、カラオケなら歌える。
 二人が驚いてくれたので気分良く歌えた。
 
 【綾歌君、ちょっとアドリブで。】
 教授の指示に従い、 自由に弾く。珍しいこともあるのね。
 【で、友達に見学させたいと。】
 『はい、教授、春から幼稚園の先生になる友人なんです。』
 思い切って、相談してみた。
 【綾歌君は気が散るだろう。貴重なレッスン時間を無駄にしないように、その窓からなら許可
しよう。】
 窓とは、教授の部屋の入り口のドア。防音硝子で外から中が見えるようになっている。
 教授の部屋は防音になっているから、密室にならないように窓がちゃんとある。
 【ところで、綾歌君。ジャズは面白いのかな?】
 『え?教授・・・』
 (まずい、どうして教授が?)
 【お酒も随分強いのだね。】
 (バレてる?何で。)
 【バイトは・・したからと言って、僕がどうこう言う事ではないんだがね。止めないで、もう一度。】
 鍵盤から指を離してしまったが、また弾き始める。
 教授が椅子を私の脇に置く。
 【面白いね綾歌君、君の解釈は。どれ、僕も・・アンサンブルしよう
 教授が隣に座る。
 教授は2オクターブ上を弾く。
 【だけど、あれはまずいよ。あれは・・】
 『ヒッ。』
 教授の右手が私の左のスカートの上から内股を摩りだした。
 『教授、やめて下さい。』
 【腹の出た、禿オヤジなら、良いのかね。】
 この間の事だろうか?お酌した客が酔っていて、体を触って来た。声を上げようとしたらママに、耳打ちされた。
 『綾歌ちゃん。ごめん、我慢して、このお客さんこのビルのオーナーなの。お給料倍にするから。ね。』
 仕方がない、今月は来年度の授業料の支払いがある。そう思って我慢した。それを見られた。?
 『教授・・・教授がこんな事を・・するなんて。・・・信頼していたのに。』
 1年の時から教授に教わって来た。教授がいなければ大学も中退していたかもしれない。
 【綾歌君。・・僕は君の才能を高く評価している。だが、あれはいけない。もっともっとレッスンを重ね、声楽家として世界に羽ばたいて欲しいのに。】
 『でも、教授。・・・バイトしないと、レッスン料が払えません。あ、ヤメテ。』
 教授の指がスカートの中で太股を鍵盤に見立て、子犬のワルツを奏で始める。
 指の動きが小刻みで、巧みに動く。長くほっそりとした指が。
 なぜか、抵抗できない。教授の言葉に縛られてしまう。
 【世界】・・この言葉が私を呪縛する。
 【レッスン料の事は気にしなくても良い。綾歌君が私に付いて本気でレッスンに打ち込むなら、出世払いで良い。・・バイト止めるね?】
 (うう・・卑怯よ。と言えないのが辛い。人の弱みにつけ込んでと言いたいのに、言えない。教授の言う事も一理ある。バイトよりレッスンなのは当然。だけど・・イヤラシイ事ずっとされるの?)
 教授の指が1オクターブ下がる。先ほどとは違う箇所を刺激される。
 『あん。きょ、教授・・・イヤラシイ事しないで下さい。』
 【バッハやモーツアルトにもパトロンが居た。僕は君のパトロンになろう。君が世界に羽ばたくのが僕の悦びなんだ。これから、色々お金がかかる。レッスンもそうだが、綾歌君もイタリアに行って本場のオペラに触れたいだろう。それに・・歌劇なら演劇の素養も必要だ。悦び、哀しみが表現出来なければ。僕がその悦びと、哀しみを教える。そして僕にされる事に怒れ。・・・すべてが完成して。楽が綾歌君に訪れる。君の先輩にもこの特別レッスンを受けて成功した人がいる。】
 教授が告げた人は世界で活躍している、あの人も・・・
 『あぁ・・なれますか?私も・・教授・・あん、ああ』
 教授の指が股の付け根・・・の女を弾く。
 【なれるとも。君はこの事に流されないだろう。その時だけで、そう言う人と見込まなければ特別レッスンを申し出ない。君は性愛に流されない。どんなに淫らな事をされても可愛らしさを失わない女性だ。僕は確信している。】
 教授の言葉が耳元で囁くように語られる。その甘美な響きに酔いしれる。
 『教授・・・レッスン・・・お願いします。』
 こうしてシュトレーゼマンは私の教授でありパトロンになった。


ピアノレッスン風景

 音楽家様。
 教えて頂いた「スーパーピアノレッスン」はNHKノのアーカイブスには無く
DVDで販売されているそうです。

 その代り、上野学園のレッスン公開映像を探し出し、見ました。
 短いものですが『エオリアンハープ』と言う曲・・ショパンのエチュードですよね?
手首の回転について生徒に教授している映像でした。
 【作品10の12曲、作品25が有りました。】

 室内の風景は不明ですが、教授が左、生徒が右、思ったよりピアノと椅子が
離れているのですね。
 離れていると潜り易い。 

 それから『月刊ショパン』なる雑誌があるとか・・・ふ~む。凄い。

 少しだけ・・ほんの少し雰囲気が垣間見えて参考になりました。
 有難うございました。声楽の方も探してみます。

 




コメント、コメント、うれしいな♪お弁当??

 匿名様、またコメント有難うございます。
【クロウエア・エクサラダ】気に入って頂けましたか?

え~と、私のHのスイッチですか?・・誰が入れているかと?

 そうですねぇ・・・年中発情してますからw・・でないと、官能小説書けませんよ。w
 朝・・キッチンに立つ妻のお尻・・通勤途中の人妻らしき女性のお胸・
 お昼の定食屋に来る若いOLさんのうなじ・・・打ち合わせ中の足を組む女性
 午後のカフェに来る子連れのヤンママ、夕方の買い物途中の熟女、
 出勤前のオネエさん、夜の・・・コメントしている女性読者…皆さん想像を膨らませて
くれますよ。
 勿論・・匿名様(女性だと思って)、XXX様、音楽家様・・小説のヒロイン
 薫、彩香、香織、早智子、詩織(;一_一)・・・未だ食べ頃に少し早い綾歌。

 ・・・結局・・・女好きの中年おじさま。・・が正体(^。^)y-.。o○ ですぅ。

  三択は無理です(>_<)・・・強いて挙げれば・・・ ←無難w


 匿名様も昼から発情、もとい、よく読めましたね。疼いたら・・・

 呼んで下されば・・・それは最後の手段です。w
 やはり、人妻ならご主人、独身なら彼氏に静めてもらうのが一番!
 どうです?今夜ご自分から誘っては?・・

 お節介!・・・いつも私からよ・・・なんか、耳鳴りがww

 また遊びに来て下さい。



【プリムローズ】(2)

 『フン、フン、ラララ~、ハァ・・生き返るわぁ。』
 詩織は熱いシャワーを浴びて、ご機嫌だった。つい鼻歌が出てくる。
 さっきまでの嫌な気分が晴れてくる。
 広いバスルーム・・音響効果が良い。肩までの髪の毛を梳き上げ、シャンプーの泡を
洗い流して行く。
 バスには何でも揃っていた。クレンジングオイル・・洗顔クリーム。
 浴槽が広すぎるので湯を貯める時間ももどかしくて、シャワーで間に合わせていた。
 顔のお手入れだけは一応やっておく。
 詩織はすっかり外のオジサンの事を忘れていた。
 慌てて全身にシャワーのお湯を掛け、急いでバスを出る準備をした。
 汚れた下着を着けるのは嫌だったが、替えなんて持っている筈も無い。
 詩織は小首をかしげ考える素振りになる。
 『そうだ!』
 籠の中にバスローブがある事を思い出し、素肌に纏う。
 ちょっと危ない格好・・まあいいわ。
 バスルームを出た。
 バスルームの照明のスイッチを切ろうと振り向く。
 『あっちゃ~・・・ヤバ・・』 見えたのは素通しの硝子窓。
 ここはラブホだったのをすっかり忘れていた。こういう部屋がある事は聞いていたのにまさか、この部屋がそうだったなんて。・・・
 マジックミラーのように中は鏡になっているが、外からは浴室が丸見え。
 (オジサンに見られたなぁ、・・・無防備に素肌晒していたし・・・胸もお尻も、アソコも・・・脚大きく開いていたし・・・見たわよね。オジサンも男だし。失敗したなぁ。)
 そこで変な事に気がついた。
 (裸の女がお風呂で無防備に居るのに、押し入ってこないなんて・・私の裸って、そんなに魅力無いのかなぁ?・・陣笠なんて目の色変えて追って来たのに。・・服の上からだけなのかなぁ?)
 (昔のCMで「私脱いだら凄いんです。」と豪語するのがあったけど・・『私脱いだら・・魅力ないです』なの?がっかり・・)
 恥ずかしさで、取り留めの無い事ばかり考えている。
 後ろを振り向くタイミングが掴めない。でも・・・
 『オジサン』 返事が無い。
 『オジサン・・オジサンってば!』
 寝てるよこの人。
 さっきの格好のまま、上体を折り脚の間に頭が来ている。
 見てなかったのかよ!
 ホッとしながらも、ちょっぴり残念な・・複雑な気持ちになる。
 オジサンの肩に手を置きカラダを揺する。
 『オジサン、起きて。オジサン!』
 【うっううん】
 『オジサン・・ハイ交代。シャワー浴びて来たら?。』
 【え?でも・・】
 『大丈夫、覘かないから、早くさっぱりしてきなさいよ。あ、着替えないからバスローブを代わりに着てね。』
 オジサンは渋々立ち上がり、浴室へ向かう。
 電気が付く。
 『あっ・・・オジサン、仕掛けに気付いてないんだぁ。ああ、そうよね。初めてラブホに入ったみたいだし。・・・見ちゃ悪いわね。』
 『あ~・・でも・・中で倒れていたら危ないし・・オジサン年だから・・見てないとダメだよね。・・うん・・オジサンの為だもの。・・』
 詩織は内心興味深深だった。同年代の男や年下の男なら、何度も見た。
 父親が早くに亡くなった為。中年のオジサンの裸は見た事が無かった。勿論中年のオジサンとHする気もなかったから。
 でも、お父さんが生きていたら・・このオジサン位かなぁ? そう思うと見たくなった。
 危ないからは口実。
 『ウッソ~。』
 オジサンのカラダは意外と締まっている。もっとブヨブヨのカラダを想像していた。
 お尻もそんなに垂れていない。若い子の様にキュッと引き締まってはいないが、でも硬そう。
 『え?やだ。』
 いきなり前を向くんだもの。見えちゃった。
 オジサン・・・今まで見た男の人と違うと詩織は思った。右の方を向いている。
 (あのまま・・大きくなったら・・当たる所違うのかしら?私ったら何を・・考えているの?・・・ああ、なんだか身体が火照る。)
 詩織は妖しい気分になっている。
 見た事が無い訳でもないのに、なぜか興奮している。
 (オジサンは・・裸見られている事、気付いていないのかしら?どうしよう、見るの止めなくちゃ。・・あ・・でも・・もう少し・・ダメ・・これ以上・・)
 詩織はフラフラと立ち上がり浴室のドアに手を掛けた。
 カチャ。小さい音がした。オジサンは気が付いていない。ソロソロ近づいて行く。
 『あっ』
 足が滑った。思わずオジサンの腰にしがみ付く。
 ん?手が何か掴んでいる・・・ひょっとして・・・アレ?
 オジサンはビックリして体を硬直させる。声も出せない。 アレも硬直してくる。
 (ひゃぁ・・・握っちゃった。・・・うぅ・・段々大きくなる。・・どうしたら・・)
 『お、オジサン、あの、・・凝ってますねぇ。・・・マッサージしましょうか?』
 (馬鹿、ばか、詩織のばか。・・おちゃらけで誤魔化そうって・・・言うに事欠いて、なんて言う事喋るの・・私って・・おバカ)
 【あのぉ・・・手を放してくれる。】
 オジサンの間延びした声、心なしか震えている。
 (あ・・なんか、可愛い。・・オジサンの方がずっと年上なのに・・)
 握った手を上下に動かしていた。オチン○ンの皮が伸びたり縮んだり。
 【お、きみ・・駄目だよ・・ヤメテくれ。】
『しおりよ。』
 【ハヒィ・・?】
 『私の名前よ、詩織と呼んでね、オジサン。』
 なんでこんな時に・・・名前なんか教えたのかしら?
 ああん・・指にヌルヌルが垂れてきた・・おかしくなりそう。
 【し、詩織君、さん。とにかく放して・・若い子が・・こんなことしちゃ・・う、くぅ】
 あはぁ・・オジサン。気持ちいいんだわ。・・え~と、ここを、こうすると・・
 【やめ・・あぅ・・】
 痴女になった気分!・・・嫌がるオジサンにするなんて・・私S?
 面白いわ。楽しい。もっと苛めてあげたいなぁ。


ご愛読ありがとうございます。

 XXX様こんばんは。いつもコメント有難うございます。
 執筆に気を取られ、コメントに気付くのが遅れ申し訳ありません。(-_-)zzz
 ↑・・寝てたんじゃ・・・

 そうそう顔文字について質問されましたよね。いいえ、オリジナルじゃありません。
 ベクターや窓の杜のようなソフトウェア・ダウンロードサイトのフリーソフトを
 ダウンロードしたものだと思います。いつ落としたか忘れましたが・・

 音楽家様 またまたご教示ありがとうございます。
 レッスン風景・・番組探してみます。
 それと防音の部屋は当然ですよね、Hには好都合です。しかし・・・
 ドアの防音硝子・・・・そんな(T_T)・・・何か考えます。そうそう、ドアの窓で思い出した
事が有ります。
 ソープランドのドアも窓が有るんですよ。そこを隠すようにお客さんの服を掛ける
そうです。・・・聞いた話です。いや、そんな、私じゃありませんよ。友人の話です。
 あ、お疑いですか?
 たばこ・・タバコ・・あったテーブルの上のかごに一杯。ティッシュも隣にあるし、
小さな冷蔵庫に色々用意されているなぁ・・しまったw

 ゴホン!・・とにかく・・綾歌さんには一杯恥ずかしい目に会ってもらいますし、
あ~んな事やこ~んな事をしてみたいし。
 ピアノのレッスンの時には、ピアノの下に潜って、座っている綾歌の足を開いて
音叉で悪戯・・・以下皆様の想像のままに・・

  深夜になるとどうしても・・カラダが疼くんですよ、苛めたいって・・
   いや、昼間もですけど。何か?




 










クロウエア・エクサラダ【21】

 【香織・・凄くヌルヌルになっている。・・君も我慢できないんだね。】
 『あん・・そ、そうよ。・・ずっと我慢していたのよ。あなた・・私準備OKだから直ぐに入れて。焦らさないで。』
 夫はこのヌルヌルが愛液のj濃いのだと勘違いしている。何も疑わず挿入してきた。
 『あぁ・・あなたぁ・・嬉しい・・感じちゃう・・動いて・・激しくして。』
 【香織ィ・・気持ちイイよ。・・中が凄く熱い。・・こんなになって・・このカラダ、夜鳴きしていなかったのか?疼きは無かったのか?】
 『・・一人で慰めてた・・恥ずかしいから、知られたくなかったのに・・』
 【ひとりHで処理していたんだね・・浮気はしなかったの?】
 『ひどい・・疑うの?・・』
 夫は抽送を激しくしながら聞く。健一もやっぱり馬鹿じゃないのね・・あせりながらも答えた。
 『バカッ・・あなたに黙ってそんな事しないわ。・・私・・あなたに言われてSWもした。でも、他の人としてなんかいない。』
 一度他の男のモノを受け入れた事があれば、2回3回と抵抗が無くなると、夫は思っている。・・確かにそうだけど、認める訳にいかないわ。
 『あなたが居ない所で・・そんな事・・出来ないわよ。・・・居たとしても・・あなたがどうしてもと言うからしたのよ。・・それを・・自分からするなんて・・出来ない。』
 『あっ・・あなたッ・・そんなに・・激しすぎるぅ・・』
 【他の男としても良かったのに・・】
 『・・・・』
 迂闊な事はいえない。夫が何を考えているのか判らない。
 【怒らないから、本当のこと言えよ。】
 『ぁあぁん・・そんな・・こと・・して・・ない・・』
 夫の律動が激しく、答えるのに頭が働かない。
 『あぁいい・・あなたぁ・・もっと奥を・・突いて』
 『アッ・・イイ・・イイの・・イイの』
 【ほら・・言わないと、やめちゃうよ。】
 『ダメッ・・ヤメチャダメ・・もうすぐなの・・』
 夫の抽送が止まる。
 『ヤダァ・・・ヒドイ・・ダメ』
 【言ったらッ続けるよ】
 『してない・・・してないよぉ・・だから・・ねえ・・して』
 【判ったよ・・そら】
 『アヒィ・・イイ・・ねえ・・もう・・もう・・』
 突然体位を変えられた。立ちバック。
 一郎さんと同じ体位。
 昨夜の記憶が甦る。まずいわ。・・一郎さんより強い刺激を夫は送り込んでくる。
 おま○こから出し入れされるペニスのストロークが少し長い。
 今さっきと同じ事を・・途中で止められたら・・だめ・・我慢できずに話してしまう。
 『ヒィ・・深い・・あなたッ・・来る・・奥まで来てる。・・あぁん。』
 膣壁が一郎さんと違う場所で感じている。ガンガン突かれる。
 『ヒィ、ヒッ・・子宮が・・』
 突き上げが激しい。お腹を突き破る勢いで、健一のペニスが暴れる。
 背中が自然と弓なりになる。夫の顔が上下逆さまに見えた。
 夫が上から覆い被さる。
 強く吸われる。舌が口腔を隅々まで舐め回される。
 膣の中は愛液とゼリーそして先走りの液でドロドロだった。
 抜き挿しされる度におま○こから恥ずかしい液体が内股に飛び散る。
 突き飛ばすようにベッドに倒された。
 抜けたペニスが欲しくて私は叫んでいた。
 『何するの!・・抜かないでぇ・・健一の意地悪!』
 『ばかばかばか・・もうちょっとだったのに・・』
 【じゃあ、最後に聞くよ・・したの?】
 しまった、墓穴を掘ってしまった。
 欲しくて、欲しくて、逝かせて欲しくて・・だめ・・壊れる・・
 本当のこと言ったら・・いくら夫がああ言っても・・・嫌われる・・やだ・・
 『クゥぅ・・』
 クリトリスを弄くられる。もう、耐えられそうにない。
 夫にこんなテクニックがあったなんて・・疑念が沸き起こる。
 うつ伏せになっている、両手を掴まれ、後ろに引っ張られる。
 そしてお尻の上で手首が交差され、何かで縛られた。
 うそ?・・夫がこんな事を? どうして?どこで?慣れている・・
 次々に疑問が浮かぶ。パニックになった。夫の仕打ちに驚いていた。
 お尻の上の手首が上の方へ背中の方へ動かされる。
 『い、痛い!あなた、何するの?放して。』
 びしっ・・・いきなりお尻を叩かれた。
 まだ少し赤いかも・・咄嗟にそう思った。
 『あう、い、たい』
 びしっ・・バシッ・・・どうして?
 その間におまん〇こに指を突っ込まれる。
 普段の夫からは考えられないほど乱暴な仕草。 悪い予感がする。
 【香織・・・やっぱり・・】
 それ以上夫は言わない、ただ指が別の場所を弄くりだした。
 『いや・・・やめて。・・酷いよ・・何を言ってるのかわからないわ。』
 【俺に話すことが有るだろう?】
 ヤバい、やばい、やばい・・どうしよう・・うっ・・おまん〇こが掻き回される、アナルが穿られる。
 やだ、やだ、やだ。強制的に昇り詰めさせられる・・だめ、私のカラダ・・耐えて。
 ビシッ・・キツイ・・あうう・・だめよ・・あうう。
 指より太いものがアナルに挿される。・・バイブ?どこに隠していたの?
 はあぁん。・・やだぁ・・感じる。・・こんな時に・・
 一体夫はどうしちゃったの?こんなに激しいの・・初めて。
 危険なのに・・・感じてしまう。・・夫の乱暴にカラダが馴染みだす。
 『ふぅん・・はあぁん。』
 甘い声も漏れてしまう。
 横抱きにされる、側位・・初めてされる体位
 『あぁぁああ、あああ』
 おまん〇こに夫のペニスが挿入された。薄い壁を通して、バイブと擦れる。
 前後の穴が塞がれる、その感覚が香織をおかしくする。
 挿入は浅い、動きも小さい。でも擦れる。
 『あん、あん、あん。イイ・・あなた・・イイ・・いっちゃう・・いっちゃうよぉ』
 『いやぁあああ』
 また意地悪された。すべて抜き取られ、夫は離れる。
 不自由な体を起こした。
 夫はベッドの端に移動している。持ってきたバックを開け何かを探している。
 我慢出来ず、夫ににじり寄る。
 欲しい。欲しい、欲しい、それしか考えられない。どうなってもイイ。
 今だけ、して欲しい。
 どうなろうと構わない。夫の言う事を・・・・・・・・・何でも言う何でも話す
。だから

・・・・・・して。




沢山のアドバイスありがとうございます。

 音楽家様、声楽科のシステムやオペラについて無知蒙昧な私に色々ご教示下さり
有難うございます。
 いや~、仰っていることを咀嚼するだけで最低5年は掛かりそうです。更に小説に
描くなど、気の遠くなるほど奥が深いのですね。
 まあ、最高学府で4年、それ以上学ばなければならないのですから、素人には
その雰囲気の一部を抜き取り(抜ききれないでしょうが)描写する事ができれば大成功
と胸を張れるかもしれません。

 オペラのアリアについても、素人の私でも聞いたことのある有名なタイトルが一杯。

『フィガロの結婚(1786年モーツァルト作曲)』より(伯爵夫人のアリア)とか

『椿姫(1853年ヴェルディ作曲)』より(ヴィオレッタのアリア)とか

『カルメン(1875年ビゼー作曲』より(カルメンのアリア)とか
 私的には、ピンクレディのカルメン’77ですが・・・・

『蝶々夫人1904年プッチーニ作曲』より(蝶々夫人のアリア)


イナバウアーで有名な荒川選手の選曲でもある
『トゥーランドット(1926年プッチーニ作曲)より(リューのアリア)などなど

 ※ 表記は日本語ですので正確なものかどうかは皆様それぞれ検索して下さい。

と言う体たらく・・・小説の執筆まで至りませんでした(>_<)


折角教えて頂いたのに、能力不足を痛感します。
       と、小説UPしてない、言い訳に利用して


 少しお時間頂きます。

 それより、音楽家様・・コメントの時間を見ますと・・大丈夫ですか?
 お体に障ります、そちらの方が気にかかって・・差し障りが無い程度に私を構って
下さいwお願いしますぅ。

 他の小説もぼちぼち書いて行きますので、長~~~い眼で見て下さいm(_ _)m







種明かしですぅ!

 匿名の音楽家様コメント有難うございました。

 いや~恥ずかしい(*^_^*)  付け焼刃はすぐにバレてしまいますね。
 おっしゃる通りですぅ。一年生から個人レッスンが有ることは承知しております。

 しかし1年生と言えば18か19歳だと思います。確かに今の世の中もうこの
年の女性は経験豊富な事もあるでしょう、しかし、自分の行動に全責任を負うことが
出来ると断言できる年でも有りません。
 子の親としては、出来るなら成年になって、から・・と言うのが願いだと思います。
 それで、3年生になって、選択コースで、オペラを選択させ、そこから私の好きな
調教話をスタートさせようと構想したのです。3年生なら二十歳ですよね。
 それに、オペラですと、演劇の要素・・役に成りきる・・別の人格を身に纏う。
と言う事が、容易に出来ると思いました。
 正直、ビクビクものでした。ネットで検索すればある程度の事は調べられますが、
実際のレッスン風景などどこにも書いてません。
 ピアノのレッスンでも、どのように進められるのか、時間は? 場所は?
sどんな曲を?(まさか、バイエルはないですよねw)、 手を取る位は(指かも知れませんが。)
するのか?等など未知の世界で・・・
一応、音楽家様の及第点が頂けたようで、私も嬉しいです。
 また、「ソルフェージュ」に就きましても色々教えて頂きありがとうございます。

 タイトルのドルチェ・アマービレ】もすぐにバレてしまいましたね。
 私は「甘美に愛らしく」と種明かしをしようと思ったのですが、音楽家様の
 【甘美に可愛らしく】の方がより正確なのですね。

 語学も出来ない、音楽も苦手な私には強い味方・・味方になって頂けますよね?
相談役?音楽家様が女性なら女教師?←響きがイヤラシイですかw
 コメント頂いてすぐにこう思うのは私の悪いところでしょうが・・お願い(*^_^*)

 まだ始まってもいないのに第二部のタイトルとは・・・買い被っていらっしゃいます。
 私なりに考えていたのが有るんですが、この際だから恥曝します。
 【グラツィオーソ・フェローチェ・・・優美に荒々しく】・・あ~恥かしいぃ

 しかし、【プリムローズ】の花言葉と言い、演奏記号と言い・・・・
私って・・乙女チック ← 乙女座ですが何か?

 どうぞ今後もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 で、何とか書いてみようと思います。間違いは(-_-)/~~~ピシー!ピシー!指摘して
下さい。
 エロシーンはお任せ下さいね。音楽家様を調教するのでは有りませんから、酷い
シーンが有ったとしてもご容赦下さい。


















習作 【ドルチェ・アマービレ】

 3月19日二本全国各地で様々なイベントが開催されていた。
 この日綾歌の耳に聞こえて来たのは「千の風になって」有名なテノール歌手の歌であった・
 3月19日綾歌の誕生日そして、ミュージック(319)の語呂あわせで『音楽の日』。
 綾歌はこの春、念願の芸術大学音楽部声楽科に入学する。
 予備校・・・音楽家協会の受験コースを受講し、教員になる為頑張ってきた。
 コーラス部に所属し、某テレビ局のハモネプの出場経験がある。
ゆくゆくは母校の顧問になり、後輩たちにあの感動を味合わせてやりたいと願っていた。
 それと同じ位。『のだめ』にも憧れた、勿論千秋・・イケメン玉木に逢いたいからだ。
 因みに「カンタービレ」は演奏記号の一種(発想記号)で【歌うように】という意味である。
 この小説のタイトル【ドルチェ・アマービレ】は二つの発想記号を組み合わせてある。
 お判りだろうか?
 
 5月・・夢に敗れた。玉木は居ないのだ。シュトレーゼマンは一杯居たが。

 講義は、楽器演奏、ボイトレは勿論の事、暗譜、音楽史、一般教養、語学と多岐に渡る。
 事実、入学案内には次のように書かれていた。
 「 専門実技としては、個人レッスンの形態をとり、発声法、歌曲及びオペラの解釈表現法などが含まれます。3年次以後は、各自の特性に応じて独唱コースとオペラ・コースに分かれます。
 このほか、声楽面では、全学合唱、室内合唱及び音楽表現の基礎となるソルフェージュなどの授業もあり、楽器面ではピアノは必修です。
 また、一般の諸学科目のほか、関連科目として、音楽理論、音楽史なども含まれ、卒業後、更に専門分野の研究を深めるため、大学院声楽専攻に進学することもできます」

【ソルフェージュ】??ダメだこりゃぁ! いかりや長さんになった気分。
 ソルフェージュとは、楽譜を読むむことを中心とした基礎訓練を言うそうだ。
 いくら西洋音楽の学習方法を表すフランス語だって、日本語で書けばいいでしょう。と
パンフに毒づいても仕方がない。
  特に、個人レッスンが嫌だった。
担当のシュトレーゼマンはアレに輪をかけた変人らしく、、噂が絶えない。
しかし指導者としては高く評価される人物であり、過去に現役で新国立劇場オペラ研修所に合格した教え子が何人も居る。
新国立劇場オペラ研修所は平成10年4月に新しく設立された声楽研修所で、募集人員5名位
で難関である。研修期間は3年間、音楽大学を卒業または大学院を終了した者、又は同等以上とか。年齢制限もある女32歳、男35歳まで。本当に狭き門である。
   授業料は266,700円、奨学金制度もあり、月額200,000円が2年間支給される。
  綾歌はそこまで行くつもりはない。
  楽しく好きな歌を歌えればよかった。
  綾歌は父が名付け、歌を音を紡ぎ出す、歌を織り成す、と言う意味を持った名前で小さい頃から音楽に親しんできた。



 とここまでですぅ。この後はレッスン中に調教が入ります。やっぱりSM(^。^)y-.。o○


 アダルトカテゴリーですからね。
 でも、調教の完成と同時に世界に羽ばたく、なんて言うのも、どうかな、と、そうすれば
パート2モ書けるかも。

 清楚にして妖艶、貞淑にして背徳・・これは欠かせない要素です。
 あと、学生にしてありますが、ポリシーとして未成年との性行為に関する事は絶対
絶対、絶対書きません。二十歳以上です。期待している方、他へどうぞ。




はじめまして匿名様ぁ。

 コメント&アイディアありがとうございます。拍手コメントにお礼メッセージ
書かせて頂きました。

 読者の皆様にも匿名様のアイディアの一端をご披露させて頂きます。
 それは音楽家・・・モチーフ(小説・音楽・絵画などで創作の動機となった中心的な題材)
に音楽家の協力が必要なお話だそうです。

 どんなアイディアをお持ちなのか気になります。が、コメントはここまで。
続きを是非とお願いコメントしちゃいました。

 で、そのコメントを頂いてから音楽家が出て来る話を・・さわりの部分を書いてみました。
まったくの習作です。ヒロインの名も実在の人物に似た名や団体が出て来ますが、
フィクションです。何の関係も御座いません。
 
 匿名様、これで少しは、匿名様のアイディアの足しになりますでしょうか?また、女性読者
の皆様。新たな、アイディアや。シーンの参考になりますか?
 そして、一杯そのアイディアを私に下さい。←私ってずうずしい?w


 XXX様、ご愛読いつもありがとうございます。m(_ _ )m
 匿名様から頂いたアイデアをもとに書いた習作についてもコメント頂けたらありがたいですぅ
この後、9時半ごろUPしてみます。本当に書きかけでお恥ずかしいですが。匿名様の
おかげで新しい世界を知る事が出来ました。
 
 PS. 
   目の心配、ありがとうございます。時の過ぎるのを待つのも医者の示唆かも
  知れません。だって一月後にまた来いですから(>_<)
  どうかご心配なさらずに、なるようにしかならないのが人生です。
  こういう言い方がさらに心配をおかけしてしまうのでしょうね、大丈夫です。



【プリムローズ】(1)

 朝は嫌い。
 夕べのお酒が抜け切らないから?ううん、もぬけの殻のシーツが冷たいから。
 週末は嫌い。
 引き篭もりになっちゃうから。
 
 月曜日の朝、出勤前の儀式。
 近所の公園をお散歩する。決まって5時10分。いつものようにいつもの挨拶を交わす。
 5時30分耐え切れないほどの温水、縮こまるほどの冷水。
 わたしは漸く目が覚める。
 セットしておいたコーヒーサーバーから鼻腔を擽る香り。
 トースターから香ばしい香り。
 判で押したような毎日。
 鏡台の上の魔法のコスメ達・・シンデレラの魔法を今朝もわたしに掛けてくれる。
 6時50分、慌てて鍵を閉める。
 7時35分いつものホーム、前から3両目定位置。
 8時20分、認証システム通過・・・
 
 わたし、詩織。佐倉詩織27歳独身OL。
 更衣室が賑やかになる。8時40分。先輩達の出社。
 わたしは今日の仕事場所を探す。狙いは窓際の席。あった!ラッキー!
 私の会社は決まった部署・・机がない。ノーパソと携帯があれば全ての仕事が進む。
 隣同士がまったく知らない仕事をこなしている。
 希薄な人間関係・・昔のオフィスの飲み会・・今なら忘年会?・・そんな無駄な事まったくない・誘いが来てもノーサンキュー!
 そこが良くて転職した。
 前は・・お堅い国家公務員、今は某キャリア。
 同じキャリアでも大違い。前例、善処、検討、前向き、な言い訳。歓送迎会、花見、暑気払い、忘年会、新年会。
 おじさん達のアイドル・・・酒のお酌係。コピー係、ていの良い家政婦か?わたしは・・
 ゴリ押しの議員、そこでだけ低姿勢の社長・会長、変らない国会答弁書、タクシー券の乱舞、若造たちへの接待攻勢。
 そんな世界に未練はない。わたしはもっと、やり甲斐のある仕事がしたいの。飛び出したのが2年前。
 今は・・・私は子供だった。
 男社会の壁・・・もがき疲れ、月曜の朝が嫌い。週末の朝はもっと嫌い。
 ぼんやり考えていると、目が追っている。
 今朝のこの場所は、特等席。
 深夜12時を過ぎると消えてなくなる人。
 あーあ、どうしてこんな女になったんだろう?
 プリムラ・・花言葉は「永続する愛情」・・只のあだ名。苗字が佐倉「サクラ」だから付けられた。サクラソウ、英名はプリムローズ。他にもある花言葉『富貴、神秘な心、運命を開く、可憐、うぬぼれ』
 メアドも『primrose』
 そう・・2年前うぬぼれていた。
 元国家公務員上級職・・キャリア組・・・元ミスキャンパス。元読者モデル。
 絵に描いたような人生・・それが・・

 特等席から見る。廻りはラフな格好の若者と、きちんとしたブランドの背広・・そこだけ違和感のある服装。ベージュ色の作業服・・
 私の目が追うのは、作業服。
 年の頃50かしら?・・大方4年前にリストラされての再就職。子供二人。
 多分奥さんとは学生時代から付き合い結婚。子供は両親の手を離れる年代、でも、ニートが一人。
 昼食は愛妻弁当、公園のベンチがテーブル。
 目尻に刻まれた皺、モミアゲに白い物。無骨な指、年の割にはスマートなお腹。パンツはトランクス派、薄い拗ね毛。下唇が厚い。細く冷たい眼差し。
 どこから見ても中年男性、負け組、冴えない風貌、暖かい志。

 ジィーと見ていたら目が合う。唇の端が幾分持ち上がる。
 わたしは、誰にも見られないように舌で唇を舐めた。
 照れたように顔を背ける・・オジサン。
 
 4年前新卒のキャリア組として、中央官庁を颯爽と歩いていたわたし。
 ある日、食べ損ねた昼食の変わりにマックをほおばっていた。
 マックもピクルスが啼ければ美味しいのに。そう毒づくわたしの隣でクスッと笑う、失礼なオジサンがいた。
 背広姿でお弁当を食べていたオジサン。中身を覘くと美味しそうなキンピラゴボウが見えた。
 視線に気が付いたオジサンがわたしに勧めてくれる。
 故郷のお母さんの味に似ていて美味しかった。
 オジサンは、食事が終わると、トボトボ公園を奥へと歩いて行く。
 翌日、栄養ドリンクを片手にオジサンを探す。
 昨日と同じ場所、栄養ドリンクを差し出す。ビックリ眼のオジサン。
 こうして、昼食仲間が出来た。
 『本当、困るのよネェ・・』
 わたしが吐いた愚痴。
 『それは、現場を知らない、あなた達の論理だね。机の上で仕事が出来る。あなた達はお目出たい人種なんだね。』
 何時になく辛らつなオジサン。
 翌日からオジサンはわたしの相談役になった。
 経済、福祉、都市計画、教育、あらゆることが議論の対象になった。
 恋に破れたのもその時期。
 オジサンは、私が抱きついて泣くと、困った顔で遠慮がちに頭を撫でてくれた。
 故郷の父、小さい頃に亡くなった父の匂いがした。
 お昼を過ぎるとオジサンは公園の奥に消える、わたしは今日探偵になった。
 トボトボ背中を丸め歩いて行くオジサン。
 公園の奥のブランコ・・今時ベタなシュチエーション。
 ポコなら、『やっちまったな、オジサン』と声を上げるだろう。
 ブランコを揺らすオジサン。刻み込まれた皺が伸びたり縮んだり。
 地面に写る影も伸びたり縮んだり、そしてその影が二つになった。
 交互に揺れるわたしとオジサン。
 オジサンは何も言わない。わたしも尋ねない。
 わたしは小学生のようにブランコから飛んだ。
 慌てたオジサンが駆け寄り抱きかかえる。
 ポツリ、ポツリ、離し始めるオジサン。働き盛りの40代、妻子有り。持ち家、東京郊外、元・・・それはどうでもいい。
 リストラされたことを奥様に言えず、愛妻弁当を持って毎日就職先を探しに来る。
 探偵の報告書にはあらかた記録された。
 オジサンははにかみながら家路に付いた。
 さっきより、後姿が切ない。
 想像の中の父の姿がダブる。

 その夜、赤坂の料亭にわたしは居た。某陣笠代議士と通産官僚、大蔵官僚、建設官僚のトリオ。
 脂ぎった、赤ら顔。お酌の要求が段々酷くなる。
 イヤらしい顔、オジサンと対比する。こいつらの下半身には人格がない。
 芸妓のお姉さん達も持て余している。狡猾な瞳に怖気を震う。
 逃げるように料亭を出る。・・・陣笠代議士が近寄ってくる。無視も出来ずに適当にあしらう。
 突然腕を掴まれる。
 『何をするんですか?』睨みつける。
 陣笠は意に介さず、わたしを力任せに引っ張る。
 頬を叩いた。走り出す。
 私設秘書が追いかけて来る。路地に逃げ込む。出口に別の秘書が立ちはだかっている。
 法治国家のこの国で、政府の役人のわたしが路上で襲われているのに、道行く人は知らぬ振りをする。
 更に細い路地へ、いつの間にかピンクゾーンに入り込んでしまっていた。
 相変わらず、後ろから陣笠と秘書、新たに前の方に官僚トリオ。
 これがこの国の実態なのか。わたしは絶望に襲われ思わず立ち竦む。
 不意に横手から掌が口を覆う。悲鳴を上げる暇もなかった。
  「シィー!」
 え?だれ?・・・オジサン?
 まずい。あいつらに気付かれているわ。
 辺りを見廻す。毒々しいネオン・・今はここしかない。
 わたしはオジサンの手を引いた。隠れる場所は此処しかない。一人では不審がられる場所。

 さっきから、オジサンが困った顔をわたしに見せる。
 部屋に入った時から、落ち着かない様子。キョロキョロ部屋の中を見ている。
 オジサン・・ラブホ、入った事ないの?・・聞こうとしたが聞かなくても判る。
 あ、だめ!そのボタンは・・。
 ベッドに腰掛けていたオジサンが転げた。
 ウォーターベットのフワフワ感に驚いた様子、しかも回転ボタンまで。
 慌てて、枕の上の固定部分に掴まる。オジサンがビックリして手を振り払う。
 宙を飛んだそれは、3個綴りのアレ。・・そんなに驚かなくても・・
 顔を真っ赤にして俯いちゃった。
 オジサン初心なのね。なんだか可愛い。
 「こ、こんな所早く出ようよ。」
 『ダメ。あいつら、まだ探している。このまま朝までお願い。』
 小首を傾げて上目遣いでオジサンを見上げる。
 オジサンはそっとベッドから離れ、玄関近くに腰を降ろす。
 気を使ってくれているのは判るけど、それじゃ、わたしが何かオジサンにするみたいに思われてるの?
 あ~走ったせいで汗かいたなぁ。
 『オジサン。お風呂先に入ってくるね。』


新作の反応は如何に?

 これから、前に予告していた若い子と中年オジサンの話をUPします。
ただし続けるかどうかは、皆様の反応を見てから・・・決めたいと思います。
ヒロインの名前は仮のものです。企画が受け入れられれば、ヒロインの名も変えます。
 なにより、続きをどのようにしようか、作者自身悩んでいる作品です。どうしても、
某テレビドラマ・・まさみとさんまに影響されて、書いた作品で、随分前にお蔵入りして
いたものを引っ張り出してきたのです。
 アダルトカテゴリーを裏切る、淡い恋にしてしまいそうで、良くてHシーンが多め位で
終わりそうな、そんな苦しい状況です。主人公をどのように動かすか?皆様のアイデア
を分けて下さい。
 どうしても人妻物と比べて力が抜けてしまうのです。←ロリじゃないですぅw

新作はこの後9時30分頃にUPします。



【妻の秘密・義妹の秘密2】(13)

 カチャ・・・地下室の二重扉の内側のドアが開く音がした。
 入ってきたのは妹の彩香でした。
 【お姉ちゃん・・・お義兄さんに赦してもらえたのね。良かった。】
 『え?・・彩香、どうしてそれを?』
 【お義兄さんがずっと前に教えてくれたの。・・かおりを妊娠する前に。・・それでも私、お義兄さんの子を産みたかったごめんね。】
 『ねえ、どういう事なの?彩香教えて。』
 【お義兄さんは私の処女をあげた時に、言ったの。いずれ薫を許す積りだ。彩香の気持ちは嬉しいけど、やっぱり義理の妹を此の事に巻き込みたくない。これは薫と真樹と私の問題なんだ。それに・・・私が彩香を抱いたら薫を裏切ることになるだろ。って言うの。】
 【でも,お義兄さん。お義兄さんはお姉ちゃんに裏切られたのでしょう。お姉ちゃんにも仕返しがしたい筈よ。私お義兄さんにそう迫ったの】
 【今のお姉ちゃんなら判るでしょう。お義兄さんは結婚してからずうっと悩んでいたわ。そんなお義兄さんを見ていたら、いつしか好きになっていたの。】
 『・・彩香・・・』
 【だつて、お姉ちゃんみたいに、一人の人にずうっと、悩むほど愛されたら・・そうなりたい。お姉ちゃん以上に愛して欲しい。そんな事を考えているうちに、タイプじゃなかったお義兄さんを意識しだして・・好きになったの。】
 彩香の気持にはあの頃薄々と気が付いてはいた。でもそれは姉の旦那への淡い慕情だと思っていた。彩香はただ結婚に憧れを抱いて、男の人と付き合ったこともなく、(彩香もずっと女子高育ちだった。)身近にいた主人に恋心を抱いたのだろう。
 【そして・・・お姉ちゃんたちの夜の営みを盗み聞きして、気がついたらアソコをいっぱい濡らして・・初めてオナニーしていたの。凄いショックだった。自分がこんなにイヤラシイことしたなんて、恥ずかしかった。朝お義兄さんの顔見られなかった。それから二人の事が気になって、遊びに行く度に夫婦の寝室を盗み聞きして、オナニーに耽ったの。】
 妹に聞かれていた。身内に知られると気恥かしい。薫は真っ赤になった。
 【ある日寝室のドアに隙間が開いていたの。そこからお姉ちゃんの恥ずかしい声が聞こえてきたの。】
 薫の顔が益々紅潮する。
 【そっと廊下に出て息を殺して覗いたわ。心臓がドキッ、ドキッって大きな音を立てているようで怖かった。でも、気になって体を低くして隙間を覗いたの。目の前に飛び込んできたのは、お姉ちゃんのイヤラしいおまん〇こ・・ビチョビチョに濡れたおまん〇こ。お義兄さんの指で開かれたおまん〇こ・・・興奮したわ、お姉ちゃんがあんな恥ずかしい事言うなんて、お義兄さんに言わされてたのよ。】
 『あぁ・・彩香やめて・・姉さん恥ずかしい。』
 【お義兄さん言ってたわ、私も姉妹だからお姉ちゃんと同じ淫乱な血が流れているって。当たっていたわ。だって、お姉ちゃんのおまん〇こ見ていたんですもの。】



「ホンとかな?・・・もし、彩香が覗いていたらどうする?・・・彩香も一緒に嬲られたいって言ったらどうする?」

 (そんな、お姉ちゃんと一緒にお義兄さんに嬲られたいなんて・・・そんな事・・・ふしだらな事・・・)
 と、その時また胸が痛み出した。
 今度は締め付けられるような傷みではなく、甘い疼きだった。
 姉と一緒に義兄の目に裸体を晒し、恥ずかしい格好になる。想像しただけで濡れてしまうのが自分に疼きをもたらしているのだと。

 「・・もし、もし、彩香が・・・それを、望んだのなら・・私はあなたの妻で居られません。・・・でも、かおるは・・私はあなた・・・ご主人様の物・・・でいさせて下さい。なにがあっても・・・何が起ころうと・・・棄てないで下さい。・・・どんなに・・・どんな事が・・・しんじて・・・信じて・・・わたしは、あなたの物・・・」

 (ううっ、お姉ちゃん。イイの、本当にイイの?・・・彩香・・お義兄さんに・・・お姉ちゃんと同じ事して貰ってもいいの?わたし・・・わたし・・・いえ、駄目よ。・・お姉ちゃんの家庭壊す訳にはいかない。・・・妻で居られないって・・・離婚するって事よね。
・・でもそれならナンで・・・棄てないでなんて言うの?そういう事になっても離婚しないって事?・・・・お姉ちゃん、怒るよりも自分が棄てられる方が怖いのね?そんなにお義兄さんを愛しているの?・・・私とそういう関係になっても・・・信じて?どんな事があっても?・・・訳が判らない?)

 考えれば考えるほど姉がどう言う積もりであんな事を口走ったのか、疑問が湧く。しかし、耳からは二人の声が聞こえ、ボンヤリと見つめる光景が新しい興奮を与えようと待ち構えていた。
 義兄の指が大きく開かれた姉の秘唇に突き刺さり、掻き回されベトベトの愛液を掻きだしている、姉の嬌声が耳に木霊する。

 「ああああ、いい、おま○こ気持ちいい。・・もっと、もっと強く掻き回して!」

 「はああ、いい!・・・舐めて、舐めて下さい。薫の汚れたマ○コなめてぇ!」

 義兄の舌が姉の秘唇を舐め回している。

 「ぎゃぁ。・・・おま○こ、ジンジンする。もっと、もっと噛んで」
 「イイの、痛いの感じるの。・・もっと滅茶苦茶にして下さい。」

 義兄が姉の小陰唇を噛んで泣かせている。
 いつしか自分が姉になったような感覚が芽生え、今義兄に嬲られているのは自分・・・彩香なのだ、と思った。
 (あああ、いいの。もっと、もっとして下さい。彩香を虐めて。もっと痛くして、彩香我慢します。)
 (お義兄さんに虐められて、彩香嬉しいの、あ~ん、もうもう、ほしいの・・・)
 姉と感覚がシンクロしたようだ、姉が言う言葉は自分の言葉、姉が感じている事は自分が感じている事。その感覚が見事に一致したタイミングで姉が哀願する。

 「薫の・・・ま○こに・・・・ち○ぽ・・はめて、下さい。」
 
 義兄がそれに答えさらに意地悪く言う。

  「よく聞こえないな、もっと大きな声で!」

 (ああぁん、お姉ちゃんに聞こえちゃう。)
 「いやぁあ、聞こえちゃう・・・彩香に・・きこえちゃう。」

 『彩香の、マ○コにチ○ポ嵌めて下さい!』
 『チ○ポほしいのォ・・チ○ポ、チ○ポ』
 『入れて、嵌めて、ぶちこんでぇ』

 「薫のま○こに、ち○ぽ嵌めてください!」
 「薫のマ○コにご主人様の硬いチ○ポ嵌めてぇ!」
 「チ○ポ、チ○ポ・・・ください。はめて・・・ぶちこんでぇ!・・薫ほしいのぉ。」
 「あううううう、いじわるしないでぇ!ごしゅじんさまぁ!はあっはあっ、」

 『ああああああ、ご主人さまぁ!彩香にも、ください、お姉ちゃんばかりイヤァ・・・
意地悪しないで・・・』

 秘裂を掻き毟りながら、彩香は廊下で空しくひとり言を呟いていた。自分がどんなにはしたなく、淫乱な女であるのか自覚させられ、目も眩むような焦燥感に襲われた。
 ドア1枚隔てただけで、こんなにも苦しい気持ちにさせられ、一人だけ放置されているような気さえした。
 飛び込んでいけばどんなに楽になれるだろう。
 義兄に虐められたいのは、義兄をいつのまにか愛してしまったのに違いない。最愛の姉の夫、小さい頃からの憧れだった姉、この先どう言う顔をして二人を見る事が出来るのか。
 (泊まりになんか来るんじゃなかった・・・知らなくて良い事を・・・胸の痛みに耐えて行けるの?・・・もう二度とお義兄さんに会わないで・・生きていけるの?・・だめっ
お義兄さんに逢えないなんて・・・隣で抱かれる姉を見せられて・・・)

 また胸の奥で、子宮でキュンと疼く。
 (いいの、私はそれでも。また、私は泊まりに来るわ。・・きっとその夜は、今日みたいな事になる。・・・・・・それを覗いて私は感じるの・・・見ながらオナニーしてイクの
きっと、そうするんだわ。)
 彩香は自分が倒錯的なマゾヒストだと感じたのだろう、その後続けられる二人の痴態を見る事に喜び、何度もイッた。



【あのときお姉ちゃん言っていた、どんなことが有っても信じてって。愛しているのはお義兄さんだけだって。】
【それからお姉ちゃん覚えている?課長に昇格が内定した時よ。】



「そうねぇ・・・じゃ、お義兄さんでも借りようかしら。1週間でいいわ。」
 「え?え?」
 私は冗談についていけずにいたのに妻は。
 「どうぞ。1週間と言わず一生面倒見てくれる??それなら貸すわよ。」
 「本当にいいの?借りたら返さないかもよ?」
 冗談が危険な方を、向きだしたので割って入ります。
 「おいおい二人とも冗談は止せよ。」
 その言葉に。
 「ププッ、アハハ」
 「うふふ、いやだあなた。」
 二人が同時に笑い出します、ひとしきり笑った後。
 「そう言うことが絶対無いとは、言い切れないけど・・・絶対返して貰うから・・・」
 驚くほど真剣な表情で妻が呟くのが聞こえました。思えばそれがあの事につながっていたのだと今ではわかります。



【で、その後お義兄さんにお姉ちゃんの浮気を相談されたの。後は知っての通りだよ、お姉ちゃんに、あの時の彩香が感じた焦燥をお仕置きにすることになったの。】
 彩香はペロッと舌を出し唇を舐めた。
 【すぐに許してもらえる筈だったの、でも、私妊娠していて・・お義兄さんか産んでも良いと言ってくれたから、甘えちゃって・・お姉さんにお返しする前にお義兄さんとの愛の結晶がどうしても欲しくて・・あの子がいればこの先一人でも耐えられる・・ごめんね。お姉ちゃんごめんね。】

【色々あったけど、約束通りお義兄さんをお返しします。】
『あ、彩香っ!』  姉妹は涙をボロボロ流しながら長い間抱き合っていました。
 思えば妻を責める資格は彩香を抱いた時に失っていたのです。
 確かに妻の裏切りは酷いものでした。
 結婚の経緯が経緯でしたから、私の心は傷み誰も信じられない状態でした。
 妻が時折話せない秘密を匂わすような意味深な事を言っていたのは、どうにかして秘密を伝えたい気持ちの表れだったのでしょう。
 伝えたいけど伝えた瞬間に壊れる夫婦の愛情と信頼に苦しみもがいていたのです。。
 そして義妹の彩香。
 義妹も道ならぬ義兄との愛の葛藤と憧れ慕う姉との狭間で苦しみ、もがいていました。
 特に5年間も姉を欺いて来た事を悩んでいました。
 その苦しみが5年の歳月を経てようやく解放されようとしています
 『彩香・・あなたはそれで良いの?』
 『私は・・・良いのよ彩香。・・あなたと晃一さん・・・夫を分け合っても。』
 【うん、お姉ちゃん、お義兄さんが言っていたわ。お姉ちゃんと私を一緒に嬲りたいって。その約束果たしてもらいましょうよ。これからずっと・・お義兄さんに二人で仕えましょう。】
 『そうね・・彩香、あなたが妻の時は私が奴隷妻、私が妻の時はあなたが奴隷妻になるのね。』
 姉妹は顔を見合って無言の会話をしています。
 おもむろに二人が服を脱ぎだし全裸で私の前に正座し土下座しました。
 彩香が、口火を切り
 【お義兄さん・・ご主人様、私達姉妹を同じように愛して下さい。そして一生奴隷として飼って下さい。】と話し始め。
『あなた・・・ご主人様。私達姉妹はご主人様の妻です。あなたとの大切な二人の子供を互いに同じように護り慈しみます。だから、あなたは私達に愛とご主人様からの性の悦びを与えて下さい。』
 と、妻が引き取り口上を述べました。
 姉妹は私にとってかけがえのない存在です。
 「薫、彩香・・酷い夫で済まない。でも、君達を彩とかおりを愛してる。本当だ。
どちらがどうのこうの誰がどうのこうのなんて言えない。平等に二人を愛しそして苛める、約束する。二人を離さない。」
 『あなた・・・ありがとう、ありがとう。』
 【お義兄さん・・あなた・・嬉しい】
 また二人は号泣してしまいました。
 こうして【妻の秘密・義妹の秘密】は【妻と・義妹と・私】の秘密になったのです。
 これから3人いや5人は世間では謗られる関係になります。が、誰よりも幸せを感じています。
 しかし・・・あと一人・・そう、真樹です。これから真樹はどう絡んでくるのか。
 これから、未だ全てが語られていない【真樹の秘密】が幕を開けようとしています。

第二部 (完)


クロウエア・エクサラダ【20

 久しぶりに見る夫が近づいてくる。
 まともに顔を見られない、私はいきなり抱きついた。
 こうすれば目を見なくて済む。まだ、夫の目を見られないから。
 『あなだ・・寂しかったわ・・』
 「なんだ?・・珍しいな。」
 夫が顔を覗き込もうとする。
 『ん、もう・・・あなたったら・・私と会えなくて寂しくなかったの?浮気してないでしょうねぇ?』
 自分の事は棚に上げてよく言うわ・・胸がチクリと痛んだが決めた事は押し通すつもり。
 「ばか・・してたら、会いになんか来ないだろう。・・・みっともないから離れろよ。」
 夫は周囲を見廻して言う。
 私と抱き合うのはみっともない事なの?・・喉までで掛かった言葉を飲み込み、夫の顔をまともに見ないように横に並んだ。
 部屋に着くなり、健一が私を抱きしめる。
 人目が無い所だから、欲情したらしい。
 健一の肩越しに、鏡に写る自分の顔と対面する。 鏡の中の私は、妖しく微笑んでいた。
 激しくキスをされ、乱暴にソファに押し倒される。
 服の上から胸を揉まれる。
 『ちょ。ちょっと待って、あなた。』
 夫の胸を押し体を剥がそうとした。なかなか離してくれない。スカートの中に手を差し伸べてくる。
 『待って!。トイレに行かせて、漏れちゃう。』
 漸く離れてくれた。
 トイレに駆け込み、小用をたす。壁際に置いてあるサニタリーボックスの中からアメリカ製マイルーラの箱を取りフィルムを出す。
 また、箱をサニタリーボックスの中のトイレクイックルの箱の中に隠す。その上にブルーレットの詰め替え用をさりげなく並べて置いた。
 こうすれば健一は気付かない。
 折りたたんだフィルムを膣に挿し込んだ。
 事前に何度か練習した。幸いな事にアメリカ製も日本製と大きさは同じだった。
 トイレから出て夫の下へ戻る。
 「長かったね。」
 『便器拭いていたから・・今朝掃除忘れたの。』
 夫がまた抱きついてくる。
 『いやだ・・あなた汗臭いわ。シャワー浴びてきて。』
 「え~、なぁ、もう我慢できないんだ、後でいいだろう?」
 『嫌よ、綺麗になって来るまで抱かれてあげない。』
 「判ったよ・・・一緒に入らないか?」
 『無理よ、狭いの。それに、私はもう浴びているから、あなただけ入って来て。』
 夫は渋々バスルームに消えた。
 夫のバックを空ける、あれ?下着が無い。
 替えの下着も持って来ない夫に呆れ、クローゼットの中の衣装ケースから真新しい下着を取り出す。
 一郎さんのために買った下着だが、サイズは変らないし、夫もトランクス派だから不審を招かないだろう。
 『ここへ下着を置いておきます。あなた・・ゆっくり入って疲れを取ってね。』
 冷蔵庫の中を確認する、簡単なものなら作れる食材は揃っている。食事に出るかどうか判らない。

 結構時間を掛けて健一はバスルームから戻ってきた。
 腰にバスタオルを巻いたまま、抱きついて来る。
 今度は余り抵抗しないで、夫を寝室へ誘う。
 『ねぇ・・本当に寂しかったんだから・・一杯可愛がって。』
 私もよく言うなぁ・・罪悪感を拭おうと、可愛い妻を演じる。
 今は夫に甘えるだけ甘えて見よう。夫の事も愛しているのは本当だから、やっぱり慣れ親しんだカラダは安心感を与えてくれる。
 夫の好きにさせよう・・どんな風に愛してくれるのかしら。
 期待で興奮していた。
 アソコも何もされてないのに濡れていた。
 『あなた・・・わたし・・あなたの子が欲しいの。避妊具付けなくていいよ。』
 「いいのか?当分欲しくないって言っていただろう?」
 『・・・離れていて判ったの。私やっぱりあなたの子が欲しい。』
 夫は嬉しそうに笑う。・・・あなたも、雄なのね。
 あっという間に服を剥ぎ取られ、全裸になった。
 生まれたままの裸体を明るい室内灯の下に曝け出す。
 恥ずかしさは、そんなに無い。
 夫がオッパイをチュウチュウ吸い出す。あぁ・・赤ちゃんみたい。
 乳首をレロレロ舌先で嬲られる。
 『あん・・あなた気持ちイイ。』
 演技じゃない、本当に気持ちが良い。
 夫は私の感じる所を知り尽くしている。急速に高まる快感に私も大胆になった、
 カラダをスルリと入れ替え夫の下半身に覆い被さる。
 ソフトクリームを舐めるようにペロペロする。
 おちん○んがヒクヒクして可愛い。
 久しぶりに見る夫自身。
 可愛いというのは言葉のアヤで、なんだか愛おしいから。
  サイズを気にするのは男の方で、女は余り気にしない。と私は思う。
 正直一郎さんのと比べても夫の方が大きい。
 女は愛情によってからだの造りが変る。
 だってそうじゃないと赤ちゃんは産めない。大きくも小さくもなる筈でしょう。
 『ねえ・・あなた・・来て。』


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プロフィール

HIRO(S)

Author:HIRO(S)
HN:HIRO(S)
年齢:秘密
性別:秘密
地域:関東地方
動機:gooで削除されたので。
一応フィクションとしてますが、ナイショ
写真は・・・・いけないんだぁ

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