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【プリムローズ】(2)

 『フン、フン、ラララ~、ハァ・・生き返るわぁ。』
 詩織は熱いシャワーを浴びて、ご機嫌だった。つい鼻歌が出てくる。
 さっきまでの嫌な気分が晴れてくる。
 広いバスルーム・・音響効果が良い。肩までの髪の毛を梳き上げ、シャンプーの泡を
洗い流して行く。
 バスには何でも揃っていた。クレンジングオイル・・洗顔クリーム。
 浴槽が広すぎるので湯を貯める時間ももどかしくて、シャワーで間に合わせていた。
 顔のお手入れだけは一応やっておく。
 詩織はすっかり外のオジサンの事を忘れていた。
 慌てて全身にシャワーのお湯を掛け、急いでバスを出る準備をした。
 汚れた下着を着けるのは嫌だったが、替えなんて持っている筈も無い。
 詩織は小首をかしげ考える素振りになる。
 『そうだ!』
 籠の中にバスローブがある事を思い出し、素肌に纏う。
 ちょっと危ない格好・・まあいいわ。
 バスルームを出た。
 バスルームの照明のスイッチを切ろうと振り向く。
 『あっちゃ~・・・ヤバ・・』 見えたのは素通しの硝子窓。
 ここはラブホだったのをすっかり忘れていた。こういう部屋がある事は聞いていたのにまさか、この部屋がそうだったなんて。・・・
 マジックミラーのように中は鏡になっているが、外からは浴室が丸見え。
 (オジサンに見られたなぁ、・・・無防備に素肌晒していたし・・・胸もお尻も、アソコも・・・脚大きく開いていたし・・・見たわよね。オジサンも男だし。失敗したなぁ。)
 そこで変な事に気がついた。
 (裸の女がお風呂で無防備に居るのに、押し入ってこないなんて・・私の裸って、そんなに魅力無いのかなぁ?・・陣笠なんて目の色変えて追って来たのに。・・服の上からだけなのかなぁ?)
 (昔のCMで「私脱いだら凄いんです。」と豪語するのがあったけど・・『私脱いだら・・魅力ないです』なの?がっかり・・)
 恥ずかしさで、取り留めの無い事ばかり考えている。
 後ろを振り向くタイミングが掴めない。でも・・・
 『オジサン』 返事が無い。
 『オジサン・・オジサンってば!』
 寝てるよこの人。
 さっきの格好のまま、上体を折り脚の間に頭が来ている。
 見てなかったのかよ!
 ホッとしながらも、ちょっぴり残念な・・複雑な気持ちになる。
 オジサンの肩に手を置きカラダを揺する。
 『オジサン、起きて。オジサン!』
 【うっううん】
 『オジサン・・ハイ交代。シャワー浴びて来たら?。』
 【え?でも・・】
 『大丈夫、覘かないから、早くさっぱりしてきなさいよ。あ、着替えないからバスローブを代わりに着てね。』
 オジサンは渋々立ち上がり、浴室へ向かう。
 電気が付く。
 『あっ・・・オジサン、仕掛けに気付いてないんだぁ。ああ、そうよね。初めてラブホに入ったみたいだし。・・・見ちゃ悪いわね。』
 『あ~・・でも・・中で倒れていたら危ないし・・オジサン年だから・・見てないとダメだよね。・・うん・・オジサンの為だもの。・・』
 詩織は内心興味深深だった。同年代の男や年下の男なら、何度も見た。
 父親が早くに亡くなった為。中年のオジサンの裸は見た事が無かった。勿論中年のオジサンとHする気もなかったから。
 でも、お父さんが生きていたら・・このオジサン位かなぁ? そう思うと見たくなった。
 危ないからは口実。
 『ウッソ~。』
 オジサンのカラダは意外と締まっている。もっとブヨブヨのカラダを想像していた。
 お尻もそんなに垂れていない。若い子の様にキュッと引き締まってはいないが、でも硬そう。
 『え?やだ。』
 いきなり前を向くんだもの。見えちゃった。
 オジサン・・・今まで見た男の人と違うと詩織は思った。右の方を向いている。
 (あのまま・・大きくなったら・・当たる所違うのかしら?私ったら何を・・考えているの?・・・ああ、なんだか身体が火照る。)
 詩織は妖しい気分になっている。
 見た事が無い訳でもないのに、なぜか興奮している。
 (オジサンは・・裸見られている事、気付いていないのかしら?どうしよう、見るの止めなくちゃ。・・あ・・でも・・もう少し・・ダメ・・これ以上・・)
 詩織はフラフラと立ち上がり浴室のドアに手を掛けた。
 カチャ。小さい音がした。オジサンは気が付いていない。ソロソロ近づいて行く。
 『あっ』
 足が滑った。思わずオジサンの腰にしがみ付く。
 ん?手が何か掴んでいる・・・ひょっとして・・・アレ?
 オジサンはビックリして体を硬直させる。声も出せない。 アレも硬直してくる。
 (ひゃぁ・・・握っちゃった。・・・うぅ・・段々大きくなる。・・どうしたら・・)
 『お、オジサン、あの、・・凝ってますねぇ。・・・マッサージしましょうか?』
 (馬鹿、ばか、詩織のばか。・・おちゃらけで誤魔化そうって・・・言うに事欠いて、なんて言う事喋るの・・私って・・おバカ)
 【あのぉ・・・手を放してくれる。】
 オジサンの間延びした声、心なしか震えている。
 (あ・・なんか、可愛い。・・オジサンの方がずっと年上なのに・・)
 握った手を上下に動かしていた。オチン○ンの皮が伸びたり縮んだり。
 【お、きみ・・駄目だよ・・ヤメテくれ。】
『しおりよ。』
 【ハヒィ・・?】
 『私の名前よ、詩織と呼んでね、オジサン。』
 なんでこんな時に・・・名前なんか教えたのかしら?
 ああん・・指にヌルヌルが垂れてきた・・おかしくなりそう。
 【し、詩織君、さん。とにかく放して・・若い子が・・こんなことしちゃ・・う、くぅ】
 あはぁ・・オジサン。気持ちいいんだわ。・・え~と、ここを、こうすると・・
 【やめ・・あぅ・・】
 痴女になった気分!・・・嫌がるオジサンにするなんて・・私S?
 面白いわ。楽しい。もっと苛めてあげたいなぁ。


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