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【抜くからな、後は旦那にやって貰え。】
チ○ポを引き抜きお尻から離れようとした、その時。
『あぁいや、いや、いや。抜かないで、逝かせてください。中に下さい。』
みゆきが堕ちた。
私は離れたまま、妻のお尻に射精してしまいました。
『あぁいや・・中に・・中に・・』
妻はまだ気分を出しているようです。いや、まさか気付いていないのか?
【みゆき、おいみゆき。】
『はぁ・・え?え?あなた?』
【・・・・】
『いやねえ・・急に恥かしい事して。意地悪。』
【そんな事言って、みゆきも感じたんだろ。他の男に抱かれているのがそんなに感じたのか?】
『あれは、お芝居でしょう。だから安心して感じたのに。酷い、私はあなた以外嫌よ。』
『あなた以外の人とそんな事しないわ。子供が3人も居るのよ。何をとち狂って男に走らなければならないの?そんなの母親失格だし、妻失格よ。』
【そうだよな、俺が悪かった。】
『・・・でも・・・あの・・・擬似だから・・凄く感じたの。・・・シテはいけない事をした気分に酔って・・絶対不倫なんかしないけど・・・あなたとの擬似プレイは・・刺激的で・・・あぁ、恥ずかしい、何を口走っているんだろう。わたし・・・私・・・偶になら、同じ様な事して見たい。』
妻は顔を赤らめ、艶っぽい目で下から見上げて来ます。
私も正直に言うと今までに無い刺激で、気が狂いそうな程の嫉妬を、見えない擬似彼に持っている事、その嫉妬が私のオスとしての本能を、自分の女を取り戻したいという強烈な思いを刺激した事。擬似彼より妻を感じさせたい、と言う敵愾心を掻き立てられた事、それが強烈な快感をもたらす事に驚いていました。
艶っぽい目で私を見る妻の事をまた無性に欲しくなったのです。
考えるより早くカラダが動いていました。
【奥さん、そんなに良かったか?・・・こっちへ来て奥さんの大好きなチ○ポをしゃぶりなよ。】
立ち上がった私は妻の前に仁王立ちになり、腰を突き出していました。
ここ数年いやもっと前から一晩に二度も、射精した後に勃起した事がありません。その私が既に固く勃起していたのです。
妻にもそれは驚きだったようで、小さな悦びの呻き声が開き気味の唇から漏れて来ます。
それでも躊躇う妻に向かって。
【ほら、奥さん。奥さんを散々可愛がってくれたチ○ポ・・・欲しくないの?これ好きでしょう?旦那のより好きだって言ったよな。さあ、遠慮しないで。】
と煽ります。
妻は一瞬でエロモードに突入してしまったようです。
『そんな・・・もう主人を裏切れません。あぁ・・・どうして・・こんな事を・・してしまったの。・・・・あぁ・・違う・・違います。主人の方が・・主人の方よ。』
躊躇する妻の頬を亀頭で小突き唇に擦り付けます。
妻は目を閉じて堪えようとします。
私は先走り液を溜めている鈴口を妻の鼻先へ突き出し、男の匂いを嗅がせます。
『んん、ふぅん』甘ったるい鼻声が漏れ聞こえます。
【奥さん舌を延ばしな。】
これには妻も反応しました。おずおずと舌を少し唇から差し出します。
その舌の上に先走り液を塗り付けてやります。
目を閉じている妻は、舌を出したままの状態でじっと身動ぎもせず何かを考えているように見えました。
ゴクリ!
妻が唾液と共に先走りの液を飲み込んだようです。
そして閉じていた目を開きました。
突き出したチ○ポに手を添え銜えました。憑かれたように舐めしゃぶります。
鼻声が漏れ唾液を飲み込む音が響きます。
【やっぱり、旦那よりこっちが良いか?】
一旦口を離した妻が見上げて言います。
『悪い人・・・夫を裏切らせて悦んでいるのね。』
【違う、みゆきを愛しているから、奪うんだ。】
私は自分が間男になった気分で囁いていました。
『あぁ・・もう・・戻れないのね。・・・堕ちるわ・・・あなたと一緒に。』
驚いた事に妻が涙を流しているでは有りませんか。
自分の言葉に酔い、不貞を働く妻の気分に浸り、間男に奉仕する。・・・妻にはMの気質があるのかもしれません。
被虐に酔い感極まって泣いているとしたら・・・
(やばい!みゆきは次にこんな状況に遇う事があったら、簡単に堕ちて不倫をしてしまうかもしれない。みゆき自身も気が付かないMの素質を目覚めさせてしまったか?)
私は不安な気持ちを抑え妻に言いました。
【奥さん、俺のモノになるか?その気なら自分から指でオマ○コを開いて入れてくださいと頼め。】
『そんな、主人が居るのよ・・主人が・・・』
乳首を強く摘んでやりました。
硬い乳首が妻の興奮を伝えて来ます。
もっと抓って欲しいのか、胸を突き出します。狙い澄ましてデコピンで弾きました。
『あぁん、あん、あん。・・・もっと、もっと。』
【感じているのか奥さん?旦那も可哀想だな。自分の妻が他の男に抱かれているとも知らずに仕事をしているなんて。】
『いや!もう言わないで・・・あなたのモノになると誓いました。しゅ、主人の事は言わないで。あぁ・・あの人をまた裏切ってしまった。』
そう言いながらも妻の動きは止まりません。足を大きく開き、指を陰部に宛て、小陰唇を左右に開いて見せます。
黒い陰毛の間から覗く小陰唇は淫水焼けを起こし、色素が沈着して赤茶けた色を見せています。
濡れ光る膣口が妻の呼吸に合わせヒクヒク口を開け締めして、凄くイヤラシイ光景です。
『もう、もう、来て。あなたの逞しいモノで貫いて。滅茶苦茶にして下さい。もう、どうなっても構わない・・・』
少し投げ遣りな、どこか開き直った態度に感じられました。
【欲しければ、自分で入れろ。ふふ、またがれ奥さん。】
妻は躊躇いもせず、私を押し倒し、肉棒を掴むと自分から腰を落とし、飲み込んでいきます。
『はぁん。入って来る・・・あぁん・・深い、深すぎるぅ・・・・当たる当たっちゃう・・』
妻は女性上位で腰を前後に振り、私の下腹部にクリトリスを擦っています。
恥骨と恥骨が当たり少し痛いくらいです。
両手を私の胸に置きカラダを前掲し腰を振っています。
頸がグラグラ揺れ時折太股を締め付けて来ます。
ポタッ!
胸に妻の唾液が落ちて来ました。
Kissをせがむ様に唇を突き出し、私の貌に上から覆い被さろうとしています。
私は首を曲げ、妻の唇に貪り付きました。
少し苦しい体勢ですが、胸に置かれていた手が私の後頭部を抱えるように回されると幾らか楽になりました、が、相変わらず恥骨への圧迫は止みません。
舌を絡め腰を振る妻は、今までに見た事のない妻です。
何時も受け身の妻は、自分から積極的に動いた事は無かったと思います。
疑似彼とのセックスに妻は開花したのでしょうか?心中複雑でしたが、新鮮な妻をもっと味わいたい気分が強く、下から突き上げを始めてしまいました。
前後の動きが上下の動きに変わると妻は、振り落とされないように私にしがみ付き、声をあからさまに張り上げます。
『イイ・・・イイ・・ああ・・あん・・ああ、あん・・あん、あん。』
【ベス、お前もこっちにおいで。詩織君の上に重なるようにしなさい。】
ベスが私の上で四つん這いの格好をする。ベスの胸が背中に当たる。ボリュームのある柔らかい胸。乳首が硬くなっている。白人女性も硬くなるのね。
ベスは体重が掛からないように加減してくれている。
オジサンは二段重ねになった私達を満足そうに見ている。入ったままのオチン○ンがまた少し大きくなるのが感じられた。
オジサンは十数回私の膣で出し入れしてから、一気に引き抜き、ベスのオマ○コに挿入した。
俗に言う鶯の谷渡。
ベスが突かれる度に私のカラダも動かされる。
『Oh no 抜かないでぇ。』
オジサンのオチン○ンが戻って来た。ベスの愛液が混じったオチン○ンが出し入れの度に、私のオマ○コからヌチャ、ヌチャ音を響かせる。
恥ずかしいと言う感覚は既に無く、ただ少しでも長く、膣を満たして欲しかった。
しかし願いは叶えられず、最初と同じ回数のみ抽送して、オジサンのオチン○ンが出て行ってしまう。
『いやぁ・・オジサン・・・抜いちゃイヤダァ・・・ヒドイよぉ・・お願い、行かないで。詩織に止めを・・・逝かせて。・・・』
『OH、ゼロ!・・・Come、Come。イイ・・もっと』
『あ~ん、あん、あん、イイ、あ~イイ。あっ、あっ。』
『No・・Oh、No・・ゼロ。』
私とベスが交互に泣き叫び呻く。時間の感覚も、どの位声を張り上げているのかも判らず、オジサンの為すがままに翻弄される。
快感がいつの間にか苦痛に代わり、その苦痛もやがて快感に繋がる。
逝きたくても逝かせて貰えず、ヤメテ欲しくても止めて貰えず、逃れようとしてもベスに阻まれ、私もベスの邪魔をする。
ベスも私も絞れるだけの愛液を絞りだし、涎や涙も枯れ果て床に崩れ落ちてしまった。それでもオジサンの抽送は止まらない。
ふっと気の遠くなる瞬間が訪れ、目の前が白く泡立つ。カラダが勝手に宙をさ迷う。
意識が戻りベスを見る。ベスは私の隣で荒い息をふいごの様に吐いて居る。息を吐くだびにオマ○コから白濁液を垂らす。
また、ベスに出したの? ほっとする自分と悔しがる自分。
ベスがカラダを動かし寝返りを打つ。白いお尻が今は真っ赤に染まり痛々しい。
【詩織君、悪いが綺麗にしてくれないか?】
オジサンが力を失ったオチン○ンを指さす。
私は誘蛾灯に誘われる蝶の様にふらふらと近づき、下から捧げ持つようにして、そっと口付けしていた。
『美味しい・・・・』
私がこんな事を言うなんて。今まで何本もオチン○ンを銜えて来たけれど、美味しいと思ったことなんかない、むしろ余り銜えるのは好きじゃなかった。なのにオジサンのオチン○ンは美味しいと感じた。
特別大きい訳じゃない、特別硬くも無い。言って見れば並みのオチン○ン?なのに。
ベスと私の淫汁、おまけにオジサンの精液がこびり付いているのに何故か美味しい。
亀頭から根元へ口を大きく開け飲み込み、舌を絡ませしゃぶる。
わざと音をたて、時々上目を使ってオジサンを刺激する。
オジサンが気持ち良さそうに目を細めたり、眉をひそめたりする姿を観察する。
オジサンが悦んでいる。そう思うと幸せを感じた。
オジサンがため息を付いたり、呻き声を出すと愛おしくて堪らない。
『三船さんはどうしてそこまで、知っているの?』
「旦那様が昔嬉しそうにお話して下さったからですよ。」
聖さんが部屋に入って来た。「それではお嬢様私はこれで。」三船さんが退室し、部屋には聖さんと私だけになった。
聖さんが何か用意をしている。あっ!またランジェリー?
『お嬢様、宜しかったらこれに履き替えて下さい。』
聖さんが持って来たのは、ピーチジョンの「ネグリジェブラNEWハッピーアワーセット」ショーツにフリルの付いた乙女心を擽る色がアイボリーのモノと「サテン&レースブラレットセット」セクシーなブラックの2点。
『お嬢様、勝負下着はどちらになさいます?』
『ひ、聖さん!・・勝負・・下着・・なんて・・』
『あら、お嬢様。下着は重要ですわ、殿方をその気にさせたり、眼で愉しませたり、なにより自分の為ですわ。お気に入りの下着を着けていますと、何だかとてもハッピーな気分になりませんか?お嬢様の様な20代の女性に人気が有る物だそうですからきっと気に入って下さいますわ。』
確かにネット上では人気が有るのだろうけど・・・・でも黒だなんて・・・乳首は隠れるけどスケスケだよ。・・・これまで何度も教授に裸を見られ、恥ずかしい事をされて、全部見せてしまったけど、教授にランジェリー姿・・勝負下着を見せるのは何故か一番恥ずかしい。
大人しい乙女チックな下着の方を選んだ。
今着けているイタリア製の下着はとてもセクシーだけど、まだ私には大人びていてしっくり来なかった。それを察してくれた聖さんは、やはり大人の女性なんだ。
『お嬢様、それでは着替えたらお食事を用意いたしますので、ダイニングの方へご案内します。さ、お着替えを。』
『あのぉ・・・・出来れば席を外して欲しいんですけど・・・』
『あら、お気になさらずにどうぞ、汚れ物を洗濯に廻しますので、ここでお待ちいたします。』
『大丈夫ですよお嬢様。女同志ですもの。奥様も気にせずお着替えになられてましたわ。』
『でもじろじろ見られて着替えるのはちょっと・・』
『拓人様から聞いております。お嬢様のレッスンの為に恥かしい事を一杯して差し上げるようにと、命じられております。さあ、三船をお呼びしましょうか?』
いやっ、三船さんにまで見られたくない。
さっきまで優しい聖さんがどうして?いくら教授の命じた事とは言え、使用人がそんな事をするのだろうか?
『あらお嬢様、びっくりなされたのね。どうして私がこんな事に従うのか疑問を持たれたのですね。良いわ教えて差し上げます。私は・・玲子の姉です。お嬢様もご存知ですよね、玲子の事を。』
れ、玲子さんのお姉さん!?
『拓人様は山荘の続きを玲子に変わってするように命じられたの。千夏の代わりを三船が務めるわ。あの二人の子供に変わって私たち大人がたっぷりレッスンして差し上げます。・・ほらグズグズしないで。さっさと着替えるのよ、早着替えも芸のうち。これからは甘えを許さないわ。玲子はあまりあなたを甘やかし過ぎたようね。』
怖い!聖さんの眼の色が変わっている。
『ふふふ、たっぷり可愛がってあげるわよ。拓人様がお嬢様の事を大人の女性に仕上げて欲しいそうだから、私流のやり方でね。』
なに?何をされるの?
『まずは・・・テーブルマナーね。』
『へ?』
拍子抜けしたぁ・・どんな恥ずかしい事をされるのかと思っていたら、テーブルマナー?
『あれ、若しかしてチョー楽でLuckyだと思っちゃった。結構難しいのよ、全部出来たら帰してあげる。出来なかったら、お仕置きよ!。』
『まずは、メニューを見て、注文してみて。センスが問われるわね。』
前菜:
トロまぐろの軽い燻製、カルパッチョ仕立て、アンチョビソース
メヒカリのエスカベッシュ、レモン風味、ヴィンゴットのソース
真さばとじゃがいものタルト、プロバンス風、バジルソース
今日のお野菜のポタージュ
フォアグラのソテー、大根のコンフィー添え、ポルト酒のソース
メインディシュ:
仔羊肉の柔らか煮込み、有機野菜添え、カレーソース
豚ヒレ肉のチーズ入りカツレツ仕立て、トマトソース
牛ロース肉のグリエ、3種のマスタードを添えて
デザート:
自家製チョコレートブラウニー バナナのシャーベット添え
フレッシュイチゴのバルサミコ酢あえ バニラアイスクリームを添えて
抹茶風味のクレームブリュレ 練乳のシャーベット添え
『ワインもロゼ、白、赤を幾つかリストからピックアップしてね。』
ロゼ:
ローラン ペリエ グラン シエクル アレクサンドラ ロゼ(1988)
ドン・ペリニィヨン ロゼ(1993)
パイパー エドシック ロゼ ソヴァージュ ブリュト(1999)
白:
『うあぁ、も止めて・・判らなくなっちゃう。シェフのお任せで、結構です。』
『ハ~イ、減点1。最初からお任せじゃダメね。せめてシェフから説明を聞いて、その上でお任せにするかどうか判断しなくちゃいけないわ。』
う、言われて見れば何がお薦めか聞くのも良いし、お任せ料理の説明を聞くべきだった。私は何でも食べられるけど、好き嫌いが多い人と食事するかも知れない。
『お嬢様、減点が5になったら、お仕置ですからね、ふふっ、愉しみだこと。』
職場でもミスを連発し、流石にみんなが見かねて、「ここは私達が何とかしますから、支店長はお休みになられては如何です。奥様の件で寝て居られないのでしょう?」と口々に声を掛けてくれました。
私はその好意に甘え仕事を部下達に任せ、アパートへ戻り、深夜まで爆睡してしまいました。
空腹で目覚め、昨夜のコンビニ弁当を冷蔵庫から出しレンジに掛け空腹を満たしました。
味など全然感じませんでしたが、外食も買い物もする気が起きず仕方なく食べました。
一箸、一箸、手を付ける度に虚しさが心の中へ沈殿して行きます。
自分は何の為に単身赴任してまで頑張って来たのか?妻や子供の為なのに、妻が私を裏切っているかもしれない、どうしたら、どうしよう、そればかり考えてばかりでした。
PCは昨夜のまま、テーブルの上に有ります。
今夜は何とか直ぐにスイッチを押す事が出来ました。
パスワードの入力要求画面になりました。印刷したPWファイルを眺め、やはり1番上から入力して行く事にしました。
「ID:myuki PW:01658」違います。
「ID:Myuki PW:872395」・・・これも違います。
3番目、4番目、5番目。6番目
全て違っています。
考えてみたら、妻がこんなにPwを必要とする程色々な事に手を出しているのでしょうか?
偽装の為に違いない。私は益々妻を疑ってしまうのです。
あと、10個ほどPWが記されていますが、どれもそれらしく見えてしまいます。が、1個だけ気になるPWが有ります。
『ID:MYUKI-LOVE、PW:20080915』
今から5ヶ月ほど前の日付らしきPW、IDもその気になってみてみると意味深なIDです。
この日からPWを掛けセキュリティを強化したように感じます。
【これだ!これに違いない。】思わず言葉を発していました。
入力するのももどかしくハイフンを打ち間違えてしまったのですが、漸くきちんと入力できました。
エンターキーを押すと、いよいよこのノートパソコンの扉が開かれます。
意を決して押しました。
パソコンは私の逡巡をあざ笑うかのように、内部で次々に手順を踏んで行き、デスクトップ画面が表示されて来ました。
アイコンが整然と並んでいます。
取り立てておかしなソフトは導入されていないようです。
スタートボタンを右クリックしエクスプローラーを起動させます。
ディレクトリーツリーを展開しマイドキュメントフォルダーを開きました。
マイドキュの中は思ったより整理されていません。片端から保存した様子でフォルダー分けしていません。
几帳面な妻には珍しい事です。
タイトルと、拡張子を確認しながら時々ファイルを開いて見ます。
家計簿風の金銭出納帳、冠婚葬祭の記録に混じってスケジュール管理ソフトが有ります。
スケジュール管理ソフトを開いてみました。
使用していないらしく空白のままです。
IE及びメールソフトを見てみました。
メール受信フォルダーにはプロバイダーからのお知らせメールしか受信記録がありません。ゴミ箱も空です。
お気に入りフォルダーはやはり雑多なサイトが登録されています。
この中に何かが有りそうだと、目星を付けたサイトを開いてみました。
お弁当自慢のサイトでした。高校生だった娘達のお弁当の参考に閲覧していたのでしょう。
次は私も見ていた、官能小説「天使のような悪魔の声で」です。
最近まで妻はブログを見ていたようです。
次、有りました無料の出会い系HP、登録も、送受信もサイト内だけで済む、無料のサイトでした。
妻は、私が登録したプロバイダーのサブメールアカウントで登録していました。そのサブアカウントに登録したIDと、PWが送信されてくるのですが、妻はネットの危険性を認識していないのか、フリーメールを取得して捨てメールアドレスとして使用する知恵が浮かばなかったのです。
メールソフトを再度別アカウントで立ち上げ、中を確認します。
有りました。受信フォルダーに1通受信しています。
IDとPWを確認し出会い系サイトにアクセスしてみます。
受信箱に沢山のメールが届いています。
内容は、
『HN:中年おやじ:題名「MYUKIさんへ」:本文「はじめまして、既婚の中年おやじでエス。MYUKIさんは不倫希望?でしたら、1度お会いしませんか?割り切ったお付き合い希望です。」』
というようなソフトな物から、
『「HN:俺様:題名「犯してやろうか?」:本文「へへ奥さん、出会い系に登録したって事は、欲求不満で溜まっているだろう?どうだい、1度俺様のデカチ○ポ味わってみなよ。20cmの自慢の逸物だぜ。1度味わったら病み付きになり離れられなくなるからよ。
これ読んでもうぬらしてるんだろう、メールしてこいよ奥さん。」』
と言うようなふざけた物まで来ています。
妻からの返信メールは有りません。いえ、削除されていて残っていないのかもしれませんが返信は無いようです。
代わりに掲示板に載せた妻の募集が残っていました。
『HN:MYUKI:題名「専業主婦です、」本文:「主人が単身赴任でもう2年不在です。30代になってカラダが疼いてしょうがないの。誰かこの疼きを静めて下さい。既婚者でもOKと言う方、お願いします、3サイズは88-59-91Eカップです。」』
あの妻がこんな書き込みをしていた。
年齢は鯖を読んでいますが、大体の所はそれらしく装っています。まあ、3サイズも出鱈目でしたが。
欲求不満はそうだったのかも知れません。アパートに来ると結構乱れたものです。
月に1度の逢瀬に妻とは必ずセックスしました。
夕食の用意をする妻の背中を見ていると、腰のラインからお尻に掛けてクネクネと動いているのが判ります。
脚を交差したり、不自然な動きをする時も有ります。
音がしないようにそっと近づき、顔をお尻の近くに持って行き匂いを嗅ぐと、甘酸っぱい匂いが漂ってきました。
その匂いは発情した牝の匂いです。
匂いに惹かれ妻のスカートを捲くり上げ、ショーツ越に鼻をお尻に押し付けていました。
『あん、あなたヤメテ。危ないわ、ねえダメ。』
と言いながらも、振り解こうとはせず私のしたいようにさせています。
脚を抉じ開け、下から妻の股間をショーツの上から舐めます。ショーツは既に湿っていて、妻も興奮しているのが判りました。
舌にピリッとする刺激は愛液だけではない、妻の拭き残しのアンモニアの刺激です。舐めるだけではなく音を立てて吸い込むと、吸い出されるように愛液が染み出してきました。
ワザとチュウチュウ音を立て妻を恥ずかしがらせます。
『あぁ、あなた恥ずかしい。吸っては嫌。あぁん』
可愛い声を出します。刺激が強かったのか、足を閉じようとした妻に太股で頭を挟まれてしまいました。
ムッとするほど濃厚な女の匂いに、我を忘れ、妻の両足をそのまま担ぎ上げ、台所のシンクの上に。
力ずくで足を開かせ、包丁でショーツの腰の所を切り、直接口を付けました。
口で妻のオマ○コを愛しながら、急いでズボンとトランクスを降ろし、そのまま挿入しました。
妻は着衣のまま、台所で犯されるように挿入され異様に興奮したのでしょう。普段は慎ましやかな声しか上げないのに、その時は部屋の外まで聞こえそうなほど声を張り上げ悶えました。
『凄い、凄い、あなた・・感じる、感じちゃう、イイの・・もうダメ・・逝きそう、あぁん、逝っちゃう・・凄い・・』
軽く逝った妻をシンクから降ろし、後ろを向かせ、両手を付かせて尻を思い切り突き出させる格好にさせました。
後ろから着衣のまま挿入すると更に乱れます。
床が滑りました。見るとポタポタ零れ落ちた愛液がヌルヌルと濡れ光っています。
パンパンパン。尻肉とぶつかる音が響くように腰を前後に振り下腹部を打ち付けます。
髪の毛を束ね馬の手綱の様に引っ張り、腰を打ち付けると、妻は興奮して。
『ああいや、いや、いや。おかしくなる、イイよイイ、もっと、もっと。』
『あんあん、あぁん、あん、イイ、あん、あぁん。』
『はぁん。当たる、当たるよぉ。あなた・・あなたぁ・・』
悶え呻く妻の耳元で囁きます。
【奥さん、そんなに良いのか。旦那より良いだろう。】
他人の振りをして、子宮を突き上げます。
『違う違う、あなた、嫌。そんな事言わないで。』
【ほら奥さん、奥まで突き上げてやる。もっと感じろ、もっと悶えなよ。】
『いやだぁ・・あなた・・イイ・・感じちゃう。・・凄い』
チ○ポに強い締め付けを感じます。今まで感じた事の無い締め付けです。嫌だと言いながら妻は明らかに奥さんと言う言い方に反応しています。
【奥さん旦那と俺、どっちのチ○ポが良い。】
『あぁいや、いやぁ。』
【なぁ、どっちのチ○ポが感じる。】
『あぁん、ダメ。言えない、言えない。』
どうやら、段々他の男としている気分になって来たようです。ここぞとばかりに畳みかけます。
【言わないと、チ○ポ抜くよ、良いのか?】
『あぁぁ、いや、いや。』『ダメ、駄目。』『言えない、言えない。』
腰を強く押さえ付け、膣口までチ○ポを引き抜いた私に妻が哀願するようになりました。
『やぁ・・抜いちゃ嫌ぁ・・言う、言います。言うからぁ・・・』
待っていた言葉を発した妻に追い打ちを掛けます。完全にチ○ポを引き抜き、乳房を強く握り乳首を軽く潰しました。
『だめぇ、だめぇ・・あなたよ・・あなたの方が・・・』
【あなたの方が・・何だ?はっきり言えよ。】
『あなたよ・・あなたのオチン○ンの方・・感じる。・・しゅ・・主人より感じるぅ。・・あなたぁ・ごめんなさいぃ・・・駄目なの・・あなたぁ・・・イクぅ・・』
その言葉と一緒に一気に深く挿入すると、それだけで妻は逝ってしまいました。
上半身がグラグラ揺れ、膝もガクガクして、立ってられない様子です。
そっとうつ伏せに床に横たえ、両手で妻の尻肉を左右に一杯開いて、オマ○コを外気に曝しチ○ポを突き立てます。
私は足に力を入れ四股を踏むような恰好で、妻の腰を上に無理やり引き上げました。バランスを崩すまいと、妻が膝を付き、両手を投げ出したような恰好・・・顔を横に向け頬を床に付け、尻を高く掲げた格好にしました。
犬の交尾の様な恰好に妻は羞恥心を刺激され喘いでいます。
『あぅぅ・・恥しい。こんな・・・嫌ぁ・・あぅん・・強い・・強すぎる・・あん、あん。』
上から叩きつけるようにチ○ポを妻のオマ○コに出し入れしていると、射精感が急速に高まり、限界が近づいて来ました。
【奥さん出して良いか?出すぞ、良いな。】
『ダメ・・駄目。中は駄目・・主人だけ・・駄目よぉ・・妊娠しちゃう・・・』
【また抜いても良いんだな。止めるぜ。】
『いやいやぁ・・抜かないで・・・ダメ・・中は駄目・・ダメ・・抜かないで。』
【どっなんだ奥さん。このまま続けて中出しか・・止めてチ○ポ抜くか?好きな方選びな。】
私は我慢に我慢を重ね写生を堪えます。が、もう限界です。妻が答えるより早く射精しそうです。
『・・・出して・・続けて・・中に出して・・・ごめんなさい、あなた。我慢出来ないのぉ・・』
ついに妻が陥落しました。最奥まで突き挿し、射精をしてしまいました。
まさに、ドクドクっと言うような音と共に妻の子宮に溜まり切っていた精液をぶちまけた。ぶちまけると言う表現が一番しっくり来るような、そんな射精です。
この年でこんなに出るのか?と言う量の精液が膣の中を充満し、入りきらない精液が逆流し妻の太股を汚してしまいます。
荒い息の二人はグッタリとして折り重なっています。
私は今までに無い快感の中で、妊娠したら・・・構うもんか、産めば良い。頭の片隅でそんな事を考えながら余韻を愉しんでいました。
妻が突然泣き出したのはそんな時です。
『あなたぁ・・・ご、ゴメンなさい。赦して・・みゆきを許して・・うぅ・・中に・・中に・・うぅう・・』
激しい罪悪感に襲われたのでしょう、ボロボロ涙を溢し嗚咽しています。
上に乗った私を、渾身の力で弾き飛ばし、カラダを丸めて泣いています。妻のオマ○コから精液がドロリと吐き出されたのは、その時です。
【みゆき・・僕だ・ごめん・・泣かないで・・】
『・・・ひろくん・・・・ひろくんなの・・あなたぁ・・ひっく、ひっく。ゴメンね、他の男の人に・・・』
【違う、違う僕だよ僕。】
『・・・・・・・・あなた?・・・』
やり過ぎた結果に、悔恨の念を滲ませながら妻に謝りました。
漸く私とのプレイに酔ってしまったことを悟った妻は。
『・・もう・・バカ、バカ馬鹿。絶対許さないから・・もうあなたとしないから。』
【悪かった・こんなに本気になるなんて思わなかったんだ。・・でも・・みゆき。お前も随分感じていたじゃないか。】
落ち着いてきた二人はそんな会話が出来るまでになって来ました。
『ふふっ、ボヘミアン。まるであなたの事じゃなくて拓人。でも、貧困な暮らしをして、酒や麻薬に身を持ち崩し、不潔で身だしなみにだらしない。と言うイメージじゃないわ。質素な暮らしをして、高尚な理想と夢を追い、自由奔放で不可解のイメージね。』
【結局貧しい事に変わりが無い。と言う事かな?はは・・】
『ううん、あなたは高い理想と夢を追い求める放浪者よ。あなたには好きなように生き、好きなように歌い、自由な発想で才能を伸ばして欲しいの。だからあなたも、ボヘミアンなの。でも一つだけ約束して、どんなに失望しても、決して世間に背を向けず、シニカルにならないで、その日暮しの刹那的な生活は送らないで。わたしが、生活を支える。だから生き急がないで。』
思いつめた表情の綾歌が、、湊川神社の境内で『ラ・ボエーム』の感想を話していたのに、急に真剣な顔をして話し始めた。
『この神社は南北朝時代の武将、楠木正成とその郎党を祭った神社。彼らの時代では悪党と呼ばれた人々、その後の時代の佐々木道誉に代表される『かぶき者』のハシリよ。彼らも『もっと激しく生きたいと』嘯いた人。その真意は『激しく生きたい・・・そうでないのなら私がいま ここに生きている意味がない。』と一種の死への憧れを口にした人々。似ているの、19世紀のボヘミアンとかぶき者、そして拓人、あなたも。』
【じゃあ、綾歌は?ミミには絶対になるなよ。俺を残して死んだら承知しないからな。それと、今の綾歌からのプロポーズ、かな?】
『拓人の馬鹿!女の子からする訳ないでしょう。プロポーズは男からするものよ、まったく、冗談言わないでよね。なんで、私が、拓人にしなくちゃいけないの。・・・拓人がすればいいのよ。・・・してよ。・・・しなさいよ。』
【何だって?声が小さくて最後が判らないぞ。もう一度言ってくれ。】
『馬鹿、鈍感、アホ・・・スケベで意地悪な拓人なんか嫌いよ!。』
綾歌が突然走りだした。
【あっ、おい綾歌!暗いから危ないぞ。】
拓人も慌てて後を追った。
境内地の境、鳥居の所でやっと追いついた。
『ハァ、ハァ、ハァ・・ハァ・・な、ハァ、なんでハァ、追って、ハァ来るのよ。ハァハァ。』
【息が苦しいのか?じゃぁ。】
『うっ・・・・・・・』
拓人は綾歌を鳥居の柱に押し付け、大きく息を吸い込むと、綾歌の唇に覆い被せるように唇を押し付け、息を吹き込んだ。
『な、なにす・・』
【黙って。】
一度唇を離した拓人が綾歌にkissをした。綾歌は始め抵抗しようとしたが、抗議の声を遮られ強引に唇を奪われてしまう。
『うっんん』
綾歌を抱き締める拓人の腕に力が加わる。
息苦しくなった綾歌が口を開く。滑り込むように拓人の舌が侵入して来た。
友達のkiss話で、男性が舌を絡めて来る口技が有る事は知っていた。話を聞いた時にはおぞましいだけだったのに、いざ自分がされている事が、そんなに嫌な気分ではなかった。おずおずと舌を伸ばした。
忽ち拓人の舌に絡め取られ、舐られる。
『ふぅん。』
鼻から甘えた音が洩れる。ダランと下げていた腕を拓人の背中に回す。大きくて広い背中に回り切らない。肩甲骨を抱きかかえる様な恰好でギュッと力を入れる。
もっと強い力で拓人に抱かれ、綾歌は頭の中が霞が掛かったようにボーっと惚ける。
あぁ・・拓人・・うぅん・・拓人・・・嬉しい・・・
拓人が窓の傍に立ち夜景を見ている。
光の洪水が瞬き窓一面をシアタースクリーンの様に輝かせている。拓人の顔も輝いては暗く、暗くなって輝く。光彩が拓人を包む。優しい顔が厳しさを漂わせ光を見詰めている。
綾歌はそんな拓人の背中を見つめいきなり抱き付いた。
【どうした?綾歌。】
『ううん、何でも無いの。』
【何か有るんだろう?】
『・・・拓人が。。拓人の背中に・・翼が・・見えた。・・飛んで行ってしまいそうで、思わず抱きついちゃった。』
カラダを廻し綾歌を見つめ拓人が言う。
【どこへも行かない。約束する。】
『本当に本当だよ。二人だけのpromiseだからね、拓人。』
【あぁ、そうさ。・・・・綾歌・・寝ようか?】
『ダ・ァ・メ・ェ!駄目だよ拓人。』
【そんなぁ~~綾歌ぁ・・】
『お姫様抱っこして!ちゃんとベッドまで運んでね☆』
詩織は吸い寄せられるようにノロノロと、ベスの隣の床に跪く。
緩慢な動作で床に両手を付き頭を下げ出す。
その動きは、したくない事を強制され嫌々ながらする動きに似ている。
詩織の目には昔の指導者が目の前に居るように写っている。耳元で指導者が叫んでいる。
《ほら、お前ノロノロするんじゃない。さっさと言われたとおりに動きなさい。こんなボールも打ち返せないの?次のボールを取れなかったら、罰として尻叩きだよ。》
現実の指導者はこんな事は言わなかった。言わなかった。・・・言わなかった筈。言わなかった筈だけど・・・
ビシィ・・詩織の耳にベルトの打嫡音とベスの呻き声が聞こえた。
あぁ・・お尻を叩かれている。・・・罰を受けてるいのね?・・・罰・・・お尻を叩かれる。私もなの。あぁ・・・罰を受けなくちゃ。
詩織の背中が弓なりに反り、お尻を高く掲げるポーズを取っていた。
その姿をベスは一瞬だけ睨みつけ、諦めの表情を浮かべる。その心の中にライバルの出現に激しい嫉妬と、嫉妬しても無駄だと言う諦念が渦巻いていた。
Masterは好きなように振舞うだろう。自分が哀願して彼女を可愛がらないでと叫んでもmasterがそれを聞き入れる筈が無い事をベスは知っている。
Slaveはmasterに何かをお願いしても無駄なのだ。slaveはただmasterが悦ぶことを己の悦びと感じなければその資格を失うのだ。
masterに見捨てられたslave程惨めなものは無い。切れた凧のようにさ迷い堕ちて行くだけなのだ。
『コーチ、お願い。詩織にも罰を。』
詩織は現実と空想の区別が付かない妄想の世界に居た。
いま横で別の子がコーチの罰を受けている。この人は罰を受けて悦んでいる。なぜ?
痛いのでしょう?痛いわよね。でも、この人は悦びに打ち震え声を張り上げている。どうしてなの?あぁ・・私も知りたい。はやく、早く。教えてコーチ!
『コーチ、お願い!』
『コーチじゃないわ。masterよ。』
隣の女が叫んでいる。Master?コーチじゃないの?
コーチもくれなかった悦びを、masterはくれるの?
『master more。More。please。please Fuck me master。』
白人女性がねだっている。悦びが頂点に達したのだろうか?セックスして貰いたがっている。
『master 嵌めて、ベスを串刺しにして。ください、masterの硬いオチン○ンをベスのオマ○コに下さい。』
白人女性はベス・・・・ベスなの・・・・ここはどこ?
だんだん意識が覚醒してくる。ベスの横でお尻を高く掲げ左右に振っている自分を自覚した。
『恥ずかしい。こんな・・・こんなこと。・・・私が・・しているの?』
恥ずかしい格好を曝している自分が信じられない。
横のベスを盗み見る。・・・・私の方を見ようともしていない。
オジサンは?・・・首を曲げ脇の下から様子を窺う。
オジサンもベスのお尻に齧りついて、私の方など見てくれない。どうして?こんなに若い子が、形の良いお尻と女を曝しているのにオジサンは見てくれないの?
二人の激しい息遣いが耳に衝く。この孤独感が嫌!
私を見て! 私を打って! オジサン・・・マ、master・・・ご主人様・・・あぁ。・・駄目よ。私はミストレス・・対等のパートナーなのよ。あぁん・・いやぁ・・ベスを可愛がるのは嫌。私も可愛がって・・
『ご。ご主人様・・ゼロ様・・詩織にも・・詩織も愛して。・・・ベスに嫉妬する詩織を罰して下さい。打って下さい。』
オジサンがベスのお尻の間から顔を上げる。
オジサンは何時ものオジサンだ。殊更怖い顔も、激しい事もしていない。ただベルトでベスを打っただけ。
でもそのオジサンの目を見ると、逆らい難い。自然と頭を垂れてしまう。
ミストレスの事はどうでも良い。あの目に見詰められると私は・・・オジサンに傅きたくなる。
これで良いんだ。ずっと夢見てたのはこれなのだ。
現実がすぐそこまで近付いている。・・・オジサンがベルトを振り被っている。
来る!・・・バシッ・・・
『ヒィィイ。・・・あぁ・・ゼロさ・・ま・・あ・・』
お尻がジンジン痛む。ベスの時より加減をしてくれている。それが悔しい。
ベスはもっと強く叩かれても悦ぶのに、私はまだ駄目。これ以上は耐えられそうも無い。それが悔しい。
オジサンはベスに挿入し腰を振りながら私を叩いている。私が叩かれる度にベスが喘ぐ。
叩かれる間隔が段々短くなる。ベスの喘ぎも激しく、短いモノになる。
『アッ・・ハァ・・ハァ・・ハヒィ・・オウ・・yes・・ヒッ・・ヒィ・・yes』
またベスとシンクロする。オジサンに入れられながら叩かれて、喘いでいる。
『come come 来る…来る・・来ちゃう。Master オウ!come・・・』
『あぁぁぁぁ・・』
ベスが達すると同時に私も軽くイってしまった。
火の出るように熱く痛むお尻を、オジサンに向けて突き出し、足を少し開いた。
オジサンに詩織のオマ○コ見て欲しい。一杯濡れたオマ○コ。オジサンに見せたいの。
オジサンに苛められて、悦んで濡らしている詩織を見せたいの。
オジサンの指が私の尻を左右に開く。
あん、やっぱり恥ずかしい。全部見られてる。
『ひやっ・・・あん・・舐めちゃダメェ・・汚いよぉ・・あぁ・・いや・・舐めて、舐めて。あぁん、噛んじゃ嫌ぁ。』
詩織のオマ○コはぷっくり充血してビラビラも厚くなっている。爆ぜたクリトリスが小指大にまでなっている。
夜は長い。これからオジサンにまた抱かれるのだろうか?
あぁ・・入って来る。・・・オジサンのオチン○ン、まだ硬い。あぁ・・
病院に妻を見舞い、少しの間話をして直ぐに赴任先に戻りました。まだ新幹線が復旧していないので在来線です。
【どうだ、何か不自由な事有るか?】
『あのね・・・消臭剤を買ってきて欲しいの。』
妻が恥ずかしそうに言います。
身動きが取れない患者は、膀胱にバルーンで固定したカテーテルを通し小水を溜めて看護師に処理して貰います。或いは尿瓶を使いますで
困るのは大きい方です。
病気で入院しているのなら食事が量も含めて制限食になるのですが、骨折等で入院した場合、健康な状態での入院に限りますが、食事に制限が無く、間食も自由です。
寝たきりでいると、する事が無いので、TVや本・雑誌か大部屋なら同室の人とのお喋りで暇を潰すしかありません。
そうなると、家から持参した電気ポッドでお湯を沸かし、お茶をしながらおやつをついつい食べてしますのです。
食べたら排泄するのが生き物の生理。身動きが出来ないので、ベッドの上でしなければならないのです。
これは非常に辛い事です。周りに人がいる状況で大便をするのは恥ずかしくて堪らないはずです。
匂いも音も出さないで出来るなら我慢も出来ましょうが、そう言う訳にも行きません。
しかし排泄を我慢すれば便秘になり、お腹が苦しくなるばかりか、診察により医師の判断で浣腸をされ、強制的に排泄をしなければなりません。
今は介護用のオムツを利用して排便する事が出来ますから、恥ずかしさを我慢し何とか布団を掛けその中でしてしまい、音を最小限にする事が出来ますが、匂いはどうする事も出来ません。それで消臭剤を求めたのでしょう。
私も昔入院した時に、ベッドの空きが無く形成外科病棟に入れられた事が有りますが、6人部屋で片側3人づつのベッドの真ん中に居た時は地獄みたいなものでした。
両隣りは身動きの出来ない患者、食事も排せつもその場で行うのです。
耳を塞いでも匂いだけは我慢出来ませんでした。1日で音を上げ医師に訴えましたが、病室が変わったのはそれから5日後でした。
【大丈夫、買って来てある。スプレーと置くタイプの両方だ。それからオムツも買い足しておいた。これが、雑誌、テレビカード、ipod・・・】
『ごめんなさい、有難うあなた。』
妻が涙を浮かべています。部屋に誰も居なければ抱き締めてしまいそうなほど、意地らしい姿です。
仕方なく手を握り髪の毛を撫でて気持ちを伝えました。
【そろそろ戻らなくては。後の事はユミ達に頼んで有る。心配せず、早く良くなれ。】
私は頭の位置に有る小さなテーブル兼収納台の引出しを開け、その中にテレビカードを入れようとしました。
『あっ。』
妻が小さな声をあげます。聞こえない振りをして引出しを全開にしました。
そこには携帯電話が置いて有ります。それを取り上げ妻に言いました。
【病院では携帯電話の使用禁止はだろう。鍵の掛からない引出しに置いておくのも物騒だ。家に置いておこうか?】
『え、ええ、でも・・・必要になるかも知れないし。』
妻の躊躇いに、さっき心が通ったと思った気持が急速に冷めて行きます。
【頭の上の電話、さっきのテレビカードを差し込めば、外との連絡が出来るのだろう。携帯が必要だとは思えないな、それとも何か不都合なことでも有るのか?】
言ってしまってから、自分自身に嫌悪を抱き、妻から目を逸らそうとしました。しかし、眼の端に私以上に狼狽し困った顔の妻を見つけ動きを止め、逆にマジマジと妻を、妻の顔を睨みつけていました。
『持って帰って良いよ。でもメールは見ないでね、お友達の相談メールが有るから。』
目を逸らし俯いた妻が言いました。
私は冷え冷えとした気持ちのまま病室を後にし、自宅に戻り、妻のノートパソコンをケーブルから外し持ち出しました。
アパートに着いたのは深夜、冷え切った部屋の明かりを付け、薬缶に水を入れ湯を沸かす用意をしました。
風呂場に行き風呂の用意もしました。
冷えた心と体を温めてから、妻のノートPCを起動させようと思いました。
湧いた湯をポットに注ぎ、風呂に入りに行きます。
脱衣所で、服を脱ぎ風呂に入ろうとして自分の裸を見てしまいました。
腹は出ていない、未だに普通体型だけど、陰毛に白いモノが見え、カラダの張りが衰えている様子を見てしまいました。
妻はみゆきはこの体の衰えを嫌ったのだろうか? 心は?離れていないよな?それなのに何故?
何かの間違いか? みゆきを疑うなんて、私は・・
みゆき・・・おまえは何を考えている?
冷えた体は温まりました。が、心は冷えたまま。帰りがけに買ってきたコンビニ弁当を開け、沸かした湯でお茶を入れ遅い夕食を取ろうとしました。
砂を噛んだような感触に一口だけで終わりにし、テーブルの上のPCに目を遣りました。
印刷した紙も取り出し、PCの電源スイッチに指を置き押そうとします。
手が震え押せません。このPCに妻の未知の世界、未知の生活が隠されているのかと思うと、押すのが躊躇われてしまうのです。
結婚して23年幸せだと思っていた生活が脆くも崩れ去ってしまうかもしれないと考えると押せません。時計も深夜2時を指しています。
私は一つため息を付くと、今夜は止めておこうとPCから離れてしまいました。
情け無い男です。自分はこんなに弱い男だったのか?
ベッドに寝ても目が冴えて眠れません。結局4時過ぎに眠りについたようです。
翌朝の目覚めは悪く寝不足で目が充血し、肌もカサカサになっていました。
『拓人さん。何とか二階A席の最前列が取れたわ。全体が見えるからこの方が却って良かったかも。』
【うぇA席かぁ・・・おれのバイト代ふっ飛んだなぁ。綾歌、おれD席でも構わなかったんだけど。】
『駄目よ。良い音を聞きたいのならせめてB席まで。ピアノの手元を見たいのならA席でしょう。オペラグラスを貸すから良く見てね。』
神戸文化ホール:1990年5月12日・13日:プッチーニ作『ラ・ボエーム』
指揮:スールベック・ミリボイ 演奏:関西フィルハーモニー交響楽団
合唱団:神戸シティオペラ合唱団・神戸市混声合唱団・神戸児童合唱団
周辺は楠木正成を祭った湊川神社や神戸大学、市民中央体育館など文教施設が有る地区だ。
これが二人で初めて旅行して観たオペラ・・・29歳の事であった。
宿泊は少し離れた山、有名な六甲山の六甲山ホテルにした。
100万ドルの夜景眺望の良い部屋。おまけに夕食も夜景を見ながらと言うプランにした。拓人は泣いた、夜景が素晴らしかっただけでなく、宿泊料金が大人一人1万7千円からと言う値段に。
今の拓人には無謀な旅行プラン、しかし、綾歌との初めての旅行、そして初めての夜になる筈だった。
オペラは期待通りだった。
第1幕:詩人のロドルフォとお針子のミミ、有名なアリアのある、そして主人公の二人が恋に落ちる場面。
ロドルフォのアリア「Che gelida manina 冷たい手を」。
ミミのアリア「Sì, mi chiamano Mimì 私の名はミミ」。
暗闇の中、先に鍵を拾ったロドルフォは、それをポケットに入れ、再び鍵を探すふりをして、ミミの手を握る。このとき歌われるロドルフォのアリア「冷たい手を」と、続けてミミが自分のことを歌うアリア「私の名はミミ」の2つのアリアで、二人は強烈に引きつけられ恋に落ちる二人
休憩時間、ロビーの隅で飲み物と軽食を摘む人々を避け俺たちは感想を述べ合っていた。
『私達の場合はアリアじゃないけど、【私の名前は綾歌】と歌ったようなものだったわね。』
【そうだっけ?】
『ん、もう!男の人って大事な事を直ぐに忘れてしまうのね。良い、拓人。女はね、色々覚えているものよ。初めて逢った時のこと、初めての告白、付き合って1ヶ月後、2ヶ月後・・・全てが記念日なの。』
【ごめん】
それしか言えなかった。事実忘れていたからだ。つき合って1ヶ月後の日付が記念日になるなんて思わなかった。3ヶ月とか半年、1年なら何とか記念日と意識出来るが、夢中で話しこんだ日々を覚えてはいなかった。
『じゃあ、私の誕生日覚えている?』
マズイ、綾歌の誕生日?・・・え~と、何時だっけ?うぅ・・え~と。
【教えて貰っていないような・・確か乙女座・・・とは聞いたけど。・・】
完全に綾歌を怒らせてしまったと、拓人は首を縮めて返事を待った。
『当たり。教えていないもの。』
ふう~助かった。でも何で教えても無い事を俺に聞くんだ?試しているのか?
【どうして?】
『だって、聞いてくれないんだもの。拓人、私の事本当に好き?』
【好きだ。】
『本当にホント?』
【大好きだ。愛している。】
『私も拓人の事大好き☆』
女性の心は判りませ~ん。
綾歌の顔が微笑んでいる。小悪魔の様な眼が俺を見詰めている。
【綾歌・・・】
その眼に釣られてkissしようと、綾歌を抱き寄せた。
『ストップ!拓人。ほらみんな見ているわよ。さあ、トイレに寄って中に入りましょう。』
その気にさせておいて、この小悪魔が!
良い雰囲気になったと思ったらこれだ。何度綾歌にはぐらかされたか知れない。
この俺が、未だに綾歌とkissもしていないなんて(T_T) 自分で自分が信じられない。どこか屈折した俺は今まで女と付き合ってこれほど長く純愛を貫いた事が無かった。
逢ったその日にセックスするのも1度や2度じゃない。それどころか金を持っていそうな有閑マダムを誘惑して、落とすのは得意なはずだった。
大学に入る資金を貯める積りで、近づいた俺に有閑マダムはすぐにカラダを開いた。
高校生の分際で人妻に近づき、虜にさせて金を引き出す。ジゴロまがいの事をしていた。そうやって、音楽を続けていた。
施設に居る俺に手を差し伸べてくれる人は居なかった。
施設のオルガン・・・例のオルガンを友として育った俺。 誰の助けも友人さえも居なかった。
そんな俺が唯一打ち込めるもの。音楽。
しかしそれさえも俺を裏切ろうとした。
全ては金。金の無い俺は良質なレッスンを受ける事が出来ない。音楽教室の窓から漏れる音を聞こうとしても防音だ。
音が恋しくて街をふら付いた。聞こえて来るのは、歌謡曲に演歌。ジャズが聞こえれば御の字だった。
肩に触れたやつをぶちのめし、金を巻上げた。その金を握り締め目に付いたバーのドアを開けた。
無性に酒が飲みたかった。飲んだ事も無い酒を。
琥珀色をしたそれは俺を打ちのめした。カウンターで酔いつぶれた俺を拾ってくれた奴がいた。
そのバーで弾き語りをしていた女。名は・・・・忘れた。
後で聞いたら離婚して間もない30代の女。
その夜、女の部屋で目覚めた。狭いシングルベッドに二人して寝ていた。女は目覚めていた。
いや、寝ずにずっと俺を見詰めていた。俺はその女を組み敷き貫いた。
『あぁ、坊や。だめ、いけないわ。』
ふん、この女も期待していた癖に。俺は乱暴に女を扱い、何度も何度も射精した。
女は最初は冷静に俺をあしらう積りだった。
しかし、若さゆえの暴走を止める事は出来なかった。乳房を握り締め、肩に噛みつく。尻を叩き、太股を抓る。身体中を痣だらけにして女は呻く。
『あぅう、坊や・・・イイ・・もっと乱暴にして・・感じる・・お姉さん感じるの、坊やのおちん○ん硬い。こんなの初めて・・して、もっとして。・・・オマ○コぐちゃぐちゃにして。もっとよ、もっと。』
体力に任せ奥まで突く。ガンガン突いた。手加減などしなかった。女を感じさせようとも思わなかった。
ただ貫く。子宮を壊そうと突いた。
汗が飛び散り、女の愛液がシーツをグッショリ汚す。激しい情交に女は何度も気を遣った。俺はそれ以上に女の中に射精した。
気が付くと女はオマ○コから血を流し失神していた。
おれも体力の限界だった。女に覆い被さったまま寝ていた。
コーヒーの匂いで目が覚めた。インスタントじゃないコーヒー。
女がマグカップを差し出し、キッチンの方へ歩いて行く。
その歩きはヨロヨロとした動き幾分がに股だった。スグにベーコンを炒める音が響く。冷蔵庫から卵を3個とり出し、そのうちの2個をフライパンに落とす。
『坊や出来たわ。』
ベーコンの匂いに誘われテーブルに付く。
目の前にベーコンエッグの皿が運ばれた。。俺は息をつく暇も無く平らげコーヒーをガブ飲みした。
【帰る。】
一言だけ告げて立ち去ろうとした。
女は引き留めもせず、金を差し出した。俺は黙ってそれを受け取り部屋を後にした。
外は眩しかった。
俺の心はポッカリ穴を開けていた。それでも街の雑踏に足を踏み入れた。
そんな俺が、綾歌の前では借りてきた猫、いや、その気はあるのだがどうして良いのか判らず途方に暮れる男になった。
コイツの前では自分を偽れない。綾歌の前では純な心を取り戻していた。
『拓人・・早く行きましょう。第2幕が始まるわ。始まってしまったら中に入れないのよ。判っているでしょう。』
【お~悪い悪い考え事していた。】
『どうせ、私にどうしたらkiss出来るかでしょう?』
【ピンポ~ン!良く判ったな。】
『見え見えじゃない。さあ行きましょう。』
そう言うと綾歌は唇を俺の唇にそっと押し当て、さっさと歩き始めた。
【待てよ~綾歌。もう一回。な、な。】
『ダメ!』
コイツは小悪魔だ。綾歌、君はなんて可愛いんだ。
奇妙なシンクロニティ、これ以上シンクロしているとマズイ。そう思う自分とベスになった自分が戦いを始める。
ベルトで打たれる度に皮が裂け、骨が軋む。デジャブな光景、昔見た西部劇の1シーン。両手両足を柱に縛りつけられ背中を剥き出しにされる西部の女。
長くしなやかな鞭が女の背中をズタズタに引き裂く。悲鳴をあげやがてガックリと失神状態に陥る女。そのシーンがまざまざと思い起こされる。
そのシーンは幼い自分に衝撃を与えた。悪い事をした女は鞭打たれる。無意識のうちに深層心理にインプットされた。
成長するにつれて教育の現場において躾と称した過度の指導が行われた。部活動においてもシゴキが日常茶飯事に行われた。
ミスをする度にあのシーンが頭に浮かび恐怖した。
やがて詩織は罰を受ける恐怖に委縮するのではなく、ミスを無くす、物事を完璧にこなす事で克服しようとし、実践した。
それは勉強に於いても同じで、その努力により成績は常にトップだった。
詩織の深層に於いて成績が下る事は、即、罰を受ける事に繋がっていた。
ある日の部活動・・・・その日は体調が優れず、何時もの詩織の動きでは無かった。指導者はそれが、普段熱心に練習し成果を上げていた詩織の怠慢に写った。普通の生徒なら問題にしようとは思わない事でも、こと詩織に向っては厳しく出た。また例え厳しくても期待に応えるのが詩織だ、と、指導者は思いこんだ。
次々に打ち込まれるボール、右に左に走らされ前後に動かされる詩織。詩織がコートに倒れ込むのも時間の問題だった。
倒れても指導者は止めない。倒れ込むカラダの周辺にボールが集中してくる。荒い息の中で詩織に突然インプットされた恐怖が湧き上がる。
硬式球がカラダに当たり始め詩織の柔らかでしなやかな肉体に、無数の痛みを与え続けた。
指導者の打球は正確過ぎた。同じ個所に当たり痣を作ってしまう。
詩織は恐怖に身動きが取れず甘んじてその打球を受け続けた。止めてくれるように頼む考えが浮かばなかったのである。
これまでの完璧を目指す意識が途中で中断する発想を奪っていたのだった。
不幸な事に指導者には泣き言を漏らさぬ詩織が、生意気な女だと映り、根比べの様に感じ中断するタイミングを計りかねていた。
それは偶然の悪戯。
打球が詩織の股間を直撃した。
『ひぃ・・・あぁ・・』
衝撃と痛み。それまで上げずにいた呻き声が洩れた。
容赦のない正確な打球が次々に当たる。さらなる不幸は指導者が女性だった事だ。
男性指導者なら股間に当たる衝撃と激痛を看過し得なかったに違いない。が、女性指導者には余り気にする事でも無かった。
詩織は衝撃と痛みが次々に自身のカラダに打ち込まれる事を、あの罰と同じだと感じていた。
(あぁ、わたし・・罰を受けている。身体中が痛い、あの人もこうだったの?痛い、痛い。あぅ・・・痛い・・イタ気持ちイイ。??)
股間の痛みが疼痛に変わり、ジンジン腰にまで痛みとは違う感覚を広げて来た。
女性が机の角に股間をぶつけて、初めて快感を覚えオナニーに目覚める話を良く聞く。
それと同じ事が詩織にも起こった。女性は普通の状態での性への目覚めだが、詩織は罰を受けていると思い込んでの快感の目覚め。
異常性愛への扉が無理やり開かれた瞬間だった。痛みの中で感じる快感。これもカラダへインプットされてしまった。
ただ詩織と指導者にとってこれ以上のドラマを生まなかったのは、詩織の失神によって冷水を浴びせられた指導者が慌ててシゴキを中断し、病院に担ぎ込んだからである。
その事が以後詩織に過度のシゴキが加えられる事を掣肘し、詩織もその事を忘れ去っていたのである。
しかし、白人の女性・・・ベスがベルトで打たれ、深層心理が呼び起こされ、ベスが快感を訴えた事と打嫡音が、カラダにインプットされた快感をマグマのように何時噴き出すか判らない状態まで高め、噴火の時を今や遅しと待ち構えていた。
我が家に着き、妻の着替えを探します。男はこう言う時に役立たずだと思い知らされます。
クローゼットの中や箪笥、衣装ケースなどアチコチ開けてしまいました。
今まで、自分の下着が当然の様に用意されていた私。整理整頓されていたのですから直ぐに探し出せるはずなのですが、妻がどんな風に仕舞い込んだか判らず全部開けてしまったのです。
当面必要なのは下着類とパジャマかネグリジェの類でしょう。こんな事なら娘に頼むべきだったと反省しながら、娘の携帯に電話を掛け来て貰うことにしました。
娘が来る間じっと待っているのも間抜けです。
私は例の黒い下着を探す積りです。
普段は気にも留めない妻の下着、とにかく後から来る娘に気取られないように上から順に取り上げてみる事にしました。
妙な物で、下着を着けた妻を見ても最近はドキドキする事が少なかったのに、引き出しの中の下着に手を伸ばした時には凄くドキドキしていました。
お尻全体がスッポリ隠れる下着が主です。最近亡くなられた方の代名詞のような下着は見受けられません。
色もベージュかグレーが殆どです。
家庭の主婦はこんな物なのかな?派手でエッチな下着は結婚前の女性が身に付けるものなのか?ホッとするようなそれでいて少し残念な気分です。例の下着も見つかりません。
妻もまだ40代前半の女。少しは艶かしい下着を着けて、私を挑発して欲しいなどと考えてしまうのです。
けれど女性の下着は何でこんなに数が用意されているのでしょう?小さく丸めて畳んである下着の数は想像を超えた数です。何より丸めて畳む収納の仕方が若い子のやるような事に思えてニヤケてしまいました。
もうそろそろ娘が来る頃です。探索は終わりにしようと、最後に一番下から抜き取ってみました。
【・・・・ぇ?】
黒いレースで出来た透けて見える下着が出てきました。クロッチの部分でさえ目を凝らせば中が見えてしまいそうな物。
私が1度も見ていない下着。単身赴任中に買ったのでしょうか?多くの女性は下着に凝ることは判っていますが、これは凝る、と言うレベルを超えた物に思えます。
そんな馬鹿な!
自分で見た物が信じられません。
何かの間違いだと思い込もうとしましたが、目に焼きついて離れません。こうなると他の場所も調べたくなります。クローゼットの取っ手に手を掛けた時、玄関のチャイムが鳴りました。
慌てて娘に必要な物を任せ私は居間に。
居間にはノートパソコンが2台さりげなく置いてあります。
1台は私が残していった古いパソコンです。もう一台は娘達の誰かが置いていった物かも知れません。
手持ち無沙汰の私はまず自分の古いPCのスイッチを入れました。起動ロゴが出てから立ち上がってくるまで時間が掛かります。その当時良くこれだけ長い時間をじっと待って我慢していたものです。
隣のPCにも火を入れてみました。
流石にこちらは起動が早い。パスワード入力画面が表示されています。
【パスワードか?これでは起動できないな。】
自分の古いパソコンも漸く立ち上がりました。
HDの使用容量を確認すると、赴任前とそう変わらない様子です。次々とフォルダーを開け中身を確認します。
マイドキュメントを開くと、word、Excel等と分類したフォルダーがあります。これも当時のままです。
IEを起動してみました。今でも接続されています。
お気に入りをクリックし表示させるとこれもまた変わりがありません。
私が分類したまま。「検索」「リンク」「NTS」「F1」「F2」「F3」等です。
「検索」は検索エンジンのHP集、「リンク」は文字通り例えば法律関係のリンク集のHP。です。
それ以外は、恥ずかしいのですがアダルト関連です。
「NTS」はネット小説のHP又はブログ集になっています。この当時のお気に入りは私と同じひろ・・・HIRO(S)のHNでタイトルが『天使の様な悪魔の声で』という素人の作った官能小説のブログでした。
創作作品が『妻の浮気・不倫』をテーマに書かれていたので、面白半分に読んでいました。
まあ、素人ですからこんなものでしょう。と言うレベルでしたが。
「F1」は画像関連。「F2」は動画関連。
「F3」は空のフォルダーです。
次に履歴を確かめようとインターネットオプションを確認したら、履歴保持日数が999日にセットしたままです。
通常は20日なのですが面白半分に999日にセットしそのままになっていたのです。
履歴を開くと凄い日数のデーターです。
一々開いて見るのも面倒で直ぐにIEを終了させてしまいました。
Word、excelフォルダーに戻り中を確かめます。
〈PW〉と名付けられたファイルが目に着きました。何の気なしに開けてみると幾つかの英数字の組み合わせとその隣に1セル開けて数字が記入されています。
【これだ!】
この組み合わせに意味が有るとすればIDとパスワードでしょう。印刷ボタンを押しました。
それをどうするか?このままでは何の役に立たず、かと言って何時までもこの家に居る訳には行きません。今夜一度赴任先に戻り明日には会社に出社しなければならないのです。
私はそれぞれのPCの電源を切り娘に尋ねました。
【このノートパソコンはユミのか?ミク?ミキ?】
『さあ?お母さんのでしょう?ミクもミキもアパートに持って行ったはずだから。』
【ふ~ん。お母さんがパソコン・・・前は触るのも怖々としていたのに。】
『お母さんちょっと前から携帯を持つようになるし、PCも覚え様としたんじゃないの?一人になってから淋しかったんでしょう?』
淋しかった。娘の何気ない言葉が何故か気になります。パートに出るようになって、自分で好きに使えるお金を手にしてから、買ったのでしょうが、それとあのドギツイ下着が重なり合うようで不安な気持ちが沸き起こります。
少し前からの妻の態度の変化。気付かない振りをしていた訳では有りませんが目を逸らしていたのも事実です。
私の心の奥底に妻への疑念が澱のように溜まった瞬間です。
「奥様とお嬢様・・・本当に、うぅ」
厳しい顔の三船さんの目頭に涙が滲んだ。
奥様と私似ているのかしら?きっとそうよ。だって三船さんが泣いているもの。
教授が私を構ってくれるのは、奥様に似ているから・・・少し寂しいな。私は私よ、と言いたいけれど、言い切る自信が無いし・・・。
「まるで似てらっしゃらない。旦那様の好みが変わったのか?」
ちょっと三船さん!。ボソボソ独り言でしょうけれど、しっかり聞こえているわ失礼ね。
「奥様みたいに美人じゃないし、背も低い。胸もペッタンコだし、お尻だけがデカイ。」
(あんた、ケンカ売っているでしょう、綾歌さんを怒らせたら怖いよ。私は地元じゃ有名なレディース・・・アッ、これは嘘だからね。みなさ~ん言葉の勢いよ、勢い。綾歌違うもん。お嬢様だもん。族じゃないもん。)
「お嬢様、誰とお話ですか?」
『え?』
またやってしまった。妄想。(妄想:現実と想像の区別がつかなくなること。)
この際だから聞いてみよう。でも、聞けるかな?私シャイだから。
『教授は結婚されていたのですか?何時?お子様は?なれ初めは?』
矢継ぎ早に聞いていた。
「お嬢様・・・・お顔の印象と違いますな。大人しそうなお顔なのに。奥様にそっくりです。」
三船さ~ん、結局似ているの?似ていないの?どっち。!
「亡くなられた奥様は、当時28歳でした。」
「奥様は拓人様と同じ年齢です。何と言いましたか、そうソリストをやられていたとかお聞きしました。」
「あるコンサートで拓人様が、楽屋裏の控え室に挨拶に伺ったときに出会ったのが初めてだそうです。」
「拓人様は大部屋の控え室、奥様は個室だったそうで、同じ年なのに歴然とした差がついていることが悔しくて仕方が無かったと当時私にも仰られておりました。」
【よろしくお願いします。美剣拓人と申します。】
楽屋伺い・・・ゲスト・ソリストへ団員が挨拶に出向く。良くある事だが拓人は気が進まなかった。
施設で育った時、その施設へ時々裕福な婦人達が慰問に来た。
彼女達の好意に疑問を挟む訳ではない。が、どうしてもそこにある種の感覚が生じている事に気付かされる。
例えると、動物愛護に熱心なハリウッド女優やヨーロッパの貴婦人にも共通する感覚、具体的には「鯨の保護」、鯨は哺乳類だから、鯨の仲間のイルカの知能の高さを理由に、食用にしている国々を非難攻撃する。あれと同じ様な物である。
ある女優などは日本に映画のキャンペーンで来日して記者会見を開いたが。その席で声高に日本を日本人を非難した。記者が牛を食べる事を指摘しても動揺せず、アレは家畜だから。の一言で片付けた。
日本人の感覚では、牛も鯨も同じ哺乳類である。その動物を食用とすることに感謝し、命の尊さを認めた上で、一つも無駄にしないように利用した。その感覚からすると、このハリウッド女優のように前日に神戸牛のしゃぶしゃぶに舌鼓を打ち、当日の記者会見にミンクのコートを着て鯨の捕鯨を野蛮だと糾弾する感覚が判らない。
自分達のコミュニティ・文化に属する物の考え方には賛同し、異質な文化・異質なコミュニティには表面的に賛同したような振りをし、或いはこの人達はこうなのよね、と言うような上から目線でモノを見、可哀想な人達と哀れむだけなのだ。
決して自分と同じ人間・人種とは認めない。その感覚を慰問の婦人達にも感じるのだ。
そして、その婦人の隣で綺麗なドレスを着て、施設のオルガンを蔑むような目を向け演奏した少女の顔が重なる。
『へえ?タクト?面白い名前ね。あら、同い年なの?どこ?ふ~ん。あそこもいい大学よね。指導教授は?ああ彼?うちの卒業生らしいけど知らないなぁ。お願いが有るんだけど団員の皆さんにミスしない様に言って貰えないかしら。あなたもゲストでしょうけど、この団は、最近レベルが落ちたのよね。市民参加が増えたでしょう?ろくに勉強もしていない人がちょっとボイストレーニングを受けただけで出演するのよ。ママさんコーラスと間違えているわ。ねえ、そう思うでしょう?』
鼻持ちならない女に成長していた。
この女に思い知らせてやりたい。この女を滅茶苦茶にしたい。沸々と沸き上がる暗い情念が拓人を駆り立てる。
【判りました伝えておきます。因みに私も団員なんですよ。】
言い放ち部屋を後にしようと振り返った。その時腕を引っ張られた。
『ごめんなさい。本番前で緊張して心にもない事を言いました。この通りなんです。』
差し出された掌は汗で濡れていた。その子の唇は乾いて潤いが乏しい。さっきのは強がりか?
『拓人さん。わたし、あなたを知っています。ずっと以前から。・・・ゲストになったのもあなたにお会いしたかったから。わたし・・私あの施設に居たんです。あなたが入所して直ぐに養父母に引き取られました。養母に連れられて施設に行くのが楽しみでした。』
【・・・まさか。・・・君があそこに居たなんて。】
『私はあの場所に捨てられていたんです。あそこでずっと育ちました。あのオルガンは私のたった一つの楽しみでした。そして憎しみの種でした。』
拓人とその女性・・・綾歌は万感の思いを込めて施設の名を呼んだ。
『聖母マリアと子供達の園』
『私の名前は施設で付けられました。本当の名前は判りません。身元を確認するモノは何もなかったそうです。ただスコアの歌詞の切れ端に綾の文字が書き加えて有るモノが傍に有ったそうです。それで綾と歌詞の歌を合わせて綾歌と。綾でも良かったらしいのですが施設には綾がもう一人既に居たそうで、楽譜に歌詞が書いてあったので歌を付けたと学園長が言っていました。』
その日から急速に親しくなったそうです。三船さんの言葉に返事も出来ない。
奥様の名前が・・・・・・綾歌。
『さあて、契約の契りも済んだし、ゼロに説明しなくちゃね。』
ベスが余り真面目な顔をしていないのがちょっと気になるがオジサンはベッドの上で正座しベスの方を向いた。
『検査の結果だけど・・・悪性のしこりじゃなかったわ、だけど大きさ的には大きい方なの。半年後にエコーの再検査、その結果によっては1年後にまた検査よ、エコーとマンモそれから細胞採取。今は良性でも何時悪性に変わるか判らないの。だからいっそ悪くならないうちにレーザーで手術を受けたいとお願いしたけど先生が言うにはその必要は無い。だけなの。』
『あら、良かったねベス。悪性のガンじゃなくて。』
詩織が自分の事の様に喜ぶ姿を見たベスは詩織に頭を下げる。
『そう言う訳で詩織を騙したようでゴメンね。思わせ振りな事言ったから。』
『・・・ベスの思惑に乗ったのは私の意志よ。オジサンに抱かれたかったから、只それだけ。ミストレスの事は予想外だったけど、奥様公認のセックスフレンドだから、浮気でも不倫でもないから、非難される事は無いしでしょう。それとも嫉妬しちゃった?』
口調は軽いが詩織の眼は笑っていない。
『嫉妬しちゃったわよ。ゼロったらあんなに激しく詩織を可愛がるんですもの。私も久しぶりに見たわ責め嬲るゼロを。詩織と代わりたかった。』
あぁん、ベスの嫉妬の元はそっちなの?ベスってM女?
【ベス! 私に何か言う事は?】
途端にベスが真顔になった。さっきまでの軽い感じがない。
【さんざん心配させて、詩織君を騙して引き摺り込んで一体何を考えている。】
オジサンの顔が険しい。何時ものオジサンの柔和な顔が大魔神の様に豹変している。これはヤバイ。
『あ、あのぉ。お、オジサンお願いだからベスを怒らないで。・・私、気にしていないから。』
【人にはやって良い事といけない事が有る。女性の操を蔑ろにして謝って済む問題か。詩織君もベスを妙に庇い立てすれば同罪だよ。】
『良いのよ詩織、悪いのは私だから、ゴメンなさい結果が良かったから少しハシャギ過ぎました。』
【ベスには罰を受けて貰う。用意しなさい。】
『そんな、もう良いじゃないですか。』
詩織が庇うが零二は聞き入れない。何かがおかしかった。この違和感は何だろう?
零二がベッドに腰掛けれとベスがその膝の上に、お尻を差し出すような恰好でカラダを預ける。子供が親にお仕置きを受ける格好・・・お尻ペンペンで有る。
【アメリカの子供はこうしてお仕置きを受けたんだな、ベス。】
『はい、子供の頃ダディからお仕置きを受ける時にはこの格好です。』
【ひとぉ~つ。ふたぁ~つ。みぃ~っつ。】
ベスの白人特有の白い肌が真っ赤に染まる。
『ねえオジサンもう止めて。ベスは反省しているわ。』
【ベスは反省していないよ。ベスは悦んでいるんだ。ほら、ココ見てご覧。】
オジサンが示したのはベスの股間。
真っ赤なお尻の間から鶏の鶏冠に似たビラビラが、そのビラビラの間から粘り気が有りそうな汁が滲んでいる。いや、流れ出していた。トロトロお汁が流れている。
【詩織君さっきは済まなかったね。ベスはマゾなんだよ。こうしてやらないと満足しないんだ。今のベスは悪い事をした子がお仕置きを受けている。事に酔っている。だからこうしてあげると悦ぶ。・・・・ベス・・・お仕置きを受けているのにおま〇こ濡らしているんだ、なんてイヤラシイ女だ。】
『あぁ・・・ベスは・・イヤラシイ女です。叩かれているのに濡らしてしまう女です。あぁmasterご主人様。ベスを罰して下さい。』
【ね、ベスも、悦んでいる。蔑まされると火が付くんだ。私達はmasterとslaveの関係でも有るんだ。ベスが君に提案した事は、実はベスのこの性癖に原因が有る。ベスは私が悦ぶと思ってしている。本当は私に別の女性が出来る事は死ぬほど辛いはず。でも、自分が耐えるだけで私が悦ぶならそうしなければならないと思い込んでいる。主が悦ぶことは奴隷の自分に取っても悦び。つねに私が悦ぶ事考える。だから今夜だけ我慢してくれないか?ベスの思惑に乗った振りをしたのは君に対して悪い事をしたと思っては居たのだが、私はこの常人には理解しえない性癖を持つ妻の、健気な心を無下に出来なかった。許してくれ。】
あ~ぁ、オジサンはベスの事を深く愛しているんだ。私の入り込む余地が無いじゃない。
何か無性に腹が立って来た。オジサンはベスしか見ていない。
私の事は・・・どうするのよ。オジサンに、ゼロに恋しちゃうじゃない。ベス見たいに愛されてみたいじゃない。あぁ腹が立つ。
ベスは今では膝の上から降りて床に身を投げ出し、お尻だけ高く掲げたポーズを取っている。
オジサンがズボンンからベルトを外し構えた。〈ピシャリ〉軽い1発。
この1発だけでベスはカラダを痙攣させ逝ってしまう。期待していたモノを受けて達してしまった。
ビィシィ、バシッ。
『ヒィィ、master。Yes。Yes。more、more。』
ベスがベルト打ちを求める。口から涎を流し、眼はトロンとしている。
悲鳴が上がるたびに、おま〇こから白濁液が飛び散る。ベスの全身が紅潮し、汗が噴き出している。
私はベスを、オジサンを見ている、が、心はここに居なかった。
心はベスに入り込んでいた。ベスが感じ、ベスが思う事を、一緒になって感じていた。
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