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【プリムローズ】(12)

 詩織は吸い寄せられるようにノロノロと、ベスの隣の床に跪く。
 緩慢な動作で床に両手を付き頭を下げ出す。
 その動きは、したくない事を強制され嫌々ながらする動きに似ている。
 詩織の目には昔の指導者が目の前に居るように写っている。耳元で指導者が叫んでいる。
 《ほら、お前ノロノロするんじゃない。さっさと言われたとおりに動きなさい。こんなボールも打ち返せないの?次のボールを取れなかったら、罰として尻叩きだよ。》
 現実の指導者はこんな事は言わなかった。言わなかった。・・・言わなかった筈。言わなかった筈だけど・・・
 ビシィ・・詩織の耳にベルトの打嫡音とベスの呻き声が聞こえた。
 あぁ・・お尻を叩かれている。・・・罰を受けてるいのね?・・・罰・・・お尻を叩かれる。私もなの。あぁ・・・罰を受けなくちゃ。
 詩織の背中が弓なりに反り、お尻を高く掲げるポーズを取っていた。
 その姿をベスは一瞬だけ睨みつけ、諦めの表情を浮かべる。その心の中にライバルの出現に激しい嫉妬と、嫉妬しても無駄だと言う諦念が渦巻いていた。
 Masterは好きなように振舞うだろう。自分が哀願して彼女を可愛がらないでと叫んでもmasterがそれを聞き入れる筈が無い事をベスは知っている。
 Slaveはmasterに何かをお願いしても無駄なのだ。slaveはただmasterが悦ぶことを己の悦びと感じなければその資格を失うのだ。
 masterに見捨てられたslave程惨めなものは無い。切れた凧のようにさ迷い堕ちて行くだけなのだ。
 『コーチ、お願い。詩織にも罰を。』
 詩織は現実と空想の区別が付かない妄想の世界に居た。
 いま横で別の子がコーチの罰を受けている。この人は罰を受けて悦んでいる。なぜ?
 痛いのでしょう?痛いわよね。でも、この人は悦びに打ち震え声を張り上げている。どうしてなの?あぁ・・私も知りたい。はやく、早く。教えてコーチ!
 『コーチ、お願い!』
 『コーチじゃないわ。masterよ。』
 隣の女が叫んでいる。Master?コーチじゃないの?
 コーチもくれなかった悦びを、masterはくれるの?
『master more。More。please。please Fuck me master。』
 白人女性がねだっている。悦びが頂点に達したのだろうか?セックスして貰いたがっている。
 『master 嵌めて、ベスを串刺しにして。ください、masterの硬いオチン○ンをベスのオマ○コに下さい。』
 白人女性はベス・・・・ベスなの・・・・ここはどこ?
 だんだん意識が覚醒してくる。ベスの横でお尻を高く掲げ左右に振っている自分を自覚した。
 『恥ずかしい。こんな・・・こんなこと。・・・私が・・しているの?』
 恥ずかしい格好を曝している自分が信じられない。
 横のベスを盗み見る。・・・・私の方を見ようともしていない。
 オジサンは?・・・首を曲げ脇の下から様子を窺う。
 オジサンもベスのお尻に齧りついて、私の方など見てくれない。どうして?こんなに若い子が、形の良いお尻と女を曝しているのにオジサンは見てくれないの?
 二人の激しい息遣いが耳に衝く。この孤独感が嫌!
 私を見て! 私を打って! オジサン・・・マ、master・・・ご主人様・・・あぁ。・・駄目よ。私はミストレス・・対等のパートナーなのよ。あぁん・・いやぁ・・ベスを可愛がるのは嫌。私も可愛がって・・
 『ご。ご主人様・・ゼロ様・・詩織にも・・詩織も愛して。・・・ベスに嫉妬する詩織を罰して下さい。打って下さい。』
 オジサンがベスのお尻の間から顔を上げる。
 オジサンは何時ものオジサンだ。殊更怖い顔も、激しい事もしていない。ただベルトでベスを打っただけ。
 でもそのオジサンの目を見ると、逆らい難い。自然と頭を垂れてしまう。
 ミストレスの事はどうでも良い。あの目に見詰められると私は・・・オジサンに傅きたくなる。
これで良いんだ。ずっと夢見てたのはこれなのだ。
 現実がすぐそこまで近付いている。・・・オジサンがベルトを振り被っている。
 来る!・・・バシッ・・・
 『ヒィィイ。・・・あぁ・・ゼロさ・・ま・・あ・・』
 お尻がジンジン痛む。ベスの時より加減をしてくれている。それが悔しい。
 ベスはもっと強く叩かれても悦ぶのに、私はまだ駄目。これ以上は耐えられそうも無い。それが悔しい。
 オジサンはベスに挿入し腰を振りながら私を叩いている。私が叩かれる度にベスが喘ぐ。
 叩かれる間隔が段々短くなる。ベスの喘ぎも激しく、短いモノになる。
 『アッ・・ハァ・・ハァ・・ハヒィ・・オウ・・yes・・ヒッ・・ヒィ・・yes』
 またベスとシンクロする。オジサンに入れられながら叩かれて、喘いでいる。
 『come come 来る…来る・・来ちゃう。Master オウ!come・・・』
 『あぁぁぁぁ・・』
 ベスが達すると同時に私も軽くイってしまった。
火の出るように熱く痛むお尻を、オジサンに向けて突き出し、足を少し開いた。
 オジサンに詩織のオマ○コ見て欲しい。一杯濡れたオマ○コ。オジサンに見せたいの。
 オジサンに苛められて、悦んで濡らしている詩織を見せたいの。
 オジサンの指が私の尻を左右に開く。
 あん、やっぱり恥ずかしい。全部見られてる。 
 『ひやっ・・・あん・・舐めちゃダメェ・・汚いよぉ・・あぁ・・いや・・舐めて、舐めて。あぁん、噛んじゃ嫌ぁ。』
 詩織のオマ○コはぷっくり充血してビラビラも厚くなっている。爆ぜたクリトリスが小指大にまでなっている。
 夜は長い。これからオジサンにまた抱かれるのだろうか?
 あぁ・・入って来る。・・・オジサンのオチン○ン、まだ硬い。あぁ・・


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