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などと大層なタイトルですが、カレンダー通りの休暇ですし、年末の眼科検診の
経過検診と言う事で、実に悩ましいGWとなる予定です。
後半の纏まった休みも、どこかへ行く気分にもなれず、家でまったりが精々 (^_^;) (^_^;)
持病と共に後半生を (← まだ若い積りですが。。) のんびりと生きるのには文字通り休暇を取る
それも、欧米の休暇の様にリゾート地で、のんびりと過ごすのが理想ですが、定額給付金もまだ来ないし、ETCも付けて居ないし。 あれ、結局は借金ですよ。ETC・・・クレジットですからね。
それに・・・道路公団の値引きも、結局必要な経費以上の料金を掛けていた事の証でしょう。どうしても必要なお金ならいくら政策とは言え、値引きだなんて・・・(^_^;) みんな踊らされていて本質を見失わないようにして下さいね。
どうせやるなら、所得税減税か消費税の一時賦課停止を行うべきでしょう。そうすれば皆さんに恩恵が有った筈です。子供からご老人に至るまで。
結局、あっそう政権の人気取りですから、おおーざわの敵失と相まってね。
実に頭の痛い・・・痛い・・・痛い・・偏頭痛かな? あれは痛いそうですね。なられている方『痛いの痛いの飛んでケ~~~~』・・・おまじないです。・・・・
こうなったら、衆院選に立候補・・・なんて馬鹿な事は考えていませんけど(^_^;)
GWは執筆の為に泣く泣く家にカンヅメと言う、自分に対する言い訳を自己催眠で(^_-)(^_-)
いかんなぁ・・・【疑惑…】の書きかけが・・・【プリム・・】の続きも・・・・【ドルチェ】も・・・・・
結論は・・・・・・カケネーゼなのでした。 m(__)m m(__)m m(__)m もう少し待ってね(^_-)-☆
緞帳が上がっていく。心臓の鼓動も早くなっていく。
(ダメ!・・・逃げ出したい。)
高いステージから暗い客席を見下ろす。観客の全てが見知らぬ人達。
(どうしよう。・・・もう直ぐ始まる。)
空ろな目で観客席を俯瞰する。
と、最前列の余り良い席とはいえない、はっきり言って舞台を見るには悪い席の所に美歌の姿を見つけた。
美歌の目がニコニコ笑っているのが見えた。美歌は片手を肘の所から曲げ、掌を私の方に向けて見えるように小さく手を上げた。
【人】・・・・大きく人の文字が浮かんでいる。その掌を舐めるような仕種も付け加えた。
(あはははは・・・)
私は声を出さないよう苦労しながら微笑する。
スーっと緊張感が引いていく。肩の力も抜け、強張った頬も緩む。
(ありがとう、美歌。)
美歌はこの間教授に教わった方法の失敗例、掌に人の文字を指で書いて飲み、緊張を解すやり方。
それを教授が、マジックで書いてしまった失敗を再現してくれたのだ。
綾歌は、素早く掌に何かを書いて飲み込んだ。勿論観客も気付いただろう。しかし、そこは学生の事、微笑ましい眼差しで見てくれている。
美歌が後で聞いたら、綾歌が書いたのは、『アンナ』
『アンナ・ネトレプコ』の事だった。
「きゃはは、あんた面白いわ。」 美歌が笑っている。
アンナ・ユーリエヴナ・ネトレプコは、ロシア出身のソプラノ歌手で1971年生まれ。その卓抜した実力と美貌で現代を代表するオペラ歌手の一人である。
「幾ら今回の演目が椿姫だからって、アンナにあやかりたかったの?きゃはは、綾歌かあやかりたい。ダジャレか?アンタ。」
散々笑ってくれたが、本当にあやかりたい・・・・彼女を超えたいと思ったから、あの場面で書いてしまった。だから笑われても反論できない。
折角だから、オペラ『椿姫』のデータを披露します。(誰に向かって話しかけているの?綾歌・・・美歌(談)笑☆)
『椿姫』はジュゼッペ・ヴェルディの作曲。原作はアレクサンドル・デュマ・フィスの戯曲『椿姫』で、初演は1853年3月6日 ヴェネツィア、フェニーチェ座である。
3幕に分かれ第1幕30分、第2幕60分、第3幕30分合計約2時間の歌劇である。
主な登場人物はヴィオレッタ・・・パリの高級娼婦。
アルフレード・・・田舎出の青年、ジョルジョ・ジェルモン・・・アルフレードの父。
あらすじは、
『第1幕』
時は19世紀半ば、舞台はパリ。社交界一人気のある高級娼婦ヴィオレッタの館では華やかな宴が催されてる。この宴にやって来た青年アルフレードは、「乾杯の歌」を歌って場を盛り上げる。彼は以前からヴィオレッタに恋をしていて、二人きりになると、彼女にその気持ちを告白する。
ヴィオレッタは、娼婦である自分は本当の恋愛などに縁はないと思っていたが、アルフレードの純粋な愛の前にとまどうのだった。
『第2幕』
ヴィオレッタは社交界を離れ、パリ郊外の家でアルフレードと静かに、そして幸せに暮らしていた。
ある日、アルフレードの留守中に、彼の父ジェルモンが訪ねて来る。
ジェルモンは、ヴィオレッタの娼婦という過去が、娘(アルフレードの妹)の縁談に差し障りとなるので、息子と別れるよう彼女に迫る。
ヴィオレッタは自分の真実の愛を必死で訴えるが、受け入れられず、悲しみの中で別れを決意し家を出て行く。
別れの置き手紙を読んだ何も知らないアルフレードは、彼女の裏切りに激怒したのである。
その夜、ヴィオレッタはパリの社交界に戻り、かつてパトロンだった男爵に手を引かれて現れる。
彼女を追ってきたアルフレードは、ヴィオレッタが、男爵を愛していると苦しまぎれに言うのを聞いて逆上してしまう。
彼は社交界の大勢の人前で彼女をひどく侮辱して悲しませるのだった。
ここで休憩・・・ちょっとトイレに行ってきます。・・・覗くなよ。
『第3幕』
数か月後、ヴィオレッタは自宅のベッドで横になっていた。実は難病に犯されていて、自分の最期が近づいている事を彼女は悟って居た。
そして、今や死を目前にしている所へ、アルフレードが駆け込んでくる。全ての事情を父から聞いた彼は、彼女に許しを請いに来たのであった。
二人はまたいっしょに暮らすことを誓う。でも・・・・
時はすでに遅く、ヴィオレッタは過ぎ去った幸せな日々を思い出しながら、息を引き取ったのだった。
オペラの王道を行く悲恋物語である。
主人公が高級娼婦と言う事が引っ掛かるけど。・・・だって綾歌何にも知らない乙女だもん。
皆さんが知っているアリアは、2人が歌う2重唱の『乾杯の歌』とヴィオレッタが歌う『花から花へ』でしょうか? ← (だからぁ・・・誰に向って話しているの?)
今更ながらに思うけど、オペラって・・・・乙女には恥かしいストーリーですね。娼婦だなんて・・・・学生が歌う歌なのかしら?
あっ、ゴメンなさい。教授からお電話が・・・
『はい、綾歌です。ハイ教授! 本当ですかぁ? 行きます行きます。スグに支度して降りて行きます。』
今日のご褒美に食事に連れて行って貰う事になった。
今夜は・・・・『椿姫』じゃなくて、シンデレラ?白雪姫?
【第2幕へ続く】なんちゃって! (^◇^)
「こんにちは、みゆきさん。今日は暖かくて日差しが気持ち良いですね。」
『ええ、マサミ先生。本当に気持ち良いお天気ですね。子供の頃を思い出しますわ。』
マサミは診察室でみゆきと他愛もない話をしていた。
明るい日差しが差し込む麗らかな日の午後。
例の部屋では無く、マサミの本来の仕事場、診察室である。
診察室は観葉植物に彩られ、部屋のスピーカーからはせせらぎの音が耳に心地よい程度のボリュームで流れている。
リクライニングシートは有るが、普通に背凭れは立てられている。
みゆきとマサミは午後のティータイムを愉しんでいる。
「診察室では飲食は禁止ですから、皆さんには内緒ですよ。」
そう言いながら、ティーポットから紅茶をカップに注ぎ、みゆきに手渡す。
『う~ん美味しい。』
マサミの淹れてくれたお茶は診察室と言う空間に居ることを忘れさせ、リラックスさせてくれた。
「子供の頃を思い出すとは?何か楽しい思い出ですか?」
さりげなくマサミが尋ねる。
『はい、幼稚園生の頃だったかしら?母と縁側で日向ぼっこをしていたの。とても穏やかでしたわ。』
みゆきの顔が綻ぶ。
「そう、良い思い出ですね。またあの頃に戻って見たいと思いませんか?私なら戻って見たいなぁ。」
『はい。とても懐かしくて・・・戻れるものなら戻りたいですね。』
みゆきの顔は輝いている。余程良い思い出なのだろう。
「じゃぁ、ちょっと目を瞑ってみましょうよ。瞼に浮かぶかもしれませんよ。」
マサミが重ねて言う。
みゆきは素直に目を瞑る。
「ゆっくり深呼吸をしてみましょう。・・・はい吸って~~吐いてぇ~」
みゆきに合わせてマサミも深呼吸をする。
マサミはみゆきの肩に左手を置いた。右手はみゆきの額に当てられる。
息を吸う時に軽く右手を後ろへ押す。左手はカラダを支えている。後ろに傾くと、みゆきのカラダに少し緊張が走る。
息を吐く時には反対に前へ傾けている。
深呼吸の度に前へ倒す角度が深まる。
何度も繰り返し深呼吸を行うと、みゆきの瞼が震えているのが見て取れた。
(よし!・・・軽いトランス状態に入ったわ。)
「楽しかった場面とか、うれしかった場面とか、そんな場面を思い浮かべていると、その場面が、まぶたの裏側に、実際に見えることがあります。それは、まぶたの裏側が、まるでスクリーンのように、あなたの頭の中に記憶された、映像を、映し出しているかのようです。」
みゆきに言い聞かせるようにマサミが喋る。
「今までにみゆきさんが、見たり聞いたり、感じたりしたもの全てが、あなたの頭の中には、記憶されています。あなたはその中から、見たいもの、聞きたいもの、感じたいものを、取り出すことができます。」
穏やかな話し振りは続く。
「それは、もしかすると、幼い頃遊んだ、公園の風景かもしれませんし、幼い頃いっしょに遊んだ、友達の声かもしれませんし、幼い頃遊んだ公園の、ブランコの揺れる感覚かもしれません。」
「あるいは、見たり聞いたり、感じたりしたもの全てを、まるでその場にいるように、もう一度体験することも、できるでしょう。」
「そう まるで 夢を見ている時のように。」
「夢の中の出来事は、本当にそれが、現実のものとして、感じられます。実際に、どこかの景色が見えて、人の声や鳥のさえずりが聞こえて、握った手の暖かさを、実際に感じたりすることが出来ます。」
「みゆきさんが夢を見ている時と同じように、あなたの無意識は、あなたが昔いた、時間と場所に、あなたを導いて、昔あなたが見たもの、聞いたもの、感じたりしたことを、本当にその場面にいるように、その時と同じように、体験をさせてくれます。」
「さあ、みゆきさんが子供の頃に体験した、楽しかったその場面に、行ってみましょうか。
そして、楽しかったその時、その場面で、あなたが何を見て、何を聞いて、何を感じたのか、
実際にその時の年齢になって、その時の体になって、その時の気持ちになって、もう一度体験してみましょう。」
「それでは、子供時代の楽しかったその時、その場面に、戻って行く為の 心の準備が出来たら、右手の人差し指を、動かしてみて下さい。」
「はい、それでは、時間と空間を超えて、ゆっくりと、子供時代の、楽しかったその場面に、行ってみましょう」
『おかあさん、あのね。きょうマミちゃんとね、ようちえんでおままごとしたの。』
みゆきはマサミの誘導・・・年齢退行催眠により3~5歳の幼児期に戻った様子だった。
(これで、道は開いたわ。後は少しずつ過去の体験を聞き出しましょう。でも、辛い事、悲しい事、嫌な事、知られたくない事、それらを話してくれるようになるまで先は長いわ。焦らずにやるのよ、マサミ。)
マサミは知らず知らずに緊張した体を、解すように両手を上げ、背伸びをした。
【両手を出しなさい。】
オジサンが強めの口調で言う。
手を出すと、肩の高さまで上げさせられ、両手を組む様に言われた。
両手をむむとオジサンは麻縄を取り出し、二つ折りにした縄で手首の所を縛り始める。
麻縄は二重三重と手首に廻される。今度は手首の間の隙間に廻され、先程縛られた縄と交差し締め上げられた。十字型に拘束される。
縄尻はまだ十分長い。その縄を頭の方へ引かれると、くの字に肘が曲がりそのまま後ろに引かれる、と、頭の上から後頭部に手が拘束された。
くの字のまま両手が引かれ腕の間に頭が来るようにされた。
カラダが痛む。無理な体勢で腕を上げさせられているからだ。
余った縄を今度は脇の下から胸の上側を通し一回りされる。二重の縄が肌に食い込む。
縄は2回廻された所で、背中で固定された。
後でオジサンに聞いたら高後手縛りと言うものだそうだ。
再びオジサンが新しい縄を持ち出し、胸の下側を同じ様に縛られる。
乳房に隠された縄がキリキリ締め上げられた。余った縄は、脇の下で上下の縄と纏められ、乳房が縄で挟まれて拉げる。
それでも余る縄が、肩から胸の谷間に斜めに掛けられ、上下に掛けられた縄と交差する。Vの字に掛けられた縄で一層乳房がせり出される。
この時、私は訳が分からなくなっていた。
胸に廻されれた縄が肌に食い込む感触と、締められる痛さと窮屈さが何とも妖しい。
お酒を呑んだように酔ってしまう。
『縄酔い。』俗にそう呼ばれる状態に私は陥って居た。
処理をしていない麻縄のチリチリする感触が、一巻き二巻される間に肉に食い込み、食い込んだ所からジンジンして来る。
縄が締め付ける感触も、最初はザラ付いて気色悪かった筈なのに一度巻かれると動きが少なく擦れたりしない。
上半身が拘束されると、今度は下半身・・・・半分酔った頭でそう考えると、恥ずかしい液が股間を熱くしていた。
二つ折の縄が腰に巻かれおへその辺りで下へ伸ばされる。
その縄には瘤が2つ余り間隔を開けずに作られていた。
何の為の瘤か想像が付いた私は、そのいやらしくも恥かしい姿を思い浮かべて、カラダが震えてしまう。
縛られた肌に玉の様な汗が沸々と湧く。乾燥していた縄が湿り気を帯びほんの少しだけ柔軟になり、肌に馴染んで来る。
オジサンは思い浮かべた通り、クリトリスとお尻の穴に瘤を調節して宛てがいギュッと締める。
『クゥ』
思わず声が漏れる。
『あぁ・・あっ・・あぁ』
それまで抑えていた声が堰を切ったように私の唇の間を奔流の様に迸り出る。
縄尻を持ち上げられ、その度に新たな刺激と激痛が股間を襲う。
オジサンは直ぐには拘束せず、私の上げる声を愉しむ様に縄尻を操作する。
激痛と弛緩、その繰り返しにクリトリスは赤く腫れ爆ぜた豆が顔を覗かせてしまう。
下半身の縄は色が違って見えるほどグッショリ濡れそぼち、牝の匂いを発散させている。
十分濡れたと確認してから、オジサンは縄を纏め上げて行く。
やがてオジサンは満足したのか手を止めて、少し離れた所に移動し私を眺める。
オジサンの視線が私の肌の表面をチリチリ焼く。
見られている。縛られて濡らしている姿をオジサンに・・・・そう思うと益々濡らしてしまう。
身動ぎするとクリトリスが引き攣れて、さらに快感が襲い掛かる。
お尻の穴からも妖しい感覚がカラダに広がる。
『ひぃあぁ・・』
オジサンの指で両方の乳首が捻り潰された。そのまま乳首を引っ張られる。
疼きが乳首を襲い漣が全身に広がっていく。
痛いのに・・・後から後から疼く。
急に止められると、どうして良いのか判らなくなりつい、胸を張ってしまう。
【どうした?もっとして欲しいのか?】
オジサンは私に言わせたくて、ワザと言っている。
ご主人さまの意に沿うように振舞うのも奴隷の務め。そんな思考をする自分が可愛らしく思える余裕がこの時にはまだ有ったのに・・・・
『教授・・・昨夜のは・・・・プロポーズ?・・・じゃないですよね?』
綾歌はドキドキしながら教授の答えを待っている。
多分教授の目には赤い顔をした私が映っている。
意識しだすと止まらない。教授の眼の仕草、一つ一つが意味を持ったものだと思い込んでしまう。
教授が椅子に腰を下ろす。私も釣られてフロアーにペタンと座り込んだ。
教授がピアノの蓋を開ける。
え?これはどう言う意味だろう?教授の事だからエッチな意味だと思う。脱ぐの?やっぱり上半身を脱ぐのね・・・・
教授が鍵盤のカバーを剥ぎ取る。
恥ずかしい・・・下半身も・・・生まれたままの姿になるのね?
私は恥ずかしくて堪らなかったけど、教授の仕草に従った。
教授が私の方を向く。
あ、あぁ・・・恥ずかしい。
【・・・何で裸なのですか?綾歌君・・】
教授が不思議そうに聞く。
『え?だって・・・教授が・・・』
【ふぅ・・・綾歌君また君は妄想しましたね。ここの所妄想がエスカレートしていますよ。】
『でも、教授・・・昨夜の事は・・・永久就職のお話は・・』
【は?何の事ですか?昨夜?私は昨夜帰宅しませんでしたよ。】
『嘘です。・・・お庭のあの家屋での事は?・・・教授と聖さん・・三船さんとの事は?』
【庭の家屋?聖?三船?どうしたのですか?庭に家屋は有りませんよ、見て御覧なさい。】
うそ?なんで?どうして?
『じゃあ、あれは何です?きょ、教授が聖さんを・・・三船さんの前で嬲って居たのは?縛ったり、叩いたり・・・聖さん・・あんあん、気持ち良さそうに・・』
訳が分からなかった?私は鮮明に覚えているのに、教授は恍けているのだろうか?
私の携帯が鳴る。表示画面を見ると美歌からだった。教授に断りを入れ携帯に出る。
「やっほー。綾歌・・元気している? あんたドジったんだって?昨夜教授に聞いたわよ。あつそうそう、教授にお礼言っておいてくれる?昨夜教授にレッスンして頂いたんだぁ。深夜なのに皆感謝していますって。」
『え?どう言う事。教授と深夜レッスン?』
ますます戸惑う私。
「夏休みの最後にオーディション受けるって、前に話したよね。教授が気に掛けてくれていて、受ける者全員に特別にレッスンしてくれたのよ。その上激励会と称してお酒をご馳走になったの。今夜だけ特別だと仰って。お酒で喉を傷めるような飲み方だけはするなと釘も挿されたけどね。色々お話しして下さったわ。オーディションの審査ポイントとか、掌に人の文字指で書いて飲む話とかね。でも笑っちゃうのよ。人の文字マジックで書いてしまった事が有るんだって。」
美歌との通話が終わった時には眩暈を感じた。
自分がおかしくなったと思った。
【綾歌君は性的な欲求不満を感じているのだよ。思い通りにならないか、抑えているも事が有っても解放出来ないからか、少なくとも抑圧された欲求を脳が感じて妄想を見せたのだろうね。】
抑圧されたもの・・・思い通りにならない事・・・・一つだけ有るのかも知れない。
『・・・・教授・・・・1度で良いんです。・・・・・綾歌を・・・・私を抱いて下さい。私を・・・・教授の・・・奥さんに・・・して・・・下さい。・・・・』
言ってしまってから、自分の抑圧された思い・・・願望が何なのか、自覚した。
【綾歌君・・・・】
『な~んて!教授ぅ・・・冗談ですよぉ。・・・』
あれ??可笑しいな?・・・目から汗が・・・
【冗談・・・・ですか?・・・ガッカリですね。私は本気にしたのですが・・・女性からプロポーズされたのは初めてで、凄く嬉しかったのですが・・・ん・・むぅ。】
綾歌が教授に飛びついて、もつれる様に二人は床に転がった。
仰向けに倒れた教授の上に四つん這いで圧し掛かる綾歌。綾歌の両手は教授の両肩を押さえ付け、腹部に跨っている。
『バカバカ馬鹿!教授のバカ。・・・私の気持ち分かっているくせに。』
矛盾している。
自分で冗談と言っておきながら教授を責めている不条理。
ダメダメ・・・こんなの綾歌じゃない。・・・綾歌はもっと真面目でひょうきんで可愛い女の子なのに。・・・・
嫉妬や恋に狂う女だったの?
先輩に憧れていたのに、こんなオジサンを好きになってしまったの?
だって・・・教授は大人で・・・お世辞にも先輩よりも格好が良いとは言えないけれど・・・でも・・・・格好が良い・・・私にはそう見える。
教授の傍にいるとハラハラドキドキの連続で・・・とてもエッチで・・・・気持ち良くて・・・色々な事を教えてくれて・・・・何より私を大切に扱ってくれる。・・・好き。好き。好き好きすき、だぁ~い好き。
【綾歌君・・・・声量を増やすには体重の増加も致しかた無い事ですが・・・できれば今は・・・ダイエット中の方が良かったと思いますよ。】
意地悪な所も・・・・好き。・・・・・優しい意地悪だから。
教授の煩い口を私の唇で塞いでしまう。
暫くそのままで居た。
夢中で教授の唇を貪る。両手は教授の頭を抱き締め髪の毛をグチャグチャにしてしまう。
一息つく為に唇を離す。二人の唇の間に銀色の糸が繋がっている。・・・・詩的な表現をしてみる。綾歌・・・余裕が有るのね。自分で自分を褒める。
【綾歌】
教授が呼び捨てにする。あの妄想と同じだ。もしかしてこれも妄想?一瞬疑ってしまう。
【こら!おイタは駄目ですよ。・・・定期演奏会のオーディションに合格してからこの続きをしましょう。それまではお預けです。】
『そんなぁ~教授ぅ・・・』
【私の夢は綾歌を世界の歌姫にする事。そして、夢の続きは・・・・その歌姫を私のモノにする事。と言ったら納得しますか?】
『約束ですョ教授。・・・私を歌姫にする事も私を教授の・・・教授だけの女にしてくれる事も。してくれないと・・・綾歌泣いちゃうから。』
もうまるで恋人同士の会話だ。
それが嬉しかった。
【だから・・・綾歌を抱く訳にはいかないのです。一人前の歌姫になるまで、少なくてもオーディションに合格するまでは・・・君はお子ちゃまですから。私はお子ちゃまは抱かない主義ですからね。】
抱かれる為に頑張る。・・・・真面目に考えたら凄く恥ずかしくて、女の慎みに欠ける行為だと思う。でもその時は、ううん今でも悦びは有っても後悔も恥じらいも全然起きない。むしろ・・・・やめた。
これ以上教えてあげない。だって・・・大切な想いだから。私の、私だけの大切な大切な想いだから。
秋・・・・・私はステージに立って居た。 歌姫の卵として、ステージの中央にいた。
『良い匂いですね先生。』
「リラックスできますでしょう?御香を焚いて見たのです。それから私の事はマサミと呼んで下さい。私もみゆきさんとお呼びしますから。」
その部屋は分厚い暗幕が張り巡らされ、家庭用プラネタリウムによる星の映像が部屋中隅々まで瞬く空間だった。
リクライニングチェアーとその脇に小さなテーブル。テーブルを挟んだ反対側にも椅子が置いてある。
暗幕の裏側を覗くとそこには、防音壁が存在していたのだが隠されている。
つまり、窓など最初から存在せず暗幕を張る必要もない。そんな造りになっている事を何故隠しているのか?
その答えは追々判って来る。等とは言わない、簡単な事だ被験者が暴れたり、自傷行為を起こしても重傷にならない様に設置され、その事を被験者に知らせないよう配慮したからである。
「それでは、リラクゼーション用の夏の星座達。と言うプログラムを流しますね。リクライニングを調節しましょう。」
みゆきは素直にリクライニングシートのサイドレバーを操作し徐々に角度を大きくして行く。
「はい、その位ですね。」
【北天のおおぐま座にある北斗七星が作る柄杓の形は有名ですが、いて座にもよく似た星の並びがあります。ζ星、τ星、σ星、φ星、λ星、μ星の順に6星をとたどると南斗六星のできあがりです。なるほど、確かに北斗七星の形によく似ています。ただし、北斗七星に比べると少し暗いめの星が多く、大きさも小ぶりなので、ちょっと探しにくいかもしれません】
部屋に解説のナレーションが、落ち着いた男性の声で静かに流れている。
みゆきの傍らでマサミがみゆきの様子を観察している。
みゆきのシートには正面を向いて座ると、耳の辺りにスピーカーが組み込まれた張り出し部分が有るのが見て取れる。
部屋に響く音声とは別の音声が流れる仕組みだ。
暫く解説の淡々とした音声が続き、見ている者に目標の星を見つける為の指示が流れていた。
最初は1個の惑星を映し出す。地球である。次に太陽系。続いて太陽。ここから部屋が真っ暗になる。
真っ暗になって、音声も沈黙している。
そこに耳元から囁くようなマサミの声が届く
「肩の力を抜いて・・・・そう、そうです。手足もダランとさせましょう。・・・・良いですよ。・・・眼を閉じてみましょうか、楽になりますよ。・・・そう、そうです。力を抜いて。・・・・」
マサミの優しい声がみゆきの肩に入った力を弛緩させた。強張って居た肩が楽になる。
「さあ、リラックス出来ましたね。そろそろ始まります。目を開けて下さい。」
小さな点が現れると、壁面のあちらこちらに星が瞬きだす。解説は1等星と呼んでいた。続いて先ほどよりも暗い星々が仄かに暗い夜空に瞬きだす。
二等星、三等星・・・・・六等星以上になると肉眼では見えない。
その音声に被せる様に、マサミの声がまた耳元のスピーカーから聞こえて来た。
「沢山の星で目が疲れましたね。・・・・眼を閉じましょう。・・・・」
みゆきは眼を閉じた。
「あなたは疲れを取る為に瞼を押さえようとします。でも、腕が重くて持ち上がりません。・・・・・・さあ、試してみましょう。まず右腕から。・・・ほら、動きませんね。・・・・左腕も・・・・重くて動きません。・・・・」
みゆきは腕を動かそうとしたが、重くて動かない。
「数を数えたら私が腕に軽く触れます。 ・・・・・触れられた腕は動くようになります。重かった腕が嘘の様に軽くなります。
「3・・・・2・・・・・1・・・・・はい。」
掛け声と共にマサミが軽く右腕に触れた。
動く!・・・・・右腕が軽い。
でも、左腕は重いまま動かない。
「今度は左腕の方に触れますね。・・・3・・・・・2・・・・1・・・ハイ。」
マサミの言葉通り左腕も動く。
「私が瞼を押さえます。疲れがとれますよ。・・・・眼の疲れが取れたら、カラダがスッキリとしています。・・・・・私が数を数えたら瞼を開けましょう。」
先程と同じ様に瞼が開けられるようになり、開けてみると全身がすっきりとして気分が爽快になる。
「今日のリラクゼーションはここまでにしましょう。みゆきさん明日もどうですか?」
『はい、マサミ先生。なんだかカラダがスッキリしました。明日も来たいです。』
「それは良かったですね。今夜はグッスリ眠れますよ。」
みゆきは看護師の押す車イスに乗って病室へ帰って行った。
その日から、数十分、時には1時間半位の時間をこの部屋で過ごすのが、みゆきの日課に加わった。
それはリハビリで足を動かすようになっても続いた。
自分とみゆきの間に『ラポール』が完全に築かれたと確信したマサミは、次の段階に進む事をひろしに告げた。
「ご主人、いよいよ準備が整いました。時間の過去からの遡行・・・に取り掛かります。いいえ、違います。奥様の体験を自分の口で話せるように、心の扉を少し開けて貰うのです。ご本人が嫌がる事、ご本人の意思に反したことをさせる事は、出来ません。テレビとは違います。ご主人も誤解なされていますね。」
「催眠術と言う言葉に、何でも自分の意思を押し付ける事が出来る・・・・被験者の意に沿わない事も、命令出来る。等と誤解されていては困ります。術と言う言い方がいけないのですが、まったくそんな事は出来ません。奥様が話してくれるとしたら、それは奥様が私には話しても良いと思ったからです。私を信頼なされたからです。私に心を開いてくれたと言う事です。」
「勿論、時間は掛かります。退院されてからになるかもしれません。気長にお待ち下さるようお願いします。」
年若い女医に全てを託さなければならないのは、内心忸怩たるものが有りましたが、先生に頼るしかないのも、判っています。
オジサンが私の目を覗き込んで、目配せする。
オジサンの目は自分の股間を示していた。私は組んでいた両手を外し、ズボンのジッパーに手を掛けた。
ゆっくり降ろして行く。その間オジサンの目線から外さず眼を真っ直ぐ見詰めていた。
ジッパーを開けながら唇を舌先で舐め、淫靡な雰囲気を作る。
オジサンのズボンの中に手を差し入れ、オジサンの分身をそっと掴む。それは期待に反して柔らかい。
自分の女としての魅力を否定されたようで、がっかりする。今まで付き合った男達は、今のような刺激で皆勃起していた。
なかにはこの位の刺激で暴発した同級生もいたのに・・・急いで身を屈め、捧げ持つ様にオジサンのオチン○ンを取り出す。
黒々としたそれは、ダランと垂れ下がったまま、私の目の前にある。
パクリ。音を立てるような感じで口に銜える。
シャワーを浴びていないオジサンのオチン○ンはちょっぴりアンモニア臭と雄の匂いがした。
しかし直ぐに気にならなくなり、根元まで飲み込む。
吸い込むような刺激を加え反応を確かめる。
ピク、ピク。オジサンのオチン○ンが私の口の中で息づく。心なしか茎胴の太さが増したように感じられる。
続けて唇をすぼめ口腔内で亀頭を絞めてみる。・・・・面白いように大きく硬さが増す。
私の刺激でオジサンのオチン○ンが大きくなるのが嬉しい。
オジサンが感じている。オジサンは私のお口の刺激で感じてくれている。そう考えると堪らなくなる。悦びが全身を駆け巡る。
オジサンが気持ち良くなってくれることが、嬉しくて、嬉しくて堪らない。
チュパチュパ音を立てて聴覚も刺激した。とてもいやらしい舐め方で視覚を刺激し淫靡な音で聴覚を刺激し、時には軽く歯を立ててオチン○ンを舐る。
喉の奥に硬いものが突き当たる感覚。喉の粘膜がピタリと張り付く感覚が刺激的だ。
これも今までに無い新鮮な感覚。昔の男達にはこんな事はさせてやらなかったし、やりもしない。せいぜい亀頭をお情けで刺激してやった位。なのに・・・大胆に銜え喉奥まで受け入れている。
どうしてなのだろう?ふと疑問が頭をよぎるが、オジサンの鈴口から先走りの苦い液が溢れ出している。それを啜ると頭がクラクラして思考能力を奪われてしまう。。
雄の匂いが増す。呼吸が荒くなる。喉の粘膜が痺れる。子宮がキュンと収縮する。
目の前が真っ白になった。
数秒で元に戻ったが視界がぼやけていたのは間違いない。
私は口で銜えただけで逝ってしまったのだ。
息苦しくなって口を1度離す。
目の前でオチン○ンが雄雄しく、その存在を誇示している。
表面に浮き出た太い血管が膨れ、所々に瘤を作り出している。
無修正の漫画だと表面はツルンとして描かれているが、実物はあんなに形の良いものではない。むしろグロテスクだと思う。
初心な女の子なら目の前のオチン○ンに恐怖を感じるだろう。オジサンのが、と言う意味ではない。 男の雄器官が、と言う意味。
先端恐怖症を持っていたら、パニックに襲われるるは確実。
ユラユラ揺れるオチン○ンにまた唇を近づける。催眠術をかけられたような気分。
普通なら怖いと思うオチン○ンが、アイスキャンディに見えてしまう。
表面をペロペロした。美味しい。
やだ。私どうかしている。オシッコの出る所を舐めて美味しいと思うなんて・・・オジサンもそうなのかな?私のオマ○コ・・・オシッコで汚れた所を平気で舐めてくれる。勿論ちゃんとシャワーを浴びているけど・・・・気分的にと言う意味。・・・・美味しいのだろうか?自分ではアソコはかなりグロいと思っているから、良く舐められるな。なんて昔の男達を思い出して考えるが、オジサンには・・・舐めて貰いたい。グロくても、舐めて欲しい。
何故なのだろう?オジサンにされると全てが好ましく思ってしまう。ただ触られているだけ、腰に手を置かれているだけでも、置かれた場所から体中に電流が走り、脳を刺激し、胸を高鳴らせ、腰が自然と動き・・・オマ○コを濡らしてしまう。
ビチョビチョと表現するのが生温い感じ。お漏らししたみたいに恥ずかしい液体を振り撒いている。
後から後から溢れ出てしまう。
『オジサン・・・詩織・・もう・・・あっ・・また逝く・・・イッちゃう、逝っちゃいます。イク、イク、イクゥ・・・』
こんな事有るの。グッタリした体を横たえたまま、床の上で今の出来事を考える。
怖い。感じすぎて怖い。初めてだ。こんなに簡単に逝かされるなんて・・・
この間よりも感じ方が早い。
どんどんカラダを開発されていくような気分に陥る。
何処まで感じるカラダになるのだろう。・・・・されるのだろう?
オジサンの腕が私を支え起こそうとしている。グッタリ弛緩したカラダは重いはず。
オジサンが唇を突き出す。
私は貪るように吸い付く。口の中に少し酸っぱい味が広がる。
あっ、・・・・オジサンの口の中は私の恥ずかしい液で汚れていたはず。
自分が吐き出したエッチな汁の味を初めて味わう。
不味い・・・オジサンはどうして美味しそうに舐めるの?
男は女の汁を美味しく感じ、女は男の汁を美味しく感じるように出来ているのだろうか?
先走りの液でこんなに美味しく感じるのなら・・・・精液は・・・嫌だ、私アタマが可笑しい?男の人の精液を・・・飲んでみる?馬鹿馬鹿しい。可笑しいわよ私・・・でも、物は試し・・と言うし・・・・・・・飲んで見たい・・・・・・・・・飲みたい・・・・飲ませて・・・。
淫靡な3段論法が私の頭に忍び寄る。飲むのではなく飲まなくては・・・与えて欲しくてカラダが揺れる。
『オジサン・・・ゼロ様・・・飲ませて下さい。・・・ゼロ様の精液下さい。』
私はチョー淫乱な女になってしまったのだろうか?
何かが化学反応を起こし、私のカラダを作り変えてしまったのだろうか?
こんな恥ずかしいおねだりする女だったかしら?頭の片隅で詩織が呟く。
『だったのよ。』詩織が答える。
お口に出された時、直ぐには飲みこまなかった。
舌の上で溜めオジサンに見てもらったのだ。
どうしてそんな事をしたのか今でも判らない。でも、その時はお口でオジサンを受け止めた私を見て貰いたかった。褒めて貰いたかった。
やっと判った。私は精神的に・・・心の底からオジサンのモノになりたくてしょうがなかったのだ。オジサンのモノとして振舞う自分に酔っていたの。感じていたの。
もう、ミストレスとしては失格だ。精神的に依存してしまっている。
ボンヤリと自覚してしまった。
それでも、構わないと思う自分がいる。
それでも、オジサンには隠しておこうとする自分もいる。
人間は・・・・多重人格の持ち主なのね。多かれ少なかれ、特に女は・・・そう、上手い下手は有るけど、何かしら演じている女優のようなものだ。
強い自分、バリバリ働く自分、弱い自分、甘える自分、泣く自分、怒る自分、拗ねる自分・・・・笑う自分。
そう、単純な女なんて居ない。真面目な女、不真面目な女、固い女、股のゆるい女・・不感症の女、淫乱な女・・全ての人格は一人の女性の中に存在する。
複雑なのね。そう結論付ける。だから色々な詩織が居ても不思議な事は無い。
気持ちが楽になった。
今を・・・目一杯楽しめば良いと気付いた。
何物にも縛られない自由な心、縛られたい心どちらも詩織だから・・
オジサンの奴隷でありミストレス・・・何処にも矛盾しない。
『抱いて下さい。滅茶苦茶にして下さい。』
素直に言えた。
【綾歌君は、本気で音楽に打ち込めますか?】
翌日、教授のレッスンを朝から受ける事になって、一通りの発声練習を済ませた後に聞かれてしまった。
『はい、教授。私・・・今までは何所か真剣で無い所が有りました。でも、昨夜の様な寂しくて切ないのは嫌です。愛されるのに資格が必要で、それが音楽だと思ったら、浮ついた気持ちで居られません。真剣に音楽と向き合います。』
教授はニコリともしない。
【綾歌君、例えば日本にはプロのオーケストラが幾つ有るのか知って居ますか?】
ええと、確か。
『23団体です。日本オーケストラ連盟に加盟のプロオーケストラは全部で23団体あります。本拠地は札幌、仙台、山形、高崎、横浜、金沢、京都、広島、福岡にそれぞれ1つずつ、東京に8つ、名古屋に2つ、大阪に4つあり、これらのオーケストラが平均して年間約130回の演奏会を行っています』
【では声楽家は?プロの声楽家として活動しているのは?ソプラノだけで良いです。】
『ええと・・・・』
【約1,400人です。どうですか、多いと思いますか少ないと思いますか?】
教授は何が言いたいのだろう?
今日の教授は何時もの様な優しい感じがしない、何故なのかしら?
【現実的な話を今日は綾歌君にお話しします。日本の楽団員の生活が楽でないのは定評があり、アルバイトをしている人も多いのです。楽団のほとんどは終身雇用制だから50人、100人を抱えるとなれば人件費は馬鹿になりません。日本音楽家ユニオン2003年調査によれば、最高額はN響の年額1000万円(45.3歳)、続いて読売日響767万円(43.6歳)、都響733万円(45.5歳)と御三家がトップに並びます。低いほうは関西フィルの220万円(特別契約などを除く、40.9歳)、山形交響楽団の383万円(38.2歳)などです。400万~500万円台が一般的な所です。】
何とも生々しい話。
【では楽団の収入は? ほとんど演奏会収入に限られます。それも両チーム合わせて50人程度の選手で最大5万人の観客を相手にするプロ野球などと違って、オーケストラの場合、少なくても50~60人、多ければ100人を超す楽団が演奏を聴かせるのは、せいぜい1000人から2000人。桁違いに効率が悪く、定期演奏会のたびに数百万円の赤字が出るのが実情なのです。このため台所事情は火の車で、とくに近年は長引いた不況が加わって経営母体からの財政援助も細りがちです。安泰と見られた自治体支援の楽団も補助金削減が相次いでいます。札幌交響楽団は平均50万円の賞与カットに続いて本給の7%、退職金25%を削減されました。名古屋フィルも愛知県、名古屋市の双方からの助成金が削減され、神奈川フィルも一時金カット、給与の削減が続いていると聞きます。
そして御三家の一角、東京都交響楽団では、2005年5月から終身雇用制に代わって契約楽員制度(3年間)が採用され、能力・業績評価による年俸制に移行することになったのです。契約楽員制はアンサンブル金沢が2003年に導入していますが、能力・業績評価を取り入れられたのは初めてのケースです。
石原都知事が就任以来進めてきた財政再建策の一環で、楽団への補助金3割削減、楽団定員の90人への削減などに続く措置です。このため都響の楽団員は5月にいったん退職し、首席・副首席奏者は全員契約楽員に、他の奏者は契約楽員になるか終身雇用かを選択することになりました。年俸制の本給は終身の場合、契約より120万円~70万円低く設定されており、40歳で契約楽員なら670万円、終身では600万円になったのです。ま、これは記事の引用ですが。】
教授の話はあまりにも現実的で、日本の現実を突き付けて居た。
好きな音楽をするために、みんなが苦労する時代。
芸術とは人にとって何なのだろう?
貧しい生活の中に芸術は生まれず、花も咲かないのだろうか? いいえ、そんな筈は無い。
人の心を豊かにするのが音楽だと思う。
【声楽の仕事も同じです。コンクールで優秀な成績を残した者などほんの一握りの者だけが思うような演奏、歌を歌えるのです。】
『違うと思います。お言葉を返すようですが教授の言われた事、私は納得出来ません。音楽はお金でするのですか?お金が無い者は音楽をする資格がないのですか?音楽は人を愛するのでは無くて、お金を愛するのですか?・・・・・全然納得出来ません。』
『そんな音楽なら続ける積りは有りません。』
うわ~、言ってしまってから、自分の切った啖呵に驚いてしまう。
教授に叱られる。思わず首を縮めた。
【パチパチパチ!】
教授が拍手をしている??
【綾歌君、大変良く出来ました。花丸あげましょうね。】
教授はクスクス笑って言う。
【まあ、その気骨が有ればこの先に進んでも大丈夫でしょう。もし駄目だったら、その時には、私の所に永久就職すれば良いのです。】
『え?えっ?え~~~~』
だいぶ、間が開いてしまい申し訳御座いませんでした。m(__)m
漸く休日出勤から解放され、週末にもUPする事が出来ました。
読者の皆様に満足頂ける作品が出来て居るのかどうか、不安では有りますが、これからも適度にエッチでエロくて、イヤラシイ作品を(^_^;)(^_^;) 心掛けて行きたいと思いますので、ご愛顧の程宜しくお願い致します。
皆さんの中にはまだお忙しい方、週末お仕事の方がいらっしゃる事でしょう。
どうか、頑張って下さい。 私も皆さんのコメントに励まされ仕事に勤しむ事が出来ました。
激励のお礼を込めてフレ~~~フレ~~~~~!
(どさくさに紛れて、女性読者限定でCHU❤)
男性読者の皆様にもチュ☆ もほじゃないですよ、誤解はしないで下さいm(__)m
それでは、おやすみなさい。 ただいま午前1時32分ですぅ。。。
『オジサン・・・』
オジサンは私の横をすり抜けるように奥の部屋に向かった。
部屋の中には、見た事もない道具が一杯有った。どれもが恥ずかしい事に利用される事は想像が付く、が、どの様に使われるのか、は、判らない。
床には鉄の輪が2か所埋め込まれている。天井には工場に有るウィンチ。レールで場所が移動できるようになっている。
婦人科の診察台はさっき話した。でも、病院に有るものと微妙に違う。どこがどうとかハッキリ言えないが、違う気がしてしょうがない。
部屋の壁にはX字に組まれた柱が2か所に有る。
普通のラブホテルと同じだったのは、浴室。透明なドアで仕切られているが、どこにも有りそうなものだった。中を覗くと取り立てて変わらない造りだった。ただ、換気扇が通常より大きい気がした。それだけだった。
ベッドもごく普通の物これも壁が一部棚を括りつけたような所と垂直に取り付けられている。
アラームもホテルと同じ造り。ティシュボックスも置かれている。その横に明るい家族計画も。
気になるのは、浴室の右側に敷かれているビニールシート。何に使うのか良く判らない。
オジサンはベッドに腰掛け両手を後ろに突き足を組んで座る。
この間・・・・陣傘代議士に追いかけられた夜の、態度とは別人の様だ。
私は物珍しいので、辺りをキョロキョロ見回していた。
オジサンは何も言わず、辛抱強く待っている。
私は知っていながらも、オジサンの方をまともに見られなかった。
この部屋で行われようとしている事が恥ずかしくて、ワザと視線を外している。
『へぇ~、こんな風になって居るのね。キャ、これ嫌だ、イヤラシイ。』
『わぁ、こんな道具も使うの?・・・変態だよね。』
SMホテルに来て、普通のセックスで済む訳がない。それは判るのだけれど、いざその場だと何も出来ない。
良く小説などでは、いきなりスイッチが入ったように、
『ご主人様』だの『苛めて下さい。』だの『オチン○ンを下さい。』とか、『私はご主人様の奴隷です。』なんて、真面目な顔をして言うシーンが描かれているが、一度醒めた欲情は簡単には戻って来ない。
照れが私を支配している。
ダメだ。今夜は帰ろう、そう思って口を開きかけた。と、オジサンが機先を制し話し掛けてきた。
【詩織君、君はここへ泊って行きなさい。私は帰る。】
オジサンはそれだけ言うと立ち上がりドアの方へ歩き出した。
私は慌てた。自分のセリフを取られて頭の中が真っ白になってしまう。
オジサンは私の脇を通り抜ける時も、素知らぬ顔だった。
もう今の自分とは関係の無い事象、ぐらいにしか思っていない様子だった。
人間の心理は判らないものだ。自分に関心が急に無くなってしまった事が判明すると、途端に惜しくなる。悔しさが込み上げて来た。
なぜ? 私が欲しくないの? ここまで来て帰ってしまうの? 抱いてよ! ねえ、オジサン・・・ 意地悪しないで。 詩織を可愛がって。 私が悪かったの、ねえ。
行かないで。 帰らないで。 抱いてよ。 抱いて。 抱いて下さい。
詩織は悪い子です、オジサン・・・ゼロ様・・・詩織を許して。 許して下さい。
何でも言う事を聞きます。 詩織が悪い時には罰して下さい。 詩織が悪いの。
やだ、いやだ。 いやです。 帰らないで。
やだ、やだ、やだ、やだ。
どんどん切なくなる。 取り残される恐怖に震えが生じる。
このまま別れたら、一生オジサンには逢えなくなってしまう。強迫観念が私を支配し、行動を取らせた。
私は急いでオジサンの後を追い、足に縋り付く。
着ているものを急いで剥ぎ取り、脱いだ物をオジサンに差し出す。
生まれたままの姿で、手を頭の後ろで組む。足を広めに開き全てを晒す。
脇の下を曝け出し、胸を突き出し、柔毛を披露しオマ○コを剥き出しにした。
太股に熱い淫液が伝い降りて来た。
一杯濡らしていた。オジサンの目が私の裸を漸く興味深げに見た。
濡らしている事を知られた恥かしさより、濡らしている事を。オジサンに見られて濡らしている事を教えたい自分が居る。
一杯濡らしている事を誇りに思っている自分が居た。
【それが奴隷の正式なポーズだよ。良く出来たね。】
オジサンに褒められた。
笑みを浮かべるよりも、涙が頬を伝っていた。
幸せな涙。オジサンに認められた悦び。これからはオジサンの『奴隷』で居られる。安堵の気持ちが、緊張を解し、同時に涙が出た。
ミストレス・・・・今この瞬間はその事を忘れた。
『あれは、メールだけのお遊びなんです。・・・・あなたと離れて居て、時々しか逢えなくて寂しいから、暇つぶしでやった事なんです。あなたに黙ってした事は謝ります。でも只のメールだけです。』
妻は悪びれた様子も見せず淡々と説明する、酷い違和感に襲われてしまいます。
(何だ?動揺から立ち直るのが早い?)
【じゃあ、あの派手な下着は何の為だ。昔俺が買ってやろうとしたら、変態扱いしたくせに。大人しい白かベージュかピンクの物しか持っていないはず、単身赴任前には無かったからな。】
『あら、あなた。私が持っていたのを気付かなかっただけでしょう。あなたは夜の営みの時にも、さっさと下着を脱がせて私を抱くだけ。いいえ、下半身だけじゃないの。ショーツを脱がせて、少し弄くって、入れて出すだけ。新婚の頃のような甘い会話も無く、義務のように私を抱くだけのあなたに妻の下着がどんな物だったかなんて判るの?見もしなかったくせに。』
妻の逆襲です。
確かに痛い所を突かれました。時間を掛けて愛撫しセックスを楽しみ、愛を確かめ合う。子供が生まれ大きくなって来ると、それだけで夫婦の時間が少なくなります。
その少ない時間の中で自分の欲望だけを優先していたと指摘されれば、そのとおりかもしれません。
『あなたも良く、風俗に通っていたじゃないですか。私が知らないと思っていたのですか?お酒を飲ませるお店ならまだ許せますが、あなた、ヘルスとかソープランドのマッチが背広のポケットに残っていたのを、私が素知らぬ振りをして捨てていた事をご存じないでしょう?』
『まったく男の人っていやらしいわ。女はそんな事はしません。』
【昔の事じゃないか。俺は今の事を話しているんだ。この春はK子さん達との旅行だったって?。】
『ええ、K子さんとS恵さんとね。楽しかったわよ。』
【この間K子さんに結婚式でばったり会った。K子さんは旅行に行けなかったと言っていた。みゆきと旅行したのは何処のK子さん?】
『あ、あれ?そうだったかしら?・・・アッ痛い!頭が痛い。気持ち悪い・・』
【いい加減にしろ! 】
妻が仮病を使って誤魔化そうとしたので、つい呶鳴ってしまいました。
みゆきは嘘の付けない妻だった筈なのに、明らかに調べれば直ぐに判る嘘をつく女になってしまったのでしょうか?
【見え透いた嘘を付くなんて・・・・お前は・・・お前と言う奴は。】
言葉が続きません。
絶句する私に妻は重い口を徐々に開き始めます。
『ごめんなさい。本当に事故前の事が思い出せないんです。』
『ただ・・・・何か後ろめたいような事をしていたのかも知れないと、ふとそう思うのです。それが何なのか判らないんです。浮気・・・覚えが無いのですが、あなたが言うように間違いを犯していたのかもしれない。自分で自分を信じ切れないのです。』
一時的な記憶喪失等は良くある話ですから、事故後暫くはその通りなのでしょうが、事故から大分経っての記憶喪失は信じられません。
何より私の遊びの事は憶えているのに、自分の事をそう都合よく忘れたり出来る物なのでしょうか?
主治医の先生に話をしなければ・・・考えていると、別の医師が病室に入ってきました。
「○○さん、如何ですか?」
頂いた名刺に、精神科と有りましたので、強い疑念を持ちました。
【どうして先生が?】
「事故後からPTSDが発祥する事が良く有ります。アフターケアの一環ですから、気になさらずに。大事故の後は必ず私のような精神科の医師か心療内科或いはカウンセラーがケアを行うようになっているのです。」
どうしようか迷いました、先ほど決心した事が鈍ります。
それでも、恥を忍んで先生に相談しようと思いました。
その先生が女性なのが躊躇の原因です。どう見ても私よりずっと若い女性に、医者とはいえ妻の浮気を相談する等、恥ずかしい限りです。
しかしこの時は藁に縋る思いで話し掛けました。小声で。
【先生、ちょっとご相談したい事が有るのですが、・・・妻の前では出来ない事でして。】
何かを察してくれたらしい。妻に聞こえるように言いました。
『ご主人、申し訳ありませんがカウンセリングを受けたという、ご家族の署名を書いて欲しいのです。形式的な事ですが、何かと厚生労働省が煩いものでお願いします。ご主人がいらっしゃるとは思わなかったものですから、書類を忘れて来ました。医局へ取りに行きますので少々お待ち頂けますか?』
上手い言い方に私は乗りました。
【いえ、先生。私が同行しても宜しければ、ご一緒にそこまで。みゆき、疲れたろう?今日はこれで帰るよ。】
妻は先生の手前からか、ただ頷いたのみでした。
私達は医局へは向かわず、先生の診察室へ行きました。この時間診察はもう終わって居ます、誰にも邪魔されず話しが出来るそうです。
『で、ご主人。相談とは?』
【先生のご意見を聞きたいのですが・・・・妻が事故の前の記憶・・ある特定の事だけを忘れていると言うのです。そう言う事が有るのでしょうか?】
先生は小首を少し傾け、考えてから私に質問して来ました。
『特定の事とは?ご主人何か言い難い事らしいですが、私達医師は、知り得た秘密を他に漏らす事は有りません、信頼して何でも仰って下さい。』
その言葉に励まされおずおずと喋りました。
【実は・・・お恥ずかしい話ですが・・・妻の態度がおかしいのです。私は単身赴任で家族と離れて生活して居るのですが、どうも妻が浮気を・・・】いえその事もそうですが、実は問い詰めると、事故の後遺症でその事だけ忘れたと・・・その頭が痛くなると・・・言うのです。】
『具体的に覚えている事と忘れたと言う事をお話し下さいますか?』
先生はカルテの様なものに何かを書きながら私に再質問をして来ました。
病室での会話を再現し先生に話しました。
先生の顔が憂慮に曇ります。
『ご主人・・・一時的な健忘症・・所謂記憶喪失と言うものでは無いと思います。確実な事は検査してみなければ何とも言えませんが、健忘症の症状にしては話の繋がり、行動が唐突過ぎると思います。健忘症と言うより、パーソナリティ障害とかの精神面の異常が考えられます。』
【パーソナリティ障害??】
パーソナリティ障害は最近名称が変更されたもので、以前は境界性人格障害等と呼称されていたものである。
厳密に言うと症状により、細かく分類されているらしい。
精神病とか言うよりも柔らかく、かつ、患者本人や家族が受ける、無知な他人からの謂われなきプレッシャーも少しは軽減されるのだろうか?
『もう止めて。おかしくなる、お義父さま・・・助けて・・』
聖さんの声が切羽詰まったものになる。全身に痙攣が起き始める。
教授の指が何処か急所を触ったらしい。聖さんのカラダが跳ね下半身が暴れだす。
教授はその動きを抑え込み更に執拗に秘所を弄っている。
太股を伝い流れる愛液がサラサラしたモノから粘つくモノに変わっている。
『アウッ、アアッ・・・アッ、ウー・・・』
もはや言葉の意を呈していない。呻き声だけが室内に鳴り響く。
突然カラダがピンと張り詰め深いため息とともにドサっと弛緩した。
聖さんは、無理やり教授に開かされた足を閉じる力も無く、グッタリとしている。
聖さんのアソコだけがヒクヒクと動きを見せ、蜜液を垂れ流していた。
その格好のまま、教授は三船さんに見せ付けている。
【聖、三船も心配しています。もう止めましょうか?】
『・・・・・』
答えられない聖さんは、顔を捻じ曲げ三船さんを見た。
三船さんは声を殺して泣いていた。身動き取れないカラダに涙が毀れている。
それなのに三船さんの男根は大きくなっていた。
聖さんが這いつくばったままにじり寄り、三船さんの大きくなったオチン○ンに頬ずりする。
その聖さんのカラダを教授は無理やり引き離し、届きそうで届かない位置に据え直した。
『ああ、いやぁ!お義父さま・・・』
教授の手が聖さんの胸を握り締め、力を込めて絞る。
痛みに背中を丸めた聖さんはお尻を教授に向けた格好になってしまった。
すかさず教授が聖さんのお尻に顔を埋める。
直ぐにピチャピチャと濡れた音が響く。聖さんの腰が蠢き左右に振られた。
その動きは嫌がる動きでは無い。
『た、拓人様・・・気持ちイイ。・・・・気持ちイイです。あぁ、イイ。』
聖さんの声は艶めかしい響きを湛えている。
聖さんは手を一杯に伸ばし三船さんのオチン○ンを握り上下に擦っている。
その動きは教授の動きと連動しているように見える。聖さんの受ける刺激を手に伝えている様子だ。
【そろそろ欲しくなりましたか?】
教授の問い掛けに今度は躊躇いも見せず聖さんは答えた。
『ほしい・・欲しいです。・・・下さい拓人様。拓人様のオチン○ンを聖に下さい。我慢出来ません、お願いします。』
気の強そうな聖さんは何処にも居ない。
【おやおや、三船を差し置いて私が聖を抱いても構わないのですか?】
教授がまた言葉で苛める。
聖さんは判って居て、そんな事を言う教授に恨めしそうな目を向けて言う。
『お義父様の事は言わないで、聖を黙って抱いて下さい。』
【でもねえ、三船が見ている前で抱かれても構わないのですか?それとも三船の前だから抱かれたいのかな?】
聖さんの顔色が一瞬だけ暗くなった、が、何かを吹っ切ったように一つ頷くと聖さんが答えた。
『・・・お義父様の前だから・・・お義父様に見て頂きたいから・・・抱いて下さい。』
躊躇いを捨てた聖さんに教授が追い打ちを掛ける。
【お上品に答えるのでは無く、私を悦ばすように言いなさい。】
教授が何を求めているか聖さんは瞬時に悟ったらしい。
しかし、流石に暫く押し黙って居る。その間にも教授の舌が聖さんの股間を刺激している。
また一つ頷いたあと、聖さんが言う。
『オマ○コ。・・・・オマ○コして下さい。聖のイヤラシイ、オマ○コに拓人様の・・・拓人様の大きくて硬いオチン○ンを・・・下さい。・・・嵌めて・・オチン○ンを打ち込んでぇ・・・』
聖さんは普段の落ち着いた大人の女性の顔を脱ぎ棄てて、情欲に溺れる淫乱な貌を覗かせていた。
【尻を高く掲げて。両手で良く見えるように尻肉を拡げなさい。】
聖さんは首を私の方に捻じ曲げて顔を床に付け、胸まで床に付けお尻だけ高く掲げ、両手で左右のお尻の肉をそれぞれの手で拡げた。
私の方に向けられた顔の中で、勝ち誇ったように目が輝き唇が舌で舐めまわされる。
【いくぞ。】
教授の手が聖さんの腰を掴み腰が少し前に突き出され・・・・教授のオチン○ンが狙いを定めるように、上下左右に振られる。
聖さんのカラダが小刻みに揺れ、期待に慄いて居る。
『きゃぁ!』
ドシンと言う音と共に聖さんが横倒しに倒れている。
教授は尻もちを付いて居た。
『いやぁ!。。。教授はダメェ。。』
綾歌が2人の間に飛び込んで居た。正確に言うと教授の胸に飛び込み聖を弾き飛ばしたのである。
『教授は・・・教授は聖さんには渡さないもん。ひっく、ひっく、渡さないもん。』
綾歌は教授の胸に額をお押し付け、泣いている。
聖は欲情に濡れた顔に怒りの表情を浮かべて綾歌を睨みつけたが、綾歌の泣き顔を見て一つ大きなため息を付き、諦めたような表情になる。
綾歌の髪の毛を優しく撫でる手が有る。
大きいが繊細な指の持ち主。
教授の手が何度も何度も綾歌の髪の毛を撫でる。まるで愛撫の様な動き。
優しく撫でられて居る綾歌の涙がやがて止まる。
不意に綾歌が顔を上げ、教授の顔を下から真っ直ぐ見つめた。
『教授、教授、教授。・・・・・私、わたし・・・・』
教授が綾歌の頭を抱き抱え自分の胸にギュッと押し付けた。
【黙って。何も言わなくていい。・・・・綾歌。】
教授が初めて君無しで呼ぶ。呼ばれた綾歌の胸に不意に暖かいモノが溢れ、また涙を浮かべた。
抱き締められている教授の腕の力が強くなり、押し付けられた胸の奥で、心臓の音が大きくなった気がした。
【この次のオーデションには絶対受かるのですよ。】
『はい♪教授❤』
すっかり機嫌が良くなった私が居た。
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