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お詫びm(__)m とか言い訳

 更新を待って頂いている読者の皆様。
 
 誠に申し訳ありませんが、更新が遅れます。

 年度末で業務多忙の為、残業と休日出勤の真っ只中に居りまして、なお且つ自宅にまで仕事を持ち込んでいる始末です。

 更新を気にしてはいたのですが、毎夜1時過ぎまで仕事をしておりました。その後の時間で小説を書くのは、体力的に難しく1行モ書いて居ない状況です。

 もう少しお待ちください m(__)m  おねげえですだ、お代官様 (^_^;)




【プリムローズ】(16)

 オジサンは私に責められて戸惑いながらも、新しい刺激に興奮してガマン汁を一杯出した。
 ガマン汁を指先で満遍なく伸ばす。ヌルヌルした汁が指先を汚すが気にしない。
 コンコン!
 ドアを叩く音だ・・・・追加注文のアイスクリームが届いたのである。
 私はオジサンから離れ、ドアをほんの少し開けアイスの器を受け取った。店員は個室客の動向を把握しているのだろうか、中で行われている事に気づかない振りをして居た。
 「ごゆっくりどうぞ!」
 その言葉は私には意味深に聞こえて、顔が赤くなってしまう。
 アイスの器を手にオジサンの所へ戻り、オジサンに圧し掛かるようにして押し倒した。
 アイスを一口口に含んでオチン○ンを銜えた。
 冷たいアイスにオチン○ンが縮みあがるが直ぐに元に戻り熱を発している。オチン○ンが心なしか大きくそして硬くなった気がする。
 オチン○ンの根元を握ったり離したりしながら、アイスを一口一口食べて行く、段々熱が無くなり冷たさだけを伝えて来た。
 私はアイスを口に含むのを止めて、素早く上着の前を開け放つと、ブラジャーを外し胸の谷間にオチン○ンを挟んだ。
 『ひゃっ』
 その冷たさに思わず声を上げてしまう。
 乳房で暫く暖めて置く。勿論舌で亀頭を刺激する事は疎かにしない。
 カラダごと上下にオチン○ンを擦り上げ、すぐに下げる。
 パイズリと言うものだった。時々胸の谷間に唾液を落とし滑りを良くする事も忘れない。
 やがてまたオチン○ンに熱が戻って来た。
 私は汗で濡れたブラウスを脱ぎ、スカートも床に落とし、ショーツ姿でオジサンの前に立つ。
 オジサンがにじり寄ってくる。跪いたオジサンが私の股間を下から舐めるように見ている。
 つい、『お手!』と言ってしまう。
 調子に乗り過ぎた。と思ってオジサンを窺うと、オジサンは私の手を舐めていた。
 『お預け・・・』
 オジサンはカラダを低くして待機のポーズを取る。
 完全に調子づいた私はオジサンに向って。
 『チン・チン』
 驚いた事にオジサンはオチン○ンを私に向けて突き出していた。
 私が指で弾くと、嬉しそうに悶える。
 この間のオジサンとは真逆な反応に妖しい悦びが湧き上がる。
 『仰向けになりなさい。』
 言葉使いまで変化させていた。
 『ほら、どう?気持ちイイの?』
 オジサンのオチン○ンを足で軽く踏み、少しづつ体重を掛けて行った。
 『変態オジサン、恥ずかしくないの?若い女の子にオチン○ンを踏み付けられて悦んでいるなんて、変態もイイところよ。』
 オジサンは蔑まされる度にオチン○ンから一杯ガマン汁を垂れ流し私の足を汚して行く。
 『何よ!汚れちゃったでしょう。綺麗にしなさいよこの変態!』
 オジサンは弾かれたように飛び起きると私の足元にひれ伏すと、犬のようにペロペロと足を舐め始めた。
 凄くくすぐったい。思わず足で蹴り倒していた。
 オジサンんが見上げる。その眼には申し訳なさそうな色と共に悦びの色も見えた。
 その姿を見ているともっと苛めたくなる。
 仰向けのオジサンに跨り、顔面にお尻を落として行った。
 ショーツ越しにオマ○コをオジサンの顔に押し付けた。
 汗と淫液で汚れたショーツはグッショリ濡れて肌に貼り付いていた。
 多分ムッとするような蒸れた状態だった筈。ピンと張ったショーツの底に膨らみが出来ていた。
 クリトリスが大きくなりショーツを押し上げているのだ。
 オジサンが鼻をソコにあてクンクン匂いを嗅ぐ。恥ずかしさに耐えながらオジサンの行動を見る。
 ショーツの船底に唇を宛がいチュウチュウ吸い出している。
 ブルブル。カラダが震えだした。急に尿意を覚えたのだった。
 マズイと思った時には遅かった。
 オジサンの顔の上でお漏らししてしまった。
 プールで水の中でオシッコをしてしまったような感覚。ジワーっと言うような感触でショーツがグッショリ濡れて行く。
 暖かいモノがショーツの中で一時的に留まり、外へ排出される感覚。癖になりそうだ。
 オジサンが歓喜の声を上げた。
 思えばこの部屋に入ってから初めて発した声だった。
 【おお、ああ】
 オジサンの顔は私のオシッコで濡れ濡れになっている。アンモニア臭も漂っている。
 でもオジサンの顔には決して嫌悪の表情は浮かんで居ない。
 オシッコを出し切った私はオジサンの顔から降りた。
 オジサンは暫く動かない。
 やがてゆっくりカラダを起こし私と正対する。
 【凄いよ詩織君。凄く興奮した。初めてだ、女性にこんなに責められたのは。】
 【そろそろここを出よう。】
 その一言で攻守が入れ替わった事が判った。
 私はオジサンの言うとおり濡れたショーツをゴミ箱に捨てノーパンで店を後にした。
 ホテルのネオンが毒々しく瞬く通りに入って行く。
 1軒のホテルにオジサンが入って行く。後ろも振り向かず私が付いて来るのが当然だと言わんばかりに、部屋をさっさと選びフロントの小窓から鍵を受け取った。
 エレベーターの中で階数ボタンを押したオジサンが私の方をやっと向く。
 顔つきが先程の店と全然違う。急に雄々しく厳しいモノになって居た。
 ドアの上のランプが点滅している部屋の前でオジサンが立ち止まり、私の肩を抱き寄せ入室を促した。
 部屋の中を窺うと最初に目に飛び込んできたのが、産婦人科に有る診察台。
 足を掛けて拡げる例のモノ。
 振り向いてオジサンを見る。その時オートロックのドアがカチャリと音を立てて閉じた。


【ドルチェ・アマービレ】(31)

 教授は聖さんをロープから外し改めて後手縛りを施した。。
 三船さんのロープもゆるめ、足を前に投げ出したような格好にさせ、お尻が少し浮く様に変えた。
【聖、四つん這いになり、三船のモノを銜えてあげなさい。お尻を高く掲げて私に見せるのですよ。】
 聖さんはいそいそと三船さんに近づき、股間に顔を埋める。
 口だけで三船さんのオチン○ンを持ち上げると、カポッとばかりに亀頭を飲み込む。
 銜えた口を少しずつ落して行く。三船さんの茎胴部分が唇に隠れて行く。喉の奥までオチン○ンを飲み込んでいるのだ。
 聖さんのカラダは悦びに震えている。腰をクネクネ動かし、お尻を振って教授を誘っている。
 教授は聖さんの膣に人差し指を差し入れ、指を廻しながらグリグリする。淫液が指にしたたり手首の方まで流れて来た。
 教授は指を抜くと、今度は聖さんのお尻の穴を穿り出した。
 指の腹で菊門の皺を伸ばすように刺激する。刺激してはオマ○コから溢れる淫液を指に塗し、また尻穴を触る。
 【力を抜きなさい。】
 教授が声を掛けた時には、教授の指は第1関節まで肛門の中だった。
 『うぅぁぁ。』
 聖さんが呻き声をあげる。
 『うぁぁ、へん、なんか変よ。いやぁ・・入って来る・・・うっうぅ。きつい・・変になっちゃう。』
 聖さんは三船さんのオチン○ンを離し、盛んに訴える。
 『ヒィ・・・裂ける・・・くるしい・・はあ、はぁ、はぁ・・・』
 第2関節も飲み込まれる。
 一度引き抜いてからまた徐々に押し入れられると、聖さんの声も妖艶さが増す、
 『あぁ・・おお義父様・・・・すごい、凄いの。・・・お尻の穴が痛いのに熱いの。あっくぅ・・駄目になるぅ・・・お義父様・・・聖・・・ダメになってしまいます。・・』
 教授の指は今や全てが収まり、出し入れが始まっている。
 入れる時よりも抜かれる時に聖さんの声が大きくなる。
 見ている私までお尻を弄られているような感じ。私は足を・・足の付け根を擦り合わせていた。
 お尻の穴がムズムズする。
 「あぁ・・聖・・・そんなにイイのか?お尻の穴を弄られて感じるのか?」
 三船さんが、始めて聖さんに声を掛ける。
 その声は、切なそうな悔しげな響きを持って、聖の耳に届く。
 『お義父様・・・お義父様・・・聖、狂ってしまいます。あぁ、イイの・感じる。お尻で感じてしまいます。・・・拓人様に啼かされています。』
 「我慢しろ聖。感じては駄目だ。・・・お尻で感じるなんて・・・お前は・・」
 『お義父様・・・我慢出来ません・・あぁ拓人様・・オマ○コも・・弄って下さい。』
 聖さんの腰が大きくグラインドして居る。聖さんの肛門が教授の指を食い締める動きを見せ始めた。
 【そろそろ欲しくなってきましたか?】
 教授が指を引き抜き、聖さんの肛門に亀頭を宛てがってチョンチョンと突いて言う。
 「ダメだ聖。・・・ヤメテくれ。・・・お願いだ。お尻でするのは止めてくれ。」
 三船さんが泣いている。それなのにオチン○ンは大きくそそり立っている。三船さんの年齢であそこまで雄々しくなるものだろうか?
 『もうダメ。お義父様・・・聖は・・聖は・・あっ・・・そこイイ・・お義父様・・聖を許して・・・』
 「ダメだ。耐えるんだ・・うぅ・・耐えてくれ。お願いだ・・・」
 私は2人の鬩ぎ合いを茫然と見ていた。
 間近で男女の営みを、それも変態的な行為を見させられる事が信じられなかった。
 その変態的な行為を強いているのが、あの優しくて紳士な教授だとは、とても思えない。教授は確かにエッチだった。私もさんざんエッチな事を教えられた。
ヴァージンのまま、あれ程エッチな事をしてしまう自分にも呆れたが、それは教授の好意にに応えたいからだった。
 所が今の教授には優しさが欠けている。むしろとっても意地悪だ。
 好き合っている相手の目の前で変態行為を行い、堪え切れなくなっている聖さんの口から、三船さんを裏切る言葉を吐かせたいのだ。
 聖さんが堕ちてしまう所を見せようとする。教授はサディスチックな行為に興奮するのだろうか?
 三船さんも徹底的な抵抗や教授に対する罵声や恨み事めいた事を言わない。
 ただ聖さんの姿を見て嫉妬し興奮しているだけだ。
 これは何なのだろう?
 【綾歌君、変則的・変態的ですが、何かに似ていると思いませんか?】
 教授は憎らしいまでに冷静だ。この期に及んで私に質問して来る。
 『あっ、え?』
 教授は何を言いたいのだろう。
 【三船は聖にある事を期待して私に委ねている。似ていると思いませんか?】
 【コジ・ファン・トゥッテ。・・・自分の恋人を試す青年士官】
 【モーツァルトも若しかしたら、自分の妻を誰かに委ねたかも知れませんね。】
 そんな、あれは確かに当時のオペラとしては異色で、世間的には随分批判された作品だ。けど、段々評価が上がって行った作品でも有る。
 あの作品には更に深い意味が有ったのかしら。
 良く判らない。しかし教授は私に教えようとしている、男女の機微、愛し合う者同士の何かを。
 この後の3人の行動でそれが判るのだろうか?
 あぁ、続きを知りたい。


【疑惑のテンポラリーファイル】(11)

 妻が入院してふた月が過ぎようとしていました。相変わらず忙しい毎日でPCの解析も遅遅として進みません。
 今日は久しぶりに妻の顔を見に行く事が出来ます。
 娘達に連絡すると、娘達はそれぞれに用事が有り行けないそうで、私だけが行くことになりました。
 電車の中で、これまでに判った事を反芻してしまい、益々気が重く、発覚前の妻を待ち焦がれていた気持はどこへ行ってしまったのか、私達はもう終わりなのか。車窓からぼんやりと外を眺めてそんな事を考えてしまいました。
 妻の事を考えると、何故?どうして?何が原因だ。・・・そればかり考えて堕ち込むばかりです。
 駅に着いてホームをトボトボと改札口まで時間を掛けゆっくりと歩いて行きます。
 出来ればここから引き返したい気持と、妻に問い質して真相を知りたい。相反する気持ちが襲って来ます。
 駅を出た所に手打ち蕎麦の店が有ります。
 昼近いので腹拵えをしようと入りました。
 天ざるを蕎麦を頼み、周りを見ますと。品の良い老紳士が一人、刻んだネギ少しの醤油を掛けたモノを肴にお酒を飲んでいるのが見えました。
 こう言う飲み方が有るのかと、しげしげと見てしまっていたのでしょう、視線に気が付いたその紳士が声を掛けて来ました。
 【失礼しました。蕎麦屋さんでお酒を飲んでいる所を初めて見たものですから、すみません。】
「お若い方は知らないのですね。昔は蕎麦屋で蕎麦を肴にするか刻んだネギを肴に良く寄席帰りに飲んだ物です。締めに蕎麦を手繰って、銭湯に行く。下町の風物詩だったのですよ。どうです1杯遣りませんか?」
好意に甘え1杯だけ頂く積りだったのに、老紳士との会話が心地良く。2杯3杯と杯を重ねてしまいました。
 さらに届いた、てんぷらを肴に加え、お銚子も追加してしまいました。
 「もうそこまでになさい。酒を飲んでも呑まれないのが粋な飲み方です。嬉しい事も嫌な事も酒でどうこうするのはいけません。」
 私はポロポロ涙を流していたようです。
 老紳士は立ち上がり私の背中をポンポンと軽く叩き言いました。
 「何が有ったのか知りませんが、それから逃げるために酒を飲んだのならお門違いです。君も男なら逃げずに立ち向かいなさい。それで斃れるならその方が心の整理は付け易い。」
 老紳士の叱咤にハッと気が付きました。そうです、ウジウジ考え過ぎていました。結局は私がそれでも妻を愛し必要としているのか、妻が私を今でも愛し必要としてくれているのか、それだけです。
 老紳士と別れ病院に行く足取りも、先程までとは雲泥の差が有ります。力強く地面を蹴る事が出来ます。
 いつの間にか妻は個室に入っていました。
 【よう、個室なんて凄いな。】
 当然の疑問です。差額ベッド代も馬鹿になりません。
 『鉄道会社が補償の他に負担するそうよ。だから治療費も含めてタダなの。』
 その事は補償交渉が上手く行っている事を示しています。
 もし妻に私への愛情が無く、私と別れて自立しようとした場合、経済的には何の心配もいらないのです。
 子供達は手が掛からないのです。妻を縛るものは有りません。
 【次に見舞いに来られる頃には、退院の日取りが決まっているのかな。みゆきは戻りたいか?】
 『当たり前でしょう。自分の家に戻りたいのに決まっているじゃない。あなた、なに変な事を言うの。』
 ここで告げなくては、また一月悩む事になります。そろそろ覚悟を決めるべきです。
 持参した、PCを解析した文書を取り出しながら妻に話し掛けます。
 【みゆき・・お前俺に隠している事は無いか?】
 『何よ、藪から棒に。』
 【お前が浮気している事は判っている。何時からなんだ。】
 『何を言っているの。浮気だなんて・・・あなたへンな事言わないで。』
 妻の顔は少し引き攣っている。その様に見えます。
 【HIROと言う奴とか?】
 『じょっ、冗談じゃないわ。いい加減にして怒るわよ。結婚しているのよ、浮気なんかしません。』
 中々妻は白状しません。まあそれは予想していた通りです。
 誰でも浮気を指摘されて、スグ認める筈が有りません。
 しかし私が告げた名前は妻の動揺を誘ったようです。必要以上に怒って見せるような気がします。
 【じゃあ、これはどう言う事だ。】
 ついに証拠を突き付けました。一瞬何の事だか判らずにきょとんとしていた妻の顔色がみるみる蒼ざめて行きます次いで真っ赤になりました。。
 【PCに残って居たものだ。これはお前と奴の遣り取りだよな。】
 『あ、あなた。・・・なんて事をするの、人の秘密を覗き見するなんて酷い。そんな人だとは思わなかった、イヤラシイわ。』
 おいおい、逆ギレか?
 【お前、少し前から随分派手な下着を身に付けるようになったな。化粧も濃いし、夜も外出しているそうじゃないか。ユミもミクもミキもみんなお前の行動を可笑しいと感じているんだ。警察に言われたよ、お前の携帯に子供達の番号が登録されて居ないって。おかしいじゃないか、子供達との連絡用に買った物だろう。なぜ登録していないのだ。】
 次々に指摘されるたびに妻はビクつく。
 言われる度に俯く角度が深くなる。隠れた顔から涙が出ている様子だった。
 【で、どうなんだ。事実なのか違うのかハッキリしてくれ。】
 『あ、あなた違うの。違うのよ。』


【プリムローズ】(15)

 それから2年、私は退職願を局長に叩きつけて合同庁舎を出て行った。
 女性キャリアとして将来の幹部候補生だった私が27歳で退職した。正確に言うと26歳と10ヵ月。
未練は無かった。あの事件以後も我慢に我慢を重ねていたが、とうとう我慢出来なかった。
 あの時の陣傘代議士が政務次官としてわが省に来る。内閣改造で誰も引き受け手の無い、わが省の政務次官として。
 わが省はその時一大スキャンダルの渦中だった。
 所謂裏金とカラ出張、おまけに業界との癒着。腐り切った幹部連中が、有る者は逮捕され、ある者は懲戒免職、諭旨免職など等。
 モラルハザードのオンパレード。
 こんな所に未練は無い。
 私はそのまま例の公園に向かった。オジサンが居る筈もないのに足が自然と公園へ向く。
 やっぱり居ない。当り前か・・・・あの後オジサンは再就職した。
 オジサンが選んだのは掃除夫。
 オジサンは毎日ベスの作ったお弁当を持参して通っている。
 幸いベスは良性の腫瘍だけで、定期的に検査をしている。ただ腫瘍が1ミリ大きくなったので、検査も1年に1回から半年に1回に縮んだと話してくれた。
 『詩織も30歳を過ぎたら乳がん検診を受けるのよ。悪性でも直ぐに治療すれば生存率が飛躍的に高くなる、治るのよ。』
 早期発見早期治療と言う事だと、ベスは強調する。
 私達の関係は・・・・・未だにライバルだ。
 『あっ、オジサン就職決まったって、ベスに聞いたのだけど。お祝いにお酒でも飲みましょうよ。お店予約しておくから来てね。場所は・・・で、時間は・・・だよ。じゃあね、待っているから。』
 
『オジサン就職おめでとう!カンパ~イ!』
 『プハァ・・あぁ美味しい。おつまみは適当に好きな物を注文してね。・・・ええと、私は粗挽きソーセージ、刻みトロロ、出し巻き卵、オニオンリングフライ、キムチ・・・取り敢えずこれだけ先に。』
 『オジサンは?・・・枝豆。冷奴、たこわさび、にんにく焼、トマトスライス・・随分ヘルシーね。え?体に気を使っているから?』
 他愛もないお喋りをしながら、お互いの近況を話した。
 故郷から帰って来て既に1ヶ月経っていた。
 その間例の公園にも、オジサンの家にも尋ねず連絡さえしていない。ひたすら仕事に没頭していた。
 オジサンからも連絡は来ていない。
 久々に逢ったオジサンの肌は健康的で肌の艶も良いようだ。
 お酒が入る毎に私の顔もほんのり赤く染まり、眼が潤んで来る。
 時々唇を舌でチロッと舐めて、オジサンの反応を確かめる。
 お酌をする振りをしてオジサンの隣に座る。オジサンにお酒を注いでから、そっと太股の上に手を置いた。
 少しずつ摩りながら、素知らぬ顔でお酌する。
 人差し指で刺激しながら徐々に股間の方へ、ずらして行く。
 オジサンのズボンのチャックに指を掛け、ゆっくりと降ろして行く。
 その間にも、オジサンの顔を覗き込み、舌を伸ばして唇の表面をナゾってあげる。
 個室居酒屋を選んだのはこの為。隠れ家的な居酒屋で芸能人にも愛用されているらしい。だから余計な邪魔は入らない。
 オジサンの腕が私を抱こうと動く。その手をそっと押さえて言う。
 『ダメ。大人しくしていて。』
 お酒を口に含み、オジサンの顔に覆い被さる。
 口唇を塞ぎ、鼻を摘む。
 息の出来ないオジサンが口を開けるのを愉しんで待つ。
 一度してみたかった。よく男性が無理やり女性にキスし、舌を入れようと鼻を摘むシーンが有る。
 それの逆バージョン。お酒を何度も注ぎ入れる。
 降ろしたズボンの窓に手を差し入れる。パンツの中まで挿し入れる。
 手に陰毛が絡む、オジサンのオチン○ンを握る。
 もうオチン○ンは硬くなっている。先っぽから出ている先走り液を塗し上下に扱く。
 ピクリ・・・オチン○ンがヒク付く。
 口腔を舌で刺激し、オジサンの舌を吸う。唾液をたっぷり流し込む。
 コクリ・・・コクリ・・オジサンの喉が上下に動き唾液を嚥下する。
 両手を使いベルトを外し、ズボンを膝の近くまでパンツと一緒に降ろした。
 剥き出しになったオチン○ンを握り、オジサンの顔をまた覗きこむ。
 ニコッと笑い掛けて、オチン○ンを見る。
 『ぺッ!』
 私は口を窄め、唾を亀頭に向けて吐き出す。
 オジサンがビックリしてマジマジと私を見詰める、次いで顔が歪む。
 箸で粒マスタードを少量掬い、カリ首の所に落とす。
 『いただきま~す。』
 舌先でマスタードを伸ばし徐に銜えた。
 『オジサンの粗挽きソーセージ。美味しいよ。』


【ドルチェ・アマービレ】(30)

 鍵穴から光が漏れている。音をたてないように扉に近づいた。
 腰を屈め、片目を瞑り鍵穴を覘く。
 (なっ)
 狭い視界に床から少し足が離れた男女の直立した姿が朧げに見えた。
 まるで空中浮揚をしているような男女・・・三船さんと聖さん・・・。
 目を凝らして見る。
 空中浮揚しているのでは無く天井から吊るされているのだ。
二人は両足首を縛られ、膝上の所でも縛られている、それで直立したように見えたのだ。
 二人のカラダが前後左右に揺れ出す。苦しいのだろうか、カラダをくねらせている。
  視界の外に人が居る。あれは・・・教授?
 三船さんが言葉を発した。それは教授だと私に告げていた。
 「旦那様、どうか私だけに罰を、聖は許してやって下さい。」
 『いいえ拓人様、お嬢様が怪我をされたのは私の責任です。私だけをお仕置きして、三船さんは許して。』
 どうやら私の怪我の原因追及と言う事で、今の事態が有るらしい。
 私の不注意のせいで、二人が罰を受けるのは理不尽だと感じた。この場に飛び込んで説明しようと、ドアノブに手を掛けた。
 開かない。内側から鍵が掛かっている。自由に動かせる左手でドアを叩こうとした。その時に内から教授の声が聞こえた。
 【聖は綾歌君に余計な事をさせた責任が、三船さんには綾歌君に妻の事を喋った責任が有ります。それぞれ別の理由で罰を与えるのです、お互いを庇っても無駄と言うモノです。】
 教授は戦国武将が持つ軍配の様な、卓球のラケットの様な物を手に取り、聖さんに近づいた。
 聖さんのカラダが小刻みに揺れる。
 『拓人様許して。あぁ怖い。』
 バシィ~ン! 鈍い音と悲鳴が上がる。
 聖さんが泣いている。スカートの上からお尻を叩かれていた。
 平たい面がお尻を見事にヒットする。スカートの上からでも激しい痛みが聖さんを襲っている。
 『ギャァ。』『グ。』『ヒィ。』言葉にならない悲鳴が噴き毀れる。
 教授が聖さんのスカートを脱がし、ショーツを縛った膝の上の縄に絡めた。
 服の上から叩かれたのに、お尻は真っ赤に腫れている。
 鞭と違いお尻全体が真っ赤で痛々しい。
 隣の三船さんはきつく口を結び、ギュッと目を瞑り、聖さんの悲鳴を耐えている。
 教授の指が聖さんのお尻を優しく撫で回している。
 指の腹は、触れるか触れないかの微妙なタッチを、お尻に送り込む。
 ジンジン痛むお尻に、微妙な刺激が加えられて、聖さんは身悶えている。
 散々泣かされた後の優しい愛撫。
 その刺激は思った以上に聖さんを狂わせた。
 『あぁ・・・・拓人・・様。』
 あの凛々しい聖さんが、艶めかしい声で啼く。
 教授の愛撫がやや強い揉みしだきに変わると、聖さんの上げる嬌声が一層大きく響いた。
 『ぁぁ・・ウッ,ウッ、アヒィ、ハァ、ハァ。』
 教授が膝を付き、上体を屈める。顔をやや上に向けた。
 聖さんの、左右の尻肉を鷲掴み開く。セピア色の蕾、その下の肉のあわいに教授の貌が埋まる。
 『ヒィィ。。はぁぁ。』
 教授の舌が聖さんの淫裂を通り越し尻穴まで一息に舐める。
 『アッ・・アッ・・あぁん。』
 聖さんはあられも無い声を遠慮無しに張り上げる。
 何故か三船さんはその声を聞くまいと、必死に頭を左右に振っている。
 【三船さんどうです。十分罰になって居るでしょう?】
 教授の言っている意味が判らない。しかしすぐにその疑問は氷解した。
 それは、今まで私に向けられていた教授の優しさとは、正反対の残酷な仕打ちだった。
 【父親の眼の前で、娘が上げる嬌声は心地良いでしょう?】
 こんなの私が知っている教授じゃない。
 私の膝はガクガク音を立てて震え、床に座り込んでしまった。
 以前見た教授の漆黒の羽根が、また大きく拡がって居るように感じられる。
 いいえ、漆黒の羽根じゃない。あの羽根は光も通さない暗黒の羽根。
 
 『いやぁ・・拓人様・・父の前では・・ヤァ・・だ、駄目です。』
 聖さんと三船さんが親子?
 親の前で娘を辱める。酷い酷過ぎる。
 聖さんが可哀想だ。止めなくては・・・・
 私は震える膝を叩き、力が入るのを待つ。
 その間にも、鍵穴に写る光景が変化する。
 聖さんの足を縛って居る縄が外され、大きく割り開かれている。
 教授は聖さんの開いた足を両肩に担ぎあげ、足の付け根に顔を埋めた。
 女の恥ずかしい所を親の目の前で苛める。
 『アッ、クッ・・・ハゥン、アハァ。』
 聖さんの声色が変わった。それまでの悲鳴に近い声が、明らかに快感を訴える声に変わって居る。
 教授が一度顔を離し、マジマジと聖さんの女を見つめる。
 あっ! 私は小さく呻いた。
 聖さんの草叢は存在していない。ツルツルのオマ○コ。
その上、クリトリスに光るものが有る。何だろう?
 ピアスだった。性器にピアスをしている。いえされて居るのか?
 三船さんは、そんな姿の娘を見てショックなのか黙ったままだ。
 教授がピアスを唇で引っ張り、舌をチョロチョロ動かしていると、聖さんは恥じらいを捨て叫んだ。
 『拓人様、もっと、もっと聖を罰して。オマ○コ苛めて下さい。あぁ、お父様感じる、感じるの。見て聖の恥ずかしい姿を見て。あぁ拓人様。』
 聖さん・・・・・。
 三船さんが可哀想。娘が感じてしまうなんて・・・・
 あれ?三船さんの股間が大きい様な・・・まさかねぇ?
 【三船さん、オチン○ン大きくしてどうしたのですか?まさか娘のオマ○コ見て興奮したのかな?】
 教授の意地悪な質問に項垂れる三船さん。
 担ぎあげた足を肩から外した教授は、聖さんのカラダをクルリと廻し足を開いたまま三船さんに見せ付けた。
 『あぁ、お父様見ないで。お義父さまダメ。』
 【嫁の裸を見て楽しんで下さい。】
 「うぅ・・聖・・・聖!」

 この3人の関係は何だろう?  本当にこれは罰なのだろうか?
 【綾歌君、覗いて居ないで入って来なさい。いま鍵を開けますから。】
 え?え?え?
 扉が開いて教授が私を抱き抱え、部屋の中に招き入れる。
 【さぞかし驚いたでしょう?聖と三船は今や夫婦なのですよ。亡くなった息子の嫁だった聖を三船が慰めている内に、為さぬ仲になってしまった。ところが二人ともMの気質が強くて、時々こうして苛めてあげないと彼らのストレスが溜まりますので。】
 【それに三船は聖が私に苛められ抱かれると燃えるそうで、その後激しく聖を抱くのだそうです。偶にはもっと苛めてあげますけどね。聖とのセックスを禁止しオナニーだけしか許さないと、私に抱かれて聖に根掘り葉掘り聞いて嫉妬しながらオナニーで何度も射精するのだそうです。目の前で抱いてやって聖が悶え悦ぶ姿を見せるとオナニーしなくても射精してしまうそうで、それが一番興奮し堪らなく感じてしまうのだと言っていました。】
 「そうなのですお嬢様。私は寝取られ願望の強いマゾなのです。聖はまだ若く女の悦びを与えてあげたいのですが、私も年で・・・旦那様に聖を寝取られると・・・惨めで悔しくて堪らなく感じてしまうのです。変態なのです。」
 私が何も言えずただただ驚いていると、聖さんが荒い息で私に言う。
 『お嬢様・・・男女の愛の形にタブーは有りません。私は三船を愛しています。亡くなった夫の父、私にとって義父ですが、愛してしまいました。そして、拓人様も愛しています、拓人様に抱かれると三船をより一層愛おしくなるのです。お嬢様には判らないかも知れません。』
 【さ、続けましょう。】


【疑惑のテンポラリーファイル】(10)

 ある日を境に、疑似彼プレイに妻は嫌悪の意を示し始め、やがて完全に拒絶するようになりました。
 『あなた、もうあんな事止めて下さい。冗談でも他の男の人とエッチするなんて有り得ません。あなたに不倫妻と言う目で見られていると思うと、情けなくて悔しくて寂しい。私をそんな風に見ているのですか?もし仮にあなた以外の男に抱かれてもあなたは怒らないの、怒る価値もない妻なの?私をもう愛していないの?』
 そこまで言われてしまうと、もう疑似彼プレイは出来ません。それどころか普通の営みも数回拒否されてしまいました。単身赴任の私にとってその数回は数カ月に渡る話になります。
 これ以後ずっとセックスレスが続いていました。
 今考えると、この事は単身赴任が終わってからもギクシャクした一因だと思います。


 その時の私は回想から覚めるとまたPCを覗き込みました。
 ブラウザは終わりにして、マイドキュメントを開きます。
 そこには私と同じ様にword、Excelと言うフォルダーが作成して有りました。別に不審な所の無さそうな分類です。
 一応念のためそれらを開いて中身を確かめました。
 幾つかのファイルが有りましたので開いてみても、おかしなファイルは有りません。
 もう一度エクスプローラーでディレクトリを展開してみました。
 【ん?通常のフォルダーじゃないフォルダーが作られている。】
 マイドキュメントの中ではなく別の親階層に紛れて『MY』とだけ名付けられたフォルダーです。
 普通の使い方だと余り、デスクトップアイコンのマイコンピューターは開かないと思ったのでしょうか?多分これは双子の娘達にも見られていたのだと思いますが、娘達はそんなにPCに詳しく有りません。それで安心していたのでしょう。
 まさか、自分が事故にあうとは誰も思わないでしょう。
 『MY』を開けます。
 『MY』には2つのフォルダーが有りました。
 一つは、『コメント』、もう一つは『発言』
 コメント?発言?何を意味しているのでしょう?
 『発言』を開いてみました。・・・拍子抜けです。何も有りません。
 何かを記録しようとして用意した物でしょうがまだ保存されていないようです。
 この分だとコメントも無さそうな気がしてきました。
 しかし開けなくては。
 『コメント』を開いてみました。
 有りました。テキストファイルが2個ほど。
 メモ帳で開いてみます。・・・これは・・
 
 『○×○×年○月××日  こんばんはMYUKIです。今日のお話は、とても切なくて身に詰まされるお話ですね。(中略)また、今夜もお待ちしています。』
 待っている?また?
 どこで?ネット上でと言う意味なのか、それとも。
 【まさかなぁ?】
 浮気の証拠を探しているくせに、いざそれを匂わすモノを見つけても、私は信じようとしませんでした。いえ、信じたくないので否定したかったのです。
 まだ一つ残っています、それを見てからでも遅くない。そう考えていました。
 『○×○×年○月×○日 こんばんは、MYUKIです。一つだけ質問に答えて下さい。どうしてあのような事をなさったの?いけない事だと判っているのに・・・・悪い人。』
 なんだこれは?
 まるで睦み事めいています。
 これを読んだ瞬間言いようの情けなさと悔しさが込み上げて来ました。
 妻を疑う事は自分では罪悪感を持っていたのです。その罪悪感が私に本格的な疑いを抱かせなかったのです。が、それは無駄な感情だったのです。
 もうこのフォルダーに用は有りません。
 私はある予想を立てていました。あそこになら有るかも知れない。
 それは、temporary Internet folder。IEの一時ファイルを格納するフォルダー。
 IEで表示したサイトのページを取り込み、様々なファイルを格納します。
 JPG、GIFなどの画像ファイル。これはHPの「戻る」「進む」「次へ」等のボタンパーツやバナーも含めた物やMIDI等の音源。HTML、TXT等の生のファイルに交じって有りました。
 『CHATLOG1』『CHATLOG2文字色』『CHATLOG3』と表示されているHTMLファイル。
 取り敢えずそれは後回しにしてHPのタイトルらしきHTMLをメモ帳で開いてみました。


「html」
「hea d」
「META HTTP-EQUIV="Content-type" CONTENT="text/html; charset=Shift_JI S"」
「META HTTP-EQUIV="Imagetoolbar" CONTENT="n o"」
「m eta name="Description" content="普通の主婦の淫らな告白などを赤裸々に語り合うサイトです"」

「m eta name="Keywords" content="妻,他人,告白,営み,恥ずかしい,無料,人妻,主婦,熟女,素人,浮気,体験告白,スワップ,乱交,複数プレイ,投稿,チャット,2ショット"」
「n oscript>「-- *ここから * --」
「S TYLE type="text/cs s"」
「!--」
「b ody,tr,td,th { font-size: ; font-family: "MS Pゴシック" }」
「a:li nk { color: #FFFFFF }」
「a:visite d { color: #FFFFFF }」
「a:active e { color: #FFC080 }」
「a:hove r { color: #FFC080 }」
「a.visite d_on:link { color: #FFFFFF }」
「a.visite d_on:visited { color: #FFE0C0 }」
「a.visite d_on:active { color: #FFC080 }
「a.visite d_on:hover { color: #FFC080 }」
「spa n { font-size: 22pt }」
「big { fo nt-size: 12pt }」
--
「/S TYLE」
「!-- *ここまでに記述* --」


 なんと妻はこんな背徳的なサイトを見ていたのです。
 これで判りました。妻はこのサイトで誰かと、或いは複数とチャットをしていたのです。
 意を決して『CHATLOG1』をメモ帳で開けて見ました。
 すると、

「ad_cou nt = AD_banner.length;」
「w rite_AD = Math.floor(Math.random() * ad_count);」
「do cument.write(AD_banner[write_AD])」
「//--」
「/s cript>「/TD>「/form>「a name="40260">「T ABLE BORDER=1 WIDTH="90%" BGCOLOR="#29231B" CELLSPACING=0 CELLPADDING=10>「T ABLE BORDER=0 CELLSPACING=0 CELLPADDING=0 WIDTH=100%>「td>2SHOTチャット - 満室12 -「TD nowrap ALIGN=right」
「:000/05/11 (水) 22:09 ID:QO0kGhdg No.40260「dd>MYUKI:こんばんは、MYUKIです。HIROさんと2泊三日の旅行、とても楽しかったです。最初から服装と下着も派手な格好で髪も黒から茶髪にして、大部雰囲気を変えていましたから知り合いに見られても気が付かないみたい。私は凄くドキドキしましたけど、HIROさんはどうでした?。「dt>[3「b>2SHOTチャット「font color="#FFFFFF">HIRO「:0000/05/11 (水) 22:15 ID:NHP7dJ5Y No.40268「dd>HIRO:こんばんは、この間は愉しかったね。MYUKIは随分雰囲気が変わっていて以前よりずっと魅力的でわたし好みになっていたよ。 「br>MYUKI:本当ですか、HIROさんとお似合いだったかしら。
HIRO:ちゃんと夫婦に見えたんじゃない?
MYUKI:嫌ですよ、からかったら。主人に知られたら大変な事になるわ。


読みにくいのでタグを削除して読み易くした。

 『2SHOTチャット』-満室―
『MYUKI:こんばんは、MYUKIです。HIROさんと2泊三日の旅行、とても楽しかったです。最初から服装と下着も派手な格好で髪も黒から茶髪にして、大部雰囲気を変えていましたから知り合いに見られても気が付かないみたい。私は凄くドキドキしましたけど、HIROさんはどうでした?。』

【HIRO:こんばんは、この間は愉しかったね。MYUKIは随分雰囲気が変わっていて以前よりずっと魅力的でわたし好みになっていたよ。】

 『MYUKI:本当ですか、HIROさんとお似合いだったかしら。』

 【HIRO:ちゃんと夫婦に見えたんじゃない?】

 『MYUKI:嫌ですよ、からかったら。主人に知られたら大変な事になるわ。』


 まさか!こいつと旅行?
 パート先の友達と旅行に行ったのではなく、この野郎と旅行?
 胃の辺りがむかむかして吐き気が起こります。
 怒りで全身が震え出し、喉がカラカラに乾いて咳込んでしまいました。
 冷蔵庫からビールを取り出し喉の渇きを鎮めようと、フラフラと立ち上がりキッチンに向かいます。
 こう言う時に限ってビールが切れています。
 ふとテーブルを見るとウオッカのビンが目に止まりました。
 いつも睡眠薬代わりに飲む寝酒。口を開けついラッパ飲みを。
 残っていた全量を一気に煽ってしまいました。
 吐き気は収まっておらず折角飲んだウオッカをトイレで吐き出し、グッタリした私はベッドへ横になり、天井を見詰ます。
 不覚にも涙が毀れた私は両手で顔を覆って、声を押し殺して泣きました。
 【うぅ・・うぅ・・うぅ。】



【ドルチェ・アマービレ】(29)

 (メイド服って憧れる人がいるけど、聖さんが言っていたフレンチメイドの方が少女趣味で、男の人は好きなんだろうなぁ。)
 玄関で他の人と一緒に立っている私は、ホールの姿見に立ち姿を映して眺めていた。
 左隣に立っている女性はフレンチメイド姿、右には聖さんが居る。
 聖さんはOL風のカッチリしたパンツスーツ姿。仕事の出来るキャリア女性の見本みたいな確かな技術・知識に裏打ちされた自信に溢れていた。
 玲子さんも同じ様な雰囲気を持っていたが、流石に姉。玲子さんの数倍厳しさが漂っている。
 外でクラックションが鳴った。
 三船さんがすかさず玄関の扉を開けて外に出る。続いて聖さんが、左隣の女性も。出遅れた私は慌てて外に出ようとして玄関の階段で足を踏み外した。
 『きゃぁあ!』
足が空中を蹴る。上体が宙を泳ぐ。
 地面がスローモーションで近づいて来た。『ぶつかる。』
衝撃は後から来た。痛みはもっと後。激痛に意識を失うほんの僅かな間に私に駆け寄る人のシルエットが幽かに見えた。

 辺りが暗闇に包まれて居る。非常灯のぼんやりした明りに白い布地が浮かび上がっている。
 白いカーテンに囲まれた空間。消毒臭の漂うベッド。腕から延びるチューブ、その先端には黄色い液体のビンが逆さまに取り付けられていた。
 右腕が動かない。胸の上で逆くの字に固定されている。
 段々ハッキリしてくる意識。痛みが全身を掛け回る。
 『くっ痛。ここは?』
 【気が付いたようだね。ここは病院です。】あの時垣間見たシルエットが答える。
 【あなたは玄関の階段を踏み外し倒れました。その時右腕を骨折したのです。ひどく痛みますか?綾歌君。】
 『教授・・・ごめんなさい。ご迷惑をお掛けして・・』
 痛みに顔をしかめながら教授に謝る。
 【数日で退院です。が、治癒までは通院して一月は掛かるでしょう。ギブスで固定してありますが、後で牽引等する必要が出てくればもう少し時間が掛かります。】
 教授は済まなそうな顔を私に見せながら話している。
 【綾歌君は一人暮らしでしたよね。固定したギブスが取れるまで不自由でしょう。私の家で面倒見させて下さい。】
 『そんな、教授。そこまで甘えられません。・・・何とかなりますよ。』
 私は痛みを堪えて微笑む。
 【いいえ、あれは三船と聖の不始末です。あなたにあのような事をさせていたとは知りませんでした。きつく叱りますから許して下さい。お詫びとレッスンを兼ねて、私の家で暫く暮らして下さい。片腕でも声楽のレッスンは出来ます。それに・・】
 【それに、今の綾歌君は食事の用意も着替えもご自分では出来ないのですよ。お風呂もギブスでは入れません。誰かに世話をしてもらう必要が有ります。それならレッスンに通う必要も無く、身の回りの世話係の居る私の家に切る方が良いでしょう。】
 う~教授の言う事はもっともかもしれない。さっきから痛い所を触ろうとしても手を動かせずにいる。
 【それに、トイレに行っても片手ではショーツも降ろすのに時間が掛かりますよ。】
 それを言われると、お世話になった方が良い気がしてきた。
 『すみません教授。お世話になります。』
 【良かった。ギブスが取れても家に居なさい。手のリハビリも普通の人以上にしなければなりません。1日休めば2日、2日休めば4日とピアノも復調するには倍の日にちが掛かると言います。辛いでしょうが私がリハビリを手伝います。良いですね。】
 
 骨折する前に泊まった部屋。
 夜中トイレに行きたくなった。流石に夜中のトイレは自分で行けるように、恥ずかしいがノーパンにネグリジェで寝る事にした。
 庭に光の糸が流れては消えるのが見えた。何だろう?
 そっと起き出し廊下に出る。トイレはまだ我慢できる。光が気になる。
 
庭の一角に小さな家が有る。窓の無い倉庫のような建物。その建物のドアから光が洩れている。
 締め忘れたのだろうか?
 『ひぃ』
 悲鳴が聞こえた。私は急に不安になり中を覘くのを躊躇う。
 『あぁん』
 今度は悲鳴では無い。・・・・そうアノ時の声の様な。
 一度怯んだ気持ちが、この声を聞いて再度興味を呼び起こした。
 ドアを開ける。何も無い空間。拍子抜けした。
 辺りを見回す。右側には何も無い。左側・・・こちらにも何も・・いや、有った。
 床に敷き詰められた絨毯の裾がめくれている。
 近寄ると・・・床に扉がある。ココだわ。
 私は床の扉を持ち上げた。
 『ひぃぃ、許して。』
 女性の声だ。聞き覚えのある声。
 「お許しを」
男性の声も聞こえる。何だろう?
もう一枚の扉が私と中を隔てている。この扉は・・・・


【プリムローズ】(14)

 『ご馳走様でした、また遊びに来ます。・・・ベスお元気で。』
 翌朝6時、私はオジサンの家を後にしていた。
 散歩する老夫婦、ジョギングする中年男性、犬を連れて歩く老人、犬に引き摺られる老婦人。
 週末の朝がこんなにも清々しいのは久しぶりだ。
 これから家に帰るのは勿体ない、故郷の母に逢いに行こう。
 母に逢って何がしたい訳でも無い。ただ無性に家族に逢いたい。亡き父の墓も詣でる積り。
 『お父さん、あのね・・・』父の墓にプリムローズを供えた。 
 『お父さんに雰囲気が良く似た人とお付き合いする事になったの、ごめんね。』
 柄杓の水を墓石に掛ける。
 『その人には奥様が居るの。でもね、奥様にこの人を宜しく。と言われて居るの。だから心配しないで。・・・ううん。愛しているのかどうかは分からない、でも好きよ。その人と一緒に居ると落ち着くの。今言えるのはそれだけ。』
 (詩織綺麗な花だね。・・・プリムローズの花言葉を知っているかい?プリムローズの花言葉は、青春の始まりと悲しみ。・・・恋の希望・・・若い時代と苦悩・・・初恋・・・あこがれ・・・一杯有るけど、詩織はどれに当て嵌まるのかな?お前の人生はお前の物だ、人生を愉しむ事だ。)
 父の言葉が聞こえたような気がした。貌をあげ辺りを見回す。
 父の墓の隅でプリムラが咲いている。
 プリムラの花言葉は富貴、永続する愛情、神秘な心、運命を開く、可憐、うぬぼれ。
 同じセイヨウサクラソウなのにこんなにも違いが有るの?
 (そうだよ。ドイツの伝説に昔々ドイツの片田舎に病気の母と暮らしているリスベスと言う少女がいた。母をなぐさめようと、野原にサクラソウを摘みに出かけた日のこと。花の妖精があらわれた。リスベスに不思議なことを教えてくれた。「サクラソウの咲いている道を行くとお城があるわ。門の鍵穴にサクラソウをさしこむと、扉が開きます。さあ、お行きなさい!」リスベスがお城に行くと…そこには花の妖精が待っていてくれた。たくさんの美しい宝物をリスベスにプレゼントしてくれた。リスベスは母にこの宝物を見せた。母はほほに赤みがさして、病気も治った。サクサソウが春を迎える鍵と言う隠喩なんだけど、案外詩織の身近に起こる事の暗示かも知れないね。)
 母は病気になっていない。とすると・・・ベス?
 『ありがとうお父さん。私自分の選択が間違っている。止めた方が良いと思っていたの。でも、運命を開く・・2人の運命を私が開いてあげるのね。そして永続する愛情・・私が受けるのかベスが受けるのか判らないけど、もう迷わない。・・・そう言えばもうひとつ花言葉が有ったわ。私を信じて・・・あなたの娘を信じてね。』
 プリムラが風に揺れている。サヨナラと手を振っているようだ。それを機にお墓から立ち去った。

 『お母さん。霞が関辞めても良い?』
 『どうしたの?・・・詩織が頑張って入ったのだから、辞めるのも詩織が決めるのよ。お母さんはそれを見守るだけ。』
 『ねえお母さん、お父さんが死んで随分経つけど再婚とかしないの?』
 『そうねぇ~、良い男居ないし、再婚はしないわ。』
 『お母さんカラダが疼かない?』
 『馬鹿、何を言うのこの子は。』
 『私も処女じゃないし人恋しくなる気持ちも判るし、カラダの欲求も有るわ。お母さんにそれが無いなんて信じない。』
 『あのね詩織。・・・仕方無いなぁ。お母さんは再婚する気は無いと言ったのよ。再婚しないけど、欲しい時には呼び出してする男位いるから大丈夫。』
 『やっぱり男が居るんだ。お父さんに悪いと思ったこと無い?』
 『無いわ。だってお父さん亡くなる前に私に云ったもの。若い君を縛り付ける気は無い。自分の人生だ自分で決めて愉しみなさいって。だから決めたの。お父さん以外の人は愛さない、男に抱かれていてもお父さんに抱かれていると思っているの。罪悪感なんて無いわ。』
 『心まで抱かれたと思った人はいないの?心を奪われないの?』
 『無いわよ、今でもお父さんは何時も傍に居るもの。相手の顔がお父さんにしか見えないの。』
 母は父を心の底から愛しているのは判るけど、この感覚はまだ私には判らない。
 そう言う相手が私にも現れるのだろうか?
 『で、詩織はどうなの?オ・ト・コ』
 『ええと・・・昨夜ミストレスになった。妻子が居る人だけど。』
 怒られると思って黙っている積りだったけど、父に話して母に話さないのもどうかと思い直した。
 『どんな人?』
 『雰囲気がお父さんに似ているの。奥様は外国人。』
 『ふ~ん。お父さんに似ているの・・・じゃあ何も言わない。赤ちゃんが出来たら子育て手伝うわよ。』
 『普通の親は妻子持ちと付き合うと怒るでしょう。なのに子育て手伝うなんておかしくない?』
 『え~わたし普通の親よ。娘の子供を育てるのを手伝う事がおかしいの?』
 『お母さん、論点がずれている。普通の親は妻子持ちと付き合う事を問題にするでしょうが。』
  『問題にして欲しいの?理解ある親なんだけどなぁ?』
 『ああもう。お母さんがこう言う性格の人だとは思わなかった。』
 『その性格を詩織は引き継いでいるのよ。娘が選んだ人がお父さんに似ているなら安心だわ。お父さんなら間違いないモノ。』
 『どう言う理屈なの?』
 『理屈じゃないの、お父さんと私の子を信じないでどうするのよ。一杯エッチした結果勝ち抜いたお父さんの優秀な精子、そのなれの果てがあなたなのよ。』
 『普通の親はそんな事も言いません。・・・で、その時はどんな格好でフィニッシュしたの?』
 『え~バックだったかなぁ?・・・何を言わせるの、もうエッチな娘ね。』
 母は何時もの母だった。冗談なのか本気なのか良く判らない。
 幾つもの顔を持っていて容易に素顔を見せてくれない母。その母が仏壇の前で父の位牌を抱いて泣いているのを見たのはこの間のお正月。
 もう何年も前に亡くなったのに今でも本当に愛しているのね。
 (嬉しいよ。)
 あ?お父さん?
 この家には今でも父が居る。これなら母を一人にしても安心だ。
 『ねえ、お母さん今夜一緒のお布団に寝てイイ?』
 『おっぱい吸う赤ちゃん?』
 もう!お母さん・・・・吸っても良いの?


【疑惑のテンポラリーファイル】(9)

 『あぁぁ~ください・・・下さい、お願いします。』
 妻があの貞淑な妻が・・・私の目の前で・・・しとどに濡れたオマ○コを開いています。
 指に絡みつく陰毛はグッショリ濡れそぼち、肌に張り付いていました。
 【何が欲しいのか、言ってくれないと判らないよ、奥さん。】
 奥さんと、呼びかけられる度に、膣口が収縮し中から淫液が垂れてきました。
 『アレを・・・あなたのモノを・・下さい。』
 【チ○ポだろう奥さん。はっきり言ってよ。】
 私は頭の中で鳴る警鐘を無視して妻を言葉で嬲り続けてしまいました。
 『いや、いや。そんなこと・・・言わせないで。』
 妻は頭を左右に振り、拒絶しようと小さな抵抗を試みます。が、カラダは正直です。
 妻の腰も左右に小刻みに揺れます。
 【言わないのなら旦那のチ○ポを入れて貰いな。俺は帰るわ。】
 『いやぁ、いやぁ。行かないで。主人では・・・主人のじゃ・・・ダメなの。お願いあなたのチ○ポ入れて下さい。』
 【おれの大きくて太いチ○ポだ。】
 『あなたの・・・太くて大きいチ○ポを下さい。』
 【太くて大きくて硬いチ○ポだ。】
 『あぁ・・あなたの太くて大きくて硬いチ○ポです。』
 【どこに欲しいのか言いなさい。】
 『わたしの・・・みゆきのアソコ・・です。』
 【奥さんは学習しないな。つまらないわ、俺帰る。】
 『あぁ、ごめんなさい。・・・みゆきの・・みゆきのオマ○コ・・です。みゆきのオマ○コに、あなたの太くて大きくて硬いチ○ポを入れて下さい。』
 妻は・・・こんなに恥かしい事を言ったのは、初めての事でしょう。全身が赤く染まり発汗で濡れ光っています。
 【欲しければ自分で入れなよ奥さん。】
 私は仰向けになって言います。
 私も先程からの妻の痴態に、ギンギンに勃起して、痛い位になっています。
 妻は躊躇いつつも私に跨ります。そしてチ○ポに手を添えオマ○コの位置を探り探りしながら亀頭を膣口に宛がいます。
 一つため息を付いた妻は静かに腰を落として行きます。
 『はぁぁ・・イイ。』
 一番深くまで腰を落とし子宮に当たる感覚を味わった後、おもむろに腰を浮かせ落とします。
 『あっ、あっ、あぁ、あっ、あっ、あぁあぁ。』
 短い喘ぎが妻の口から洩れます。
 私はそんな痴態を見せる妻が、なぜか無性に腹ただしく思い、妻のお尻をそれ以上落とせないように手でブロックしてしまいました。
 『いやぁ・・止めないで・・・手を退けて・・』
 動きを止められた妻が哀願します。
 【奥さん気分を出しているじゃないか。自分から腰を振るなんて旦那に悪いと思わないのか?】
 妻は一時私の事を忘れてセックスに没頭していたのです。
 『あぁ、ごめんなさい、あなた。みゆきを・・イヤラシイみゆきを許して。でも、だめなの。我慢出来ないの、腰が勝手に動いてしまうの。あなた、あなたゆるして。』
 自分でもこれほど意地悪だとは思いませんでした。妻を言葉で苛める事に快感を覚え歯止めが利かないのです。
 私を裏切っている。疑似彼に嬲られている妻を、悦びの声を上げる妻が憎らしく思えるのです。
 何故なんだ。他の男に嬲られて悦んでいるのか?私の知っている貞淑な妻はどこへ行ったのだ。それともこれがみゆきの本性なのか?私ではそこまで感じさせることが出来なかったのか?私じゃ感じないのか?
 千路に乱れる心を偽りさらにエスカレートしてゆく私。
 【奥さんもう俺と離れられないだろう?どうだ、おれの奴隷になるか?】
 SMビデオで男が言うセリフです。奴隷・・・セックスの奴隷・・・なんて女性を冒涜する言葉でしょう。
 でも、私はさしたる抵抗も無くスラスラと口にしました。言ってから私の中にそう言う願望が有る事に気付いてしまいました。
 妻を奴隷に・・・セックスの時だけは奴隷にしたい。何でも言う事を聞く女にしたい。私のどんな要求も拒まない女にしたい。結婚以来セックスに淡白な妻を、イヤラシイ事を拒まない妻にしたかった。そんな願望を持ち続けていたのでした。
 【どうだ奥さん。奴隷になれば毎日でも抱いてやるぜ。嫌と言うほど感じさせてやる。オマ○コが乾く暇も無い位嵌めてやるぜ。】
 ことさら野卑な言葉を使いました。
 『あぁ、なる。なります。奴隷になりますから突いて。』
 妻のこの言葉に怒りがこみ上げて来ます。同時にこんな事を言う妻を、ここまで言わせる疑似彼に畏怖の念を持っているのです。
 【奴隷になったら毎日抱いてやる。その代り旦那とのセックスは禁じるぜ。他の男が使ったオマ○コは嫌だからな。それから生嵌め中出ししかしないからな。妊娠しても構わないな。】
 人妻に言う言葉では無い。そう思いながらも疑似彼の私は自分の所有物になったみゆきを独占したくて言います。
 『あぁ・・・そんな事出来ない。夫を愛しているの。夫に抱かれたいの。』
 当然です。さしたる理由も無く夫を拒むことは出来ないでしょう。まして愛していると言ってくれるのです。私はほっと胸を撫で下ろしました。
 【奴隷になるんじゃないのか?なら、止めようぜ。】
 『いやぁ・・・だめ、ダメなの。夫をこれ以上裏切れない・・・あぁでも、カラダが・・熱い・・・カラダが疼く。・・・・どうしたら・いいの?・・・あぁ・・みゆきおかしくなる。』
 私は引導を渡すように下から一気に膣奥目がけ突き上げました。重い衝撃に妻が呻き声を上げます。二度三度と突き上げ、また先程と同じ様に手で支えてしまいます。
 『あぁぁぁ・・ごめんなさいあなた。みゆきは・・みゆきは・・お願いします、私を奴隷にして下さい。何でも言う事を聞きます。夫ともセックスしません。お願いです。』
 堕ちた。妻は完全に疑似彼に支配されてしまいました。
 それからの妻は下から突き上げる私に翻弄され、あられも無い痴態を繰り広げ乱れに乱れます。
 オマ○コから白濁した本気汁を流し、太股は愚か膝下までバターを塗りたくったように粘つく淫液で濡らしています。
 1度射精した私も2度目の射精の時を迎え様としています。
 【奥さん・・・みゆき。中で出すぞ。】
 『あぁ・・来て。来て、出して。』
 妻はもう中出しを嫌がりません。疑似彼である私の精液を注がれる事を望んでいます。
 妊娠の可能性もこの際気にならなくなりました。3人の子供と年の離れた子供。出来たら出来たで育てる積りでした。
 子宮に注がれる精液で妻がどんな反応を示すか、それを知りたかったのです。
 『あぁ・・・出ている。あぁん熱い。いっぱい、出ているぅ。・・・みゆき・・汚されちゃった。あなた・・みゆきを許して。愛しているの。汚れていてもあなたを愛しているわ。愛しているのはあなただけ。・・・でも、カラダは・・言う事を聞いてくれないの、許して。』
 妻の心お動きが益々判らなくなりました。
 愛していない男に抱かれ、中出しを許せる妻と愛しているけどセックスはしないと口走った夫。妻の心はどちらに有るのでしょう。
 しかし考える気力が湧きません。2度の射精で体力を消耗した私は猛烈な睡魔に襲われ、妻のカラダの上で寝てしまったのです。

 翌朝目覚めると妻が居ません。慌てて起き上がり部屋を出ました。
 『フン♪フン♪フン♪』
 キッチンから妻の鼻歌が聞こえてきます。ジュウジュウ炒める音が聞こえます。
 『あら、あなた起きたの?まだ寝ていても宜しいのに。』
 妻はご機嫌な様子です。
 【みゆき・・・夕べ俺。】
 『あなた。昨夜は凄かったわ。結婚して以来初めてです。あんなに感じたの。私あなたに愛されて幸せよ。ありがとう、お疲れでしょう。今日はゆっくり休んで下さい。』
 疑似彼プレイの事は聞けませんでした。妻の、何のわだかまりも持っていない様子にホッとした気分と愛おしさにキッチンに立つみゆきを後ろから抱き締めてしまいました。
 『あっ、あなた。危ないわ。もう、お互い若くないんですから。朝っぱらからいやらしいわ。』
 妻は怒っているのでは有りませんでした。むしろ続けて欲しい様子です。
私は妻の頤に指を掛け心持上を向かせ、kissをしました。
 この日は、昨夜の異常愛にも係わらず、凄く満ち足りた気分でこれまでにも増して妻を愛していたのです。それなのに・・・・


【ドルチェ・アマービレ】(28)

 結局食事が終わるまでに、減点は5以上になっていた。
 『お嬢様、最初にお話しした通り減点が5を超えてしまいましたからお仕置きをします。三船さん、お嬢様に例のモノを。』
 「判った。本当にアレをやっても良いのかな?・・・お嬢様にはキツクないか?。」
 アレ、例のモノ・・・なんの事だろう?でも、聖さんは恥ずかしいレッスンと言っていた。
 怖いなぁ・・・玲子さんのお姉さんだもの。きっと・・玲子さん以上のSなんだろうなぁ・・・でも、最近少しエッチな事にも慣れてきたから大丈夫よね。。
 『はいお嬢様。これに着替えて。』
 また着替えですかぁ?この家に来てから3回目。聖さん私を着せ替え人形に見立てて遊んでいるのかしら?
 黒いワンピース、フリルのついたエプロンを組み合わせたエプロンドレス。白いフリルの付いたカチューシャ。
 『これって・・・メイド服・・コスプレですか?・・・はぁ~。』
 聖さんはやっぱりコスプレを愉しんで居るんだ、着せ替え人形として。私はため息をひとつ付いてしまう。
 『何を言っているの。良く意匠を見なさい。』
 どう見てもメイド服・・ですよ、聖さん。。
 『良い、お嬢様が誤解しているようだからお教えしますけど、お嬢様が想像しているメイド喫茶の衣装はフレンチメイド型。これはヴィクトリアンメイド型。仕事着である事を重視した物です。勘違いしないで下さい。それにこれは午後用の仕事着です。本来は午前中からあのような格好は致しません。午前はプリント地の服に白いエプロンと、帽子を着用するの。』
 確かにスカートがロングドレスだ。テレビで見たメイド服はマイクロミニだった。短いスカートから下着がチラつき、生足が見えている。
 『それにフレンチメイド服としても装飾が華美です。不思議の国のアリスをイメージした積りなのでしょうが、アリスはゴシック・アンド・ロリータ。メイドとは明らかに違います。アリスの衣装はヴィクトリア朝の上流階級の子供服がモデルで、メイド服のモデルはベルギーの民族衣装。出自が違います。』
 へ~ゴス・ロリのモデルが不思議の国のアリスねぇ?・・・としたら・・メイド服を着て『お帰りなさいませ、ご主人様。うふっ。』などとしなくても良いんだ。良かったぁ。
 『もうすぐ拓人様がお帰りになられます。まず玄関先でお出迎えして、お荷物を受け取ってお部屋に運ぶのですよ。そうしたらお着替えのお手伝い。お食事の準備をしたら、お風呂の準備をします。最後にナイトキャップをお持ちして、オヤスミになられたら部屋の電気を消して今日の仕事はお終いです。』
 『あのぅ・・・本当にメイドの仕事するんですか?恥ずかしいレッスンじゃないのね。』
 ちょっとがっかり・・・・違~う!・・・エッチレッスンをして欲しくない・・・欲しくないもん。・・・欲しくな・い・・・欲しいかも。・・・・欲しい。
 綾歌・・・またエッチな気分になったのね。

 『あら、眼がトロンとして来ていますよ、お嬢様。恥ずかしいレッスンと聞いて想像するなんて。本当はいやらしい子なのね。拓人様が見たらびっくりするわ。教え子がこんなにエッチだったなんて。』
 あぁ・・・聖さんに言葉で苛められている。判っているのに妖しい気分になってしまう。
 『お嬢様早く着替えなさいな。一杯働いて貰うわよ。・・・カラダを使って。』
 カラダを使う・・・ああん・・・いやらしい響き。
 『さあ、愚図愚図しないで、着替えなさい。』
 はあん・・・着替えるの?・・・裸になるのね。
 『今からはお嬢様とお呼びしません。良いわね綾歌。』
 あん・・・怖いわ、お姉さま。綾歌、優しくして欲しいの❤
 『さ、拓人様を出迎えるのよ。』
 『あぁん・・教授を・・・私のカラダに迎え入れるの?綾歌ヴァージンなの。怖い』
 『綾歌、綾歌』
 聖さんの平手が頬を数回叩いた
 『ちょっとぉ・・綾歌・・・妄想は止めなさい。』
 へ?妄想?・・・・・うわ~ぁ!やってしまった。人前で妄想だなんて恥かしい。
 『ひゃぁ』
 聖さんの手がショーツのクロッチの部分を触っている。
 『ふふ、綾歌。あなたは妄想族なのね。これは益々愉しみだこと。お姉さんが後でタップリ可愛がってあげるわ。でも今はお仕事中なの、さっさと着替えてここに立ちなさい!』


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HIRO(S)

Author:HIRO(S)
HN:HIRO(S)
年齢:秘密
性別:秘密
地域:関東地方
動機:gooで削除されたので。
一応フィクションとしてますが、ナイショ
写真は・・・・いけないんだぁ

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