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【明日晴れるかな?】(23)

 『はぁん。・・・ふぅん。はぁ、はぁ。あぁ、あぁ。』

 真由美の鼻声が漏れて聞こえます。
 常務のモノを横銜えして舌を滑らせているのです。
 手を使えないために、多少ぎこちなさは有りますが、それでも十分常務は感じているようです。
 ギンギンに張った肉棒は、表面に血管が浮き節くれ立ち瘤を形成しています。
 真由美は男のモノを口にするのは初めてではありませんが、今までの男とは明らかに違う常務の肉棒に、畏怖していました。
 オスの生命力を感じていたのです。
 これまで付き合った男達は、さらりとした整った形をしていました。
 縦笛のように表面はつるりとして、亀頭もそれほど張っていたわけでは有りません。
 常務の肉棒はゴツゴツとした印象で、禍々しい外見です。肉棒と言うよりも鋼の棒と表現したほうが相応しいように感じられます。
 それでいて、無機質には感じられません。
 唇と舌に感じるソレは灼熱の肉棒でした。

 (常務の・・・オチン○ン。・・・あぁ、逞しい。・・・これが私の中へ。・・・)

 真由美は先程よりも熱い迸りを膣に貯めています。

 『プシュッ!』

 妙な音が響きました。
 真由美の股間がお漏らししたようにビチョビチョに濡れています。

 『あっ・・・』

 真由美は粗相をしてしまったと思いました。
 愛液が噴出したとは考え付かなかったのです。 初めての経験です、無理もありません。

 『あぁいや。恥ずかしい。』

 羞恥で顔が真っ赤になっていましたが、舌は肉棒から離れることはありませんでした。

 【外してやれ。】

 常務が女に指示を出しました。
 縛ってある手が解かれました。
 真由美は手首を擦っています。そこは鬱血して赤い筋がクッキリと浮き上がっています。
 手の自由を得た真由美は、常務のカラダに手を伸ばし、思いっきり抱きしめていました。
 常務を押し退けるのかと思われた真由美の行動は逆でした。
 常務の首の後ろに手を回し、引き付けようとしていました。
 常務の分厚い唇が真由美の口を覆って塞いでいます。
 常務の唾液が真由美の口腔を犯しています。
 真由美は躊躇いもせずに喉を鳴らして嚥下して行きました。
 常務の腰が真由美の股を割って下半身に密着しました。
 常務は真由美の口から唇を離すと、耳元で何かを囁きました。
 
 【両足を膝の後ろで抱え込む格好になりなさい。】
 
 仰向けの真由美は太股をお腹の方へ密着するように引き寄せ、手で膝の後ろを支える様な格好になりました。
 しかし、両膝はピッタリ合わされています。

 【足を拡げて、真由美のオマ○コを見せなさい。】

 常務の恥ずかしい命令です。
 この格好は、真由美が子供の頃に外でオシッコをした格好によく似ていました。
 仰向けになっているのが、当時と違う所です。
 その恰好を思い出して、真由美は激しい羞恥に陥ります。
 
 『あぁ・・いやぁ・・・恥ずかしい。・・・』

 真由美の陰毛は若い女性に相応しく、綺麗に処理されています。
 その為に、かえって常務の目に容易く映ってしまうのでした。
 
 【真由美のオマ○コはイヤラシイな。・・パックリ口を開けて涎を流しているぞ。】

 常務の言葉責めです。
 本当は綺麗な縦筋が通っていて、プックリと膨れた花芯が少し覗いているだけなのですが、常務はわざと恥ずかしい言葉を並べたてます。

 【オマ○コにチ○ポが欲しいんだろう。淫乱娘。】

 『あぁ・・そんな・・・はい、欲しいです。・・・ご主人様のおチ○ポ、欲しいです。』

 言葉責めの最中、ずっと常務の亀頭は真由美の花芯を弄くっていました。
 その刺激に真由美のカラダはより強い刺激、挿入を待ち望んでいたのです。

 (あぁ・・常務・・・ご主人様。)

 真由美は、常務をご主人様と呼び掛ける度に火照って行くのが感じられました。

 (ご主人様・・・なんだか、とても安心する。・・・どうして?どうしてなの?・・私を
犯し、玩具にしようとする人なのに、どうして安らぎを感じるの?)

 真由美は自分の中に湧き起こる感情に、戸惑い困惑していましたが、心に芽生えたモノを消し去る事は出来ませんでした。

 (あぁ・・・ご主人様。・・・真由美を・・・あなたの・・・ご主人様のモノに・・・して下さい。・・・・あぁ・・・嬉しい。・・・入って来る・・・ご主人様の・・・おチ○ポが入って来る。・・・あぁ大きい・・キツイ・・あぁ・・壊れちゃう・・あぁ・・壊して。真由美を壊して下さい。・・・・あなたから、離れられなくして下さい。)

 真由美は、小学・中学・高校・大学と成績は常にトップクラスでした。
 初潮を迎える頃から、男子に負ける事が悔しくて堪りませんでした。
 絶対に男子に負けない。男子を見下ろしてやる。
 肩肘を張って生きて来たのです。
 恋愛も自分が主導権を握っているのが好きでした。男子を翻弄するのが好きだったのです。
 自分から告白した事は1度も有りません。常に男子からでした。
 男が自分に媚び諂うのが当然だと思っていた真由美でした。
 しかし、心の奥底では自分を屈服させる強い男の幻影を想像していました。
 男に好きなように嬲られる。真由美のオナニーはその想像から始まります。
 その想像が現実になったのです。
 真由美はついに自分の願望に正面から向き合う事になったのです。
 そして、・・・真由美は手に入れました。

 『ご主人様』と呼ぶ存在を。


【明日晴れるかな?】(22)

 『あぁうぅ。あぁん。イイ。イイの。』

 真由美は涙と汗にまみれた顔を振り乱して声を張り上げています。
 真由美の股間を女が占領していました。
 女の腰にはペニ・バンドが装着されています。疑似男根が真由美のオマ○コを抉るように前後左右に動かされているのです。
 ローションと真由美の愛液でオマ○コはベトベトになっています。
 明らかにローション以外の粘性の有る白濁液が真由美の膣から溢れ出しているのです。
 本気汁・・・・と言う奴です。
 女が本気で感じると透明な愛液が白濁した汁に変わる事が有ります。その本気汁を真由美は垂れ流しているのです。
 女の腰使いが激しくなっています。
 出し入れする疑似男根も白濁液にまみれて光っています。

 『あぁ・・・あぁ・・・イイ・・・感じる。』

 真由美は女に玩具にされて感じている自分が信じられません。
 しかし、カラダの奥底でチロチロと燃える炎に焙られて、理性の箍が外れかかっていたのです。
 先程口にした「ご主人様の奴隷になる。」
 その言葉も真由美を縛っていました。
 本当に自分は、奴隷の身分に堕ちたのだと思ってしまいました。

 「真由美、ご主人様のおチ○ポ様にキスしなさい。」

 女が不意に命令しました。
 訳が判らず目を大きく開けて女を見つめます。
 オマ○コを嬲りながら女が真由美に圧し掛かっているのが見えました。
 それは最前から判っていた事でしたが、その女はその態勢で男の肉棒をしゃぶっていたのです。
 見上げる真由美の顔に女が垂らす涎が降り懸かって来ます。
 女の口に出入りする肉棒は逞しく、力強い動きをしています。
 女は口を限界まで開いて受け入れている。真由美にもそれが見えました。
 喉の奥まで突き入れられて、苦悶する女。
 女が突き入れられる度に真由美のオマ○コにも、女のペニ・バンドの疑似男根が突き入れられました。

 『あぁあ。』

 真由美が小さな呻き声を上げました。
 女が突かれている姿を見ているうちに、自分も男に突き入れられている姿を想像したのです。

 (あぁ・・・真由美。おかしくなってしまう。・・・・あぁ・・アレ・・大きい。)

 (私もして欲しい。・・・・あぁ・・・真由美・・馬鹿な事を考えないで。・・)

 「欲しいでしょう、真由美。」

 肉棒から解放された女の口から、有無を言わせない口調で決めつける言葉が放たれました。

 (そんな・・・こと、・・・ない。。)

 心の片隅で否定しようとする真由美。

 『んぁ。』

 女が強く真由美のオマ○コを突きあげました。
 何度も何度も。
 突き上げられる度に真由美の心は挫けて行きました。

 (もうだめ。・・・カラダが・・・カラダが・・・・)

 「欲しいんでしょう。・・・だったら、お願いしなさい。」

 『・・・・・・。』


 『・・・・・・・・・・・・。』


 「もう良いわ。あなたにはあげない。ご主人様のおチ○ポ様は私のモノよ。」


 『あっ・・そんな・・。』


 真由美は思わず叫んでいました。

 『私にも、下さい。・・・ご主人様の・・・下さい。』

 あげないと言われると、何故か欲しくて堪らない気持ちにさせられました。
 男のモノが真由美の口の近くに寄せられたのはその時です。
 真由美はむしゃぶりついていました。
 与えられたモノを逃すまいとするような勢いです。
 真由美は夢中で舌を這わせます。男の亀頭をアイスクリームを舐めるようにペロペロします。


 【美味しいか。】


 男は常務でした。聞きなれたその声は今の真由美には甘く聞こえます。


 (ご主人様が声を掛けて下さった。・・・嬉しい。)


 真由美は堕ちました。


【明日晴れるかな?】(21)

 茎胴を上下の唇で挟むようにして動かしています。 丁度ハーモニカを吹くような格好です。
 『あぁ、欲しい。・・・・常務の逞しいチ○ポが欲しい。・・・』
 ユリは常務の男性器を思い出してウットリしています。
 真一とのつまらないセックスにユリは我慢も限界でした。

 (いっそ夫に全てを告白して楽になりたい。)
(常務との仲を許して貰いたい。)

とまで考えてしまうのでした。

 何とも虫が良すぎる考えですが、色欲で霞んだユリの目には、真一の目の前で常務に逝かされ大声を上げてヨガる自分の姿と、それを見ている真一が自慰をしている姿が浮かんでいます。

 「寝取られマゾ」
(・・・・夫の真一がそうであれば良いのに・・・・。)

 ユリは色ボケした頭でそんな事まで想像してしまうのです。

 『はぁ~ん。イク・・ご主人様・・イク・・ユリ、逝っちゃいます。・・・逝っても良いですか。・・イク・・あぁ・・逝きそう。』
 散々教え込まれたセリフを自宅のキッチンで吐いています。

 『ふぅ~ん、はぁ。ご主人様ぁ・・・どうして・・・抱いて下さらなかったの。・・ユリにご主人様の太くて、長くて、硬いチ○ポを下さい。』

『・・・好きなの。・・・ご主人様のチ○ポが良いの。・・・・』

『・・夫のチン○ンじゃもう、逝けないの。・・・ユリにご主人様の子種を・・・白い精液をタップリ下さい。・・・ユリを孕ませて・・・ユリにご主人様の子を産ませて。』

 ユリは最近、バイブでの自慰の時には、思いっきり背徳的な言葉を声に出していました。
 そうするとゾクゾクした感覚が背骨を駆け上り脳に凄い刺激を与えてくれるのです。
 その言葉が夫を裏切り、夫を蔑む言葉であればある程、深い絶頂をもたらしてくれるのでした。
 
 それはユリが、無意識の内に精神のバランスを取ろうとして成した行為です。
 散々弄ばれたユリでしたが、片時も夫の事を忘れた事は有りませんでした。
 自分がどんなに夫を裏切っているのか。
どうしても関係を断ち切れない自分への苛立ち。
自分を裏切り続ける肉体への嫌悪。
 愛する夫への罪悪感、自責の念。
 それらがない交ぜになって、発狂寸前にまで追い込まれた結果、生み出された窮余の避難人格でした。
 自分は元々淫乱な女で、その夫は寝取られマゾ・・・妻が他の男に抱かれてしまう事に、嫉妬と異常なほどの興奮を覚えてしまい自慰する性癖の持ち主。
そう思い込もうとしていたのです。

 そう思えば愛する夫が悦ぶ事を自分はしているのだ。
常務に抱かれるのは、夫の為。
 だからもっともっとイヤラシイ自分になってもイイ。
 夫の為に淫乱になる。
夫の為に好きでもない相手に抱かれる。
夫の為に嫌いな男の情婦になる。
夫の為に他人の精液を子宮に受け入れる。
夫の為に他人の男の精液を飲む。
夫の為に他人の男の子種で孕む。

夫の為に・・・夫の為に・・・夫の為に。

 少しでも現実がユリに襲いかかればその瞬間に崩壊してしまう人格なのです。
 
 ユリがキッチンでガタガタ震えています。
 オナニーの興奮から醒めたユリは自己嫌悪に襲われています。
燥状態から鬱状態への切り替えが行われたのです。
 どうしようも無いほど自分が汚れた存在に感じられ、この身を消し去りたいと思っているのです。
 危険なまでに落ち込んだユリでしたが、少し経つと落ち着きを取り戻しました。
 
 『真ちゃん。・・・・真ちゃん、真一。・・・・・あなた。・・・ゴメンね。』


【明日晴れるかな?】(20)

 自分の愛撫によって妻が濡れたと勘違いをした真一は、挿入に逸っています。
 おざなりの愛撫を終えると、ユリのオマ○コに突きたてました。
 『ヒィ・・・痛い。痛いの。あなた・・真ちゃん止めて!。』
 久し振りの性交で余裕のない真一にその言葉は届いていません。
 ただひたすら己の欲望を吐き出すことしか考えられないのです。
 ユリの膣は引き攣れ、痛みが走ります。
 【うぉおおお。】
 挿入してから数分で真一は射精してしまいました。
 
 夫はユリの隣で、だらしない恰好のまま鼾をかいて寝ています。
 ユリの目から、涙が止め処無く流れています。
 隣に寝ている夫が酷く離れた存在に思えて仕方が無いのです。
 自分の撒いた種にも拘らず、夫を非難する心が湧いて来ています。

 ユリの心は、いま自己正当化への道を辿ろうとしています。
 常務に罠に嵌められてから、ずっと心を庇うようにして来たユリは、格好の材料を見つけてしまったのです。

 (真ちゃんは、私の事が嫌いになった。・・・夫以外の男に汚された私をもう、愛していない)
(・・・もう・・・どうなっても良いわ。・・・・・真一に捨てられるのなら・・・仕方が無いのよ。)
 ユリの心の中で諦めの気持ちが徐々に大きくなってしまいます。
 いっそ常務にこの身を任せてしまえば・・・・・

 (違う、違う、私じゃない。私は真一を愛している。こんなの私じゃない。)
 激しく首を振り、邪な考えを振り払おうとしました。
 ユリは夫に縋りつくと、その胸に顔を埋め夫の乳首をチロチロ刺激します。
 疲れから寝てしまった真一はなかなか起きません。
 ユリは更に大胆になって、夫の股間の方へ顔をずらしました。
 力無くうな垂れる夫の性器。
 常務のそれと比べてしまうユリが居ます。

 『小さい・・・・』

 思わず口に出していました。
 結婚当初は大きくて痛いと思っていた夫の性器。
 そもそも真一とセックスレスになったのは、ユリが性交痛を恐れたせいです。
 その事とお互いの仕事の都合によるすれ違いが生んだものです。
 それが・・・・恐れていた性交痛どころかめくるめく快楽に翻弄され、一気に開花してしまったのです。

 ただ相手が夫では無かった事が悲劇の原因です。

 常務により無理やり開花させられたユリの性は、その異常な状況で狂い咲きました。
 30代の健康な女性であるユリは、嫌々ながら甘受してしまったのです。
 一度関係をしてしまうと、後はズルズルと常務の言いなりになってしまったのです。
 夫の顔をまともに見られない日々でした。
 何時かバレる。気付かれる。
 嫌なのに求められると拒否できない。
 ユリの女が言う事を聞かないのです。
 カラダに刻み付けられた印はユリを見えない糸で縛りつけます。
 夫に相談していれば数日で解決した筈です。
 恥ずかしくて惨めな経験を夫には知られたくない。話したら嫌われてしまう。
 根拠のない恐れが夫に言えない秘密を生み、次々に嘘を重ねて行ったのです。
 しかし、ユリのカラダは正直でした。
 夫以外の男に抱かれたら感じるのに、夫では感じない現実を突き付けられたのです。
 そっとベッドを抜け出し、台所へ行きました。
 シンクの扉を開け奥から隠してあるバイブを取り出しました。
 黒光りするソレは、リアルな男性器を摸しています。傘の張った亀頭や青筋を立てている太い茎胴、根元付近から枝分かれしている突起が無ければよりリアルに感じた事でしょう。
 ユリはバイブを両手で捧げ持ち亀頭部分にキスをしました。
 常務に仕込まれた技巧を発揮して舌を這わせています。


【明日晴れるかな?】(19)

 ユリは自宅の前で逡巡していました。
 夫の真一と顔を合わすのが躊躇われるからです。しかし、何時までも玄関前の共有スペースに佇んでいるわけにも行きません。
 ユリが音を立てないように玄関のドアを開けて、滑り込むように中に入っていきます。
 夫はリビングで待っていました。
 険しい表情をしています。
 『た、ただ今戻りました。』
 普段のユリの言葉遣いでは有りませんでしたが、真一は気が付かないようです。
 【お帰り。・・・・そこに座って。】
 目の前を指し示します。
 いつもなら隣に座るユリでしたが、夫に言われて正面に腰を下ろします。
 
 しばらく夫は何も言いません。
 ユリは生きた心地もなくただじっと夫を見つめています。
 心臓が早鐘のように鼓動を打ち、のどが渇いてヒリヒリしていました。
 【・・・・俺・・・ユリと一緒に暮らせない。】
 ユリは衝撃を受けています。恐れていたことが現実になったのです。
 自業自得とは言え、現実になると目の前が真っ暗になってしまいます。
 激しい後悔がユリに襲い掛かってきます。
 (どうしよう、どうしよう。・・・いやだ、真ちゃんゆるして、ユリを許してください。)
 【まさか・・・と、思ったよ。初めて知った時には。】
 『違うの、違うの、真ちゃん。』
 ユリの目から涙が溢れていました。
 【目の前が真っ暗になったよ・・・・どうして?どうしてなんだ。】
 ユリの目から今では大粒の涙が零れています。
 真一の言葉一つ一つがユリの心に突き刺さります。
(あぁ・・・真ちゃん・・・あなた・・・ごめんなさい。・・・・私は・・・馬鹿な女です。あの時、あなたに全部話していれば、こんな事にはならなかった・・・・あなたに知られるのが怖くて・・・汚れたユリを愛してくれないかもしれない。そう思ってしまったの。)
 【何でだよ、俺が何をした?俺はそんなに酷い事をしたのか?】
 ユリがブンブン頭を振っています。
 (そんな事無い。全部ユリが悪いの。・・・・あなた・・・真ちゃん。あなたを苦しめてしまった。・・・どう償えば許して貰えるの。許して貰うにはどうすればいいの。)
 【チクショウ!】
 真一はひと言叫ぶと、ユリの前に仁王立ちになりました。
 乱暴にユリを立たせると、唇に吸い付きました。
 『んんんん。』
 真一はユリの服が破けるのも構わずに裸にしていきます。
 ビジネススーツのボタンは千切れ、スカートのチャックは壊れ打ち捨てられました。
 ショートとお揃いのブラも肩ひもが引き千切られてしまいます。
 ユリは夫の荒々しい行為に、怯え両手で胸を隠そうとしました。
 『あなた止めて。・・・乱暴にしなくても。』
 夫の怒りの凄さにユリは竦んでいます。
 服を剥ぎ取られて全裸になったユリは、涙を更に流しています。
 (あなた・・・・ユリが憎いのね。・・・あなたを裏切った私が・・・)
 夫が仕置しようとするのなら、甘んじて受けなければならない。と思っていてもユリはカラダが言う事を聞きません。
 無意識のうちに力が籠りカラダが固まってしまうのでした。
 夫の指が乳房に食い込み、激しい痛みをユリに齎します。
 いつの間にかソファーに押し倒され、両足を限界まで広げられています。
 貪るようにユリの股間に吸い付く真一に技巧は有りません。
 強く啜り舐め廻します。
 ユリのオマ○コは真一の唾液でベタベタに汚されてしまいました。
 表面は唾液で濡れていますが、ユリのオマ○コの中は乾いていました。
 濡れないのです。
 (・・・あなた・・・・ユリのカラダは可笑しくなってしまったのかな?以前ならこれ程の刺激を受けたら・・・感じていたのに・・・)
 ユリのカラダは中年のイヤらしくねちっこい愛撫に慣れてしまったのでしょうか、真一の力技には反応しなかったのです。
 オマ○コに真一の指を感じてもそれは変わりませんでした。
 その事実にユリはまた泣きます。
 常務によってカラダを作り変えられてしまった・・・そんな後悔の念に押し潰されそうです。
 その一方、頭に浮かんだのは真一の未熟さです。
 若さゆえの自分本位な愛撫、常務のそれとはまったく違いました。
 哀しい事に常務の愛撫を思い出してしまう自分がいます。そして常務の愛撫を思い出してユリは濡らしてしまったのです。
 こんな時に常務を思い出してしまう、背徳感にユリは言い様も無い程興奮しています。


【明日晴れるかな?】(18)

 部屋は女の住まいのようでした。
 玄関から延びる廊下を奥に進みますと、華やいだ雰囲気と沢山の花で飾られたリビングが有りました。50畳位あります。そこに面してバルコニーが拡がっています。
 右側にジャグジーが左側にウッドデッキが据えられていました。
 廊下の途中、玄関から見て右手に20畳ほどの寝室がその奥にはウォークインクローゼットが細長く作られています。
 廊下の左側には台所、浴室、トイレの他にパウダールームが作られています。

 「ようこそ、真由美さん。ここは私の家よ。」
 部屋に入ると女は人が変わったようです、真由美に対して言葉を掛けます。
 「当分の間あなたはここで暮らすのよ。・・・・ここを出られるのはあなたが完全にご主人様の奴隷になった時よ。」
 女はまるでSMクラブの女主人のような口ぶりです。
 真由美が拒絶の言葉を口にする前に、女は顎を掴み真由美の顔を捻りました。
 「うぐっ。」
 顎が軋み、鋭い痛みが走ります。
 「口答えは許しません。あなたに出来ることは言われた事に従う事だけよ。」
 そう言うと真由美の頬をビンタします。
 「ウッ・・あぁ。」
 頬には赤い手形がクッきり浮かんでいました。
 こういう時・・・女は手加減をしません。男ならある程度手加減しようと考えますが、女同士だとそれがありません。
 手に憎しみが篭っているように思えます。
 真由美も負けていません。真由美は不自由なカラダを捩りながら女に向かって言い放ちました。
 「なによ、ふざけないで。奴隷ですって、馬鹿馬鹿しい。今すぐ放しなさい。そうすれば警察に言うのを勘弁してあげる。」
 
 ビシッ・・・真由美の頬がまた音を立てて鳴りました。
 続けて2発左右の頬を殴られます。
 「生意気を言うんじゃないわよ。あなたはもう逃げられない。奴隷になってここを出て行くか死んで出て行くか2つに一つしかないの。そうだわ、仮に逃げても恥ずかしくて外を歩けないようにしてあげる。」
 女は加虐に酔っているようです。
 真由美を蹴倒した後にキッチンに入ります。そこで探し物をして出てきました。
 倒れ伏している真由美の髪の毛を束ねて掴むと、手にしたキッチン鋏でばっさり切ってしまいました。
 「きゃぁぁぁ。」
 真由美は悲鳴を上げます。
 女が切った髪の毛を真由美の目の前にぶら下げたのです。
 「あらあら、そう言えばわたしは美容師ではなかったわ、ごめんなさいね、ほほほほっ。」
 女が高和笑いを上げています。
 
 「逆らえばどうなるのかこれで分かったでしょう。・・・・返事は?メス豚!」
 もう完全に女はSMクラブの女王様気取りです。
 真由美は何をされるか分からない恐怖に震えています。
 女の問いかけに抗う気力も萎えてしまっています。
 小声で
 「・・・はい。」
 間髪を入れずに、頬を叩き女が問い掛けます。
 「なに?聞こえないわよ。お前は、自分がメス豚だと認めるのね?」
 「は、ハイ、認めます。」
 女が手を振り上げました。
 真由美は思わず身を縮め首を竦めます。
 「きちんと自分がメス豚だと言いなさい。」

 「・・・わ、わたしは・・・め、メス豚・・・です。」
 「わたし?・・・何を気取っているの? お前はこれから自分のことを言う時には名前で言うのよ。真由美はメス豚です、ご主人様のセックス奴隷として可愛がって下さい。この位は言いなさい。」
 そう言うと女は倒れている真由美の顔を足で踏み付けました。
 それ程体重を掛けられている訳ではありませんが、真由美の顔が歪んでいます。
 女の足裏は真由美の流す涙で濡れています。
 真由美は苦しさから逃れるため、無理やり心を捻じ曲げます。
 「・・・真由美は・・・・メス豚です。・・・ご、ご主人様の・・せSEX・・・奴隷として・・・可愛がって・・・くだ・・さい。」
 真由美は屈辱と恥辱に耐え、閊えながら何とか言い切りました。


【明日晴れるかな?】(17)

 『・・・・真由美・・・』
 ユリが重役秘書の休憩室兼更衣室で帰り支度をしています。
 あれから真由美が姿を見せない事を気に病んでいます。
 真由美の飲んだコーヒーに何を入れてしまったのか、酷く後悔しています。
 常務執務室の扉の前に立ち、中の様子を窺ったのですが何も聞こえません。
 常務が就任してから、改造工事が行われて防音になったのです。
 中で何が行われているのかとても気になりますが、夫の真一から今日は早く帰って来るように言われています。
 【大事な話が有る。今日は早く帰って来てくれ。】
 いつものように、ユリねえと呼び掛けもせずに硬い表情をしていました。
 徒ならぬ真一の態度にユリもまた硬い表情になってしまいました。
 『はい。』
 そう返事するのがやっとでした。
 ユリは来るべきものが来たのだと思いました。
 真一を裏切り続けた自分にはどんな話をされようと、受け入れるしかない事も判っています。
 真由美が心配だと言うのは自分に対する良い訳です。
 家に帰りたくなかったのです。
 真一に逢うのが怖かったのです。
 (真ちゃん。・・・違うの、違うのよ。あれは無理やり・・・脅されたの。う、裏切る積りは無かったの。あぁ、信じて。愛しているのは真ちゃんだけ。)
 ユリは重い足取りで銀行から家路につきました。

 一方真由美は地下駐車場から、常務の車に乗せられ連れ出されよううとしていました。
 後部座席に常務と並んで座らされています。
 運転手を務めているのは例の女です。
 真由美はカラダを屈折させ常務の股間に顔を埋めています。
 その顔が上下に動いているのですが、それは常務が掴んだ手の動きによってでした。
 逆強制イラマチオの態勢です。
 真由美の顔は涙と涎でベトベトに濡れています。
 「ウゲェ、ゲホ。グェ・・」
 えづきの音が車内に木霊しています。
 真由美の口腔は常務の吐き出す先走りの液により、汚されて行くのでした。
 喉の奥まで常務のチ○ポを呑みこまされている真由美の理性は、自分を守るように思考停止し、この暴虐に耐えています。
 運転手の女は時々ルームミラーを見ながら腰をもじもじし、太股を擦り合わせています。
 「真由美・・・全部飲むんだ。」
 常務が不意に声を出しました。
 「ぐぅ・・ふぃゃあ・・ふぃゃあ・・・・ふぃゃあぁ。」
 真由美は拒絶の声を上げますが、常務のチ○ポに口を塞がれているのでまともな言葉に聞こえません。
 「出すぞ。」
 真由美は何とか逃れようともがきますが、常務の手がガッチリ頭を固定して動けません。
 
喉の奥に2度3度と飛沫を感じています。口腔一杯に青臭い匂いが拡がっています。口の中は常務の精液で溢れんばかりになっています。
 何時までも常務の手は真由美を押さえ付けいます。口の中の男根は未だ勢いを減じていません。
 「溢すなよ。溢して車内を汚したらお仕置きだ。・・・裸に剥いて車外に放り出してやる。」
 常務は心にもない事をわざと口にして真由美を脅します。
 良く考えれば、常務にその様な事が出来る筈が無いのです。やれば自分の身が危険になります。
 しかし真由美はその事に思い至らず、全裸で恥を晒す自分を想像してしまったのでした。
 「・・・・コク・・・・コク・・・・・・コク・・・・・・コク。」
 真由美は涙を流しながら、常務の精液を呑みこみます。
 真由美には初めての飲精です。
 苦くて粘るその液体には何万何十万もの精子が、真由美の卵を求めて蠢いています。
 真由美は魂を汚された気分で、絶望の淵を辿っています
 
 車はとあるマンションの駐車場に止まりました。
 常務が真由美を引きずるように車外へ出します。その後を女が歩み、エレベータの前で先に立ちボタンを押します。
 階数ボタンの表示は20階を表示しています。
 このマンションの最上階に当たるようです。 コンドミニアムと称した方がよいのでしょう。


読者の皆様に感謝申し上げます。

 昨年3月末、実質4月から始まったこのブログ。
 先程カウンターの表示を見ましたら10,000ヒットを越えておりました。
 
 画像も殆ど無く、文章のみの、しかも不定期更新のこのブログが一応の大台を超えられた
のも読者の皆様のお陰であります。
 
 正直、ここまで続けられるとは思っておりませんでした。
 最初の頃の情熱が、何時醒めるのだろう?  
 日々戦々恐々とした感覚で居たのも事実です。
 
 ブログは自分の勝手。気ままな態度で居られるほど『right』なものでは無かった。
 クリックして下さる、読者が居て初めて成立するのです。・・・・ね。

 HPを持っていた頃も想いましたが、そのサイトを生かすも殺すも見て、読んで下さる方を忘れてはいけないのだと改めて感じた次第です。

 アダルト・・・・官能小説と銘打って始めたブログ。
 タイトルを考えた時に『天使』と【悪魔】を対比させたのは、自分の中に存在する、清らかな??心と非情な心、その二つを、顕在化するのを抑えている日々に倦んでいたからです。
 それを解放してみよう。
 自分がしてきた事、自分が体験してきた事、それをベースにして書いて見よう。
 どの部分がそうなのか?は秘密にして(^_-)-☆

 時々、書いていてこれは・・・知られたらマズイ。
 女性読者に手口を知られてしまう(>_<)  なんて事は考えてはいませんけど(^_^;) 
 露骨な表現、汚い事はあまり書かないように気を付けて来たつもりです。

 これからも重い内容はさらりと流し、登場人物全てがハッピーエンド?になるよう書いて見ようと思います。
 鬼畜系に見えても、その根底には【 愛 】 が 流れていると思って下さいね。 

 それでは、お礼の言葉に代えて??

 女性読者の皆様   HIRO(S) から【 愛 】を込めて CHU❤

 男性読者の皆様   HIRO(S)から【 ありがとう! 】・・・・・男性にはキスは(^_^;) 

 中性読者の皆様   HIRO(S)から【 おおきに! 】・・・・使い方イイのかな?

 これからもご愛顧のほどよろしくお願い致します。  m(__)m  

 special thank’s 数々の作中・登場人物 特に女性登場人物へ CHU❤CHU❤(^_-)-☆



 

 
 
 

【明日晴れるかな?】(16)

 「頃合はよさそうだな。そろそろ頂くとするか。」
 常務が声を掛けると女が真由美の股間から離れて、上半身の方へ移動しました。
 「い、いやだ。やめてよ、離して。」
 真由美は抵抗しようとしますが、拘束された手足は動きません。
 真由美の秘口に常務の亀頭が宛がわれます。
 2度3度と肉のあわいを寛げる様に上下させると秘口から蜜が溢れてきて、常務の亀頭を濡らします。
 先走りの液と混じり合い一層滑らかな動きを与えられて、常務がじっくり真由美の秘肉を味わうように、一寸刻みに押し込んでいきます。
 「うぅむ。」
 真由美が生々しい呻き声を上げます。
 引き裂かれるような感覚が真由美の膣に起こりました。
 真由美が今まで経験した男達はこんな感覚を与えた事が有りません。
 真由美の膣が壊れてしまう恐怖です。
 キツキツの肉洞に隙間なく張り付く熱い常務のシンボル。
 押し、引かれようとする動きに抵抗しぴっちり咥え込んだようになってしまいます。
 「締め付けるなよ。そんなに嬉しいのか?」
 真由美の神経を逆撫でするような言い方を常務はわざとします。
 その言葉に真由美が反応するのが愉しいのです。
 否定しようとする真由美ですが、張り裂けそうな股間の感覚に耐えるだけで精一杯で声が出せません。
 それでも、常務は押したり引いたりを試みます。
 上体の方へ回った女もあらゆる所を刺激して真由美を責めています。
 「うぁぁ。」
 切羽詰った声が上がりました。
 真由美です。
 絶え間なく上半身に与えられる刺激が、真由美のカラダを的確に追い上げていたのです。
 真由美の肌には汗が滲み火照るカラダを冷やそうと足掻いています。
 ズズッ。
 「あひぃ。あぁ。」
 遂に膣の抵抗に綻びが生じたのです。
 膣壁が自分を守ろうと分泌した液体が潤滑油になりました。そう、愛液です。
 一度緩むと後は何も抵抗出来なくなりました。
 潤んだ秘肉は綻び柔らかく常務の男根を包みます。
 常務のモノが前後に動き出します。秘肉を掻き分け出入りするそれは、ヌラヌラと濡れ光っています。
 粘性のある透明な液体が少しずつ量を増やしていきます。
 「あはん、あぁ・・あぁん。・・・うぅん。・・・はぁぁ。」
 真由美の呻き声が甘やかな声色に変わってきていました。
 その声を聞くと常務の動きが激しくなってきます、
 真由美に打ち付けるように、常務の腰が大きく躍動します。
 「ぬちゃぬちゃ。」
 真由美のアソコから卑猥な音が響いてきます。
 「うぁぁ・・・はぁん。」 「あぅん、あぁ。」 「ふぅ、はぁ・・はぁ。」
 真由美の息が途切れ途切れに吐かれています。
 常務の動きが変わりました。腰をローリングする動きです。
 深々と挿された男根が真由美の子宮を押し上げています、その接点を中心に腰が動かされているのです。
 愛液が潤滑油となっていても、真由美の膣は、まだまだ余裕がありません。
 隙間なく埋め込まれた男根によって、膣内を掻き回されるのです。
 真由美は声を張り上げてよがります。
 「あぁぁん、イイ・・・あぁ・・・イイ。・・・・凄い、あぁ・・・・凄い、」
 真由美の口から快感が口に出されるようになりました。
 子宮を頂点に回される男根は真由美の膣口を拡げ、出来た隙間から空気の漏れる音が聞こえます。
 「あぁいや・・・恥ずかしい。・・・お願い、聞かないで。」
 動きを止める願いではありませんでした。真由美は与えられる快感に酔い、正体をなくしてしまいそうになっています。
 「はっはっはぁ・・・あぁ感じる。・・・感じる。・・・おかしくなるぅ・・・・」
 
 「うっうっ、あぁ、あぁ・・うっあぁん。ふっぅ、あぁ、やぁ・・。」
 
 「はぁん。・・・・イイ・・・あっああ・・・イイ・・あぅ・・ああ。」

 「ダメ・・・いやぁ・・・もう・・・もう・・・あぁん。・・・ひっ・・・ぁぁ。」

 真由美の上げる声のトーンが段々カン高くなって来ました。
 そろそろ真由美は絶頂を迎えようとしています。カラダが瘧に掛かった様に間歇的に震えだします。
 常務はニヤリと微笑むと、いきなり男根を真由美の膣から引き抜いたのです。
 
 「いやぁ、いやぁ・・・だめ、ダメ、行っちゃ駄目。・・・。戻って。」
 
 「お願いよぉ・・・・最後まで・・・逝かせて・・・あぁ・・・酷い。」
 真由美は半狂乱です。自分が何を口走っているのか判っていません。
 「いやぁ・・・やぁ・・続けて・・・して・・・やって・・・」
 真由美が泣き叫んでいる間も上半身を嬲る女の動きは止まりません。いえ寧ろ強く捩じったり、甘噛みしたり、強い刺激を送り込みます・

 「続けて欲しいのなら、俺の奴隷になると誓え。」

 常務はニヤニヤしながら、真由美の反応を愉しんでいます。口に出して言わせるのが、女を堕とす早道なのです。
 真由美の口から言わせて覚悟を決めさせるのです。

 常務は無言の真由美のクリトリスを強く掴みました。

 「ひっ・・・うぅむっ。」
 真由美は軽いアクメを迎えカラダを突っ張ります。身動き出来なくてもカラダに緊張が走った事で、それと判ります。

 常務は引き抜いた男根を真由美に挿入し、数回出し入れし、また引き抜く動きを繰り返し行います。
 決して逝かせないように、刺激が途切れる事が無い様に調整しています。

 「うぐぅ・・ぁぁ・・・ひぃぁ・・・はっ・・・や・・・。」
 「おぉっ、ぁぁ。・・・ひゃぁぁ・・・らめぇ。」

常務の動きがピタリと止まります。これで何度目でしょうか。
 真由美の股間からは、淫らな液がダラダラ溢れだし辺りを汚しています。

「・・・・なる。・・・なりますから・・・・して。・・・」
 真由美は絞り出すように言います。


【明日晴れるかな?】(15)

 『??』
 真由美の下半身は常務に悪戯されていますが、その手とは別の手が真由美の上半身を弄っていたのです。
 (え?なに?手が・・・ひ、一人じゃないの?・・・)
 上半身に与えられる感触は無骨な常務の指では有りません。むしろ繊細な女性の指です。
 (他に女性が居る?)
 真由美は羞恥心を呼び起こされ全身が真っ赤に染まってしまいます。
 細くしなやかな指が、真由美の乳首を挟んで揉みたてます。
 必要以上に力を入れないその動きは男の揉み方とは明らかに違います。
 上半身への柔らかい刺激と下半身への荒々しい刺激に追い立てられ、真由美は域も絶え絶えに喘いでいます。
 「あっあっぁあ。・・・あひぃ。ひっ・・・ひっ・・・くぅぅぅ。」
 「あっぁぁぁぁぁぁぁ。」
 女の上げる恥ずかしい呻き声が室内に響き渡ります。
 真由美は
 「はぁはぁはぁはぁはぁ。」
 と、荒い息を吐いています。
 どうやら軽く逝ってしまったようです。
 真由美の決意とは裏腹に真由美の体は快感に耐えられなかったのです。
 常務だけなら耐えられたのかもしれません。しかし名も知れない女性の指が真由美を堕としたのです。
 常務と女性の位置取りが反対になりました。
 (あぁ、だめ。あの指で・・・・逝かされてしまう。・・・あぁあっ・・・堕ちる。堕ちるぅ・・・・)
 二度目の絶頂はすぐに訪れました。
 女性特有の繊細な指使いに、真由美の女は激しく啼いてしまったのです。
 股間の辺り一面は、淫液で噎せ返るような女の匂いに包まれています。
 真由美の様子を見た常務が離れて何かをしています。
 常務はタオルと洗面器1杯の湯を用意したのです。
 真由美の股間に蹲る女性に何かを言っています。
 女性は素直に頷くと、常務の手から道具を受け取り、真由美の股間に再度蹲りました。
 気を失って弛緩している真由美の足をMの字に開きました。
 真由美は女の泉を曝け出していることも知らずに、気を失ったままです。
 女性はまた常務から道具を受け取り、キャップを開けると中のジェル状のモノを股間に塗りました。
 塗り終わった女性が手にしたモノは、男性用の髭剃り器でした。
 女性はまず、真由美の下腹部の土手を彩る翳りを軽く剃りました。
 それから足を極限まで開かせて、大陰唇を摘むとその脇の部分の陰毛を剃り始めます。反対側も同様に伸ばして、剃りあげます。
 
 「すっかり綺麗になったな。」
 常務が女性に頷くと、その女性は片付けを始めます。
 実は、途中から真由美は失神から覚めていました。
 しかし、剃毛されていることに気がついてもショックで声を上げることが出来ませんでした。
 ジョリジョリする音が少なくなるに従い真由美の心の中に諦念が沸き起こってきたのです。
 (もう・・・こんなカラダにされて・・・・)
  哀しみと、恥ずかしさと、悔しさと、怒り。
 色々な感情が爆発しそうでした、女性の指がクリトリスに置かれて剃り始めると、今まで抱いていた感情を起爆剤にして、妖しい感覚が全身に拡散したのです。
 置かれた指が真珠色の蕾をグリグリ擦ります。
 「うっぁっあっああ。」
 また声が出てしまいます。
 恥ずかしい液が亀裂から漏れています。真由美は否応なく自覚させられました。
 女のカラダは嫌々でも、刺激に弱いのです。
 しかも、触っているのは同性です。どこをどう触れば感じるか知り尽くしているのです。
 流れ出た淫蜜は遮る陰りを失っていた事で、お尻を伝い溢れています。


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年齢:秘密
性別:秘密
地域:関東地方
動機:gooで削除されたので。
一応フィクションとしてますが、ナイショ
写真は・・・・いけないんだぁ

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