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【明日晴れるかな?】(11)

  時計の奏でるメロディでユリは放心状態から覚めました。
 既に深夜2時を過ぎています。
 自宅のソファーにもたれ掛かっていたユリはのろのろとカラダを起しました。
 
 ユリは深い悔悟の念を抱いています。
 自分が犯した過ちが信じられません。二度と気を許さない覚悟で、決別の為に赴いた筈でした。
 あれから2度、支店長に抱かれてしまったのです。
 三度目はユリから求めてしまったのです。
 ユリの頭から真一の姿は消えていました。自分は支店長の奴隷なのだ。ご主人様に抱かれたい。その思いだけしか浮かびません。
 何度も何度も昇り詰め、2度支店長の白濁液をユリの子宮は受け止めました。
 熱い樹液はユリの子宮の中を一杯に満たし、細胞の一つ一つを作り変えてしまったように感じました。
 その想いを口に出して、支店長に告げています。支店長に、ご主人様に聞いて欲しいと願ったのです。
 これからも、支店長に呼び出されればカラダを捧げると約束してしまいました。
 ユリは心の底から湧き上がる悦びに涙が出で来ます。
 捨てないで。とも言いました。夫の事は忘れる。二度と夫には抱かれない、と、誓いを立てました。
 ご主人様だけ、ユリはご主人様だけの女。ご主人様の事だけ考えると宣言していました。

 (なぜ?どうして?あんな事を・・・憎い支店長。真一を愛しているのに。・・・愛する人は真一だけなのに。)

 我に返ってユリは、悔悟と自己嫌悪に陥ります。
 支店長に再度汚されたカラダを清めようと浴室に飛び込みます。
 服ごと綺麗にしたくて、頭からシャワーを浴びます。
 湯で重くなった服が忌まわしくて、服を剥ぎ取ろうと手を掛けました。
 『あっ!』
 股間から生温かいモノがショーツに染み出て来ました。
 子宮に注がれた支店長の精液です。
 『うっぅぅうぅぅ。』
 浴室にユリの泣き声が響きます。
 シャワーの音に紛れて嗚咽は何時までも続きました。
 ショーツを脱いで違和感を覚えます。有るべき陰りが無くなっていました。
 
 『・・・・ヒィ・・・』
 ユリの陰毛が綺麗に剃り上げられています。
 今更ながらに、ユリは自分の仕出かした事を思い出して、泣いています。
 あの時、都合3度目の射精を受け止めた時に、ユリは支店長に請われるまま支店長の願いを聞き入れました。
 「もう。ユリは俺の女だ。オマ○コの毛が無いユリが見たい。」
 『・・・・・・・』

 『・・・・・・・・は、・・・い。ご主人様。』
 あの時は性交の余韻と興奮に、深く考えもせずに同意したユリでした。
 『うぁあ、ああ、馬鹿、馬鹿ユリの馬鹿。』
 
 翌日、真一はユリのどこか上の空の返答と、決して目を合わせない態度に訝しさを覚えてしまいます。
 (疲れか?それにしてはおかしい?)
 しかし聞き出す勇気が有りません。
 そんな日々が暫く続きました。
 2カ月ほどたったある日、久し振りにユリを抱きたいと思いました。
 お互いに仕事が忙しい事も有り、ユリの体に手を触れる事も無かった真一が、久し振りに求めて来たのです。
 ユリは、何事も無い様子で素直に真一の求めに応じます。
 『真ちゃん・・・久し振りね。』
 服の上からでは判りませんでしたが、ユリの裸体が以前より艶めかしく真一には感じられます。
 胸も少し大きくなったような気がします。手を添えると張りが有り、弾力も増したような気がします。
 腰も臀部も少し福々とした印象です。
 真一の手がユリの股間に伸びます。そこは既に濡れています。
 メスの匂いが立ち込め、真一は頭がクラクラしました。こんな事は初めてです。
 ユリの手が真一のモノを握ります。
 真一は勃起しています。痛いほどにギンギンに張っていたのです。
 ユリの手は握ったモノを確かめるように全体を撫で、指がその太さを確かめるように輪を作ります。
 【ゆ、ユリねえ・・・あう・・・・】
 ユリの巧みな手捌きに、真一は忽ち暴発してしまいました。
 『クスッ・・』
 ユリが思わず笑みを漏らします。
 真一はその笑みを年下の自分に対する好意だと思っています。今までもそうでした。
 しかし・・・ユリの心の中は違いました。
 (・・・しょうがないわね、真ちゃん。・・・硬いけど・・・・短くて細いわ。あぁ、真ちゃん。・・・・ご主人様のチ○ポが欲しい。あなたの小さいオチン○ンでは、ユリはもう、感じないと思う。・・・ゴメンね、真ちゃん。)
 
 この2カ月ユリは毎日支店長に抱かれていました。
 支店長は約束通りに支店を去りました。
 本店の取締役常務として赴任したのです。そして、ユリに秘書役を打診しました。
 ユリと後輩の真由美に白羽の矢が立ったのです。
 2人とも秘かに銀行内では美人の誉れが高く、男子行員の間で憧れる者が多かったのです。
 真由美は二つ返事で、ユリも恥じらいながら承諾しました。
 支店長・・・常務の求めている事がユリには筒抜けでした。
 奴隷を傍に置いておきたい。1日中管理したいとご主人様は願ったのです。
 ユリはもう躊躇いませんでした。
 恥じらいを浮かべたのは、常務の愛し方に、期待と興奮を覚えたからでした。
 常務が握手を求めた時には、ユリは濡らしていました。
 手が触れただけで軽く逝ってしまいました。
 毎日遅くまで仕事をする常務の傍で、ユリは秘書の役を立派に務めています。
 元々優秀なユリです。忽ち他行の役員の間でも評判の秘書となりました。
 僅か一月で自行の秘書達の良い姉貴分として慕われています。
 常務はユリが他行の役員に褒められる度に、ニコニコしています。
 「良いでしょう、佐藤さんは私の秘蔵っ子なのですよ。ダメですよ、手を出しては。」
 ユリが褒められると、その日の常務は一層激しくユリを抱きます。
 ユリは常務の前で褒めれれ、常務がニコニコする姿に無上の悦びを覚えていました。
 常務が求めれば何でもする積りです。
 ユリには常務の居ない生活が想像出来なくなっていました。
 夫の真一を勿論愛しています。しかし、常務は違うのです。
 常務はユリの命です。
 その時のユリには、その様な想いしか有りませんでした。
 常務の為に生き、常務の為に女を磨き、常務の愛を受け止める。
 それしか考えられません。
 その常務と、真一を比べています。
 稚拙な愛撫、小さな性器、早漏。
 どれをとっても常務に劣る夫に呆れ、蔑んだのです。
 それが笑みの本当の理由でした。
 ユリは僅か2ヶ月の間に、心まで常務に調教され、支配されてしまったのです。
 


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