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【明日晴れるかな?】(1)

 とある地方都市のごく普通の家族。
 夫:佐藤真一(仮名) 妻:佐藤ユリ 結婚5年目の夫婦です。
 二人にはまだ子供が居ません。
 夫の真一は家電量販店勤務。ユリは銀行員をしています。
 
 『あなたぁ。真ちゃん、起きて朝食よ。』
 テーブルには、久しぶりに暖かい炊き立てのご飯が用意されていました。
 何時もは平日休みの真一と、土日が休みのユリは擦れ違いの生活を送っているのです。
 
 2人が知り合ったのは、大学生の時に同じサークルに所属していたからです。
 妻のユリは真一の先輩になります。
 当時、ユリには付き合っている彼氏が居ました。やはり同じサークルの同期の男です。
 仮にその男をA男と呼びますが、A男とユリは真一が入学してきた頃に別れたようですが、真一はその事を知りませんでした。
 2人が付合い出してから、ある飲み会でユリの元彼のA男が酔っ払って口を滑らせたので真一もその事実を知ったのでした。
 しかしその事は、別に良く有る事だと真一は思っていましたので笑ってA男を介抱しました。
 翌日A男は真一とユリの前に現れ謝罪しましたが、真一が気にしないように答えるとホッとした表情で、その後は良き先輩として真一を可愛がってくれました。

 ユリが銀行に就職した時はまだ良かったのですが、真一の就活は不景気のどん底。
 就職氷河期と呼ばれ、思う通りに就職が出来ませんでした。
 真一がやっと得た職は、家電量販店の店員。そこは真一の地元でした。
  2人は数年後結婚しました。

 【ユリねえ。今日は久しぶりに出かけようよ。ユリねえも休みだよね。】
 真一は今でも妻を当時の呼び名であるユリねえと呼び掛けます。
 『ごめん、真ちゃん。休み返上で出勤。今日中に財務分析しなければならない顧客が有るの。うちも貸し倒れになるのは困るから・・・』
 ユリは融資担当部門に籍を置いています。
 真一はしきりに残念がっていますが、結局は諦めパチンコをして過ごす事にしました。
 
 

 「困った事になったな、佐藤さん。」
 『申し訳有りません、支店長。』
 ユリが融資の窓口を担当したC社が不渡り手形を発行し、裏書に自行の判が押されていた件です。
 手形は偽造された物ではなく、本物でした。
 この手形が決済されると数千万円の損失になります。
 『とにかく佐藤さんはC社を訪ねて探ってくれ、田中さん。君も同行してくれ。』
 ユリと後輩の田中が出かけて十数時間後、何も得る事が無く憔悴した2人が銀行に戻ってきました。既に日付が変わっています。
 
 『支店長。あの、その、申し訳有りません。先方が不在で、待っていたのですが何時までも帰ってこないので、仕方なく帰社致しました。』
 ユリが苦しい言い訳をします。
 
 「その件はもう良い、私の伝で何とか解決した。2人ともご苦労だったね。」
 『支店長・』
支店長室を出て廊下で田中と話しながら、更衣室に向かっています。
 「ユリ先輩、支店長はどうやって不渡り手形を・・」
 『解らないわ。とにかく支店長が解決したと言われたのだから、この件は終わり。今から家に帰って、すぐに朝の支度をしなければ・・・旦那に怒られちゃう。』
 努めて明るく答えるユリです。
 「あちゃ~、お惚気ですか?先輩。良いなぁ、ご主人とどこで知り合ったのですか?私も早く結婚したい。・・・先輩誰か紹介してください。」
 『真由美なら相手はすぐに見つかるわよ。そのナイス・ボディならね。』
 ユリが言うとおり、真由美は肉感的な肢体の持ち主です。
 身長162cm、体重48kg、胸の大きさはDカップ有ります。
 「先輩こそ、エッチなカラダしていますよぉ~。ご主人に毎晩求められるでしょう?」
 真一は確かに毎晩のように求めて来ました、2年前までは。
 求められても、ユリは仕事の疲れとセックス自体が好きではなかったので、真一に悪いと思いながら、3回に2回は拒否していました。
 2年前から真一も諦めたのか、自分に飽きたのか分かりませんが、めったに求めてこなくなったのです。
 そうなると、人の気持ちは勝手なものです。
 ユリは30歳を過ぎた頃から、時々どうしようもなくカラダが疼いてしまいます。
 抱いて欲しいのに、そういうときに限って真一が先に寝てしまうのです。
 ユリは火照ったカラダを持て余し、仕方が無く自分で慰めるようになりました。この年頃になって初めて自慰を覚えたのです。
 (バカバカ、真ちゃんのバカ。欲しいの・・・欲しいのに、寝ちゃうなんて。・・うぅ、クッ、あぁ・・・。)

 ユリは真一の隣に寝ています。
右手で口を押さえ、左手で太股に挟まれた女の秘園で指を動かしています。
 最初は軽くショーツの上から押さえるだけでしたが、次第に動きが大きく強くなって行きます。
 秘裂の縦筋に沿って動かされた指は、湿り気を帯び少しずつ熱を上げていきます。
 ユリの指は柔らかい秘唇の感触とは違う、コリコリした肉芽を感じた時から激しく動き出しました。
 (くぅぅ・・・あはぁん、・・・ダメ・・・動いちゃう・・・腰が・・勝手に動いてしまう。あぁん、・・・私・・・・いやらしい・・・・・ひっ、あぁ・・・とまらない・・・とまらないよぉ。・・・真ちゃん・・・・気づいてよ・・・こんなに・・・淫らなユリを・・・夫の横で・・自慰を・・・している・・・助けてよ・・・真ちゃん。)

 ユリは今更ながらに、夫の求めを拒否して来た事を後悔しています。
 あの時ユリのカラダは、男性経験の少なさから未熟でした。性交痛が有ったのです。
 その痛みが恐怖を呼び、セックスからユリを遠ざけてしまったのです。
 夫の愛撫は好きでした。愛撫だけなら毎晩の様にして貰いたい。そう思うユリですが、男の生理で、それだけでは我慢出来なくなる事も知りました。
 原因を考えてみると、それは真一の若さと経験不足にも一因が有ります。
 真一は挿入に逸り、お互いを気持ち良くさせることを疎かにして己の欲望を吐き出すことに夢中になっていました。
つまり、ユリが十分濡れて準備が出来るまで待てなかったのです。
それではユリの膣が、引き攣れ痛むのも当然の結果です。
 それでも、後戯に時間を掛けていればユリもそれなりの満足があった筈ですが、真一は1度射精すると、一眠りしてしまうのが癖で、しばしばそのまま寝てしまうのでした。
 
 「ユリ先輩!先輩!」
 『あっ、え?』
 真由美に呼びかけられて、我に返ったユリです。
 「ん、もう!・・・旦那さんの事を思い出していたのですかぁ?顔が赤いですよ。」
 『ち、違うわよぉ。変な事を言わないで・・・さ、帰るわよ。』
 ユリは淫らな思いを打ち消すように、ぶっきらぼうに真由美へ返事をしました。
 
 「あぁ、佐藤さん帰る所を済まないが、ちょっと手伝って欲しい事がある。遅くて申し訳ないが頼む。」
 「あっ、じゃあ私が。」
 「いや折角だが、これはベテランの佐藤さんにしか出来ないのだよ、でも田中さん。ありがとう。」
 『判りました支店長。それじゃぁ真由美おやすみ。』




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