天使のような悪魔の声で

　積極的な妻を初めて見たような気がする。
　甘い蜜液が垂らされ、陶然としながら嚥下する｡汲めども尽きぬ泉のように・・・
　「・・・はぁっ・・」
　妻の吐息が鼻腔を擽る｡花の香りが漂う。
　閉じられていたた瞼がゆっくりと開けられた。
　 　積極的な妻を初めて見たような気がする。
　甘い蜜液が垂らされ、陶然としながら嚥下する｡汲めども尽きぬ泉のように・・・
　「・・・はぁっ・・」
　妻の吐息が鼻腔を擽る｡花の香りが漂う。
　閉じられていたた瞼がゆっくりと開けられた。
　妖しく光る猫の目のように爛々と輝いている。
　パジャマの上から逸物がその形を確かめるように摩られる。既に硬くなった男根がビクッと動く。
　「あぁ・・・あなたぁ・・かたい｡・・硬いわ・・」
　妻の指が上下に動く。擦っていた左手がパシャマのゴムを潜り込んで来る。
　亀頭を暖かい手のひらで包まれ捏ね繰り回される｡
　先走りの液が妻の手を汚す。その間にも口唇は妻の舌があらゆる所を舐っている。
　（うぅ・・あぁ・・夢か？・・・いつか見た夢のような・・）
　いつの間にかパジャマごとパンツが引き下ろされていた。
　ひんやりした空気に男根が晒される｡
　身体をずらして舌をくねらせながら、胸から腹部そして股間に妻の頭が移動してゆく。
　一時も舌の動きが滞らずヌメッとした唾液が這いずりまわる｡
　熱い口唇が亀頭に押し当てられた。
　少し離れてからチロチロと舌が亀頭を刺激する。唇で咥え舌で舐めまわす。
　（・・アレ程嫌がっていたのに・・・）
　亀頭が熱い粘膜に包まれた。大きく開けた口に咥えられたのだ。
　ズズッズっと飲み込まれ喉の奥に亀頭が当たる。
　溢れ出た唾液が男根を伝わり玉袋に滴る。
　妻の右手指がヤワヤワと胴を揉み人差し指と親指の輪が時折締め付けるように動く。
　唇が離され妻が言う。
　「うふん・・美味しい・・」
　男根が傾けられ、舌先を使って裏筋をクナクナと舐めまわす。玉袋まで下がってきては舐め上げられる｡
　左手は玉袋を捏ね、玉を転がす。
　私の足の間にあった身体が動き出す。
　妻の右足が私の左足を跨ぐ、妻の両足が太腿を挟む。
　ジョリ・・ジョリ・・
　陰毛で擦りたてるように、妻が上下に動く。
　盛り上がった恥丘とムッチリとした太腿がイヤラしく擦られる。
　片時も止まない男根への刺激と素股にこみ上げてくるものがある。
　それを感じたのか妻の動きが止まり、顔を上げ上目遣いに私を見る。
　見上げる目が細まったと思うと、妻の身体が動きを見せた。
　妻の身体が廻され私の腹を跨ぐ｡
　美尻がゆっくりと迫ってくる。腰が上下左右に振られる｡
　濡れそぼった陰毛、パックリ開いたワレメ。その上に慎ましやかに佇む菊座。
　（綺麗だ。・・・薫のオマ○コ・・イヤラしく閉じたり開いたり・・）
　目の前に迫るクレバス・・膣口がヒクつき充血した淫核が膨れている。
　灯りにテラつく蜜液が一滴私の胸にポタリと落ちた。
　その瞬間、抑えていた言葉を発する。　
　「・・なんて淫らなオマ○コだ薫。・・・よだれを垂らして・・ビラビラがぷっくり膨れているじゃないか・・・」
　私は妻を言葉で嬲ることを思いつき実行した。妻が正気に返り止めてしまっても良いと思いながら。
　しかし、妻の動きは止まらない。
　それに勇気付けられた私は続けて言葉を投げる。
　「膣口がヒクヒクしてるぞ。物欲しそうに開いたり閉じたり。・・・薫どうして欲しい。」
　「イヤァ・・恥ずかしい・・アン・・言わないで・・」
　「・・・ビジャビジャにマ○コ濡らしてるクセに・・・」
　一層尻を揺すりながら更に身体をずらせてくる。
　「ハァうぅ・・」
　淫液を滴らせた性器が口唇に押し付けられた。
　舌を伸ばし下から上に舐め上げる。
　「ひゃう・・・ぅう」言葉にならない呻き声が部屋に響く。
　２度３度と舐めあげてからまた言葉嬲りを続けた。
　「・・・犬のような格好でオマ○コ開いてみな。」
　「いや・・そんな事・・で・き・・・な・い・・」
　「出来るさ。夫の上に大股開いて乗っかるような、淫乱なお前なら。」
　「・・・・」
　「ほらどうした。」そう言うと私はクリトリスを舌先で突く。
　「あぁ・・あぅ・・・イイ・・あなた、あなたぁ・・」