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【疑惑のテンポラリーファイル】(3)

 『あなた、今度の土日ですけど。ミクとミキの進路相談で行けません。ごめんね。』
 単身赴任2年目の事でした。月に1度妻が赴任先に来て、身の回りの世話をしに泊まりがけで来るのがそれまでの習慣でした。勿論その日は久しぶりに妻を抱きます。
ですから、この時は少々残念に思いつい愚痴を言ってしまったのです。
 【そう言う事は2~3週間前には連絡が来るのだろう?どうしてその時に予定を変更しなかったんだ。】
 『ごめんなさい。平日に行けないからその日にして貰ったのです。あなたの所へ行く日を間違えてカレンダーに記したものですから・・』
 【仕方が無いなぁ。・・・悪いけど子供達の事は頼んだよ】
 『来週は行きますから。』
 来週は会社の用事でイベントに出なければなりません、そう告げると。
『そう・・・残念ですけど今月はもう行ける日が無いの。来月まで我慢してね。』

 その月は何となく不機嫌なまま仕事に追われ過ぎて行きました。
 翌月、妻がいつもより早い週に来ました。
 久しぶりに夫婦水入らずで食べる食事は、どこのレストランの豪華なコース料理よりも美味しく、ビールもあまり飲めないのですがその日は2本も飲んでしまいました。
 飲み付けないビールを飲んだせいか眠くなり一眠りしてしまい、気が付くと妻はもう入っていました。
 常夜灯代りに夜中付けておくスモールランプがこの日は消してありました。私に背を向けて寝ている妻のうなじにそっと口付けし、妻を揺り動かす。
 『みゆき。起きてくれ、ねえみゆき。』
 しかし妻は起きません。何度か起こそうとしましたが、結局妻は起きませんでした。日頃の疲れが出たのだろうと、自分の性欲を無理に押さえ、中々寝付けなくてイライラしながら天井を見詰めていました。
 『ひろくんゴメンね。』
 妻の寝言でした。この時はひろくんと呼ばれていましたので、微笑ましく思い、その寝言を聞いて、私のイライラが解消して眠りに就く事が出来ました。
 翌日午後早くに妻は帰って行きました。赴任先は飛行機では行けない場所で、電車では時間が掛かる厄介な所でしたので、早く帰らなければならないのです。
 短い逢瀬に私は少々不満でしたが、妻はそれほどでもない様子で帰って行きました。

 さらに翌月妻が何時もの週に来ました。
 水炊きに里芋の煮っころがし、これは自宅で作って来たもの。私は好き嫌いが多く、魚が食べられません。以前は肉ばかりで野菜も取らなかったのですが、最近年のせいか野菜を食べるようになり、妻も「漸く健康に気を付けるようになったのね。」と少し安心したように言うと、もう一品ナスの生姜焼きを出して来ました。
 【鍋にナスの生姜焼きかい。単身赴任では食べない食い合わせだな。】
と言うと。
 『普段何を食べて居るの?脂っこい物や肉ばかりじゃないでしょうね。今あなたに死なれたら大変。』
 と、冗談ぽく言うので、苦笑いして。
 【解ったよ。病気で寝たきりにでもなったら、お前に浮気されかねないからな。】
 『・・・あなた、酷い。』
 妻が気分を害して後ろを向いてしまいました。
 軽い冗談の積りだったのです。私は妻に近づき肩を抱きました。
 妻はその手を振り払い、言います。
 『ひろくん酷い事言うから、今夜は無しね。触ったら承知しないから。』
 【そんな・・俺もうずっとみゆきとしていないんだ。我慢出来ないよ。】
 『だめ、どうしてもって言うなら手でしてあげる。』
 流石にそこまでするのは余りにも惨めで、泣く泣く断りました。
 私もそれで気分を害し、妻に背中を向けて寝てしまいました。
 夜中何かの音に目が覚めた私は、妻が向こうを向いたまま泣いているのに気が付きました。
 【みゆき、どうした、何故泣く?】
 『何でも無いの。あなたと離れて暮らすのが急に淋しくなって。・・・』
 【みゆき!】
 私は切なくなって妻を抱き締めました。
 しかし、妻はそれ以上の事は断固として拒否します。
 『気分じゃないの。なし崩しにエッチしたくない。』
 そう言われると、手出しが出来なくなり、布団を被ってふて寝する羽目になってしまいました。
 
 翌日【なあ、ゴールデンウィークに二人で旅行しないか?何とか休みが取れそうなんだ。】
と言うと妻は。
 『ごめん、もうお友達と旅行予約しちゃったの。』
 【何だよ、そんなの断れよ。友達なら何時でも行けるだろう。俺は中々休みが取れないんだぞ。】 
『でも・・・』
【まだずっと先の話じゃないか。キャンセル料だって取られないんだ。断れよ。】
『相談してみますから、少し待って。』
 仕方なく、後で連絡する事で了承し、妻が帰って行きました。2月の事でした。

 翌週夜9時に電話してみました。しかし妻は出ません。携帯にも電話してみました。しかし〈~電源が入っていないか~〉例のアナウンスが聞こえたので切りました。
 夜はめったに外出しない妻が居ません。どうしたのかと思っていたら夜11時過ぎに、それも携帯にメールが入っていました。
 この間、妻のバックから携帯の着信メロディが聞こえて来たので問うと、娘との連絡用に買ったと聞き、私にも番号とメアドを教えるよう言ったら。
 『でも、めったに使わないし、家の電話で間に合うから。それに携帯の会社が違うから高く付くし。』と最初渋りましたが、重ねて言うとしぶしぶ教えてくれたものでした。
 メールには。
 『ごめんなさい。今夜は例の件でお友達とお話しながら飲んでいました。着信に気が付かなかったの。もう遅いからメールにしておきます。』
 そこで携帯に掛け直すと、やはり電源が切られています。
 仕方なくその日は寝ました。


【プリムローズ】(9)

 【うつ伏せになって、尻を高く掲げるポーズを取って。】
 零二が恥ずかしい格好をするように指示する。詩織は躊躇いもせず頭をベッドに押し付けお尻を高く掲げ誘うように尻を振る。
 零二の目に、菊門が飛び込んで来た。その下に息づく膣口、爆ぜたクリトリス。全てを曝し、零二を誘う。
 ゴクリ。零二が唾を飲み込む。詩織の卑猥な格好に欲情を刺激されている。零二が誘蛾灯に惹かれる蛾の様に菊門に舌を延ばす。
 『はぅ。』
 詩織が呻く。ぴちゃ、ぴちゃ、音を立てて啜る。尻を割り大きく広げ肛門を晒す。
 膣口は口を開き、愛液を吐き出している。零二はクリトリスから肛門まで舐め上げた。
 『ひぁあ』詩織が堪らず声を上げる。
 気を良くした零二は、何度も同じ動きを繰り返した。
 『あぁん、はぁ・・うぅ・・ほぉお・・』
 詩織は辺り構わず声を張り上げ、快感を訴える。零二の舌が剥けたクリトリスを転がす。
 身を捩り逃れようとする詩織の尻は零二の手でガッシリ固定され動けない。
 小陰唇を唇で挟み引っ張る。亀裂を覆うように口を付け、息を吹きつける。祕肉が押され膣の中に空気が入り込む。詩織は初めての経験に期待と不安の慄きを示す。
 零二はいきり勃ったチ○ポを握り締め詩織に近づくと、一気に奥まで挿入した。
 ブゥブブブ。
 空気が漏れる音が響く。
 『いやぁ・・・聞かないで。』
 詩織が叫ぶ。バックから入れるとピストン運動の途中挿入の角度によって、空気が入り込み、音が出る事が良くある。しかし最初から音が出て詩織は恥ずかしくて堪らない。
 零二の抽送もワザと角度を変え、恥ずかしい音が出るようにしている。
 『ゼロ・・オジサン、止めて恥かしすぎる。』
 詩織の全身は羞恥の為真っ赤に染まっている。零二は願いを聞きいれ詩織から怒張を引き抜いた。
 すかさず詩織は零二の方に向き直りcondomを外した。そして四つん這いの格好のまま怒張を銜え込んだ。
 頭を前後に激しく揺すり、零二を責めたてる。
 好守を変えて詩織がようやく主導権を握る。零二も詩織の口技に驚きながら快感に酔う。
ゴム無しの生フェラはやはり気持ちが良い。
 【おう、詩織・・気持ちイイ。】
 零二も呻く。微妙に舌が竿に絡みつき吸引の強さに胴震いする。
 急速に高まる射精感を詩織に告げた。
 【このまま出すよ。】
 『ダメ。出すなら中でお願い。』
 【ゴム無いよ。まずいだろう。】
 『いいの。オジサンを感じたいの。出来たら出来たで私一人で育てるから。迷惑はかけないわ。だからねえ、中で出して。』
 零二は躊躇したが詩織は零二を押し倒すと、上から繋がり激しく腰を振る。上下の運動を暫く続け子宮に当たる感触を愉しんだ。
 詩織はその間に何度も軽く逝った。
 小さな波がさざ波のように連続して押し寄せる。
 上下の運動を前後に変えクリを刺激し大きな波を待つ。
 詩織が大波を迎えようとする時に、零二も海底噴火を起こそうとしていた。
 下から突き上げる動きが加わり詩織のカラダが零二の上で跳ね、波間に翻弄される小舟さながらに波の頂から深い波間に落ちた。
 『あぁオジサンいく・・イクぅ・・イクぅう。あっイクぅ。』
 海底噴火が始まった。
 【うっ、出る・・ぐぅ出るっ。おぉおう。】
 二人はほぼ同時に果てた。詩織のカラダは硬直し、やがて弛緩する。零二の腰は痙攣し、宙に浮いた腰がドサリとベッドに落ちた。
 荒い息のままきつく抱き締め合う二人が口付けを交わし、お互いを貪っている所へベスが入って来た。
 『詩織、ゼロはどうだった?満足した?』
 詩織は零二のカラダから降り、ベスが手渡すビールを一口飲んで答える。
 『うん。ベスありがとう。オジサン最高だった、私達相性良さそう。』
 『そう、良かった。・・あらあら、詩織。・・・そこまで気に入ってくれたの。』
 ベスの目は、詩織の陰部から流れる白濁液を見ていた。
 『途中で欲しくなっちゃった。・・・ベス、これからも使わないわよ。良いでしょ?』
 『あなたが決める事よ詩織。私にもゼロにも止める権利はないわ。責任も・・認知はするけど、・・・取らない。それはミストレスの選択。』
詩織は満足だった。男に媚びず、男に隷属せず、親権争いも最初から存在しない。煩わしい事を抜いた関係に。


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