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回想録 ~二人の玲子~ 43

 最初に戻ってきたのは綾子の方だった。
 ほんのり上気した頬に、羞恥の色を重ねている。
 私は綾子をアトリエの中央右側に立たせ、両手を前に交差させて突き出すよう指示した。
 綾子は素直に従い、手首の上で交差させた。
 部屋の隅に備え付けたチェストの鍵を開け、その重々しい蓋を開ける。
 ギギィ・・・錆付いた音が響く。
 永い歳月使われていない様子が見て取れる。埃除けの布、油紙などを取り除き中から、目的のものを取り出した。
 紅く着色された縄・・・麻縄の束が5束。
 二つ折りにした縄を交差した手に巻きつけ縛る。長く伸びている縄尻を引っ張り上げ、頭の後ろへ来るよう調整する。
 この格好だと、脇の下・胸の張りが強調され、女性にはかなり恥ずかしい筈だ。
 縄尻を処理し、乳房を締め付ける方向へ変化させ、乳房の上部・下部へと二重に巻きつけ終了する。
 別の束を取り出し、腰に巻く。
 垂らした縄を綾子の股間にショーツの上から着けていく。
 女の敏感な突起、泉の源泉、後ろの恥穴にピッタリ当たる様瘤を作り締め上げた。
 また、別の束を取り、乳房の縄と腰部の縄を縦に結ぶ化粧を施す。勿論、後ろ手に緊縛した場所を更に固定するための処置も行う。
 更に両足首にそれぞれ縄を結んでおく。
 そこまで準備してから私は、天井から降りている、荷物運搬用のウィンチ・・・窯の材料や粘土の運搬用に設置したもの・・・を操作し、綾子の頭上に下ろしていく。
 後手に縛った縄をフックに掛け、徐々に引き上げていく。
 脚が床から数センチ離れた所で止めた。バランスを崩している綾子の体が前屈みで揺れる。
 私は床の一部を外した。中には鉄の環がコンクリートの床面にがっちり止められていた。
 左右に離れた鉄の環は、綾子の脚を待っている。
 丁度バランスよく真っ直ぐな体勢になる位置に設置されているため正面からよく見える。
 大きく足を拡げ固定されている綾子は、無防備な肢体を田中の前に晒している。
 ずっと無言で作業していた私はここで声を掛けた。
 「酷く痛む箇所は無いか?」
 『き、キツイですが・・・だ、大丈夫です・・耐えられます。・・あぁ・・それより恥ずかしい!』
 そこへ玲子が戻って来た。
 アトリエに入ろうとして足を止めてしまった。
 天井から釣り下がっている綾子を驚愕の眼で見ている。
 最初の驚きから醒めても、綾子から眼を離そうとしない。
 その目元が朱に染まり、呼吸が幾分速くなっている。喉が1回2回と動いた。
 「何している、こっちへ。」
 頃合と見た私は玲子に声を掛けた。玲子が戻ってきてから数分経っている。
 フラフラと私の前まで来ると、倒れこむように私に縋った。
 そのカラダを受け止め、ゆっくりと床に寝かし付ける。
 玲子は洋服をきちんと身に付けている。
 新たな縄を取り出すため私はチェストに向かった。
 紅い縄がまだ沢山用意されている。
 しかし私はその隣の黒い麻縄を取り出した。
 玲子には後ろで手を交差させ直ぐに乳房を巻いた。
 足を畳ませ太股と足首を縛り足を拡げさせると、Mの字になるよう化粧をした。
 洋服の胸の部分に挟みを入れ、ブラジャーが露出するようにした。
 スカートを捲くりパンティを晒すようした。
 正面から見ると、パンティの船底・・・二重の布に隠された秘唇が見える。
 全ての作業を終えた私は、田中の横の椅子に座り、タバコに火をつけ紫煙を燻らした。
 1本吸い終わると、田中の前に立ち思いっきり強く頬を打った。
 2度3度繰り返すと、眠りから醒めた田中が、薬の影響で瞼が降りようとするのを必死で止めようと眼をパチパチさせて居るのを確認しその場を離れた。
 「な・・・なんだ・・・どうしたんだ?」
 【さて・・・今から罰の始まりだよ。そこでタップリ見ているんだ。】


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動機:gooで削除されたので。
一応フィクションとしてますが、ナイショ
写真は・・・・いけないんだぁ

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