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回想録 ~二人の玲子~ 46

 【玲子さん・・奥さん・・・美味しいよ。凄くイヤらしい匂いまでする。】
 『いやぁ・・嗅いじゃいやぁ・・恥ずかしい・・やめて・・ください。』
 恥ずかしい言葉を聴くたびに花弁が蠢き、熱い蜜を搾り出す。
 これがあの聡明で、清楚な玲子さんの・・・そう思うとペニスが益々滾る。
 包皮を捲り、いまだピンク色の肉尖を空気に触れさせる。
 膨らんだ肉尖に吸い付く。
 キツク吸い上げると快感より痛みが大きいのか悲鳴を上げた。
 『ヒィ・・痛い・・やさしく・・お願い優しく・・吸ってください。』
 吸われる事自体は拒否しない。
 思い切って甘噛みしてみる。グン・・という感じで腰が跳ねる。
 私の鼻が恥骨に当たり痛みが走った。
 『ご・・・ごめんなさい。・・せんせい・・』
 余韻が残るのか、声が震えている。
 溢れた蜜を指に塗し、亀裂の狭間を寛げた。
 亀裂の下側・・・に息づく肛門もヒクヒクさせ・・玲子が悶えている。
 【凄い洪水だ。・・こうするとビチャビチャイヤらしい音を奏でるな、玲子さん、感じているね。どこが感じているのか言ってご覧、】
 定番の言葉責め・・言葉にする事により、より恥ずかしさを強調させる。
 『いえません・・』
 【そう・・・じゃあ。私はこれで。後はご主人と仲良くどうぞ。】
 玲子から離れ、綾子に近づく。
 バラ鞭の柄で乳房の周りを円を描くようになぞり、房で恥丘を軽く撫でる。
 【玲子さんは言う事を聞かない、綾子はどう?】
 『なんでも・・・なんでも言う事を聞きます。』
 【降ろしてやろう】
 吊りから開放すると、床に横たわる。
 長いストレートの髪を掴み、引きずる。
 玲子の股間に綾子の顔を近づけた。
 【・・舐めてみるか?綾子】
 二人の女が同時にカラダを震わす。
 『いやっ・・綾子さんやめて・・』
 『玲子さんごめんね・・・先生のいいつけなの・・』
 田中の股間に玲子の顔が有り、玲子の股間に綾子の顔がある。
 のた打ち回る3人目掛けバラ鞭を振るう。
 打たれた者が身を硬くすると別の者がその身体を舐め溶かす。
 玲子と綾子二人の女を知る男・・田中の顔がゆがむ。
 もう何度出したのだろう?・・いや出そうとしたのだろう?逆流が苦痛だったのは何度目までだろうか、・・・今の田中は出そうとして出せない快楽の虜だ。
 男根の根元を止めたゴムが外される。
 血が止まり、鬱血が男根の表面に痣となる。
 紫色に変色した男根に赤みが戻ってくる。
 玲子はゴムが外されると、夫のペニスから口を離す。
 汚されたくないからだ。
 今の玲子が求めるのは先生の暖かい精液・・まだ口にさせてもらえない。
 ずっと綾子にしゃぶらせている。ただ一度も綾子の口に出していないが・・
 【二人とも起きなさい。そろそろ縄を解く。長時間縄を掛けられない。血の巡りを戻さなければ・・・】
 縄化粧は鬱血の跡を飾っている。
 【そこに蒸しタオルがある。それで少しは鬱血の跡が薄くなる。】
 蒸し器の上に簡易な箱がセットされていた。中には丸めて棒状になったタオルがいくつもあった。
 【二人ともよく我慢したね。よく無茶も聞いてくれた。有難う】
 先生が礼を告げた。
 『そんな・・先生・・お礼を言われるなんて・・』
 【いや・・・二人とも本当の奴隷なんかじゃない。あくまでも疑似体験だからプレイが終わればスイッチを切って元に戻らないと、心が可笑しくなるだろう。この次からは始まる前と終わりに挨拶してスイッチを入れたり切ったりしよう。日常と非日常の区別を付ける事で・・妻の・・玲子のようにならないように。】
 田中の方へ向かう。
 【・・・田中・・どうだ?】
 「うぅ・・止めないでくれ・・・もう一度・・頼む・・・あの気持ちよさが・・苦痛と快感が鬩ぎ合う・・堪らない・・」
 【綾子とも玲子とももう、SEXはさせない、それでも良いのか?目の前で貫かれる二人を見て我慢できるのか?】
 「先生・・・笑わないでくれるか?・・・可笑しいんだ・・目の前で自分の女だったものを嬲られる・・・悔しくて哀しくて、でも興奮するんだ。自分でオナニーする事も出来ないように縛られて・・・嬲られて悦んでいる女を見るのが、その女がお情けで舐めてくれる。それが震えが来るほど嬉しいんだ。俺可笑しくなったのか?多分もう女を抱けない・・・抱くよりも別の快感に目覚めたんだ。」
 【お前のようなのを寝取られマゾと世間では言うらしい。私には判らない感覚だがな。】
 【じゃあ・・お前もシャワーを浴びてこいよ。もう縛る必要も無い。縛らないで見せられた方がもっと、悶えるんじゃないか・・・自分で動けるのに動かない、それなのに見ているだけ。どうだ・・こっちの方がより辛いだろう。縛られていたら無理やりと言ういい訳が出来てしまうが、動けるのに動かず見ているだけ・・・】
 田中がブルブル震えた。
 「先生・・・あんた・・・悪魔だ。よくそんな事思い付くな。・・・でも・・考えると目に浮かぶ・・堪らない・・」
 『・・いやね・・・田中さん・・これが私の不倫相手だったの・・このマゾ男に狂ってたのねわたし・・・惨めだわ。』
 自分の女に指を宛がい、擦りながら綾子が言う。
 彼女も倒錯的な状況に酔っている。
 【さあ、君たちシャワーを浴びて来るんだ。今日の調教は終わりだ。】
 最初が綾子次に向かおうとした玲子を呼びとめ耳打ちした。
 【今夜11時に私の部屋に忍んで来なさい。綾子さんと田中には内緒だよ。】
 玲子は顔を火照らせ頷く。
 シャワーで冷水を浴びても火照りは静まらない。
 帰りの車の中でも一人汗をかいている。
 肌に張り付く服が煩わしい。
 先生の家について食事の支度を始めても静まらない。
 一緒に支度をする綾子が時々自分を見ているのを感じた。
 顔に出ているのか?イヤらしい顔つきでもしているのか?上気した顔を見られているのか?
 この日は珍しく食器を落として壊してしまう。
 先生のお茶碗・・・どうしよう?・・・なんてことしてしまったの。
 お手製のお茶碗・・・愛しい人の・・・壊してしまった。
 落ち込んだ、どうしようもないドジな自分が恥ずかしい。
 大事に扱わなかった訳じゃない、むしろ抱きしめんばかりに扱ったのに・・・自分は悪い女だ。
 考えれば考えるほど・・今夜が怖い。
 先生に愛想をつかれ、拒絶されるのではないか。
 折角誘ってくれたのに、家に着くまでの高揚感が一気に奈落の底に落とされた気分に変わる。
 おずおずと、先生に告げた。
 『先生・・ゴメンなさい。先生の大切なお茶碗、割ってしまいました。』
 先生は割れたお茶碗を見詰め、視線を上げた、
 【怪我は無いかな玲子さん。】
 『え?あ、はい』
 【そう・・良かった。今日のおかずはなに?】
 嬉しかった、茶碗より私を気遣う先生が無性に愛おしい。
 普通なら何でもないような事が嬉しい。
 でも・・「ばかっ」の一言と頭にコツンと頂いた方がもっと嬉しい。叱られるのがうれしい?
 ドキドキが始まる。胸の奥で新たな感情が沸き起こる。
 なんていったら良いのだろう?この胸の高まり、トキメキは?
 『・・・さん。玲子さん、醤油とって』
 ハッとした。妄想の世界で泳いでいたらしい。
 
 後片付けを終わると、どうして時間を潰せばいいのか途方に暮れた。
 TVを見ても何時もなら爆笑する、ねずみ先輩もなべアツもつまらない。
 CDを掛けると偶々入っていたのは竹野内まりあ・・・切ない。
 お風呂に入ると・・・気が付けば肌が赤くなるほどゴシゴシ洗っている。
 (玲子・・そんなに磨いてどうするの?)
 湯から上がって時計を見る・・・まだ9時・・・
 時計の針を睨みつける・・・睨むと早く動きそう・・私ってばか・・
 10時45分・・・心臓がドキドキ・・・針が早く動きすぎる・・・私って馬鹿!
 玲子は少女のように胸がときめいている。
 コンコン・・
 【入りなさい。】
 中から低くって優しい声がする。
 少しの躊躇いのあと、扉を開いた。


クロウエア・エクサラダ【4】

 乗せた枕から一郎さんの匂いがする。
 爽やかな匂いとタバコの匂い。
 1枚1枚脱がされる度に、あの日に還るような気がする。
 獣になったあの日・・私は自分の中に眠る女に目覚めた。
 健一とでは知り得なかった禁断の果実
 ひとくち口にして堕ちた。
 纏った服が葉っぱだと知ってしまったのは、この人のせい。
 この指が、この胸が、この脚が私を狂わせた。
 また、胸を弄られた。
 乳首が痛いほど硬くなる。ピンク色なら良いのに赤茶けた乳輪
 首筋から乳房へ舌が走る。
 唇に指が挿し入れられ舐めさせられる。
 タバコ臭い指が美味しい。
 夫はタバコを吸わない。
 匂いが染み付くかしら?ふとそう思い、クスッとしてしまう。
 それがどうしたの?・・・
 乳首がジンジンする。一郎さんが噛んでいる。痛いよりイタ気持ち良い。
 反対の乳房を荒々しく揉まれる。前のときは優しかったのに・・でも、この方が感じるかも・・・
 あぁ・・やっと・・・ショーツ越しにアソコが触られる。
 縦筋に沿って上下に摺られる。
 ちょっとの間に滑りが鈍くなってしまう。
 ショーツが濡れているからだ。
 指が少し食い込む・・淫裂が綻んで来たから。
 お腹からショーツのゴムを押し上げ一郎の手が入ってくる。
 陰毛がサワサワと触られる感覚がくすぐったい。
 『イッ・・いたい!』
 毟られた。・・ひどい・・・抜け跡がジンジンする・・・ねぇ・・もう一回しても良いよ。
 『ヒッ・・』
 本当にされた・・・
 あっ・・ショーツが降ろされていく。
 いやだ・・捲くれ上がって裏返しになってしまう。
 そ、そんな恥ずかしいこと言わないで・・
 『あぁん・・・見ないで・・汚れてるの・・・』
 一郎さんが裏返ししたショーツを見ている。
 キラキラ光っている・・ちがう・・それ・・恥ずかしい・・やだっ・・匂いまで嗅ぐの?
 あっ・・舐めた・・汚いのに・・・でも・・なんか嬉しい・・・
 あぁ・・やっと・・・やっと・・直接触ってくれた・・
 ああん・・ピチャピチャ音立てないで・・・
 ねえ・・舐めてくださいますか?・・・・うん・・私も・・・舐めたい。
 ジュル・・イヤらしい音・・立てちゃった、だって、美味しいんだもん。
 硬くて熱い・・・わたし・・これ好き・・ちがうよ・・一郎さんのだから・・
 ううん・・そんなことしない・・・健一と比べたりしない・・別だもの。
 一郎さんこそ・・早智子さんと比べたりしない?
 え~酷い・・・私の方がしょっぱいって・・やだ・・ばかぁ・・
 うっ・・指が・・そう・・そこ・・もっと・・ふうん・・・声が出ちゃう。
 『あぁあ・・イイ・・もっと・・触って・・グリグリして・・』
 はしたない声・・発情期の犬か猫?
 あん・・・一杯でちゃうよぉ・・・
 あの日初めて教えられた・・潮吹き・・あれから・・ずっとしたかった。
 健一では出なかったの・・なぜ?
 いじわる・・・不倫だから感じるなんて・・・夫じゃないからって言わないで・・
 『ねえ・・欲しいの・・・一郎さんの・・イイ?』
 お口が痺れる・・・ねえ・・気持ちイイ?・・香織は気持ちイイですか?
 一杯いっぱい・・・頂戴・・いいの・・お口に出しても・・・
 『飲みたいの・・一郎さんの・・・出して・・』
 うっ・・・苦しい・・こんなに沢山・・・苦しかったでしょう・・こんなに・・
 もう大丈夫・・・これから毎日飲んであげる・・え?ば・・かぁ
 香織の中がイイの?・・・本当?・・・香織望んでもイイの?
 嬉しい・・・でも、一郎さんに迷惑かけちゃう・・だから我慢する。
 うん、でも・・明日病院に行く。ピル貰ってくるからね。
 はい・・・もうおしゃべりは止めます。一杯愛して・・


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動機:gooで削除されたので。
一応フィクションとしてますが、ナイショ
写真は・・・・いけないんだぁ

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